♈ ♉ ♊ ♋ ♌ ♍ ♎ ♏ ⛎ ♐ ♑ ♒ ♓     星座宮夜宵之闇物語之神話書記 ANAVIOSI SYN+       ♓ ♒ ♑ ♐ ⛎ ♏ ♎ ♍ ♌ ♋ ♊ ♉ ♈   作:lOOSPH

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賛同者という名の同盟・・・・・・・・・


引き寄せられる者達

 

 

彼が英雄の元に来てしばらく来たところ

 

彼は自分の肩にはめられている装置を見ていた

 

「まだ慣れませんか?

 

 ここに来てからよくここに訪れているようですが?」

 

そこに一人の少女が訪れ

彼に優しく話しかけていく

 

「君って確か、ここに入ったときに見たよね?

 

 え~っと、名前は…‥‥‥」

 

「あ、これは失礼しました…

 

 私は、小早志 真苗と申します

 貴方と同じ時期にここに入ったんですよ?」

 

「そうなんだ、よろしく真苗…‥‥‥」

 

「フフフフ…

 

 初対面でいきなり名前呼びだなんて

 思っていた以上に積極的なんですね」

 

そう言って、何やら笑みを浮かべて告げる少女、真苗

 

「そう言うものじゃないよ…‥‥‥

 

 それにしても、君ってよくここに来ているみたいだけど

 ひょっとして君は、この近くで働いているのかな?」

 

「まあ、半分正解で半分あたりですね…

 

 私は間力があるので、その専門の場所に努めているんだ

 それがこの先に会ってね、たまに休憩がてらこの静かな場所に来てるんだ」

 

真苗は意気揚々に答えていく

 

「そっか、だったら僕と一緒だね…‥‥‥

 

 僕もはっきり言ってここの人達とはなじめなくてね

 一人になりたいときはいっつもここに来ているんだ…‥‥‥

 

 妹達と過ごすのもいいけれど、ここに入ることを決めて以来

 会う時間がどうしても限られて行ってしまって、どうしようかって思って…‥‥‥」

 

「フフフフ…

 

 なんだか不思議な感じ…

 

 私とあなたは初対面なのに、不思議とこうやって

 自然に話すことができる何て、本当に不思議だね君は…」

 

そう言って彼とお互いに笑いあっていく真苗

 

「ねえ、真苗…‥‥‥

 

 よかったら僕と組まない?

 

 これも何かの縁だって思うし

 何より、こうやって知り合えたんだしね」

 

「そうだね…

 

 あ、そうだ!

 

 実はもう一人親しくなった人がいるんだ

 今度連れてくるから、よかったら一緒によろしくできない?」

 

「うーん、いいよ

 

 僕の方も妹達に君の事紹介したいから、その時に…‥‥‥

 

 それじゃあ改めて、これからよろしくね真苗…‥‥‥」

 

「うん、こちらこそよろしく」

 

こうして、彼と親しくなった真苗は

彼の妹達と、真苗の友人、百合子と会い

 

初めての合同の際に、もう一人智晶こと友輪と会った

 

ここから彼の運命は大きく動き始めた

 

‥♈…♉‣♊‥‥♋…‥♌…‥‥♍……♎‥‥‥‥♏…‥‥‥⛎‥‥‥‥‥♐‥‥‥‥‥‥♑…‥‥‥‥‥♒…‥‥‥‥♓‥‥‥‥‥‥‥

 

彼と妹達がチームとして安定してきた時

ある戦いにおいて、彼を含めて多くの者達が負傷した

 

「お兄ちゃん、大丈夫!?」

 

「なんとかね…‥‥‥でも、敵の方もだんだん強くなってる…‥‥‥

 

 今の僕たちだとどうしてもぎりぎりの戦いになっていく‥‥…‥」

 

「でしたら兄さん、回復薬の者を加えてはどうでしょう?

 

 回復を行えるものが居るのといないのとでは戦況は大きく違っていきます」

 

友論がそう意見を述べていく

 

「そうか…‥‥‥それだったら一人、あてがいるよ」

 

「さすが兄さんです、さっそくその人のところに行きましょう」

 

そう言って一同が訪ねたのは、とある医療チームのいるところにおいて

一人の少女を彼が訪ね、彼は妹の睦美とともにその少女に話を持ち掛けていく

 

「…そう言う事なの、私達に力を貸してもらえない?

 

 明沙美さん」

 

睦美が訪ねたのは一人の優しい雰囲気を持つ少女

 

「お兄さんの希望だというのならば、私からお願いしたいぐらいです

 

 しかし、どうして私なのですか?

 

 見ての通り、私以外にも回復に適している者はいます

 私よりも優秀なものだっています、ここにいる者達の中では

 私の回復力は良くても中の上のレベルです、お兄さんの実力なら

 私よりももっと腕の良い回復役だって選べると思います、ですから…」

 

「あいにくだけれど、僕は君以外の他の誰かを選ぶつもりなんて

 最初っからないんだよ、僕はあの時初めて君を見たときから、君以上に

 信頼できる回復能力を持っている子はいないって思ってる

 

 だからここに来たんだよ、ひょっとして…‥‥‥それだけの理由じゃ不満?」

 

明沙美のやや自信のなさげな言葉に

彼は何の臆面もなくそう答えて見せた

 

「…本当にお兄さんは、好感を持てる人ですね…

 

 でも、そう言うふうに他人にはっきり言ってると

 のちにいろいろと苦労することになりますよ、本当に…」

 

「知らないよ…‥‥‥

 

 周りがどう思おうとなんて一度も考えたこともないよ

 

 僕はただ、僕だけの道を進んでいくだけだから…‥‥‥」

 

それを聞いた明沙美は、小さく笑い声をあげると

ゆっくりと立ち上がって彼の方を見つめ、いった

 

「わかりました、この不肖

 

 志茂田 明沙美、お兄さんにかつて救われたこの命

 最後の一滴までお兄さんのために使わせていただきます」

 

明沙美はそう言って、彼の元に行く事を表明したのだった

 

‥♈…♉‣♊‥‥♋…‥♌…‥‥♍……♎‥‥‥‥♏…‥‥‥⛎‥‥‥‥‥♐‥‥‥‥‥‥♑…‥‥‥‥‥♒…‥‥‥‥♓‥‥‥‥‥‥‥

 

やがて、チームの力も

大きく安定していったころ

 

彼の元にはさらに多くの人数が集まり

大規模とは行かないまでも大きな集団になりつつあった

 

「あ、いたいた‥‥

 

 久しぶり」

 

「…‥‥‥七誠か、相変わらずのようだな」

 

しばらくそこに立っていると、そこに話しかけてきたのは七誠であった

 

「聞いたよ、ここのところ大活躍みたいじゃない?

 

 チームの方も大きくなっているみたいだし

 君をここに連れてきた身としても、うまくやっているようで何より」

 

「ううん、まだ足りないよ…‥‥‥

 

 だってまだ戦いは終わってないから…‥‥‥」

 

そう言って彼は見回すと

戦いの中において、負傷して運び込まれていく者達の姿が

 

「…本当に、ここのところ穢れの発生は激しくなってきてる

 

 僕たちももう、今月だけでも七回も出撃してる

 チームの皆にも、疲労が見えてきてるけどお休みも取れないし‥‥」

 

「…‥‥‥穢れ、か…‥‥‥

 

 一体どうして穢れって言うのは発生していくんだろう?」

 

どうにも解せない表情でそんなことを問う

 

「穢れって言うのは本来、すべての生きとし生ける者達に宿ってる‥‥

 

 人間の欲望、それは生きていくうえで最も必要なものだが

 抑えが聞かなくなってしまうと、やがて噴き出してそれが形を成していく

 

 それが、僕たちが戦っている怪物さ‥‥」

 

「…‥‥‥…‥‥‥」

 

しばらく話し込んでいると、奥の方から言い争う声が聞こえてきた

 

「いい加減にしてよ!

 

 どうしていつもスーは問題ばっかりおこすの!?」

 

「…問題?

 

 アタシがいつ問題なんて起こしたの…

 

 アタシは目の前に現れた敵を倒した

 ただそれだけ…それの何が問題なの…?」

 

「周りで戦っている人たちの事も考えてって言ってるの!

 

 貴方の独断専行のせいでまたチームメイトが負傷したのよ!?

 

 これ以上問題を起こすって言うんなら、拘束させてもらうから!!」

 

二人の少女が、何やらもめている様子を見せる

 

「ぺガスちゃん、まーた問題を起こしたのか‥‥」

 

「あの子は…‥‥‥?」

 

「ぺガス・リーン‥‥

 

 秋組に所属してるんだけど

 いつも問題を起こしてるらしくってね‥‥」

 

彼は七誠から少女、ぺガスのことを聞く

 

「…もういい…

 

 秋組…やめる…じゃあ……」

 

「…ちょっと待ってってば、スー!」

 

怒ったぺガスはふてくされて飛びだしていき

秋四は苛立ちを見せながら引き止めようとする

 

「まあ、秋四ちゃんは組長の中で

 一番若いし、組員をまとめきれないんだろうね

 

 彼女も大変だね、手のかかる子を引き取る結果になって‥‥」

 

「ふうん…‥‥‥」

 

彼は秋四に引き止められながらも去っていくぺガスをじっと見つめていた

 

‥♈…♉‣♊‥‥♋…‥♌…‥‥♍……♎‥‥‥‥♏…‥‥‥⛎‥‥‥‥‥♐‥‥‥‥‥‥♑…‥‥‥‥‥♒…‥‥‥‥♓‥‥‥‥‥‥‥

 

「…周りの事を考えて…?

 

 そもそも弱い奴らが戦いに

 挑むこと自体間違ってる…

 

 弱い奴らなんか…いるだけ邪魔…」

 

そう言って誰もいない場所において

口調こそは静かだが、いら立ちを隠すことなく

不満を口にしているかのようにつぶやいている

 

そんな彼女の耳に、静かな足音が小刻みに近づいていく

 

そこに現れたのは

 

「…秋組所属のぺガス・リーンさんね…」

 

「…誰…?」

 

彼の妹の一人で、その手に雷を宿している少女

 

「私は木乃、貴方に会いたがっている人がいるの…

 

 よかったら、会いに来てもらえないかしら?」

 

「…悪いけれどその返事には答えかねる‥

 

 私は、強い奴にしか従わないようにしてるから‥」

 

そう言って彼女の方に向いて、構えをとっていく

 

「なるほど‥行動は言葉よりも雄弁に語るって言うものね‥

 

 まあいいわ、少し順番が違うけれどもちょっと相手をしてあげるわ」

 

そう言って右腕に電気を走らせていく

 

「…へえ、面白そう…

 

 だったらいらっしゃい」

 

「‥それじゃあ、遠慮なく!」

 

そう言って双方が激しくぶつかり合っていき

そこが激しい閃光に包まれていくのであった

 

「へえ‥やるじゃない‥

 

 さすが兄さんが目をかけただけの事はあるわ」

 

「はあ…はあ…」

 

息を切らしていく双方だが

やがて決着をつけんと互いに向かっていく

 

「これで決める!」

 

「私は勝つ…!」

 

二人の技が決まらんとしたその時

その二人の間に現れた人物によって

双方の技は共にいなされるのであった

 

「そこまでだ、木乃…‥‥‥

 

 まったく、お前ともあろうものが

 一体何をしているんだ、こんなに

 派手にやりあっていいって僕は言ったか?」

 

「に、兄さん‥

 

 申しわけありません‥」

 

彼に電気をまとった右腕をいなされてしまった木乃は

申し訳なさそうに彼からゆっくりと距離をとっていく

 

「さてと…‥‥‥うちの妹が申し訳なかったね…‥‥‥

 

 僕は君に会いにきたんだよ…‥‥‥君に興味があってね…‥‥‥」

 

「私に興味が…?

 

 私の事は知っているはずだと思うけど…?」

 

彼に拳を止められているぺガスは恐る恐る聞き返す

 

「僕の元に来なよ…‥‥‥

 

 僕が君の力をうまく使ってあげる

 そうすればきっと君もこれから満足するはずだよ?」

 

「…言うじゃない…

 

 そこまで言うんだったら

 ぜひともお手並み拝見とさせてもらおう…」

 

こうしてぺガスという問題児を手中に入れ

さらにその功績をとどろかせていく一行であった

 

‥♈…♉‣♊‥‥♋…‥♌…‥‥♍……♎‥‥‥‥♏…‥‥‥⛎‥‥‥‥‥♐‥‥‥‥‥‥♑…‥‥‥‥‥♒…‥‥‥‥♓‥‥‥‥‥‥‥

 

彼が廊下を歩いていると、その彼の耳に激しい轟音が鳴り響き

その横に一台のバイクが止まって、その乗り手がゆっくりと近づいていく

 

「貴方ね、あのぺガスを抱き込んだって言う噂の彼は‥」

 

「…‥‥‥誰だ?」

 

彼が聞くと、降りてきたのは一人の少女だった

 

「‥私は駒 馬子‥

 

 ぺガスよりも後に秋組に入った者よ‥」

 

「…‥‥‥僕に何か用?」

 

「‥フフ、思っていたよりも図太いんだね‥」

 

「…‥‥‥用がないなら、後にしてもらえる?

 

 僕はあいにく、興味のないことに時間は割かないことに決めてるから…‥‥‥」

 

突き放し気味に言う少年だが

馬子はどこか面白そうなものを見つけた様子で、彼に言葉を続けていく

 

「秋四の言う事なんてめったに聞かなかったあのじゃじゃ馬が

 ある男の元に仕えることになったと聞いて、びっくりしてね‥

 

 どれほどの男なのかと思って、興味がわいたんだ‥

 

 だからぜひとも一度会ってみたいと思ってね‥」

 

そう言って姿勢を低くして、彼の顔をまじまじと見る

 

「‥なるほど‥ぺガスの奴が惹かれたわけだ‥

 

 貴方からはどこか底知れないものが見えるわ‥

 

 虚無‥無関心、そして‥憎しみ‥‥」

 

「…‥‥‥…‥‥‥」

 

そこまで聞いて彼は静かに眉を細める

 

「‥フフ‥そんなに警戒しないでよ‥

 

 私は別に貴方をどうこうするつもりもないんだ‥

 

 むしろ私を貴方に、引き抜いてもらいたいと思ってるんだ‥

 

 これでも手先は器用な方だよ、きっと私なら

 貴方のその底しれない何かのために役に立つと思う‥

 

 その方がきっと秋組にいるよりもきっと面が白いと思うからさ‥」

 

「…‥‥‥はあ、好きにするといい…‥‥‥

 

 その代わり、裏切ったりしたら許さないから」

 

「‥なるほど‥貴方はかつて誰かに裏切られたと言う事ね」

 

馬子の言葉に少年は拳を力強く握る

 

「‥まあ、落ち着いてよ‥

 

 どうこうするつもりはないって言ったじゃない‥

 

 改めてよろしくね、お兄さん」

 

「…‥‥‥フン…‥‥‥」

 

こうしてさらに、そこのしれないメンバーが加わったのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         




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