FGORTA 召喚鯖単騎のみで人理修復   作:リハビリ中

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誤字報告兄貴達、いつもありがとうございます(挨拶)


ちなみにセプテム編ですが、そんなに長くしません。三話、四話ぐらいで終わります。ガッツリ書こうと思ったら、私では何年かかっても終わらないから(確信)
書きたいところだけ書くってスタンスで……決まり!


遭遇

 

 

 よし、到着しました……よ……。

 えっ、いきなり兵士の集団らしき所のど真ん中なんですけど。周り兵士がたくさんいるんですけど……。

 何でいつもレイシフトはこうなんですかね、ドクター。

 ん? ドクター? ドクター?? おおーい???

 

「圧政!!!!」

「マスター!」

 

 >突如振るわれた一撃を、セイバーが弾いた。

  彼女がいなければ、貴方の旅はここで終わっていただろう。

 

 あっぶね! 風圧だけで肌が切れましたよ!?

 

「おお! 汝らがカルデアか! ははははははは!!!

 成程、成程! ――汝は紛れも無く圧政者である!!! 我が抱擁を与えよう!!!」

 

 >その男は一切の話が通じるような雰囲気ではない。

 

 は? スパルタクス、は? お前味方じゃないの?

 は?

 

 >男が再び剣を振り上げた。

  セイバーがその一閃を受け流そうとして――

 

「トゥアアアアアア――!!!!」

 

 >突如、割り込んだ一人の男が円形の盾を以て貴方へと迫る一撃を受け止めた。

 

 次から次に状況が変わって、これもう分かんねぇな。

 とりあえずセイバー、腕を落としてください!

 

「任せて」

「ぬうっ……!?」

 

 >セイバーの一閃がスパルタクスの腕を落とした。

  彼女の前では如何なる堅強な肉体も意味を為さない。

 

「御無事ですな! それは何より!」

 

 >乱入してきたサーヴァント――レオニダスは貴方を僅かに振り返った。

 

 ファッ!? 貴方この特異点じゃ、敵の筈では!?

 いや、そんな事は後回しです! 今は戦場の真っ只中なんでセイバーだけだと守りが足りません! 味方になってくれるなら良し!

 

「――失礼ながら余り時間がありません。少年、貴方さえ良ければ契約をお願いしたい。

 どうやらはぐれサーヴァントとして召喚された際、不具合があったのか本来の力が発揮出来ないのです。

 あの程度の一撃、我が筋肉ならばすぐに弾けるのですが……」

 

 契約……うん、考えるまでも無いですね。

 この先の展開が見えない以上、味方でいてくれるサーヴァントは少しでも増やしておきたいですし渋って死んでしまっては元も子もありません。

 

 >貴方は契約に頷いた。

 

「よろしい、ならば我が盾は貴方の運命を護りぬこう。――ふぬぅ! 滾ってきましたぞマスター!!」

 

 >貴方はランサー・レオニダスと契約した。

 

 これ以上の契約はホモ君が死にます(経験談)。

 とは言え、レオニダスは魔力面で言えばそんなに消耗しないですし基本が肉弾戦なのでかなり低コストで安定感があります。守る事に関してはあらゆるサーヴァントの中でもほぼ上位ですね。

 

「は、ははは!!! ははははははははは!!!!

 圧政、圧政、圧政。全ての圧政者に我が愛を、我が抱擁を! さあ反逆を以てかの権威を落とさん!!!」

 

 で、どうやってスパルタクスを切り抜けましょうかコレ……。何かもう腕が再生しだしてて、さらに発狂してるんですよねあの筋肉達磨……。後この人、確か逸話的に指揮もこなせた筈なんで、かなり厄介です。何でバーサーカーなんですかね。

 セイバーなら即死させられるんですが、問題は一つ。――彼女が近づく隙を作れるかどうかなんですよね。バーサーカーなんで、一撃食らうと致命傷になりかねません。何より彼女を傷つけたくないです。

 さっきのはこちらの指示ミスでしたね。あそこでスパルタクスを撃破しておくべきでした。

 

 >貴方に襲い掛かる兵士達をセイバーが切り伏せていく。

  けれどその頭数は一向に減る事が無い。

 

 あぁ、もう相手の兵士達が面倒くさいですね!!

 狙いつけるのが面倒な分、シグルドから貰った強化はかなり助かります。そこらのローマ兵ならほぼ即死……ん? 何か服装違くない? アレ。ローマ兵じゃない……?

 アレ? もしかして誤射した? いや、でも相手の軍を率いていると思われるスパルタクスは確かにカルデアのマスターと言いましたし、そんな筈は……。

 

「――そこにいたか、カルデアのマスター。フン、何故今更になってもう一人……まぁいい」

 

 えっ。

 

 >丘の上、炎に包まれた戦車に一人の女性が立っている。血に塗れた彼女の総身はまるで地獄の鬼そのもの。

 

「ああ、我がマスター、地獄から戻りしブリタニアの女王よ! 共に反逆を為そうでは無いか!! 我らが道は約束されている!!」

「……殺せ、アレに合流されたら面倒だ。私は陣へ戻る」

 

 ちょっと待って。ブリタニアの女王? つまり、それってブーディカさんですよね?

 えっ、彼女味方じゃないの? 何で敵にいるの――ってそりゃそうですよね。西暦六十年近くのローマと言えば彼女の反乱があった頃です。寧ろ味方でいてくれるのが不思議なレベル。

 

「ほう、まさかこの場は私一人に任せると? は、ハハハ!! 弱き者は救うと!? 成程、それは確かに反逆の一つである!!」

「黙れ。――あの男曰く、それは放っておいてもやがて自我が崩壊して死ぬ。ならばここで魔力を消耗する理由がない」

「承った、女王よ。ならば貴方が至るための反逆の礎となろう!!」

 

 >彼女は戦車を操り、どこかへと去っていく。

  貴方は、その方角を記憶に焼き付けた。

  兵士が消えていく。彼女の魔力から構成されていたのだろうか。

 

「……マスター、どうかご安心なされよ。このレオニダス、貴方がいる限り決して斃れはしませぬ」

 

 こちらはサーヴァントが二人。相手はスパルタクス一人ですが……、もしホモ君めがけて突進されたらかなりキツいですね。魔力暴走とかされたら、詰みます。

 仕方ありません、禁忌礼装のお披露目とい――

 

「総員、放て!」

 

 >どこからか飛来した銃弾と矢がスパルタクスへと降り注ぐ。

 

「こちらだ! カルデアのマスター!」

 

 >その声が聞こえた途端、レオニダスが貴方を抱えて声の聞こえた方向へと飛んだ。

 

 ちょっと待って、その声はネロじゃない。

 えっと、貴方は……。

 

「我が名はラクシュミー・バーイー。クラスはセイバー。ローマ側に呼ばれたサーヴァントであり、ただ一騎の生き残りだ」

 

 >貴方の眼前にいるのは、剣と銃を持った褐色肌の女性。

 

 もう情報量多すぎて訳が分からないよ。

 彼女の人柄上、ここまで情報を開示したという事から信用します。

 しかしこのまま逃げても、スパルタクスに追いつかれ最悪ローマ市内に入り込まれます。と言う訳でセイバー、お願いします。

 

 >貴方はセイバーに地面を刺すように告げた。

 

「えぇ、落とすわ」

 

 >セイバーが刀を地面に突き刺すと、一面が崩落した。

  それはスパルタクスを呑み込んで地中の底へと沈めていく。

 

 これなら追いつかれる事も無い筈です……ですよね?

 

「成程、ではこちらも責務を全うするとしよう。――これより離脱する! 生きて戻るぞ!」

 

 これもう、検証アテにならないね(今更)

 

 

 

 







「勝利の女王――貴方はそれでいいのだろうな。けれど周りはそうだろうか」

 彼の男は言った。

「令呪を以て命ずる――あの帝国からの仕打ちを忘れるな」

 彼の男は言った。

「令呪を以て命ずる――貴方の国の香りと景色を思い出せ」

 彼の男は言った。

「令呪を以て命ずる――貴方の娘達の無念を増幅しろ」



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