二人の母として   作:魁勒犠

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なんかもう完結したい
年っつうことで何百年もたちました
やっぱ完結します
この話か、次の話で


年確認

レミリアが500歳 フランが495歳になった時

 

「いくら何でも飛びすぎでは?」

 

「何言ってるんですかぶっ飛ばしますよ」

 

もう終わらせたいんですよ、もう十分堪能したんですよ

 

「死にませんけど全身の骨が折れますすみませんでした」

 

じゃあ早くなんか異変とかしてください

 

「数百年前に言ったお願い、聞いてくれますか?」

 

やっときました

 

「幻想郷ですね早くいきましょう」

 

「私まだ何も言ってないです」

 

知ってるんです

 

「あなた今日はちょっと気分が悪いんですか?」

 

いえ、特に気分が悪いわけではないんです

 

「その幻想郷に私の娘がいるんですよ」

 

不思議と会うのに躊躇わないのよね こういうのって普通、会うのをためらうと思う

 

「その娘さんが異変を起こしてるんですけど」

 

流石ね

 

「そうなんですか」

 

「何も思わないんですか?これから解決、いわゆる退治しに行くんですよ」

 

そうなんですか、なんかね

 

「なぜか・・・少し、なにかの感情が消えました」

 

何もしてないのにね

 

「何で感情消えるんですか、何かしたんですか?」

 

「何もしてないですよ・・・決して、能力を使いすぎて暴走したのに、それすら無視して能力使って体が消し飛んだのにそれすら気にせずまた能力を使いすぎてまた暴走して消し飛んでの繰り返しでいつの間にか感情が消えていたなんてないですよ」

 

これで完璧

 

「それが原因ですよね」

 

「何を言ってるの分かりません、さあ、早くいきますよ」

 

早く幻想郷へ

 

「ちょっ、なんで私のスキマなしで幻想郷に行けるんですか!?」

 

運んだに決まってるでしょ

 

「わぁ、懐かしい」

 

懐かしの紅魔館ですよ、勢い余って紅魔館の中に来てしまった・・・・・・こんなに広かったっけ?

 

「侵入者ですか?」

 

いきなり声がした、声可愛い というかこの声ってもしかして

 

「・・・何か?」

 

やっぱり、咲夜だ。なるほど咲夜がいるからこの紅魔館が広いのか

 

「え~と、これ出せば少しはわかるかしら」

 

そう言って翼を出す、翼出すのなかなかに久しぶりだ

 

「その翼、吸血鬼、ですか」

 

「そうだね」

 

「お嬢様の、お母様ですか?」

 

やった~、分かってもらえた~

 

「そうですよ」

 

「お嬢様に、会いに?」

 

案内してくるの?

 

「そうね~、レミリアが異変を起こしてるって聞いたから、その理由を聞きたくて」

 

まあ、大体わかってるけど

 

「・・・では、案内いたします」

 

レミリア、成長してるかな~

 

「お嬢様、咲夜です。はいってもよろしいでしょうか」

 

「どうぞ」

 

声はさほど変わってないね

 

「どうしたの咲夜、何かあっ・・・た・・・の・・・」

 

固まった固まった、目が点になってる。成長、してるのかな?

 

「レミリア、久しぶり。覚えてるかしら?」

 

「・・・私は失礼いたします」

 

空気を読める、凄いわね、嫁に欲しいわ・・・無理か

 

「お母様?・・・いや、でもあの時にフランに殺され、でも目の前に・・・あれ?運命も何も見えない?・・・」

 

混乱してる混乱してる、こんな時ってどうすればいいのかしら

 

「質問をしてお母様かを決めていいかしら?」

 

答えなれないかもしれない

 

「どうぞ」

 

「では、私の本名を」

 

「レミリア・スカーレット」

 

「お父様の本名を」

 

「ガイル・スカーレット」

 

「私の妹に本名を」

 

「フランドール・スカーレット」

 

「お母様の本名を」

 

「フローラル・ショット・スカーレット」

 

「・・・妖精の名前を」

 

「アイル、ロール、エイル、キイル」

 

「・・・ほかの住居人」

 

「パチュリー・ノーレッジ、紅美鈴」

 

「最後、毎日私に覚えるようにと言い続けた言葉」

 

そんなこと言ってたっけ?

 

「・・・言ってないと思うわ」

 

「そうね、お母様だわ。ごめんなさい、最後は勝手に言ったわ」

 

良かった~、妖精の名前ちゃんと覚えといてよかった~

 

「用心深いことは、まあ、いいことだと思うわ」

 

あ、私用心深くないね

 

「お母様は死んだってパチェから聞いたけど」

 

「それは、私の能力ね。それで助かったわ」

 

「ではなぜ、すぐに私たちの前に現れてくれなかったんですか。パチェに死んだと伝えどこに行ってたんですか」

 

「最初に謝ったじゃないですか、それに旅に出たいと思ってたんですよ」

 

それでやっぱり家の方がいいと思いました

 

「そうなんですか」

 

「それで聞きたいんですけど、なぜこの異変を?」

 

「フランを外で思い切り遊ばせるためです」

 

「夜に遊べばいいのでは?」

 

「永遠にですよ」

 

ちょっとそれは無理、かな?

 

「私は太陽が好きなんですけど」

 

「それは吸血鬼としてどうなんですか?」

 

「日の光を間接的にでも浴びると背が伸びますよ」

 

「・・・」

 

考えてる、それほど気にしてるのか

 

「その話は本当ですか?」

 

「本当ですよ」

 

知らないけど

 

「フランは・・・」

 

「それなら私の能力で吸血鬼の弱点をなくすことができますよ」

 

どっかに運べば

 

「できるんですか?」

 

「できますよ」

 

「お母様の能力って何なんですか?」

 

「運ぶ能力ですよ」

 

「運ぶ、ですか?」

 

「はい、この能力は上限や限度がないんですよ。どんなものでも、たとえものじゃなくとも運べるんですよ」

 

「チートですか」

 

「とりあえずあなたはこの異変を止めなさい、私はフランのところに行ってくるから」

 

「分かりました」

 

さて、では地下に向かいましょうか

 

「あら、帰ってきてたのね」

 

あ、パチュリー

 

「ただいま、ですね。それよりどうしてあなたはわたしが死んだって伝えたんですか?」

 

「生きて帰ってくるとは思ってなかったから」

 

ひどい、私は信用がないんですね・・・自分でもなぜか認めてるんですよね

 

「フランはあれから場所とかは変わってないわ」

 

どこまで分かってるんですか

 

「ありがとう」

 

たしか、一番奥の部屋だったような・・・ここか

入る前に目を違うところに運ばないと

 

「フラン、入ってもいいかしら」

 

「誰?」

 

覚えてないか悲しいな

 

「とりあえずはいるわね」

 

いやでも10歳だったから記憶力はあるはず

 

「え・・・お母様・・・?」

 

やった、覚えてくれてた

 

「久しぶり、フラン」

 

「お母様、どこにいたんですか?」

 

「ちょっとした旅に出ていたんですよ」

 

「そう、なんだ。外では何が起こってるの?」

 

「あなたを外に出すためにレミリアがいろいろ準備してくれてたんだけど、私が来たから私がすることになったわ」

 

「お母様が私を外に?」

 

「ええ、そうよ」

 

もうやってあるんだけど

 

「じゃあ外で遊べるの?」

 

「ええ、思いっきり遊べるわよ」

 

「じゃあ連れてって!」

 

「行きましょう」

 

もう雑に終わらせていいですか?

 

「フラン!」

 

「お姉様!」

 

わぁ、姉妹愛だ

 

「お母様!外に遊びに行ってもいいんだよね!」

 

「ええ、いいですよ」

 

「行ってきま~す!」

 

「日の光、大丈夫なんですよね?」

 

「大丈夫ですよ」

 

なんかほかのより疲れた

 

「あの、お母様、私のフランと一緒に外で遊びたいのですが」

 

マジですか

 

「いいですよ、弱点はもう別の場所に運んでありますから行って来て大丈夫ですよ」

 

「行ってきます!」

 

すんごい元気、私もうそんな元気ないですよ

この紅魔館でゆっくり過ごします

もう旅は終わりです

ありがとうございました

 

 




終わりです
誰が何と言おうと終わりです
もう疲れました
といってもまた新しい小説をかくつもりですが
まあ、期待はせずに持っててください

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