転生者はテロリスト   作:スパロボ工房

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第2話 転生先はC.E.?

転生して暫く立ち、首が座った頃漸く目が視えるようになった。

辺りを見回してみると時計が有ったので確認してみるとC.E.50年2月20日を指していた。

ビックリである。

 何と、この世界は頑種だったのだ。それと同時に安心した。

U.Cで無い事の安堵感がハンパなかった。

当面は、安全だな。

今世の身体は健康そのもの、前世のような社畜では無いのが救いか。

開戦までに約20年余裕がある。注意する事は近い内に起こり得るS2型インフルエンザくらいか?

 そして問題なのが今の俺がナチュラルかコーディネーターか解らない事だろう。

 又、ここが地球か宇宙かが分からない事だ。

これらが解らなければ、行動の仕様がない事だろう。

暫くは、赤ん坊の本能に任せよう。

 

「バブバブ」

(お休みなさい)

 

すやすやと眠り時間が経過した。

 

 

◆◆◆◆

 

転生して5年がたった。

不幸が重なり今世の両親が亡くなった。

死亡原因はS2型インフルエンザだった。

5歳でいきなり孤児になってしまった。不幸になってしまった。幸い、俺は健康な身体を持っているので健康そのものなのだが、これが異常なのだ。

健康体である為に、ケガや病気に成っても常人よりも回復が速いのであった。

かすり傷程度ならば直ぐに傷跡が無くなるという異常さだ。俺自身も両親と一緒にS2型インフルエンザに掛かり死の淵に差し掛かったのだが、異常な回復力をみせて完治した。

 

そして俺の身体から抗体を採取し、ワクチンを開発したようだ。

これによりワクチンが世界中に広まり地球に住むナチュラルが助かった。

 だが、医者達は俺の事を気味悪がりドラキュラの産まれ代わりと影口を叩いていた。

両親が居なくなり保護する大人が居なくなってからは、医者達が俺に人体実験をする様になったのだ。

ベッドの上で管に繋がり人生を諦めた頃、叔父と名のる人物に助けられた。

 

 何と叔父の名が(ジョージ·アルスター)だったのだ。

ジョージ·アルスターは悪女で有名なフレイの父親だ。

つまり俺はフレイの従兄妹だった。死んだ母親が叔父の妹だったのだ。

後から聞いた話しだと、資産家の母が父と駆け落ちして家を出たらしい。

死んだ母親と叔父は仲が良く、定期的に連絡を取っていたみたいだが両親が亡くなり連絡が着かなくなり探していたのだと。

間一髪で助かった俺は叔父夫婦に引き取られて養子になった。

 そして、俺の人体実験の事を聞いた叔父と叔母が激怒し、アルスター家の権力を使い人体実験に関わった医者や科学者を社会的に抹殺してくれた。

それと、俺から造った抗体ワクチンの権利を俺個人が開発した事にし、莫大な資産を得た。

 

養子になり、俺の性がレイからアルスターになった。

そうなのだ。俺の名前は(アムロ·レイ)

幼女から貰ったチートにはアムロ·レイの全能力が魂に付与された影響なのか、今世の名前がアムロだった。

死んだ母親はカマリア、父親はテムだった。

父親は有名な科学者でアズラエル財閥に勤務していた。

そして、俺自身ナチュラルだったのだ。

俺の行方はアルスター家とアズラエル財閥が捜索してくれていたのだった。

 

 

今回の事件が原因で俺は失語症とPTSDに掛かり、暫く人と話しが出来なくなった。

 そしてPTSDに掛かった事でニュータイプに覚醒した。

人間不信になった事で貰ったチートが完全に覚醒した俺は制御する事に時間が掛かった。

制御する切っ掛けはフレイが産まれた事だろう。

部屋で引きこもって研究していた俺だが、フレイが産まれた病院に連れられ叔母が抱いていたフレイを俺にみせてくれた。

 

この時、人目を憚らず、わんわんと泣いてしまった。

恐ろ恐ろ人差し指でフレイのぽっぺたを突くとフレイの小さな手が、俺の人差し指を握ったのだった。

この時に俺はフレイの笑顔に救われたのだ。

 

「きゃっ!きゃっ!」

 

この瞬間から、ニュータイプ能力を制御出来る様になった。

 

フレイには感謝だ。今迄の俺は世界がどうなろうと関係ないと思っていたが、叔父一家の為にも今の家族を守ろうと思ったのだ。

 

S2型インフルエンザのワクチンも、俺というイレギュラーがいた為に速くワクチンが世界中に広まった。

そして、ワクチンのお陰で俺の名もそれなりに有名になった。

 

 そして、俺はアズラエル財閥という縁が出来たのだ。

S2型インフルエンザがコーディネーター達の陰謀かは、分からないが、周りからの情報ではそうらしい。

ならば、俺は両親の仇を撃たなければならない。

 

開戦迄は、あと15年ある。

いや、後15年しか無いのだ。

プラントのコーディネーターよりも先にMSの開発をして開戦には連合にMSを普及しなければ。

 

その為に必要な物は、ミノフスキー粒子の発見と核融合炉の開発だ。

 この世界がガンダムの世界ならば、必ずやミノフスキー粒子がある筈だ。

 

 もしミノフスキー粒子の発見が間に合わないならばマクロスの熱核タービンエンジンや、宇宙戦艦ヤマトの核融合炉の開発や、トップをねらえに出て来る元素変換機を造れば良いだろう。

そうすれば他のオーバーテクノロジーの再現も出来る。

 

優先順位をつけよう。

 

1 元素転換炉

2 ミノフスキー粒子の発見

3 ミノフスキー核融合炉の開発

4 熱核タービンエンジン

5 U.C製MSの開発

 

これ等を10年を目安に開発しよう。

開発がすんだら廃棄されたコロニーを買い漁り、本拠地を造る。

 

会社を創設し、プラントよりも安価で高品質な工業製品や、食糧、医療品を製造し、友好国に撒きプラントの経済を追い詰めよう。

 

「そうだ!これは復讐なのだ!」

 

 

 

 

 

 

 




第2話になって漸く転生者の名前が出てきました。

アムロ·レイ→アムロ·アルスターになってます。

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