METAL GEAR COLLECTION 3 作:とある組織の生体兵器
[CALL140.85]
『スネーク、どうしたんだ?』
「少佐…。ボスを発見した…。」
『そうだな。先ずはボスの行方を…。…なんだと?』
「ボスを見つけた。」
『スネーク…。ザ・ボスのことは私も残念に思っている。しかし、現実を受け止めなければならない。』
「いや、そうじゃなくてボスは…。」
『とにかく、一度帰還…。出来ないのだったな。ならば、ザ・ボスの手がかりを探すんだ。』
「だから…。」
『頼んだぞ。これはFOXの存在意義を賭けた大事なミッションだ。』
「……。…わかった。」
無線終了。
「その格好は…?」
スネークが銃を構えながら聞く。
「あっ!提督服っぽい!」
「…提督服…?」
[CALL148.41]
「シギント。」
『なんだいスネーク。』
「ボスの着ている服は一体…。」
『さぁ…なんだろう。見たことない服装だが…。偽装効果はさほど高くないようだぜ。』
「そうなのか?なら、何故ボスが着ている?」
『さぁ…。もしかしたら正式な服装になっているんじゃないのか?』
「シギント…ボスがそんなことをするはずが無いだろう。」
『……そうか。』
無線終了。
「…これには深い訳があるの…。ジャック…あなたには理解できないわ。」
「…!」
スネークは気づいた。
ピュイン
[CAMOUFLAGE]
シュッ
[UNIFORM]
シュッ
[TUXEDO]
「どうだ?」
「一瞬で着替えたっぽい…。」
「ジャック…。ふざけてるの?」
「似合っているだろう?」
「「「……。」」」
「似合ってない?」
「…なんの迷彩効果もないじゃない。」
「……。」
「す、すごく…いいスーツだね。」
「……。似合ってないのか…。…ところで、何故ここにボスが…?」
「ジャック…。あなたには言えない…。」
「どうしてなんだ!」
「……。」
…………
スネークたちから去り、ヘリコプターで海を渡っていた時に遡る
「「「……。」」」
フィアーがソコロフをヘリの中に入れる最中…。
「…ハックション!」
ペインがくしゃみをした。
ブゥゥゥン!
ハチたちがパニックになり、フィアーたちを襲う。
パッ
ついソコロフを離してしまったフィアー。
「!」
そして、ソコロフの真下に丁度深海棲艦がいて、連れ去られて…。
…………
「ジャック…あなたには理解できない…。」
そんな幼稚なミスを言えるわけがない。特殊部隊の母と呼ばれた彼女が自分の口から言えるわけがない。
「どうしてなんだ!ボス!」
「ジャック、あなたには言えない。」
そんな繰り返しやりとりをしていた。
[CALL]
「?」
[CALL140.85]
『スネーク!』
「なんだ?少…。」
『シギントから聞いたぞ!』
「何が…?」
『ザ・ボスがいるなら何故先に私に言わん!』
「だが、少佐…。」
『これはFOXの存在意義を賭けた大事なミッションなんだぞ!』
「さっき無線で…。」
『とにかく、ザ・ボスになぜそこにいるのか聞くんだ。いいな。』
「…わかった。」
無線終了。
「ボス…。」
「言わない。」
「違う。…何故ここにいる…?その格好は?」
「…ある理由によって、ソコロフが謎の組織に連れ去られた。ソ連でもアメリカにも属さない、謎の組織によって…。」
「謎の組織…?」
スネークとザ・ボスが真剣に話していると…。
「深海棲艦っぽい。」
「ユウダチ。シンカイセイカンだと?」
「夕立達の敵っぽい。」
「カンムスと呼ばれる巨大組織に立ちはだかる謎の組織…シンカイセイカン…か…。キューバよりホットだな…。」
「ホットっぽい?」
「それより、なぜソコロフが連れ去られたんだ?」
「蜂の人がくしゃみをして、持っていた人を攻撃して落ちたっぽい。」
「ほう…。」
「……。」
ボスが顔を真っ赤にして、手で隠している。
「まぁそんなことはいいとして、その…シンカイセイカン?とやらはどっちへ向かった?」
「行くっぽい!?」
「当然だ。」
「…やめといた方がいいっぽい…。」
「何故だ?」
「武器が通用しないっぽい…。」
「心配いらん。無限バンダナだ。」
「ジャック…そんなものはないわ。そもそも私が鍛えたのだから、そんなものに頼らなくても大丈夫のはずよね?」
「……。」
「ジャック。」
「…あぁ…。」
「第一、シリーズも違うっぽい。」
メタメタ。
ぐーー…
ゲージ残り2
「…お腹空いてるの?」
「シグレ煮…。」
「……。まさかとは思うけど、僕は食べれないからね?」
「犬…。」
「夕立は犬じゃないっぽい〜!」
すると…。
[CALL]
「?」
[CALL145.73]
『スネーク!』
「今度はなんだ?」
『ダメよ!!』
「何が?」
『食べてみようとか考えたでしょ?』
「……。俺は何もー」
『ウソ。そんな顔してた。』
「見えないだろう。」
『見えなくてもわかるの!』
「……。」
『とにかく、犬を
「いくら俺でも、そんな…。」
『聞こえた!?』
「……。…ああ…。」
無線終了
「仕方ない…。蛇を
「おじさん、これ食べれる?」
「そこに置いてくれ。」
「?」
時雨が置いた。
ピュイン
ギュウドゥーン
薄く切った牛肉とタマネギなどを醤油などで甘辛く煮込み、丼に盛った飯の上に載せたニッポンの食べ物。
FOOD画面から食べることで、スタミナを回復することができる。
限られたカンムスが入手しており、コラボしたもの。数年前のため、賞味期限切れだが気にしない。
[CALL145.73]
『ギュウドゥーンを
「何あげたっぽい?」
「ギュウドゥーン…?」
「牛丼だよ。美味しいし。」
『ギュウドゥーンはニッポンの古くから伝わる伝統料理よ。牛肉を野菜などと一緒に甘辛く煮込んだものよ。』
「でも、相当古そうっぽい…。」
「うまそうだ。」
「大丈夫だよ。…多分。」
『でもダメよ。』
「変な匂いするっぽい…。」
「どうして?」
「そう言われてみれば少しするかな?」
『賞味期限切れですもの。』
「前も憲兵にあげてたけど、トイレに閉じこもっていたっぽい。」
「そうか。で、味は?」
「流せるかどうか外まで声が聞こえてきたもんね…。」
『て…。食べるつもりなの!?』
「牛丼はやめたほうがいいっぽい…。」
「当たり前だ。サバイバルで食料は貴重なものだ。」
「少し腐ってる匂いがしてきたね…。」
『聞いてなかったの?それは…?』
「夕立、最初から言ってるっぽい〜。」
「聞いてたさ。だが食ったらウマいかもしれないだろう?」
「でも、普通食べないでしょ。腐ってるって分かるから…。」
『…勝手にして。』
無線終了
「おじさん、それ…。」
ピュイン
[FOOD]
シュッ
[ギュウドゥーン]
プッ
[EAT]
ピュイン
「ぐ…腐ってるじゃないか…!」
食中毒
[CALL]
「?」
『どうだった?』
「……。」
『感想は?美味しかった?』
「…腐ってた。」
『やっぱり。少しは人の話を聞きなさい。もうこれに懲りたら…』
「次は腐ってないものを食べよう。」
『そういう意味じゃなくて…』
「任務に戻る。」
『スネーク!ちょっと…』
無線終了
「シグレ…。腐っているぞ…。」
「ご、ごめんね。」
「だから言ったっぽい。」
時雨が謝る。
グー…
食中毒は起こしたがスタミナゲージ残り2…
「鎮守府ならもっと食べ物があるっぽい。」
「…またヴォルギンに会うのか…。」
「?ジャック、何か言った?」
「いや?別に?」
スネークは食料を求めに鎮守府のある北へ向かう。
次回はいつ頃…。次回コブラ部隊登場。