FGORTA 召喚鯖単騎のみで人理修復 作:リハビリ中
先駆者兄貴に薫陶を受けたのではつとうこうです。
これもう(RTAなのか)よく分かんねぇな
RTAー、はーじーまーるー……よー。
今日も元気に行きたい所なんですけどね。
スゥー、ハー。チラッ。
「私の顔に何かついてる? マスター」
はーマジですか……。両儀式(セイバー)ですか……。
何でしょうかね、エミヤにトドメ刺されそうになった時に来てくれたんですかね。いや、まぁ助けてもらって嬉しい事は嬉しいんですけど、何でこうピンポイントなんですかね。
ちなみに空の境界キャラだと、浅上藤乃はかなり強いです。クッソ早い攻撃手段を持つ鯖が相手でなければ、問答無用で捩じ切ります。強い(確信)。
まぁ、どれだけ上手くいってもティアマトビームで詰むんですけどね。
開幕からバビロニアで活躍しすぎるとティマアトに目を付けられます(惨敗)。彼女関連のDIEジェスト流すだけで、アニメ一本分ぐらいは出来ます。ほとんどホモ君が射殺されます。と言うかホモ君のサーヴァントばかりを狙いに来やがるんで、後のことを考えると庇わざるを得ないんですよね……。
閑話休題、それはそれとして彼女ステータスが全て詐欺とか言う、規格外もいい所なんで縛りさえ無ければかなり当たりです。
検証する意味合いが強いので続行します。まだ不明なスキルも多いですし。
>貴方はセイバーに、自分がどれほど眠っていたかを尋ねた。
「二時間程かしら……。まだ大きな動きはなさそうだけど」
セーフ!! セーフッ!!
原作組と離れてレイシフトした場合、原作組は大体三~四時間ほどで大聖杯――つまりセイバーオルタの所まで到着します。
つまりホモ君に残された時間は後一時間程です。超えてしまうとセイバーオルタとマシュ達が戦闘開始となり、ほぼ運任せになります。マシュ達が頑張れば何もしなくても突破する事はありますが、確実に勝つためにはやはり加勢が不可欠です。
>貴方は立ち上がる。まだ体が痛み、フラつくがそれを叱咤させて無理やり立たせた。
腰の拳銃を抜いて、弾をカートリッジへ切り替える。
おっ、起源がまたいい仕事してますねコレ。負傷による行動失敗を回避してくれました。
ちなみにホモ君が何してるかと言いますと、弾の原材料を彼の魔力にしてます。つまり、ホモ君の魔力が続く限り弾丸が撃てると言う訳ですね。雑魚エネミーならこれで十分です。
逆に強化弾は、かなり威力が高く大型エネミー相手でも急所を狙えば致命傷を与えます。サーヴァント相手でも無視できないダメージなので、支援にはもってこいの性能。しかし弾単価がぼったくりやろ!? ってぐらい高いので、気軽に使えないのがタマに傷。
どちらも作製はダヴィンチ工房です。これらを一週間で準備出来るダヴィンチちゃん、ホント有能。
「そう……行くのね? 分かったわ、こっちよマスター」
先頭はセイバーに任せて、ホモ君は只管走ります。
経験値も欲しいので、道中見かけて尚且つ手っ取り早く撃破出来そうなスケルトン君だけ通り魔しておきましょう。素材回収も出来て一石二鳥。
さて、今倍速で走ってますが、その間にセイバーオルタ戦の流れについて簡単に説明します。
言うまでもありませんが、禁忌礼装を使用します。セットする概念礼装は『カムランの戦い』です。これでアーサー王特攻を乗せた一撃を放って、致命傷を与えます。外したとしてもセイバーがそこを突いて殺ってくれるでしょう。
ちなみに『リミテッドゼロオーバー』『投影魔術』を使用するとセイバーオルタのみ、特攻が大幅に補正されます。ただしコストが高いため、入手しづらく安定性に欠けます。『カムランの戦い』が一番出やすいですし安定しますね。
ただ普通に撃ってもダメです。直感で回避されます。禁忌礼装に二種類の概念礼装を装填出来ればいいんですが、ホモ君を強化してない状態でそんな事をすると文字通り体が吹っ飛びます(16敗)
まずセイバーを先陣、キャスニキを後方、マシュはマスター達の防御に専念させていきましょう。マスターの役割は後方支援です。
後は臨機応変にやって、終わり!!
いや、特異点Fはもう親の顔より見てきたんですけど本当にセイバーオルタが超反応してくるんですよね……。何回か負けましたし。
最初から作戦通りにやるより、絶対作戦は壊されると思った方がいいです。相手はサーヴァントですから。どうリカバリーするかが大事ですね。
>入口に到着した。
人影は無い。どうやらここで戦いは無かったようだ。
おっ、エミヤがいないんで洞窟入口はスルー出来ますね。という事は……もう奥で戦闘が始まってますねクォレは。
>半ばに到達した。
休憩した後がある。灰が一部分に溜まっており、まだ温かい。
まだそう時間は経ってないようですね。
さらに奥に走っていくと……見えてきましたね、早速戦ってます。
セイバーをスキル『雲耀』で補助しておきましょう。バフは大事。
「さぁ、行きましょうかマスター。大丈夫、私が護るから」
さぁ、戦闘開始です。オジャマスルワヨー。
戦局は最悪の一言に尽きる。マシュ・キリエライトは大きく疲弊していた。
セイバーオルタから繰り出された宝具を防ぎ切った所まではまだいい。けれど彼女の技量では、決定打の一つも与えられずにいた。キャスターであるクーフーリンの援護があるにも関わらず。
停滞は精神を削り、削られた精神は焦りを生み、溜まった焦りは致命的な隙となる。
「終わりだ、盾の少女。ここから先、貴方には辛苦だろう」
――その乱入者は唐突に。夏の日の陽炎のように現れて、マシュへ打ち出される一撃を弾いた。
「なっ……!」
「貴方は……!?」
「説明は後。貴方は貴方の役目を果たして」
刀を持った黒髪の少女。彼女は僅かに振り返って微笑むと、セイバーオルタへと向きなおした。
一見構えが無い姿勢に見えるが、隙が無い。それだけで彼女は、近接の心得があるのだと察する。
「で、ですが……!」
「加勢か、サンキュー助かるわ」
「えぇ、後ろは任せるわね」
渋々と言った様子でマシュが後方に下がる。逃すまいと、黒き極光が放たれるがそれは刀の一振りで霞のように掻き消されていった。
二人の少女が、そこから斬り合う。鎧に身を包み剣を振るう少女と、白の着物を纏い刀を振るう少女。
荒れ狂う嵐のような数々の斬撃。固い岩盤すら容易く吹き飛ばすであろう威力を持つその剣筋は確かに相手を捉えている。ただの一太刀とて空を切ってはいない。その全てが紛れも無い必殺。
一見か弱い印象を受ける体躯にも関わらず、その体が振るう刀は幾度の剣戟を超えて尚も主と共に健在であった。
剣が生み出す斬撃が全てを押し潰す激流であるのならば、刀が振るう太刀筋は如何なる勢いを諫める緩流に他ならない。
「チッ……!」
「あら、宴はこれからよ?」
このままでは決め手に欠けると、常勝の王はそう判断した。下した答えは全方位への大規模な魔力放出。斬撃で殺せぬと言うのなら、膨大な魔力を以てして一掃するだけの事。実行する事には何の躊躇も無い。斯くしてその波は主が立っていた周囲の地盤を根こそぎ吹き飛ばした。
そしてそれは確かに打ち倒すべき相手の全身を直撃したにも関わらず、彼女は宙を舞ってひらりと着地した。まるで鬼から逃げる童女のような足取りで。
「もう、無粋なヒトね。もう少しぐらいだったのに」
「ほざけ。貴様が相手では、この場の私も手が抜けん。全く、厄介な連中ばかり呼びつけてくれる」
「でも、これは私のしたいコトじゃなかったもの。私はただマスターを守りたいだけ。別に貴方達がどうなろうと――待って、マスター! ダメ!」
突如、少女が声を荒げる。その場にいた誰もが、その方向に目を向ける。
――彼女のマスターであろう少年が、全身から流血しつつ銃を構えていた。
――その一瞬。その一瞬だけで彼には十分だった。
セイバーオルタが宝具の準備に入った瞬間。その時だけは、彼の方が僅かに早い。
“
全身の刻印が起動を開始。生命を魔力として絞り出し、魂を燃料として燃やし尽くす。
けれど彼にとってはもう慣れた事だ。そしてその苦痛に身を浸し続けても尚、目指すべき光景がある。希求しなくてはならない理由がある。
“存在固定、強制調律開始――暴走準備”
自身のたった一つの欲望で多くの願いを踏み躙ったのだから、果たさなくては。
体中を駆け巡る刻印が、許容量を大きく超えた魔力に悲鳴を上げる。それは体の体を赤く染め上げて――体内の血液が沸騰するかのように燃え盛って破裂していく。
視界をノイズが走る。世界が灰色で染められる。口の中を鉄の味が塗り替えていく。
“
「――狙うなら任せな、止めてやるよ」
その声と共に、突如現れた木々の巨人が狙うべき相手を呑み込んでいく。
有難い。これなら避けられる理由も無い上に狙いやすい。
銃口を向ける。――どうしてか、ふと懐かしい声を思い出した。
『――魔力を回せ。決めに行くぞマスター』
『――魔力を回せ。すぐに終わらせてやる』
彼らには大切なモノを教えてもらったような気がする。
けど、もうその名前を思い出せない。思い出す権利すら無い。
走り続けると決めたのは自分なのだから、振り払った手に足を止めていい道理なんてある筈が無いのだ。
その引き金を、躊躇う事無く引いた。
撃ち出された弾丸は、ただ一直線に狙うべき相手へ飛来し覆っていた巨人の一部丸ごと吹き飛ばす。
――ドクン、と心臓が脈を打つ。それが合図のように体中の力が抜けていく。
そのまま地面に倒れ込もうとする所を、彼のサーヴァントである少女がそっと抱き留める。無垢を現した雪のような衣装に、彼の血が付いてしまう事も躊躇わず。
「マスター……!!」
慌てたような声。それを安心させようと彼は微かに笑って、その意識を閉ざした。
『追憶』
共に未来を目指して走り抜けた、色彩の跡。
例え同じ日々が繰り返されようとも、同じ光景が揃う事は決してなく。故に彼はこの景色を魂に刻み付けた。
名前すらも消されていく忘却の世界において、その出会いだけは覚えていようと。輝いていた記憶は、面影となってカタチも分からぬ灰へと落ちた。
絶望の辺に立たされた時、その痕は色を放つだろう。