ハイスクールDevil castle×Dracula   作:二痔升

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年明けて3ヶ月で今年初投稿

あ、タグ追加しました
投稿する前に追加してるはずなので

あとがき調整


17話 前回翌日~ディオドラ戦直前

リアス・グレモリーとディオドラ・アスタロトの対決まで5日…!

なーんて言われても無関係な俺は普段どおりの学園生活を送っていた。

…いや、当の本人であるリアス・グレモリーとその眷属御一行様も普段通りの学園生活を送ってますけどね。

もうちょっと危機感とかはないのかな?

なんか話の流れとしてはアルジェントさんの争奪戦っぽいんだけど…

正直また山ごもりーでもするのかと思ってましたよ。まぁ勝とうが負けようがどっちでもいいけど。

 

「キャアアア!」

「待ちなさい!この変態!」

 

…なんかこれだけで何があったか予想がついてしまうのが悲しい。

とりあえず声のする方へ向かう。

 

「誰か捕まえて!」

 

走ってくる男子生徒二人…予想通り兵藤先輩のお仲間だ。それと追いかける女子生徒も二人。

流石に兵藤先輩は居ないか。

そんなことを考えて俺が突っ立ってると、二人組は走りながらも器用にお互いにアイコンタクトを交わし、俺の両側を通ろうとする。

狙いを定めさせないようにかな?

何にしろ無駄なんだけど。

 

通り過ぎた瞬間に二人の首筋に手刀…をしたように見せかけて魔力で意識を失わせる。

よくある手刀で気絶させるのとか俺は無理だ。

一般人相手とか怪我させてしまいそうで怖いし…

 

「捕まえてくれてありがと」

「全くもうこいつら!」

 

追いかけてきた女子生徒も合流した。

 

「すみませんけど、呼んだ生徒会の人が来るまで居てもらって、事情話してもらえます?」

「いいけど…こいつらにそんなの必要なの?」

 

言わなくてもわかるでしょ、とばかりに蔑むような目線で倒れてる松田、元浜両氏を見つめている。

 

「あぁ、そうじゃなくて自分の為なんですよ。

 色々習ってるんですけど、それを自分の暴力の為に使っているとは万が一にも思われたくなくて…」

 

まぁ嘘。俺が一般人にそれなり程度に強い事を納得させる為の理由でしかない。

 

 

 

「そういや今回は犯人二人だけだったんですか?」

 

待つ間手持ち無沙汰になったので雑談ついでに質問してみる。

もしかしたら現場に3人居たのかな。

 

「そうね。今回はイッセーは見てないわ」

 

「…イッセーだけなら良かったのに」

 

小さく漏れ出した言葉に視線を向ける。もう一人の女子は驚愕からか目を見開いていた。

 

「え、あ…いや、そうじゃなくって!

 ほら、その…グレモリー先輩とかと親しいのにそれでも見に来るのは魅力的だからって事じゃない?」

「う、うん…そうかもね…」

 

俺たちの何言ってるんだこいつ、的な視線に気がついてしどろもどろながら弁明するが、明らかに慌てているし本心から思っての先程の発言とも思えない。

 

「…あ、そ、そうだ、私用事があったんだった! ごめん、先に行くね!」

 

空気の悪さに居心地が悪くなったのか去っていく。

 

「前は一緒に文句言ってたはずなのに…」

「なんか兵藤先輩に対する変な、嘘としか思えない噂をちょっと信じちゃいますね」

 

これがドラゴンの力でもてる、って事なんだろうか…

なんか思ってたのと違う。

むしろ催眠能力とか常識改変能力と言われた方が納得できる。

 

とりあえずその後来た生徒会に痴漢を引き渡した。

 

 

 

そして日は流れゲーム当日。

観戦VIPルームまでの魔方陣に乗ろうとすると…

 

「ショージ、先に言っておく事がある。

 先日イッセーへのヴァーリの忠告があった事もあって、今回のゲームに旧魔王派が来る可能性はかなり高い。

 他の観客はみんなテロを予期して逆に潰すつもりのやつらしか来てない」

 

お前はどうする、みたいな眼でアザゼルが見てくる。

聞くならもっと早く言え。

 

「それ俺なんかよりも先にグレモリー眷属のみんなに言ったほうがいいですよ」

「いや、ゲームが開始する寸前までは行きたいし、あいつらに言った事で変に警戒されて来ないと困るからな。

 当然あいつらが死ぬような事にはならないようにしているが、もしも死んだら相応の責任は取るさ。

 俺の首で済むなら安いもんだ」

 

相変わらずのアザゼルの情報出さないのもだけど、正直あの危機感ないメンツに命賭けるのはきついなぁ…

と言うか身内感情以外ならアザゼルの命の方が重宝されるんじゃないの?

それを死んだら命で詫びるってどんだけ魔王サーゼクスに媚びてるんだ…

 

その後会場で打ち合わせ…をするまでもなく、禍の団の襲撃があれば俺はアザゼルらと同じゲーム用の戦闘フィールドに突撃する割り振りに。

まぁここ以外は全員自陣営の集団で固まってるわけだしなぁ…

魔王も居る悪魔の集団に、天使の集団、オーディンとヴァルキリー、あとはギリシャやインドなど。

…少なくとも現段階で三大勢力に宣戦布告するとこれだけが敵に回る可能性があるわけだ。

単に合法的に悪魔が狩れるから来てるだけ、って立場の人(じゃない)も居ることを願うしかない。

 

 

 

そしてゲームの両陣営エントリーの時間になり、フィールドに転送された瞬間、観戦席のあちこちに多種多様な魔方陣が出現する。

予定通り襲撃されたようだ。

周りから戦闘音が聞こえる。

 

「…やっぱり無理か。

 オーディンのじいさん、手筈通り頼むわ」

 

それまでフィールドへの移動を試みていたアザゼルが、諦めてオーディンに助けを求める。

 

「全く、年寄り使いが荒い若造じゃのぅ…」

 

そう言いつつ、眼の水晶を輝かせ杖で床を突くと魔方陣が広がり、突撃班全員を包むほどまでいった瞬間、周りの風景が変わっていた。

事前説明だとオーディンはグレモリーチームが転送されるポイント、俺たちはアスタロトが転送されるポイントへの移動だったはずだが…

 

「誰もいませんね…」

 

アザゼルの部下?の言う通り誰も居ない。

 

「よし、当初の予定通り散開して旧魔王派を殲滅するぞ」

 

個人的には防衛拠点にする予定の神殿に、ある程度派兵すべきだと思うけどね。

ちゃんとオカ研の全員を保護するつもりが少しでもあるのなら…

まぁ俺にとってはどうでもいい。

塔城さんが死なない仕込みはしてるし、そもそもここはそこまで大打撃を受けるような世界じゃないんだろう。

 

その後は仙術も使い気配を辿って孤立してたり周囲に味方が居ないところの敵を襲撃していく。

今回は捕虜を捕まえるように言われてないから経験値も大量だ。

大量…なのはいいんだが、そもそもがテロリストにならないといけないほどの、現魔王に真正面から喧嘩を売ることすら出来ない程度の組織の尖兵なわけで…

いいとこ上級悪魔ぐらいだろうか。つまり物量以外はグレモリー眷属以下のスペック。

質は良くないから、どちらかと言うと試し斬りのデータ収集方面の方がありがたい。

現状最大の敵は悪魔、その悪魔に対してどれだけ有効か試せながらも、悪魔から敵視されないというのだから。

 

 

 

悪魔で試してわかった事として…

まずひとつに、やっぱり俺の使ってる力の光・聖属性は少なくとも堕天使の力とはちょっと別物ということ。

レイナーレの光の槍と同程度の威力に調節して使い比べてみたのだが、俺の方の光も効くには効いてるけど明らかに悪魔相手なら槍の方が強かった。

本人も言っていたように、中級悪魔相手なら攻撃すべてが癒えない致命傷になりうるほどに。

レイナーレの光の槍はかなり強い。…レイナーレの場合それ以外が欠点すぎるけれど。

でもそこから強化してもこの程度だと上級悪魔相手には物足りないから、光魔力での倍率を加味しても今後の事を考えるともっと出力上げたい。

ここでアザゼルの部下とか、向こうで天使とか死なないかなぁ…

せっかく悪魔の魂回収ように中継撒いたわけだし。

 

もう一つは、悪魔からの魂の吸収率が違うというか、エクソシストや魔法使いの時よりも悪魔から得られる経験値が大きい事。

うーん、数で総量が、というならわかるが、質的には前の魔法使いと変わってないのに単価が高いのは一体…?

まぁ得する分にはいいし、現状で悩んだところでどうにも出来ない。

 

そんな事を考えながらミストルティンで稼ぎと化した作業を行っていると、とある魂が手に入り一瞬驚いて動きが止まってしまった。

 

「! そこだ――がはっ」

 

あぁクソッ、中級程度に隙を見せてしまった。この集団を片付けるまで分析は他の俺に任せて戦闘に集中する。

 

 

 

首を刎ね、胴を裂き、臓腑を抉り片付けて再度確認。

初の銀色…アビリティタイプのソウルが獲得出来たのは嬉しい。

更にそれが「聖剣適正を得る」能力だったのも嬉しい。

だけど、「聖剣因子の集合体」って名前で出てくるから木場先輩が死んだのかと思ったな…

いくら魂探っても「魔剣創造」が出ないから多分違うとは思ったけど、創造系のような具象化しない神器はそこらへんユルそうだしなぁ…

なんせ聖剣因子さえ持てば聖魔剣が禁手で作れるだけじゃなく、聖剣も作れる神器を持ってる事になる意味不明さだし。

まぁ万が一を考え仙術で神殿のグレモリーチームを確認したけど、違うみたいで良かった。

 

しかしマジで聖剣適正あると、この世界のじゃないはずの持ってる聖剣が強くなるのか、感じる力が全然違う。

なるほどこの力をうまく使えば、刃が立たなかったはずの神器から伸びた舌を斬ったりできるようになるわけだ。

また修練用の分身増やさないとな…

ってアザゼルの方に動きがあった。しかもタンニーンさんまで追ってる?一体何が?流石に確認すべきか…

そっちの近くの分身に追ってもらおう。

 

 

 

「うおっ、ショージか。お前まで来ちまったのか…」

 

飛んでるアザゼルの近くに跳び上がった俺にそう声をかけてくる。

 

「流石に気になりますよ。終わりそうってときに揃ってタンニーンさんとこっち来るんですから」

「タンニーンもか…少しはマシか?」

 

何がよ。

アザゼルはそれきり黙り、俺はとりあえず追いかけてついにフィールドの端っこまで来る。

…そこに居た人影を視認してやっと、そいつの途轍もない気配を感じる事が出来た。

え?マジで?いつから?アザゼルが処理急いでたのもこれに対処するため?ってことは最初から?

なんで俺は気づけなかった?

 

そしてアザゼルは何故かその途轍もない気配の持ち主の真ん前へ降り立つ。

どう考えてもアザゼルより強いのになぜそんな近い間合いへ…分身の俺は別に死んでもいいけどアザゼルは困るんじゃねぇの?

 

「お前が出張って来るとはな」

「アザゼル。久しい」

「以前は老人の姿だったか?今度は美少女様の姿とは恐れ入る。

 何を考えている?オーフィス」

 

オーフィス?ってことはあれが?

敵の大将は乳首バッテンの痴女か…

いや、そりゃただの痴女じゃない底の知れない異様さみたいなものは俺でも感じたけど。

流石に見た目がね…

 

「見学。ただそれだけ」

「高みの見物ね…それにしてもボスがひょっこり現れるなんてな。ここでお前を倒せば世界は平和か?」

「無理。アザゼルでは我を倒せない」

 

アザゼルはそれっきり動こうとはしない。

え、なんかアザゼルは有効打でも持ってるのかと思ったけどないのか?

無いのに喧嘩売ったのか?邪魔だからって排除されなくてよかったね。

 

「では、二人ではどうだろうか?」

 

上からタンニーンさんが降りてくる。

お、この世界はドラゴン同士なら弱点だったりするのか?

 

「せっかく若手悪魔が未来をかけて戦場に赴いているというのに、貴様が茶々を入れるというのが気に入らん!

 あれほど世界に興味を示さなかった貴様が今頃テロリストの親玉など、何が貴様をそうさせたというのだ!」

 

単にキレてただけかよ…

でも動機か。確かに気になるな。

タンニーンさんが若手悪魔にのめり込む理由よりは。

とりあえず俺は両手を挙げ後ずさる。二人より三人、みたいな展開にするつもりはない。

 

「暇つぶし、なんて今時流行らない理由は止めてくれよな。

 お前の行為ですでに被害が各地で出てるんだ」

 

アザゼル…

お前いっつも流行る流行らないでしか判断出来ないのか…?

 

「――静寂な世界。

 故郷である次元の狭間に戻り、静寂を得たい。ただそれだけ」

 

つまりは次元の狭間に生息してるグレートレッドが目的の邪魔だから、テロリスト共と組んでると。

テロ自体が目的なわけではないのか。

テロリストどもが何をしようと次元の狭間には関係ないだろうし。

 

なんて思ってるとオーフィスの横に魔方陣が出現し、上質な服を着た男が現れる。

 

「お初にお目にかかる。俺はアスモデウスの血を引く、クルゼレイ・アスモデウス」

「旧魔王派のアスモデウスが出てきたか」

 

アザゼルがそう返すと、アスモデウスは嘲るように嗤う。

 

「旧?魔王はずっと我らが血族のみだけのはずだが?

 …しかし今はそんな事はどうでもいい。

 ただのクルゼレイとして堕天使の総督である貴殿に決闘を申し込む」

「…いいぜ。お前らはどうする?」

「サシの勝負に手を出す程無粋ではない。オーフィスの監視でもさせてもらおうか」

 

俺も邪魔にならないよう退いておく。

 

「さて、混沌としてきたが、俺の教え子どもは無事にディオドラのもとにたどり着いてる頃かな」

「ディオドラ・アスタロトにも我の蛇を渡した。あれを飲めば力が増大する。倒すのは容易ではない」

「ハハハハハハハハハハハハッ!」

 

アザゼルがオーフィスの話にいきなり笑い出す。

その後の会話で、特に理由も説明もせずオーフィスの言葉に無理だ無理だと言うアザゼル。

なぜ?って聞かれたんだから嗤うだけじゃなくて答えてやれよ。なんかこういうところやっぱりキライだ。

しかしよっぽどグレモリーチームに肩入れしてるっぽいな。

この分じゃ死んだら首で責任取るのも本心からの発言だったのかな。

…アザゼルって組織のトップに向いてなくね?

 

そしてアザゼルが人工神器で禁手化した――瞬間、また魔方陣が広がった。

現れたのは魔王、サーゼクス・ルシファー。

 

「サーゼクス、どうして出てきた?」

「今回結果的に、妹を我々大人の政治に巻き込んでしまった。私も前へ出てこなければな。

 いつもアザゼルばかりに任せて居ては悪いと感じていた。クルゼレイを説得したい。

 これぐらいしなければ妹に顔向けできそうにないんでね」

 

このタイミングで…ってことは今までの外から見えてたのか!?あぶねぇ…不用意に何でも使って試し斬りしないでよかった。

光魔力とかは見られたかも知れんが…まぁ今後の見せ札にするか。

…しかし勝利を目前にして出てきてやっぱ俺も何かしないと~、って言われてもなぁ。

 

「クルゼレイ、矛を下げてはくれないだろうか?今なら話し合いの道も用意できる。

 前魔王の血筋を表舞台から遠ざけ、冥界の辺境に追いやったこと、未だに私は『他の道もあったのでは?』と思ってならない。

 前魔王子孫の幹部たちと会談の席を設けたい。何よりも貴殿とは現魔王アスモデウスでもあるファルビウムとも話して欲しいと考えている」

「話し合い?今更話し合ったところで何になる。魔王が主権を握る事に反対だから戦ったのではないのか?結局は我々に自分の元に下れと言うことだろう。

 …個人的にも、カテレア・レヴィアタンが自分の家に、血統に、血筋に、先祖に泥を塗ってると訴えたところで未だ気にしてないような輩が我々の気持ちを少しでも酌もうとするとは思えんしな。

 そもそも堕天使はおろか、天使と和平なぞして悪魔の名を汚している偽りの魔王と話す事なぞない」

 

クルゼレイはもう知らん、とばかりにサーゼクスから視線を外す。

 

「はっ、よく言うぜ。てめぇら禍の団には三大勢力の危険分子が仲良く集まってるじゃねぇか」

「それぞれがそれぞれを倒す事に全力で取り組む為に障害になるものを排除しているだけにすぎん」

 

アザゼルの言葉にそう返すクルゼレイ。

 

「クルゼレイ、私は悪魔という種を守りたいだけだ。

 民を守らなければ、種は繁栄しない。甘いと言われてもいい。私は未来ある子供たちを導く。

 今の冥界に戦争は必要ないのだ」

「…種を守る?

 悪魔とは人間の魂を奪い、地獄へ誘い、そして天使と神を滅ぼす為の存在。

 それを否定するような和平を結んだ貴様が、それを言うかッ!?

 やはり貴様との話し合いなど無駄でしかない!」

 

ブチ切れるクルゼレイ。

あーこれはもう決裂かな。

 

「…オーフィス、貴殿との交渉も無駄なのだろうか?」

「我の蛇を飲み、誓いを立てるのなら。

 もう一つ、冥界周囲の次元の狭間の所有権、それ全てをもらう」

 

首輪つけて冥界に隔離されるのか。

悪魔全員が冥界に戻って出てこないならいいけど、全員そうするとも思えんしな…

そもそも静寂が目的のオーフィスが冥界周辺を管理するとも出来るとも思えん。

 

ぼーっと眺めていると、やっとサーゼクスの雰囲気が変わった。

やっとやる気になったみたいだ。

 

「やっとか。その方が下らん話し合いなんぞよりもよっぽどいい!」

 

クルゼレイが距離を取り、両手に巨大な魔力の塊を作り、構える。

遠距離戦かな。

それに応えるようにサーゼクスも右手を突き出し、掌を上にかざす。

そして同じく魔力を作り出すが…多分滅びの魔力なのだろうそれは、今まで見慣れたグレモリー先輩のモノとは全然違っていた。

圧縮した事による量の密度もそうだが、そもそもの質が違うんだろうか…

 

「クルゼレイ、私は魔王として今の冥界に対する敵対者を排除する」

「だからッ!それは魔王でないッ!」

 

クルゼレイは先程の魔力を掃射。

対するサーゼクスは集めた滅びの魔力を小さい珠の形に変えて撃つ。

小さい珠はクルゼレイの魔力に当たると、当たった体積分そこがなくなるようだ。更に珠は自由自在に動かせるようで、クルゼレイの攻撃を防ぐように動き回る。

…なんで小さくしたんだろう?案の定、消しきれないのを防いだり避けたりしている。

そしてクルゼレイは有効打が与えられないまま、その口へサーゼクスの小さな珠が入っていき――

 

「ッ! ゴホッ…」

 

口の中から腹にまで入り、腹部が膨れる程の衝撃を与えた。当然クルゼレイはむせ返る。

 

「『滅殺の弾丸』 腹に入っていたオーフィスの蛇を消滅させてもらった。

 これでもう絶大な力を振るえないだろう」

 

そうサーゼクスは言う。

が、口に入れて腹まで行かせる事が出来るなら、そのまま殺せるんじゃない?

わざわざ腹の中の蛇だけ…いや、血が出てるし蛇だけではないのか。

まぁともかく手短に倒せるはずだ。

話し合い断られてキレたのかな?

 

「…だ、だからどうしたと言うのだッ!」

 

再び立ち上がり、戦闘を再開させようとするが、現状詰み。

トドメとばかりに飛んできた珠がクルゼレイの腹部にあたり、消し去った。

…やっぱ蛇消した意味なくね?

 

「…すまない、カテレア…」

 

目から口から血を流しながら、倒れ伏すクルゼレイ。

その直後に群がるように珠が飛んできて、クルゼレイが居た形跡の一切はなくなった。

悲しい事にソウルは何も出てない。

最初の予想通り『滅び』の名前通りなんだろう。

サーゼクスの戦いが見れた事が報酬代わりみたいなものか。

アレが全力とも思えないが、少なくともアレをどうにかする方法くらいは持ってないと戦いにならないわけだ。

目標が少しでも見えた事は喜ばしいんだけど、目標への距離を考えるとげんなりしてしまう。

 

…さっきオーフィスは喧嘩売られてたし、そのままの感じでアザゼルとサーゼクス片付けてくれないかな?

見学の邪魔されて、とかで。

見てる方向的にグレモリー先輩らも巻き込まれるだろうし、シスコン暴発しないかな…




>山ごもりー
「これは、山ごもりにグレモリーの別名のゴモリーをかけたクッソ下らないHHEMギャグです」

そういや
真・女神転生2でゴモリーがルシファーのところまで連れて行くイベントあるらしいですね
ここからグレモリー家が魔王輩出したのを考えたのかなぁ、とか


最初のは6巻にある一誠の好感度上昇って
外から見るとこんな感じかなー、と
当然原作には細かい描写ないんで創造です
…そもそも本当に好感度上がってるかはモブの描写はないんで不明ですけど

>催眠能力とか常識改変能力
なんか松田と元浜が噂流してる設定があったのでそこから

で、
原作だとここらで一誠が契約者の元に向かうときに自転車って話があるんですが
自転車で移動するのがトレーニングになるって一誠の体ってどんだけショボいんですかね?
駒王町の中だろうしそこまで距離もなさそうだし
前より弱体化してない?
正直鍛えてるアピールしようとして失敗してる感

あと
対サイラオーグを見据えてカウンター習得「してみようかな」発言があったり
才能ないないやってたの忘れてるのかなって
そもそもサイラオーグに一誠の付け焼き刃が通用するとか
カウンター対策出来ないって決めつけてるのもなんだかなぁ

>光・聖属性~
要約すると
この世界のモノじゃないんだから
この世界のモノに対して特攻倍率がこの世界の特攻武器より劣っていてもおかしくないよね?
ってことです

>聖剣適正
こっちは逆に
この世界では聖なる武具を使いこなすのに因子が関係あるから
因子があるなら聖なる武器の真価を発揮できてもおかしくないよね?
ってことです

>お前いっつも流行る流行らないでしか判断出来ないのか…?
カテレアにも今時そんなん流行らねぇって嗤ってたし
自分本位なのはまだしも流行りを主題にするのはなぁ

>特に理由も説明もせずオーフィスの言葉に無理だ無理だと言うアザゼル
一誠上げはともかく
会話のキャッチボールしてくれ

どうして龍王と追いかけっこしただけで蛇入上級悪魔を容易に倒せるの?
そもそも禁手覚えれると思ったのもわかんねぇのに
原作でもブチ切れて感情マシマシで全力出せただろう黒歌戦見てないのに
容易に勝てると断定する根拠が謎
前巻で展開の為とは言え匙に負けさせる展開が不満とか邪推してしまう

>サシの勝負に手を出す程無粋ではない
つまりサーゼクスは無粋
クルゼレイ、敵討ちどころか敵と戦う事すら出来ず…

あ、クルゼレイは美化・改変はしたつもりはないです
ちょっとセリフをまとめたり端折ったりカテレア成分入れたりしてますが
中身は変わってないです

>ソウルは何も出てない
滅びで消されました(建前)
魔力攻撃しかしてないので考えるのめんどい(本音)
女性を乗っ取って絞殺させるぐらいしか思い浮かばない
別に元ネタの悪魔と同じ必要はないんですけど

そう言えばアスモデウスってソロモン72柱じゃなかったっけ?と思ったけど
HSDDの72家はアスモダイだそうで
没落もしてないしアスモダイ家のキャラも居るんでしょうね
めんどくさ


元ネタ

・ミストルティン
暁月の円舞曲
中盤ぐらいに手に入る貴重な光属性の配置武器
昔の画面外ワープなしTASでは重宝されてた記憶

神木から削ってるらしいんで
ここでは聖なる木刀として書いていくつもり

・アビリティタイプのソウル

(パッシブスキルみたいなやつと思って貰えれば

今回の聖剣適正の魂の持ち主はフリード
だけどフリードの魂ではない
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