白い世界になごむ。
頭が穏やかに霞んでいく感覚が心地いい。強い眠気に浸っているのもあるが、あいつとの愛に溺れているおかげでもある。
穏やかに、とても穏やかに沈んでいく。灼熱のような熱さの中だけれど、極寒のような寒さの中だろうけれど。俺にとって、とても心地よい温度だ。
ここまで穏やかな心地になったのは、いつぶりだろうか。上手く判別がつかないが、些細なことなのだろう。
深い思考など、もういらないのだ。
だって、いいじゃないか。
頑張ったのだから。頑張った甲斐はちゃんとあったのだから。
このままでいい。止まったのかと疑うくらい静かに脈打つ鼓動がそう叫ぶ。
一緒にいたい奴がいる。早く会いに行ってやらねば。俺も恋しくなってきたから。
このままでいたい。形としてない心が散り散りになって裂けそうになっている。
一緒にいて欲しい奴がいる。絶対に離れてはいけない。苦しく思うほどに恋しいのだから。
ずっといたいのだ。俺を構成していたナニカがゆっくりと溶けていく。
一緒であると決めたのだ。壊れるわけにはいかない。逃げる気など欠片もない。愛しい、という感情に嘘も偽りもないのだから。
この欲は俺の性だ。たとえ仏になろうと、変わることもなくなることもない。いや、させない。
この愛は確かな物だ。いたい奴と育んできた確かな愛情だ。
こんなにも綺麗ではないか。なんという美しさだろうか。どこまでも素敵で惚れ惚れとする。
どんなものよりも固く、強い。そして、誰にだって壊させやしないし、無くされるわけのないものだ。
こんなにも俺を思ってくれるのだ。誇らしく思う。見せびらかして自慢したいぐらいに、とてつもなく誇らしいのだ。
でも、俺の愛は汚くみえてしまう。ちゃんとあるのか、思わず疑ってしまうのだ。しっかり持てるのか、と気にしてやまないのだ。
そんなこと思ってしまうということは、きっとまだまだ愛し足りないということなのだろう。
離したくない。離してなんかやりたくない。だって、大切ではないか。
そんなことを刻む。
なら、より愛そう。
何処まででも、愛そう。
何度も、何十度も、何百度も、何千度も、無限大に愛させてくれ。
この不確かな形の、心を引き裂く、苦き熱情よ。
ちゃんと在れ。
この今が終わることのないように。
白んでいてくれ、ずっと。汚れぬよう、色移りせぬよう。
格好のつかない、この熱情を。
奪ってくれ。
だから。
さようなら、と言いましょう。
――ずっと、さようなら――
BADEND
主人公設定
博麗 夢蔵(むさし)
博麗霊夢の兄で「博麗の巫女」を守護する「博麗の武士(はくれいのもののふ)」
◆概要
幼い頃に父親を「ある異変」で父親を亡くした事をきっかけに、自分が母親と霊夢を守ることを決意。以後数年間ひたすら厳しい修業に励み、限界を超え続けたことで無敵の強さを得た。その力で異変解決に乗り出す霊夢の手助けをしたり、「幻想郷」を狙う数々の「外の世界」の侵略者たちを倒してきた。「博麗の武士」としての仕事の他、副業として森近霖之助が店主をしている古道具屋「香霖堂」と本居小鈴が店番をしている人里の貸本屋「鈴奈庵」でバイト(店番代理・万引き犯の捕縛など)をして収入を得ている。
◆武器
◇鉄刃刀(てつじんとう)
主人公の腰に差している刀。両刃とも峰になっているため、相手の命を奪う心配もない。接近戦はもちろん、弾幕を放つ時も使用している。霊夢の提案したスペルカードルールに対する「誓いの証」でもある。
◆外見
霊夢と同様に黒い短髪、茶色の眼。服装は白の上下服の上に紅色の着物に加え黒茶色ブーツ、腰には「鉄刃刀」を差しているのがいつものスタイルである(『銀魂』の坂田銀時の紅白&刀ver.のような服装)。
◆人物
異変の張本人を前にしても飯の献立や人里の特売セールを気にする等、庶民的かつ図太い面がある。これはどんな状況下でもそういったことを気にする余裕があるという、主人公の圧倒的強さの表れでもある。父親の死がきっかけで家族を大切に思っており、霊夢を傷付ける奴に対して怒りを露にする。博麗の武士としても人気が高く、ファンクラブ(東風谷早苗・稗田阿求・本居小鈴を筆頭に結成)ができる程のカリスマ性を秘めている。マイペースな性格だが、自分なりの信念や博麗の武士としての誇りを持っている。
◆能力
◇覇気を操る程度の能力
王者の気を操る能力。この能力を使い敵味方の位置を探知できる他、複数の敵を威圧し場合によっては気絶させる事も出来る(『ONEPIECE』の「覇王色の覇気」のような能力)。
◇博麗の武士としての能力
空を飛ぶ時や瞬間移動をするときに使っている力。
◇戦闘能力
これまでほぼ全ての敵を一撃で倒すなど、身体能力は規格外。耐久力や生命力も幻想郷一で、明確なダメージを負ったことはほとんどない(『ワンパンマン』のサイタマのような強さと頑丈さ)。
◆スペルカード
◇鳳符「夢幻転空」
鳳凰の闘気をまとい、飛翔して高速で突進するスペル(『テイルズオブ』の「鳳凰天駆」のような感じ)。
◇剣波「夢幻総破(むげんそうは)」
鉄刃刀に博麗の力を集め、“究極の斬撃”として放つスペル。ある程度出力を絞っても、一撃必殺を狙えるほどに威力が高い(『Fate/』のセイバー(青)の約束された「勝利の剣(エクスカリバー)」のような感じ)
各キャラクター設定
◎がヒロイン
◎博麗霊夢
幻想郷と外の世界の境にある、博麗神社に住んでいる巫女であり、主人公の妹。最近、採用されているスペルカードルールの提案者でもある。主人公のことを「夢蔵兄(にい)」と呼んでいる。いつも自分の危機を救ってくれている主人公に慕っており、日常時でも異変時でも主人公の傍にいることが多い。
ルーミア
通りすがりの闇の妖怪。「紅霧異変」には関係ないが、鉢合わせした主人公に襲い掛かるもあっけなく返り討ちに遭う。その後は、主人公に興味を持ちはじめ甘えている。「そーなのかー」が口癖。
◎紅美鈴
紅魔館門番。紅魔館へ侵入しようとする主人公たちを撃退するため出てくるが敗北。その後は主人公の強さに憧れ、自ら弟子として志願する。たまに紅魔館に来る主人公に稽古を付けてもらっている。
◎レミリア・スカーレット
「紅霧異変」の元凶である年齢500の吸血鬼。威厳たっぷりに振舞うが、内面はほとんど子供と同じであり、館の仕切りは事実上メイドである十六夜咲夜に任せている。撃破されて以降、主人公の強さに惚れてよく懐く様になっており、よく博麗神社へ遊びに来ている。
◎橙
山に住む化け猫に憑く藍の式神。「東方妖々夢」では、迷い家のある里に迷い込んだ主人公たちを追い返そうと迎撃するが敗北。家の家財を霊夢に持っていかれそうになるが、それを主人公が止めたため恩義を感じる。以降は主人公を「夢蔵しゃま」と呼び甘えるようになる。
ルナサ・プリズムリバー
プリズムリバー三姉妹の長女。性格は暗いが優しい。西行寺家にたびたび招集され、演奏で場を盛り上げている。今回も花見大会が行われるということで、いつものように招集されていた。得意な楽器は弦楽器で、特にヴァイオリンを使用する。一人で演奏中に偶然出会った主人公に自分の演奏をほめられたり、主人公によるギターの熱い演奏を聞いて恋心を抱く。
◎魂魄妖夢
西行寺家専属庭師兼お嬢様の剣の指南役。幽々子の指示により幻想郷中の春を集めるが、異変解決のためにやって来た霧雨魔理沙に敗北。異変での気絶中に幽々子を圧倒した主人公の強さに興味を持ち、異変解決から数日後に博麗神社を訪れて主人公に勝負を挑むが完敗。それ以降は、紅美鈴に続いて自分の意思で主人公の弟子になる。
◎八雲藍
九尾の狐に憑く八雲紫の式神で、紫が寝ている間に代わりに活動している。昔、紫の命令で幼い主人公と霊夢の世話をしていたこともある。「春雪異変」で開いてしまった幽明結界を修復中に脱走した幽霊達を捕まえて連れ戻して来た主人公と再会を果たす。
八雲紫
あらゆる境界を操る妖怪の賢者。だが冬眠するほどよく寝ているため普段は式神の藍に全て任せている。先代巫女と幽々子とは友人関係。友人の一人である幽々子から幽明の境を修復して欲しいと依頼されて修復しているところを主人公たちと再会する。
◎伊吹萃香
の原因となったラスボス。倒すことで使用可能になる。「密と疎を操る能力」で人を萃めていたところに異変解決のためにやって来た主人公たちと対峙。自分を圧倒した主人公に興味を抱き、主人公の誘いを受け博麗神社で手合わせをしてもらいながら居候している。
◎蓬莱山輝夜
永遠の月の姫。永琳たちの策略を打ち砕き、真の満月に辿り着いた主人公たちに対し退屈しのぎと稀な来客のもてなしを兼ね、自慢の難題を武器に弾幕ごっこを挑む。撃破後に幻想郷にはすでに博麗大結界という結界が張られていることを知らされ和解。以降結界を解き、また身を隠す必要もなくなったということで積極的に主人公との接触を持つようになった。
風見幽香
花を操る妖怪。過去(東方幻想郷)に先代巫女に挑むが敗北。それ以降は先代巫女と知り合いとなり、博麗神社に遊びに来たときに幼い主人公と出会い仲良くなる。それから数年後に成長した主人公と再会を果たし、どのくらい強くなったか知るために勝負を挑むが敗北。その後は、たまに博麗神社を訪れて主人公たちの様子を見に来ている。
◎四季映姫・ヤマザナドゥ
幻想郷担当である説教魔の閻魔。霊夢たちへ説教したことが守れているかどうかの様子を見てまわっている。長時間、正座をさせて説教しても平気な主人公に頭を悩ませている。しかし少しでも主人公の罪が軽くなるように、諦めずに主人公のところへ来ては説教している。
先代博麗の巫女
主人公と霊夢の母親にして、霊夢と同じ巫女。現在は「博麗の巫女」の代を霊夢に譲り、博麗神社でのんびりと暮らしている。主人公からは「おふくろ」、霊夢からは「お母さん」と呼ばれている。マイペースな性格のため主人公と霊夢を振り回すこともあるが、二人を大切に思っている。
先代博麗の武士
故人。主人公と霊夢の父親にして、先代巫女の夫。優しい性格だが、博麗の武士としての実力はかなりあった。主人公からは「親父」、霊夢と先代巫女からは「お父さん」と呼ばれていた。「ある異変」で重傷を負い、自分の死を悟ると先代巫女に幼い主人公たちを任せて息を引き取った。
●主人公設定と各キャラ設定は、フリーリクエストをして下さいましたシャドー様ご考案です。
※本来、霊夢の設定は主人公に兄妹以上の好意を抱いておる、との要望でしたが、私の都合により改変させていただきました。
※本来ならば、ルーミア・ルナサ・紫・幽香も含めたハーレム、または各ルートがあるはずだったのですが、私の力不足により、彼女達にはヒロインにならないでいただきました。
どれぐらいのヒロイン数がいい
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一人
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二人ぐらい
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ハーレム