魔法少女リリカルなのは 蒼の守護者   作:みずき

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三話です。

フェイトちゃんの登場です。

あとがきの次の作品については気にしないでください。

生きるって大変、忙しいです。
続きは書きたいんですけど・・・


第三話 ライバル登場?僕のライバルは多分ファルさんだと思う

みなさん、こんにちは、如月瞬兵くんです。

あれから一週間、時の流れは速いです。

「なのはちゃん、まだ、時間かかるのかなぁ」

「ほ~ら、ユーノ。おいでおいで♪」

「キュッ?」

僕は今、美由姉と一緒にリビングに居る。

美由姉に呼ばれたユーノくんは走っていって、飛びついた。

「あはっ!よしよし。ユーノは賢いね~」

・・・まぁ、あたりまえだよね。

人間なんだからさ、今は美由姉の顔を舐めている。

・・・・・・正体バレたら殺(や)られるんじゃないかとかなり心配、何せ美由姉は嫌がるユーノくんをお風呂に引きずり込んでたし。

お父さんもお兄ちゃんも過保護だしなあ・・・恐ろしいことになりそうだ。

まぁ、可哀想だから、あれからお風呂は僕が入れてあげてる。

たまに変な視線が来るけど、ユーノくんはそんなことしないと思うし。

(実際は毎回じーっと見てる)

「なのは、まだか?」

「ごめ~ん。もうちょっと~」

僕たちはこれからお出かけなんだけど・・・

なのはちゃんの準備が終わりません。

時間がかかりすぎだと思いますが女の子はそうゆうもの・・・だそうです。

お母さんと美由姉が、そう言ってました。

あ、僕の準備はばっちり終わってます。

「あれ?今日はどこかにお出かけ?」

美由姉が聞いてくる。

「言ってなかったっけ?」

「うん、聞いてない」

「すずかちゃん家でお茶会です」

そう、今日、僕となのはちゃんの二人は月村家のお茶会に招待されてるのです。

アレから暫くしてなのはちゃんの準備も無事に完了。

星夜も誘われてるので途中で合流予定なんですけど、待ち合わせ場所に・・・まだ、来ません。

待ち合わせは二十分前なのに、何、やってんだろ。

「来ない」

「来ないな」

「来ないね」

お兄ちゃんがちょっと怒ってます。

そんなに早く、忍さんに会いたいんだ。

あ、忍さんはお兄ちゃんの恋人、僕は苦手だからあまり顔を会わせないんだけど、お兄ちゃん忍さんに会いにいくんです。

あ、来た。

「はぁ、はぁ、はぁ、遅れて、悪い!」

「本当に遅いよ。星夜」

「あはは、寝坊しちまってな」

「・・・はぁ、いいよ。行こうなのはちゃん、お兄ちゃん」

「ああ・・・」

「うん」

僕たちは目的の場所へと歩を進める。

 

 

 

そして僕達は今、すずかちゃんの家の前に居ます。

「予定の時間より随分遅れちゃったね。アリサちゃんたち怒ってるかな?」

「多分、アリサちゃんは怒ってると思うよ。なのはちゃん、遅れるって連絡入れてないよね」

「忘れてた・・・ι」

まぁ、僕も忘れてたんだからなのはちゃんのこと言えないけど・・・

「何度か来てるけど、やっぱデケェ家だな」

星夜、家が小さくなってたりしたら怖いよ。

「そんなことより、星夜、遅刻したの星夜のせいだからね」

少し遅れてもいいように余裕のある時間に待ち合わせたのに、あんなに遅れるから悪いんだよ。

「・・・それはつまり」

「きっとおしおき」

「やっぱり、そうなるのか」

「にゃははは・・・ι」

にしても、お兄ちゃん、星夜が来てから無言で星夜を睨んでる。

お兄ちゃん一言も話さないのは怖いよ。

≪なぁ、瞬兵≫

≪なに?≫

≪なんで恭也さんは俺を睨んでるんだ?≫

≪う~ん、俺の大事な妹と弟に手をだすな・・・かな≫

星夜だってお兄ちゃんにとって弟みたいものなのに過保護度合いがなんでこんなに違うのかなあ?

ピンポ~ン!

僕が星夜と話しているうちになのはちゃんが呼び鈴を鳴らして、しばらく待っていると、扉が開きました。

「恭也様、瞬兵様、星夜様、なのはお嬢様、いらっしゃいませ」

「ああ、お招きに預かったよ」

「こんにちわ~」

「お久しぶりです、ノエルさん」

「こんちは」

僕達を出迎えてくれたのは、忍さんの専属メイドのノエルさん。

無口な人です。

美人でもあります。

「はい。ではどうぞ。こちらです」

そして僕達はノエルさんに、すずかちゃんの所へ連れてってもらいました。

当然ですけどアリサちゃんはもう来ていてすずかちゃんとお茶を飲んでる。

忍さんもいるし。

「あっ、瞬兵くん、星夜くん、なのはちゃん、恭也さん」

「遅れて、ごめ」

「「「「「「ニャー、ニャー、ニャー、ニャー」」」」」」

僕が二人に謝ろうとした瞬間、月村家に住む大量の猫が飛び掛ってきた。

「ほぇぇぇええええええええええええっ!?」

ずどしゃっ!

「「「「(ここに来るたびにこうなる・・・ι)」」」」

「お、重い~、会えて嬉しいのは分かったらどいてぇ!」

あれから数分後、僕は猫地獄から抜け出した。

「ひどいよ~、僕を見捨ててみんなで楽しそうにお茶するなんて」

「猫たちがこんなに楽しそうにするのは瞬兵くんが来てくれたときだけだから」

さすがすずかちゃん、相変わらずの性格だ・・・ならば、

「ひどい・・・みんな、大っ嫌い!」

目を潤ませて泣きそうな顔をしさらにそこに上目遣いで一言を放つ。

ぼんっ!

次の瞬間、その場に居た皆様は完全に硬直しつつも顔を赤くし何か恍惚とした顔で倒れた。

秘儀、涙目で拗ねた顔、うむ、凄い威力だ。

「でも、どうしようか、これ・・・」

なんか、萌えとか、うふふふふとか、もっといじめたいとか、カオスな寝言が聞こえる。

あ、鼻血・・・

・・・なに、この危険な空間は、

僕、本当にこの人たちの友達や家族やってていいのだろうか?

「・・・ユーノくん、ユーノくん」

「瞬兵~///」

「ユーノくんまで・・・」

・・・・・・・

「・・・うう、さびしい、誰でもいいから早く現実に帰ってよ」

僕は一人でお茶を飲む。

うん、さすが月村家、おいしいお茶だ。

みんなが正気に戻ったのはなんと三十分後だった。

「お兄ちゃんと忍さん行っちゃったね」

「二人は恋人同士・・・だからな」

「まぁ、僕としては忍さんと話さなくてすんで嬉しいけど」

「瞬兵くん、何でそんなにお姉ちゃんのこと嫌いなの?」

「すずかちゃん、嫌いってのとは違うよ。苦手なだけ、何せ、前に来たとき無理矢理お風呂に連れ込まれそうになってね」

「お姉ちゃん・・・そんなことしてたんだ」

む、鬼が降臨した・・・しかも五体も・・・

「ま、入ってないから」

「あんた、よく、忍さんから逃げられたわね」

「んとね。さっきと同じようなことをして撃沈して逃げたの」

「ああ、あれ・・・」

思い出したのかみんな顔が赤い。

ユーノくん、今、フェレットなのに・・・

「確かに、物凄い、威力だったわ」

「「「「(コクコク)」」」」

ま、あのお兄ちゃんと忍さんがぶっ倒れて鼻血出したくらいだし。

破壊力は折紙つきだよね。

ちなみに本気の笑顔で人を殺しかけたことがあるけどすぐに蘇生させたので問題はない。

被害者は星夜だ。

いや、あの時は本当に焦った。

鼻血は中々止まらないし、心臓は止まりそうだし、顔は我が人生に一片の悔いなしってくらいに幸せそうで、うう、本当に大変だった。

だから、僕はあれから本気の笑顔は人に見せてない。

まぁ、それでも笑顔が危険なのは周りの反応をみるとよく分かる。

それでも、相手を撃沈させない笑顔を自然にできるようにするのは大変だった。

だから普段の笑顔が偽者ってわけではないのだ。

ただそれ以上の笑顔を出すまでもないのだ。

極稀にだけど本気の笑顔が無意識でることもあるけど、

そこまで、考えているといつの間にかユーノくんが猫に追いかけられたのでユーノくんを抱き上げる。

猫に追われるのは辛いのです。

そう、たとえ懐いているからだとしても、辛いんだよ。

「は~い。お待たせしました~。イチゴミルクティーとクリームチーズクッキーで~す」

でた、すずかちゃん専属、ドジッ娘メイド、ファリンさん、今日は、大丈夫かな?

「きゃっ」

さっきまでユーノくんを追いかけてた子猫がファリンさんの足元をちょろちょろと駆け回る。

・・・猫、頭いいな、ユーノくん取り上げた仕返しか、

しかし、甘い。

僕はユーノくんをなのはちゃんに預け・・・投げて、ファリンにさんに瞬足で近づき支える。

がっしゃーんっ!

お茶もお菓子もダメになったけどファリンさんは転ばすにすんだ。

「あ・・・///」

「「「「(あの猫、余計なことしやがって)」」」」

「大丈夫ですか、ファリンさん?」

「あ・・・はい、申し訳ありません///」

「って、あれ、さっきの子・・・っ!?」

≪二人とも!≫

≪分かってるの≫

≪うん、ジュエルシードの気配≫

≪ユーノくん行って、探すのを口実に僕たちも抜け出すから≫

≪分かった≫

念話を終えた直後、ユーノくんがジュエルシードの気配に向かって走り出す。

「あ、ユーノ」

「なのはちゃんと探してくるから二人はお茶してて」

「え、ちょっ、待ちな」

「ごめん、行ってくるね」

「え、なの」

「気をつけ」

三人の言葉を最後まで聞かずに僕たちは走りだす。

僕たちは気配の感じるほうに一直線に走りそこにいたのは先ほどいなくった。

「「ね、猫ぉ!?」」

「なのはちゃん、あれさっき、ファリンさんをコケさせた子猫だよ」

「あ、あんなにおっきくなっちゃったの!?」

「とにかく、シュテルシア!」

「レイシングハート!」

「「セットアップ!」」

僕たちはバリアジャケットを纏う。

「でも、どうしよう~」

「うん、変身したはいいけどこれは・・・敵って言うんじゃないからね」

「うん」

正直、なのはちゃんも僕も困っていた。

ジュエルシードは回収したいけど、むやみに魔法を撃って怪我でもさせたら言い訳できないし、とんでもないことになっちゃう。

そう考えて僕もなのはちゃんも撃つのをためらって、攻撃(ひょっとしたらじゃれ付いてるつもりかもしれないけどあんなのにじゃれ付かれた怪我する)を、ただ避け続けていると、

シュバァァァ!!

『ニャアアア!』

横から一迅の閃光が巨大子猫を襲った。

「魔法の光!?」

ユーノくんは慌てて魔法の飛んできた方向を見た。

もちろん、僕たちも同じ方向を見ている。

そこに居たのは、黒衣に身を包んだなのはちゃんと同じぐらいの少女だった。

「君は・・・?」

僕が訊ねようとした瞬間、黒衣の少女は魔法を再度巨大子猫に向けて放つ。

『みゃおおぉ!』

仕方ないか、僕は猫と少女の間に割り込み。

「エルセナ!」

バリアをはり子猫を守る。

「敵だから、やりすぎとか言うつもりはないけど、この子にこれ以上手は出させないよ」

僕が後ろを見ると、巨大子猫はぐったりしていた。

あ、よかった息はあるみたい。

「ひどい・・・」

なのはちゃんが、巨大子猫に近寄り優しく頭を撫でた。

『みゃお・・ぉぉ』

僕は視線を少女に戻す。

少女は僕たちの前に降りてくる。

「君、一体誰!いきなり出てきてなんのつもり!!」

「ジュエルシードが必要だから・・・」

「何のために?」

「答えても、多分意味がないから・・・」

そして、少女は、なのはちゃんを見て呟く・・・

「同系の魔道師・・・ロストロギア探索者か・・・」

「ロスト・・・ロギア・・・?」

「『ロストロギア』っていうのは、次元世界に時折、進化しすぎた技術や魔法などが流出することがあるんだ。

すでに滅んだ世界からの発見、古代遺跡からの発掘…。

正しく扱う技術が確立されていない莫大な力や、それを発生させる手がかりとなる技術や知識、物品。

そういった危険な遺産のことを『ロストロギア』と言われてるんだ」

「つまりジュエルシードもロストロギアってことだね」

「そうだよ」

ユーノくん丁寧な説明ありがとう、って少女の後ろに影があらわれそれは魔力で刃を作った杖を少女に振り下ろす。

「危ないっ!」

がきぃぃいいんっ!

僕は少女の後ろに回りこみ。

振り下ろされた杖を受け止めた。

少女は驚いた顔で僕をどうして?という瞳で見ていたが構っている暇はない。

「はあっ!」

僕は襲撃者を押し返す。

襲撃者は軽く後ろに跳んで距離をあける。

「ファルさん・・・」

「何故、じゃまをするんですか?」

「まだ、話も聞いてないのにいきなり殺されちゃ困るよ。思いっきり殺すつもりだったでしょ」

「当たり前じゃないですか、最後に私が奪うのに二つに分けられていては面倒ですから、なら、どちらか片方を始末してもう一方に全て集めてもらって奪います。もちろん、私が味方するのは貴方のほうですが」

「・・・そういうわけにはいきません。僕はファルさんの事情も、あの子事情も聞かせてもらいます」

「・・・余計なお世話ですよ」

「別に構いませんよ。その余計なお世話に揺らいでる人を放っておけませんから、なのはちゃん、そっちをお願い、けど気をつけて、その子・・・ファルさんほどじゃないけど強いよ」

「分かってる」

「ファルさん、こうなった以上は力づくでも話してもらいます!」

「・・・仕方ありませんね。グラティエール、セットアップ!」

『イエス、マスター』

ファルさんが初めて、デバイスをセットアップしバリアジャケットを纏う。

軽装の鎧だ。

杖だったものは剣になっている。

「いきますよ」

僕は距離を詰めて杖を振る。

当然そんなものは軽く避けられてしまうがなのはちゃんたちから引き離すのが目的だから別にいいんだけど、本気じゃないとはいえ、今のスピードの攻撃を避けた。

「チャージ・ボルト!」

杖から放たれる一筋の雷撃をこれまた避けられる。

やっぱり、かなり強い。

「すごいですね。今のも本気じゃないのでしょう?」

「そうだけど・・・それでも、簡単に避けられるような速さじゃないよ。少なくともあっちで戦ってるなのはちゃんたちには魔法を使わないと絶対に避けられない、二撃目は特にね」

「そうでしょうね。実際ちょっと焦りましたよ。まさか、避けた先に魔法を撃たれるとは」

「じゃあ、今度は少しだけさっきよりも強くいくよ。フリーズ・アサルト!」

ファルさんの真上に六つの氷の刃が現れ降り注ぐ。

「エール、クラストソード!」

『カートリッジロード』

ファルさんの持つ剣から薬莢が飛び出す。

魔法陣は四角で、角に円が書かれその中の二つは剣十字が、もう二つはヘキグラムが描かれている。

魔力が上がった!?

「はっ!」

速い・・・しかも六つの刃を三振りで全部砕くなんて・・・

「エール!」

『カートリッジロード』

「ブレイズ・ファントム!」

「くっ、イフリータ・キッス!」

ファルさんの剣が炎を纏い。

その姿が揺らめいて消える。

僕は炎の加護で一時的に力を上昇させ。

がきぃぃいいいいんっ!

感じたままに杖を振るい炎を纏った剣を受け止めた。

「くぅっ・・・」

「よく受け止められましたね。けど、」

重い・・・不味い、振り切られる!

ほんの少しの間、拮抗した僕らだけど、僕は身体ごと押し切られ、そのまま木に激突する。

「ぐっ・・・げほっ・・・」

く、この格好で接近戦はやっぱりきついか・・・

『スタイルチェンジ、アサルトフォーム、ダウンロード』

僕が立ち上がろうとするとシュテルシアが反応し杖が剣になりバリアジャケットも変化する。

「・・・え?」

何これ・・・また、変身した?

「そんなこともできたんですか(ふむ、白のロングコートに青の制服のような服・・・そして青の半ズボン・・・絶対領域(ふともも)がすばらしいですね)」

「いや、初めてだけど・・・けほっ・・・でも、随分動きやすくはなったよ」

「ふむ・・・」

「じゃ、続きをって言いたいとこだけど・・・残念ながら」

「ええ、もうジュエルシードはとられてしまったようですね。仕方ありません。帰らせてもらいます」

ファルさんは転移魔法で消えた。

「ふぅ・・・一応、終わったけど・・・」

≪瞬兵、大丈夫?≫

≪大丈夫だよ。ユーノくんとなのはちゃんは?≫

≪僕は平気だけどなのはは、気絶させられちゃって≫

≪分かった、今、戻るね≫

僕はなのはちゃんたちの所に急いで戻る。

「ユーノくん」

「瞬兵、無事でよかった、ってあれ・・その格好は?」

「ん、なんか知らないけど変わった」

「(可愛い・・・絶対領域が眩しい///)」

「・・ん・・・ん」

「なのは!よかった、目が覚めたんだね」

「ユーノくん」

「大丈夫、なのはちゃん」

「瞬兵くん、うん、へーき、へーき」

「あの子から何か聞けた?」

「ううん、でも、悲しそうな顔でごめんねって」

「そっか」

「なのは、瞬兵、そろそろ戻ろうよ。二人が心配するよ」

「二人って星夜もいるんだけど・・・ι」

「・・・そういえば居たっけ」

ユーノくん・・・結構酷いね。

「ま、とにかく、気絶してる。猫ちゃんを連れて帰ろう」

「うん」

はぁ、あれから、何で猫が気絶してるか、どうしてこんなに遅かったか言い訳を考えるのに疲れた。

とりあえずユーノくんを見つけた帰りに子猫を見かけて探して、子猫は木から落ちたみたいと説明した。

そしたら、星夜が詳しい話をしろと迫ってきて明日、詳しい話をすることになった。

で、時間はもう夜、今は僕の部屋で二人してベッドに寝転がってダレています。

「あ~、今日は疲れたねぇ」

「でも、あの子、どうしてあんなに寂しそうで悲しそうな瞳をしてたんだろう」

「事情なんて人それぞれだよ。僕たちだってそうなんだから」

「でも・・・」

「ただ、言えるのはファルさんにしてもあの子にしても、本当はやりたくないんだろうね。でも覚悟っていうか一度これって決めちゃうと人の言葉って中々届かないから・・・」

「・・・・・・」

「だってさ、僕たちがやってるのって危ないことだよ。それを危ないからダメって言われて、なのはちゃん辞められる?」

「・・・無理、最後までちゃんとやりたい、二人の話も聞いてあげたい」

「ね。つまりはそういうこと、理由は分からないけど二人はもう、決めちゃってる。それを覆そうっていうんだ。ちょっとやそっとじゃダメだよ」

「私、諦めないよ」

「うん、僕も・・・だから、一緒に頑張ろう、お姉ちゃん」

「えへへ・・・」

「ふふふ・・・今日は一緒に寝ようか」

「瞬兵くんがそんなこと言うの、珍しいの」

「クスクス・・・まぁ、偶にはね」

「おやすみ瞬兵くん」

「うん、おやすみなさいなのはちゃん」

僕たちは眠りにつく、ユーノくんを部屋に入れるの忘れてるのに気づいたのは次の日の朝だった。

 

 

次の日の昼休みに僕は新たな頭痛の種を発見する。

「は?」

「ですから、瞬兵くんにはぜひ、今日の放課後に行われる。私(わたくし)たちの主催するお茶会に出席してほしいのです。場所は私(わたくし)の家ですわ」

・・・そりゃこの学校、お金持ちが多いからこういう人もいるだろうけど、

「でも、今日は星夜と約束が」

「ならば、明日にしましょうか」

「あの、先輩、そもそも名前も知らない人に誘われても」

「そうでしたわね。私(わたくし)は沢近綾香と申します」 

「は、はあ、知ってるみたいですけど、如月瞬兵です」

「もう、何て可愛いんですの」

「・・・・・・・・・」

む~、何もお昼休みに来なくても、この人、後ろからの黒オーラに気づいてないのか、無視してるのか、どっちにしてもかなりの兵{つわもの}だ。

「「「「(・・・・・・行かせない)」」」」

「残念だけど、明日は私と出かけるのよ」

「明後日は私の番よ」

「明々後日は私なの」

「その次はまた俺だ」

た、畳み掛けてる・・・アリサちゃん、明日はそんな約束してない、すずかちゃんも、なのはちゃんはそもそも一緒の家だし、星夜まで、そんなに行かせたくないのかな?

五人はいつの間にか臨戦態勢って感じで口喧嘩を始めた。

だんだん五人の距離が縮まってく。

うるさい・・・・まだ、続く・・・そろそろお昼休みが終わっちゃ

がしゃんっ!

「あ・・・・・・」

僕のお弁当箱、ひっくり返した。

・・・・・・・・せっかく、お母さんが作ってくれたのに、

「・・・・・・・」

五人はそのことに気づかない。

「・・・ご・に・ん・と・も」

「「「「「ハイ・・・ι」」」」」

僕のすばらしい笑顔に五人は固まり。

「ちょっと、クールダウンしよっか☆」

五人とも冷や汗ダラダラで充分に冷えてるだろうけど、これくらいで許すつもりはない。

「さ、おしおきだよ」

その後、五人分の悲鳴が響いた。

何があったのか五人に聞いた人がいるが、五人はその時なにがあったかをきれいさっぱり忘れてしまったらしく、結局、何があったのか僕以外知らない。

でも、僕をお茶に誘ってたのも忘れてくれてラッキーだったかも・・・でもこの沢近綾香って先輩、この後に何度も現れては、いつもの四人と喧嘩していくようになった。

そして今も絶賛喧嘩中(変な言葉だ)、

もう既に僕の耳には、「「ぎゃーぎゃーぎゃー」」と騒いでいるようにしか聞こえない。

「もう、うるさ~いっ!!」

ああ、頭が痛い・・・

もう、誰でもいい、誰でもいいから・・・

誰か僕に平穏な時間をください。

 




瞬兵「瞬兵くんと」
エリオ「エリオの」
二人「あとがきコーナー」
瞬兵「今回のゲストは管理局の白い魔王、高町なのはちゃんです」
エリオ「こんにちは、なのはさん」
なのは「こんにちは、瞬兵くん、エリオ、読者のみんなもこんにちは、高町なのはだよ」
瞬兵「あれ、なのはちゃん、呼び捨て珍しいね」
なのは「いいじゃない、将来は私が教導するんだし」
エリオ「僕も小さいとはいえ、なのはさんにエリオくんって呼ばれるのは困ります」
瞬兵「さて、今回はファルさんが始めて戦いました」
エリオ「強かったですね」
なのは「あの、変態があんなに強いなんて理不尽なの」ボソッ
エリオ「魔法陣も僕たちのとは違いましたね」
瞬兵「まぁ、ファルさんは一対一ならシグナムより強いよ」
エリオ「そうなんですか・・・凄いなぁ・・・あれ、呼び捨て?」
瞬兵「ま、そこは後々ね。さて、小説、読んでると分かるけどみんながみんな僕の表情に過剰反応してるよね」
エリオ「はい、ちょっとおかしいと思うくらい」
なのは「お兄ちゃんも倒れるのは変なの」
瞬兵「ま、一応、理由があるんだよ」
エリオ「あるんですか」
瞬兵「僕が始まりってのは話したよね」
エリオ「はい、聞きました」
瞬兵「ま、つまりだ・・・命ある者にとって僕はいつか還る場所であり、元は一つの存在、つまり命の根本にある帰巣本能と一緒に居ることで感じる優しく包まれる感じ・・・まあ、お母さんや愛する者に抱きしめられてるような感じだね。それで、元は一つだから手に入れたい。そしてそれは、強いては自分の物にしたいってことになる、これはロストロギアにも同じで夜天の書が僕に反応したのはそのせい、だからこの小説では原作よりも速くシグナムたちはやてちゃんの所に現れてるんだよ。それでもヴォルケンリッターはA'sまで出番ないけど、はやてちゃんだけならあるかも、ただ、予定は未定、ひょっとしたら出てくる可能性も決してゼロではないです」
なのは「でも、それって凄く大変そうなの、本編でもそうだし」
瞬兵「えとね。本編で記憶を封印してるでしょ」
エリオ「はい」
瞬兵「だから初対面でもあんな感じなの、記憶があると気配を消してるからここまで酷くはないんだよ・・・ま、それでもあまり変わらないけど・・・町ですれ違うくらいなら問題ないくらいには・・・今の状態はすれ違っただけでもう、恋に落ちましたって感じ、だから僕は実は海鳴では超有名人なんだよ。学校で秘密裏に売られてる写真も実は一家に一枚は常識ですといわんばかりに」
なのは「そういえば瞬兵くんがよくおしおきしに行ってるよね。うん一日一回のペースで」
エリオ「一日一回・・・ι」
瞬兵「ま、シグナムたちは最終的にそれを知って主じゃなくて王って呼ぶんだよ」
なのは「つまりは呼び捨てにしてくださいって、ごり押しされたってことなの」
瞬兵「うん、そういうこと」
エリオ「なるほど・・・所でなんで名字が如月なんですか?」
なのは「瞬兵くんの本名は設定では芹沢ってなってるの」
瞬兵「ん、これはね、プロローグのあの時、僕も星夜もそこらにあった白衣を纏ってたんだ。星夜の名前は僕がつけたし、僕には瞬兵って名前があって・・・拾われた家の名字がつくと思ってたから白衣に名前だけ書いたの・・・当然、大きかったから半分にして袖を切ってね」
エリオ「あ・・・じゃあ、瞬兵さんの名字ってその白衣に」
瞬兵「ご名答、名札がついてたんだよ」
なのは「じゃあ、お母さんたちが本当の両親の名字かもって勘違いしたってこと?」
瞬兵「そゆこと、でも、この如月って人は後で出てくるかもしれないんだ」
エリオ「・・・・・・出てこなくいいです」
瞬兵「あはは、エリオくん、研究者、嫌いだもんね。でも、まだ分からないよ」
なのは「そういう言い方すると絶対に出てくると思うの」
エリオ「僕もそう思います」
瞬兵「秘密だよ。ひ・み・つ☆」
エリオ・なのは「(相変わらず可愛い)」
瞬兵「それとね。A's終了時かその次に予定してるオリジナル編終了時のどちらかで僕はミッドに移住してそこで苗字を芹沢に戻すんだ」
なのは「え・・・瞬兵くん、行っちゃうの?」
瞬兵「うん、でも、なのはちゃんたちは苗字を変えたの知らないから文字で見ただけじゃ僕だって分からないんだよ」
エリオ「え、黙って移住しちゃうんですか?」
瞬兵「うん、っていっても住んでる場所と名字を変えたのを教えないだけで移住すること事態は話すよ。要するに居るのは分かってるのに見つけられないって奴だね。しかも僕はミッドでは研究所を開いて、そこのトップなんだ。研究って言っても僕がするのは手軽に扱えるマジックアイテム、だから生命(いのち)の研究なんてしてないよ。もっとも大抵の世界で生命(いのち)の研究って禁止されてるんだけど、この界は違うみたい、管理局の年間費用の六十パーセントを出してるよ。普通に考えれば有名人だけど僕は名前以外は隠してるの、ま、簡単に言えば争奪戦が鬱陶しくなってしばらく離れたくて知らせないんだけど」
なのは「ひ、ひどい」
瞬兵「あ、でも、この小説だとエリオくんは僕の教導も受けてるから実力的にはなのはちゃんたちよりも上だよ」
エリオ「え、そうなんですか?」
瞬兵「うん、もっとも僕がリミッターつけるから最初は原作より少し強いくらいかな」
なのは「それでも他のフォワード陣とは全然違うと思うけど」
瞬兵「もちろん、戦い方をしっかり教えるから魔力量がC、Eクラスでもフォワード陣に勝てるよ。ま、厳しいのは確かだけど、リミッターついててAクラスくらいだから、フォワード連中より強いのは確かだね」
なのは「私の教えることがなさそうなの」
瞬兵「そんなことないよ。エリオくんは僕と一緒か一人でしか戦ったことないから自分より弱い人とのチーム戦ってしたことないもん」
エリオ「・・・すごい反感買いそうな、言い方ですね」
瞬兵「ん~、そうだね。でも・・・僕はフォワード陣にも強くなってもらうつもりでいるよ。ただ単に守護者になれないからエリオくんより強くなれないってだけ、それでも人類最強くらいにはなってもらうから、なのはちゃんの教導が可愛く見えるくらいにキツクね」
エリオ・なのは「(うわ~、本気で怖い、みんな、ご愁傷様)」
瞬兵「言っとくけどエリオくんは人事じゃないよ」
エリオ「そうでしたね・・・シクシク」
なのは「でも、それって私より強くなるんじゃないかと」
瞬兵「ちなみに、なのはちゃん、フェイトちゃん、はやてちゃんは守護者の素質ありだよ。クロノくんも、でも、なのはちゃんたちを守護者にするかどうか未定、クロノくんは確定、星夜とエリオくんは前回いった通り、守護者って基本的に男が多いしどっちかって言うと子供のときに契約してる人のほうが多いから本編でなのはちゃんたちを守護者にするならストライカーズ編でになるからね。なのはちゃんたちが守護者になるかどうかの意見がもらえると嬉しいかな」
エリオ「リリなの編が終わった後にも続きますから守護者になった人は続いて出演する可能性があります」
なのは「私は瞬兵くんと一緒にいられるならそれでもいいよ」
エリオ「僕もです」
瞬兵「さて長くなったので今回のあとがきはここまでです」
エリオ「次回ゲストはフェレットもどきさんです」
瞬兵・なのは「エリオ(くん)、それ違う」
エリオ「え、違うんですか?」
なのは「(エリオ、それって結構、酷いと思うの)」
瞬兵「コホン、え~、次回ゲストはユーノ・スクライアくんです」
三人「みなさん次もよろしく、お願いします」
エリオ「ところで、リリなの編の次ってどうなるんですか?」
瞬兵「幻想水滸伝編、サモンナイト編、どちらかだけどどっちがいいかも意見がもらえると嬉しいんだけどね。あ、でも、幻水編はⅠとⅡだけなんだよ」
なのは「私たちの出番の有無は人気にかかってるんだね」
瞬兵「僕としては出演者は少ないほうがいいから、守護者にしたくないんだけどね(実際には世界を滅ぼすってことを女の人にやらせるのが嫌なんだけど)」
なのは「ひ、酷い・・・」
エリオ「な、なのはさん、元気出してください」
なのは「ううう~」
瞬兵「(仕方ないなぁ)なのはちゃん、帰ろう」(笑顔)
なのは「う、うん///」(照れ)
エリオ「(う~ん、作為の笑顔って分かってるのにやっぱり逆らえない)」(汗)
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