♈ ♉ ♊ ♋ ♌ ♍ ♎ ♏ ⛎ ♐ ♑ ♒ ♓     星座宮夜宵之闇物語之神話書記 ANAVIOSI SYN+       ♓ ♒ ♑ ♐ ⛎ ♏ ♎ ♍ ♌ ♋ ♊ ♉ ♈   作:lOOSPH

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生き残った英雄達・・・・・・・・・


物語が動き出す

 

 

 

 

「いやあああ!!!」

 

ある場所にて

一人の少女が目を覚ました

 

最もいい目覚めではないようだが

 

「はあ…はあ…ここは……!?」

 

「目が覚めたようだな、秋四‥‥

 

 おまえで最後だよ」

 

そう言って話しかけてきたのは一人の青年であった

 

「…いっつ…いったい何が…っ!?

 

 そうだった…確かあの時…」

 

「‥‥ああ、言っておくがその記憶は

 間違いじゃない、正真正銘の現実だ‥‥

 

 俺様たちはあいつらに

 星座宮の御巫女子たちの手によって…」

 

それを聞いた秋四は動揺の視線を見せていく

 

「うそだよね…嘘だよね…

 

 アンジェちゃんも…ぺガスも…

 

 みんなが裏切ったなんて…

 

 嘘だよね…嘘だよね…」

 

「落ち着け秋四‥‥」

 

「うそだ、嘘だ…

 

 嘘だ嘘だ嘘だ!!!

 

 嘘だあああ!!!」

 

現実逃避をするように大きな声で喚く秋四

春三はそんな彼女の顔を上げると激しく頬を叩いた

 

「うそじゃない、俺様たちは‥‥

 

 裏切られた‥‥星座の都にも行けなくなった‥‥

 

 俺様たちはもう‥‥」

 

「そんな…そんなの…

 

 そんなの急に言われて信じるなんてできないよ

 昨日今日まで、あんなに一緒に戦ってたのに…

 

 そんなみんなに裏切られたなんて…」

 

「俺様だって同じ気持ちだ‥‥

 

 だが、どんなに現実から逃げても

 変わりはしないんだ、だったら俺様たちは

 

 俺様たちが今、やり遂げなければならないことがある‥‥」

 

春三がそう言うと、秋四はゆっくりと貌を上げた

そこにいたのはほんの数人の顔見知りの姿であった

 

「みんな…」

 

「秋四さん、やっと起きたみたいだね‥‥

 

 これでようやく全員が目を覚ましたってわけだ」

 

「うん、とりあえずここにいる全員は

 誰もなくなってはいないってことだよね」

 

「まったく、御寝坊さんなんだから」

 

「無理もないよ…信頼していた人たちに

 裏切られちゃったんだ、僕たちだってショックなんだもん」

 

「ええ…

 

 でもゆっくりもしていられないわ…」

 

一人の呟きに秋四は反応する

 

「どういう…?」

 

「彼はおそらく、世界そのものに攻撃を仕掛けるつもりだ…

 

 そのために障害となりうる自分達に攻撃を仕掛けたんだろう」

 

「ええ、ほとんどの者達が奴らの手にかかりました

 

 生き残っているのもここにいる私達だけです

 彼がいなければきっと私たちも殺されていたでしょう」

 

そう言って奥の方に目をやる一人の老人

 

そこに現れたのは

 

「どうやら目が覚めたようだな」

 

「貴方は…」

 

一人の黒い服装の人物、十文字 似非であった

 

「すまなかった…‥奴らが私たちに謀反を

 起こそうとしていたことは気が付いていたんだが

 

 それを伝える前に奴らに行動を起こされてしまった‥

 

 せめて全滅を避けるためにお前たちのことは助けられたんだが‥」

 

似非はそう言って悲し気に口を開く

 

「そんな…

 

 似非さんは私たちを助けるために…」

 

「私だけの力じゃない、秋組の奴らがせめて

 おまえだけでもと自分達が足止めしてくれたんだ

 

 秋組だけじゃない、他の組の奴らだってそうだ‥

 

 私はそれで春組からは春三、七誠、優生を‥

 

 夏組からは夏三、信乃、六誠を…

 

 冬組からは冬三、三葉…

 

 秋組からは残念ながら、お前を逃がすのに精いっぱいだった‥」

 

似非の言葉に秋四は悲しげに俯く

 

「それで‥‥俺様たちはこれからどうする?」

 

「…‥どうにもならねえよ‥

 

 星座宮の御巫女子はその全員が

 人の身でありながら人であることを越えた‥

 

 いわば超人の集まりだ、奴らの力はさっき

 それぞれが大いに味わったはずだから反論はないだろう」

 

「あんたほどの人でもそこまで…」

 

「‥‥ああ、私でも無理だ特にあいつにはな‥

 

 あいつの力はもうもはや超人なんて言う域すらも越えてる‥

 

 まさに…‥神の人と書いて神人って言葉がよく似合うほどにな‥」

 

「それにしても、どうして彼は…」

 

「わからない‥

 

 しかし、今の私たちにできることは

 悔しいもんだがない、力の差がありすぎる‥」

 

「なんとも無念ですね‥‥世界がどうなるのかも

 わからないというのに、黙ってみているだけしかないのだと思うと‥‥」

 

そう言って無念そうにつぶやく冬三

 

すると、似非はあるものを一同に見せる

 

「確かに私たちだけでは何も成し遂げられない…

 

 だが、私たちのほかにも私たちの力を

 託すことのできる存在を見つけることならできる」

 

似非がとりだしたのは、一機の端末であった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         




拾ったのは最後の希望…‥‥‥
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