偽勇者の大冒険   作:マリリス

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カール王国へやってきました。
後書きにアンケートがあります



俺はでろりん、毒蛾の粉を使ってレベル上げするぜ!

 カール王国への船旅。俺は五感全てを使ってこの夜を満喫していた。

いろいろあってストレス多い身だから、癒やしの時間は大切にしたい。

 

 灰黒色の空の下、仄かな月光に照らされてキラキラ光る黒い海はとても神秘的だ。

ザーザーと波のさざめく音や、漂うさわやかな潮の香りには心が安らぐし、

南国特有の暖かい風は、体をふんわりすっぽりと包んで気持ちがいい。

先ほどは海の幸も満喫した。酒はあいにく未成年なので飲めなかったが。

 

 上機嫌のまま、名前も知らない行きずりの戦士とカール王国についての話をした。

彼はリンガイアという北国出身で、寒がりのため祖国での就職を諦めたという。

武者修行に各国を放浪した後、カール騎士団の入団試験を受けに行くらしい。

 

 カール王国は、世界でも別格の輝きを放っている特別な国とされている。

そのきっかけは、魔王ハドラーの闇が世界を黒く塗り潰した絶望の時代、

人類側として初めて一条の光を放ち、魔王軍の勢いを挫いたことだ。

 

 勇者アバンやロカが去った後も、女王フローラがカリスマとして君臨しており、

彼女に仕える騎士団長のホルキンスや、勇猛な騎士たちが王国を支えている。

その環境は、世界の強者が続々とカール王国に集まってくる状況を作りだしていた。

 

 観光客も多い。城下を遥かに見渡せる高台が人気スポットになっており、

王都を幾重にも覆う城壁の威容、『カールの薔薇』を見に行くのが流行りらしい。

 

 だが俺がカール王国に向かう理由は入団試験でも観光でもない。

メタルスライム狩りに必要となる、とあるアイテムを購入するためである。

懐具合に余裕がなく、あまり大量に購入できないが仕方がない。

 

 ここで地理的な話をすると、『ダイの大冒険』の各大陸は日本列島を模していて、

カール王国は広島か岡山あたりに、リンガイアは本州の青森に相当している。

 

 ちなみにこの船はホルキア大陸(=四国)の南端を回って北に進んでいる感じだな。

夜も更けてきたし特にすることもない。風も少し冷えてきたからそろそろ寝よう。

昼前にはカール王国に到着しているはずだ。

 

 

 ……。

 

 

 気持ちよく眠って起きた後、今日も飽きずに青々とした海を眺めていると、

やがてフランスのカルカッソンヌのような城塞都市が視界に入ってきた。

城壁が幾重にも積み重なり、内部にいくほどより高くそびえ立つ堂々たる威容が現れる。

観光客の言うように、もし上から見れば薔薇の花びらのように見えるのだろうな。

 

 カール王国はハコモノより騎士団というマンパワーを重視する国風なのだが、

先の大戦では魔物の侵入を許し、あろうことか王の間に魔王が現れる事件も発生した。

その場はアバンの機転と実力で窮地は脱したものの、反省は必要だということになり、

他国の援助も受けながら新しく城塞を築くことになったそうだ。

 

 「騎士団の試験がんばれよ!」。俺は昨晩話した戦士を励まし別れを告げる。

 

 「ああ」。酒が入らないと口数の少ない戦士は短く会釈して船から降りていった。

 

 平和な時代なので人の行き交いは多い。城門の警護は緩め、日本の警備員レベルだ。

門をくぐったカールの王都は、転生者の俺からしてもかつて無いほどキラキラして見えた。

 

 日本でもバブル時代はそうだったのかもしれないが、若者が多くて賑やかな雰囲気だ。

そこかしこで笑顔の溢れる活気がある街。こんな眩しい場所があったのだな。

 

 カールの女性たちはパプニカと比べると露出は控えめで、上品に着飾っている人が多い。

女王フローラの影響もあるのかもしれない。原作で知る限りとにかく気品がある人だからな。

女だったら皆憧れるだろうし、ファッションの流行りにも影響あるのだろう。

パプニカ(=高知県)よりは北に位置するという気候も関係しているかもしれないが。

 

 道を歩けば客引きの声がすぐに飛ぶ。

 

 「武器屋ココスはここだよー! 今なら『てつのやり』がたったのニ千ゴールド!」

 

 『てつのやり』ごときが二千!? 俺が知っていたドラクエとはずいぶん価格が違うようだ。

ドラクエⅢなら定価でもその三分の一ぐらいだろう。バブルだから物価が高いのか?

もしくは平和な時代、武器などは趣味の世界になっているのかもしれない。

 

 そもそも俺の武器は『はがねのつるぎ』があるからレア物以外に興味はなし。

武器屋は素通りして先に見えてきた大きめの道具屋に入る。

 

 ……。

 

 カールの道具屋だったら『毒蛾の粉』があるはずなんだ。それが目当てでこの国に来た。

 

 しかしいろいろなアイテムが所狭しと陳列されているもののよく分からない。

薬草や道具にはかなり詳しい方なのだが、『毒蛾の粉』の実物を見たことがないからだ。

知っているのは『ダイの大冒険』原作で、アバン先生が土壇場で発明したらしいこと、

敵を混乱させる効果があること、歴代のドラクエでメタル系狩りに使われることぐらいだ。

 

 時系列的に考えると、発明されてから十数年経っている。量産化されていると思うのだが。

 

 俺がキョロキョロしていると、赤髪ショートの元気良さそうな女性が近づいてきた。

服装からして道具屋のお姉さんだ。ちょっと話しかけてみる。

 

 「毒蛾の粉が売ってるんじゃないかと思ってきたんだが」

 

 「はい、ありますよ。一つ当たり五百ゴールドになります」

 

 バブル価格でなくてよかったと胸をなでおろす。ニ千ゴールドと言われたらたまらない。

五百ゴールドでも十分高いのだが、手作りで生産しているのなら仕方がないだろう。

確かドラクエⅢでもそれなりに高価だった記憶がある。

 

 これを使ったレベル上げは二種類あるので頭の中でおさらいしておく。

 

 一つ目はメタルスライムのお供のモンスターに使う方法だ。

混乱すると同士討ちにより、メタルスライムを叩いて数ダメージを与え倒してくれる。

ただしその前に逃げられてしまう可能性もある。

 

 もう一つはメタルスライムに直接使う方法で、七十五パーセントしか効かないのだが、

最後の一匹にならない限り、逃げなくなる。あとは自力で叩いて削り倒すやり方だ。

 

 本当はニ十個ぐらい欲しかったのだが、無人島への片道ニ千ゴールドを考えると、

十ニ個買うのが限界だった。無人島の近くは大渦が巻いているため特別便で高いのだ。

帰りはキメラの翼でここに戻ってくればいい。

 

 そういえばバルジ島の近くといえば、大魔道士のマトリフもあの辺りに住んでいたな……。

バッタリと会ってもまぞっほがいないから、修行をつけてはもらえないのだろう。

 

 今頃はまぞっほとずるぼん、元気でやっているだろうか?

『家庭教師の指輪』もとい加工に失敗した輝聖石は、ずるぼんが身につけている。

通常の冒険だったら十分役に立つに違いない。ダメージを和らげる効果もあったはずだしな。

 

 道具屋を出た俺は再び武器屋を通るときにひらめいた。

 

 そうだ! 使わなくなった古い鉄の剣を今のうちに売っておこう。 

バブル価格なら多少は高く買い取ってくれるかもしれない。

そうして先ほどの武器屋ココスで査定してもらうと900ゴールドで買い取って貰えた。

 

 あとは無人島に行ってメタルスライム狩りをするだけ、と意気揚々に歩いていると、

この街で珍しく意気消沈して歩く一人の戦士の顔が目に入った。

 

 今朝まで船で一緒だった人だ。騎士団の試験を受けると言っていたが、顔で結果は分かる。

船を出てから一時間ぐらいしか経っていないのにずいぶん落ちるのが早かったな。

慰めようと近づくと向こうも俺に気がついたようだ。

 

 「年齢制限。ダメだった」。やっとの思いで言葉を吐き出した戦士。

 

 「そ、そうか。残念だったな。歳は何歳までなら大丈夫だったんだ?」

 

 「二十歳」

 

 アバンもロカも十代半ばで騎士だったはずだしな。目の前の男は三十歳ぐらいか。

実力はあっても忠義を育む関係で高年齢者の中途採用は厳しいのだろう。

 

 「ところでお前さん、今いくつなんだ?」

 

 「今、二十歳」。その戦士は無念そうにパタっと口を開いた。

 

 え? そのがっしり成長した顔の骨格はどうみても二十五歳以下には見えないんだが。

 

 「二十歳、信じてもらえず落とされた」。暗い顔で戦士はつぶやく。

 

 コメディなら笑うところだが、相手は真剣に落ち込んでいるのでリアクションに困る。

ってちょっと待てよ、リンガイア出身、老け顔で大柄の戦士というと……。

 

 「行きずりだと思って聞かなかったが何かの縁だ。名前を教えてくれないか?」

 

 「……重剛斧のヘルへロード」

 

 ――やっぱりこの顔は原作のへろへろじゃないか! しかしピンクの鎧は着ないのかよ。

 

 原作のへろへろはピンクの鎧男なのだ。

目の前の彼は地味な鎧を着ていたから気が付かなかった。

 

 「へろへろって呼んでもいいか?」。きっとここで仲間になる運命なのだろう。

 

 「パプニカの姫にもへろへろって言われた」

 

 「ならもうあだ名それでいいな! って、へろへろはレオナ姫と知り合いなのか?」

 

 「おれ、船に乗る前に賢者と試合した。その時」

 

 聞けば賢者のアポロとパプニカの競技場で試合して勝ったらしい。

……だが年齢詐称疑惑で一転、ノーコンテストになったそうだ。

とにかくアポロ側からすると俺、へろへろの順番に戦って実質二連敗になったわけだ。

 

 まあいい。原作知識によるとへろへろの弱点は『金目の物に弱い』こと。 

さっき鉄の剣を売った900ゴールドがあるので、それで釣ってみよう。

 

 「そうだ。メタルスライム狩りにいくんだが、へろへろ一緒に行かないか? 給料だすぞ」

 

 「……行くあてないし、ついてく」。即落ちしたへろへろであった。

 

 無人島行きの特別便は貸し切りだ。へろへろがいても料金はさほど変わらない。

こうして俺とへろへろはバルジ島近くの無人島へと出発した。

 

 

 ……。

 

 

 船の上で二人の親睦を深めることができ、ついに到着したビオド島。

バルジ島よりも地図上では小さい島だが、ここならメタルスライムがいるかもしれない。

 

 レベル上げするからには、現状のレベルを把握しないといけないが

体感で俺のレベルは6か7くらい、へろへろは10あるかないかということになった。

 

 正式な鑑定は国王の間か、冒険者ギルドで行うことはできるのだが

一人当たりの鑑定にかなり時間がかかる。今なら順番待ちで半年ほど必要だ。

『ダイの大冒険』に鑑定シーンはなかったが、本編は三ヶ月間の出来事らしいので、

間に合わなかったのだろう。国が破壊されて鑑定どころではなかった可能性もある。

 

 「いいか俺は攻撃呪文は使えるが、回復は薬草類に頼っている。だからなるべくメタルスライムだけを探して倒すんだ。食料やアイテムの量からして三日間が勝負だぞ」

 

 「わかった」

 

 このビオド島は、原作で戦場になったバルジ島の四分の一ぐらいの島だ。

一日あればかなりの探索ができるだろう。

 

 ……。

 

 そうして上陸してから三十分ほど歩くとついに一匹のメタルスライムが現れた。

 

 「一匹だから毒蛾の粉は意味がない。とにかく二人で攻撃し続けるんだ」

 

 そう言いながら、俺はバシュッと先に切りかかった。

鋭い剣閃がメタルスライムを襲い、避けられることなく命中して、

……つるんと表面で剣が弾かれて威力を殺されてしまった。

そして俺の剣で押される形になり、コロコロとメタルスライムは転がっていく。

 

 メタルスライムが倒しにくい理由がリアルに分かった。

 

 流線型の体のせいだ! 本当の意味で純粋に真芯で捉えれない限り、

僅かな剣の傾きにより自動的に受け流されてしまい、その勢いでどこかへ行ってしまうのだ。

 

 追いついて斬りつけても、つるんつるんするばかりでちっとも剣が刺さらない。

そこに『てつのおの』を振り回すヘロヘロも参戦、力任せにメタルスライムに叩きつけると

斧の角度が浅すぎて流線型の体に弾かれ、ピューンと飛ぶようにして逃げられてしまう。

 

 ……。

 

 一時間後。太陽高度は最も高くなり昼食を食べたくなってきた頃に、

今度はメタルスライムとマッドオックスのペアが現れた。

 

 マッドオックスは狂暴な雄牛のモンスターで、突進での攻撃を得意としている。

 

 メタルスライムを直接斬れないのなら、マッドオックスを利用するしかない。

その気性は野生特有の荒々しさがあるが、魔王の影響下で凶暴化しているわけではない。

慎重に近づけば大丈夫だ。その顔に毒蛾の粉を投げつけると俺はサッと距離をとった。

 

 するとマッドオックスは狂ったように暴れだし、一番近くにいたメタルスライムに突進。

それを上から押しつぶす形で自慢の角でグリグリし始める。

 

メタルスライムはやや地面にめり込んでおり、幅広で重たい攻撃をいなすことができない。

硬い装甲と流線型の体は、人間の振るう武器を無効化する効果は高いのだが、

一点集中型ではなく持続的にパワーを出し続けるモンスターの攻撃には分が悪いようだ。

 

 メタルスライムの体が次第に凹み始める。

ご苦労さんとばかりに俺とへろへろは、無防備になったマッドオックスの首を斬りつけて、

目を回しているメタルスライムに剣を突き刺した。もはや受け流されることはない。

 

 こうして記念すべき一匹目を倒すと不思議と力が湧いてきた。

神の祝福でももらえるのだろうか。レベルが二つぐらい上がったようだ。

 

 ……。

 

 結局、毒蛾の粉を十個使うまでにメタルスライムを六匹狩ることに成功した。

そのうち一匹はへろへろの会心の一撃が決まって自力で倒している。

恐らく二人とも一万三千ぐらいの経験値は手に入ったはずだ。

経験値テーブルがドラクエⅢと同じなら、お互いにレベル十六ぐらいになっているかもしれない。

 

毒蛾の粉はあと二つある。島を後にする前にせめてあと一匹は仕留めたい。

そう思って新たなメタルスライムを狩ろうとしたとき、そのトラブルは起こった。

 

 「なんで人がいるんだ? ここはボクたちが今貸し切っているんだぞ?」

 

 日本なら小学校高学年ぐらいであろう男の子が詰め寄ってきた。

生意気な子どもだが、とても珍しい剣を持っている。戦闘能力はあるのだろう。

 

 「ここは無人島だぞ。そして名目上パプニカの領土だ。貸し切っているとはどういうことだ?」

 

 「知らないのか? ボクのパパ、リンガイア司令官バウスンがパプニカ王国に大金を払って貸し切っているんだ。そしてボクはノヴァ。今ここでレベルアップを目指している。そういうことだから早くここを出ていってくれよ」

 

 ……この少年はまさかの北の勇者ノヴァだった。

こいつは闘気技でオリハルコンを斬ったりマヒャドを使うなど、

初期のクロコダイン相手ならいい勝負ができるかもしれないという強者に成長する。

 

 勇者が何人いても良いという理屈もあり、原作でもノヴァは一応勇者扱いだ。

一方で俺、でろりんは最後まで偽勇者のままだったが。

 

 「わかった。じゃあ帰るけど俺たちだってせっかく来たんだ。ノヴァ君の華麗に戦うところが見たいな。少し見物してもいいかな? 見たらすぐ帰るから」

 

 「仕方ないな。特別だぞ? 今から見るボクの活躍を土産にするんだな。でも帰る前にパパに見つかって怒られてもボクは知らないからね」

 

 原作知識によりノヴァの歳は俺より四つ下。ぼんぼんの生意気な少年という感じだ。

彼がメタルスライムと戦う様子を見てやるが、一人で倒すのは厳しそうだと内心思う。

 

 だが、戦いが始まるとノヴァ少年は驚くべき剣捌きを見せる。

剣を一振りさせているのにシュシュッっと二回音がしている。一回切って二回ヒット。

これは特技ではなく剣の効果だな。あれがレア武器『はやぶさの剣』なのだろう。

 

 見た感じ薄くて軽く柔軟な作りの剣だ。独特の装飾もされている。

それを力任せに振るうのではなく、しならせて使うことで一度斬ったときの反動を利用し、

しなりの戻りで別の場所を斬っているような感じだ。

 

 しかしそれでもメタルスライムにノヴァの攻撃はなかなか刺さらない。

やがて剣を受けた反動を利用してコロコロと転がっていき、そのまま逃してしまった。

 

 「く、くそ。いまのは運が悪かっただけだ。見てろよーー」。ノヴァは熱くなっている。

 

 ――それを見ていると魔が差した。

 

 俺は考えてしまった。『はやぶさの剣』が欲しいと。アレがあればメタル狩りは楽になる。

やっぱり毒蛾の粉は高いし、買いに行ったり戻ったりの時間ロスが気になるからな。

 

 でろりんは本編に関わる必要があるし、俺はそもそも転生者だ。

この世界の運命が俺の手にかかっていてもおかしくないんだ。

世界を救う可能性を少しでもアップさせるためなら、盗みをやってもいいのではないか?

 

 もし俺がバカ親父のデルタに見つかって襲われたとしても、

『はやぶさの剣』があるなら撃退、返り討ちにできるかもしれない。

 

 ノヴァも確かに本編に関わる大事なキャラだが、作中であの武器を使っていない。

だったら俺が貰ってしまっても問題ないはずだ。

 

 やると決めたのなら、実行するのは決して難しくない。

新月草を燻って眠らせてもいいし、余った毒蛾の粉でノヴァを混乱させても良い。

 

 だがそれを決行すれば、不逮捕特権の効果があるレオナのカードは没収されるだろうし、

リンガイアとパプニカの二国でお尋ね者になる覚悟をしなければならない。

時効まで破邪の洞窟に潜ったり、他の国で暮らすことになるのだろう。

 

 いったい、俺はどうすべきだろうか?




 でろりんは迷っています。必要悪ということで盗みを働くのでしょうか。

 普段あまり地形描写をしないので、今回は前半がんばってみました。
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