容姿は名前のキャラクターと同じだと思ってください。
転生した。
第2の人生だ。
前世で死んだ時の記憶が無い。と、言うより思い出せ無い。転生する時に自称神を名のる幼女からは死んだ記憶を消去したらしい。
なので、考えるのを放棄した。開き直ったと言った方が正しい。
転生した時の事を思い出す。
◆◆◆◆
真っ白な空間に椅子と机が有り、幼女が座って俺?を手招きしている。
『こっちなのじゃ!座るのじゃ!』
幼女に言われるがまま対面の椅子に座る。
椅子に座ると幼女が机に紙とペンを置き、文字を書き始めた。
書き終わると紙を俺に向け書くように言ってくる。
『さあ、書くのじゃ!』
書けと言われても???何が何だか解らない。
取り敢えず、紙を見ると転生先がガンダムと書かれていた。
1 転生先、ガンダム
2 チート
これしか書いて無かった。
「コレ、何ですか?」
一応、質問をする。まぁ、何となく状況は分かるが情報収集は大切だ。なるべく有利な条件が欲しい。
『お主は死んだのじゃ。転生させてやるから欲しいチートを紙に書くのじゃ!』
まぁ、そうだろう。でも何でガンダムなんだ。
死亡フラグが高いじゃ無いか。
「何でガンダムなのですか?他の世界が良いです。もっと安全な世界にして下さい」
『駄目なのじゃ!お主、ガノタじゃろ。ガノタならガンダムの世界と決まって居るのじゃ!それ以外は認めんのじゃ!』
「……」
暫く沈黙が続き折れる事にした。
「分かりました」
そう言って俺はチートの項目に欲しいと思った事を書いていく。
1 チート頭脳
2 U.C.93年のアムロ・レイの全能力
3 金運MAX
4 G-ジェネの本拠地
と、書いた処で幼女から待ったを掛けられた。
『待つのじゃ!G-ジェネは駄目なのじゃ!魂に付与するので物理的な物は無理なのじゃ!』
「……そうですか」
暫く考えてから(健康な身体と、前世の記憶の継承)と書いて項目を埋め終わりにする。
「終わりました」
紙を幼女に向けると幼女が受取り、内容を確認して、うん、うんと頷いていた。
「あのー、死んだ記憶が無いのですが?」
気になった事を聞いて見ると、とんでも無い事を良いだした。
『あっ!死んだ記憶は消去したのじゃ!』
幼女は動揺しながら記憶を消したと言ってきた。
怪しい、絶対に怪しい。絶対に何かしただろう。
「……」じーと見て居ると幼女がぽつりと話しだした。
『間違って殺したのじゃ、すまんのじゃ!詫びも兼ねてのチートなのじゃ!』
「はぁー、仕方ないですね。謝罪を受け入れます」
そして、気になった事を聞いていくと転生先は平行世界で転生者は俺一人だけだそうだ。良かった、他に居なくて。
『それじゃあ転生させるのじゃ!良い来世を送るのじゃ!』
そう言われ手を翳すと俺は光の粒子に飲み込まれていった。
◆◆◆◆
そんなやり取りが合って今に至る。
確認してみよう。
1 チート頭脳
2 U.C 93年のアムロ・レイの全能力
3 金運MAX
4 健康な身体
5 前世の記憶の継承
うんチートだな。これだけ在れば生き残る事が出来るだろう。
ガンダムと言ったよな。あの幼女は?
開戦迄に、ある程度の地位を確立しなければコロニー落としに巻き込まれるかもしれない。ガンダムと云えば死亡フラグ満載な世界だ。
地球でも、宇宙でも、油断できないぞ。
まず第一に俺の生存だで、第二に家族の生存だな。
赤の他人は知らん。助ける義理は無い。
とは、言っても今の俺は産まれたばかりで何も出来ないからだ。
赤ちゃんの本能に任せよう。