日本神話の本拠地から出た武昭と黒歌は次の目的地に向かっていた。
「なぁ黒歌、あっちに残ってなくて良かったのか?」
「あそこにいたら緊張しっぱなしでユックリ出来ないにゃ!!」
「そうなのか?結構、日本神話の人達って付き合いやすいけど……」
「それは武昭が凄いからにゃ……そう言えば今はどこに向かってるにゃ?」
《ん?なんだ黒歌よ、行き先も聞かずに我等と共に来たと言うのか?》
「まぁ、次に行く場所は日本神話よりも過ごしやすいかもな……」
「多分だけど武昭達の言う事は鵜呑みにしない方が良いと思うにゃ……」
黒歌は武昭達との付き合い方を考え始めた。
しばらくして……
「よう、久し振りだな武昭、ディス」
「あぁ、本当に久し振りだなインドラ」
《あいも変わらず派手な服装だな》
「ハッハッハッ、そう言うディスもいつも変わらない口調だな」
武昭は五分刈りにグラサンをかけてアロハシャツを着て数珠をしてる男性と話していた。
「インドラ様って……確か須弥山に住むって言われてる神様だったにゃ……」
それを見ていた黒歌は着いて来た事を軽く後悔していた。
「それで武昭、今日はなんで来たんだ?」
「いやー 久し振りにアマテラスさん達に会いに行ったから来たついでにと思ったんだ」
「ハッハッハッ!全く武昭は全然変わってねぇな始めて会った時と」
「インドラが自分から、「そんな口調で話すなよ」って言ったからだぞ」
「そういや、そうだったか まぁ、久し振りに来たんだからユックリしていけ」
「そうだ、スサノオさんからこれを持って行ってくれって」
「おぉ!こいつは日本神話のお神酒じゃねぇか!よーし、今日は宴会だ!!」
インドラは武昭から土産の酒を受け取ると、そのまま自分の住居に戻った。
それから……
「ふむ、毘沙門や大黒も元気でやっているのか」
「えぇ、弁天様に怒られたりもしてましたけど」
「ガッハッハッ!あいつらも災難だな!」
「おや?猫又のお嬢さんは飲まないのですか?」
「え、えぇ、そんなに喉も渇いて無いですから……(この人達って確か四天王って呼ばれてる人達だったはずにゃ〜)」
黒歌は自分と武昭の周りにいる存在を確認して体が震えていた。
「おう!武昭!久し振りにやるか!?」
「えぇ、今回も俺が勝たせてもらいますよ!」
インドラは武昭の近くに来ると腕相撲を開始した。
「さぁさぁさぁ!今回も始まった腕相撲対決!勝者は武昭かインドラ様か!さぁ張った張った!」
「こんな事をしてて良いのにゃ?」
「えぇ、我らはこの様な事を禁止してるのではありません、この様な事をしながら自身の中にある欲望を抑える様にしてるのです」
黒歌が呆れていると1人の存在が説明した。
その後、インドラは武昭に負けて悔しがっていた。
「これで235戦全敗じゃねぇか!」
「今回も勝ったから
「うにゃ!?その金塊は何にゃ!?」
「あれは今回の勝負で賭けられた賭け金の一部ですよ」
黒歌は武昭が貰った金塊を見て驚いていた。