FGORTA 召喚鯖単騎のみで人理修復   作:リハビリ中

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誤字報告兄貴達は感謝しかないです。

オルルァン編、始まります。


オルレアンへ

 

 一週間を終えたRTA、はーじまるーよ。

 オルレアンが観測されるまでの一週間なんですけど、何してたかって言いますとシミュレーション→ダヴィンチ→ロマニ→シミュレーションを繰り返してました。何回か怒られましたけど。

 次は何が来るか分かってるんで、竜対策に専念ですね。竜属性を持つ青王のおかげで、研究が進みダヴィンチちゃんの強化弾に竜属性特攻持ちが追加されてます。これでワイバーンは瞬殺出来ますが、相変わらず弾単価がぼったくりのままなんだよなぁ……。

 ファブニール対策ですが、考えられる流れとしては禁忌礼装に強化弾と『プリンス・オブ・スレイヤー』をセットして、撃ち出します。殺しは出来ないでしょうが、動きを一時的に止めるぐらいにはなるでしょう。

 ジークフリートなんですけど、彼との契約は立香君に任せましょう。ホモ君が契約すると幻想大剣を解放した段階で、禁忌礼装が反応し暴走してホモ君が死亡する可能性が高いです(1敗)

 ぶっちゃけますと単騎縛りの理由が禁忌礼装使用してるからってぐらい、かなりピーキーです。でも使います。だってカッコいいじゃん。傷つくのはホモ君だけだからへーきへーき。

 今後のカギとなる現地契約鯖ですが、その時々で決めていきます。最低二騎が限界ですので。

 基本進めていくのは立香君に任せて、ホモ君は走り回りましょう。と言うか相手は物量作戦で来ますけど、こっちは基本単騎なんでしにます。現地契約鯖を保護していきましょう。

 

 >コフィンに乗り込んだ。

  小さく息を吐く。

 

 

 

 

『こっちは私、ダヴィンチちゃんがナビゲートしよう。キミの礼装監修も私だからね』

 

 マスター二人で分断された場合、このように手分けしてくれます。

 ダヴィンチちゃん、忙しいのに大丈夫?

 

『なぁに、任せたまえ。サーヴァントは眠らなくても平気なのさ。

 ――で、話の途中だけどワイバーンだ!』

「落とすわ」

 

 >貴方に襲い掛かろうとしたワイバーンをセイバーが斬り落とす。

  どうやら街の中にレイシフトしたようだ。周囲には逃げ惑う人々がいる。

 

「離れないでね、マスター」

 

 大丈夫です、貴方がいないと死にます。

 

「――」

『そこから離脱。立香君との合流を目指すんだ。道中に現地サーヴァントがいれば、その時は状況に応じてだね。

 そこから街の外までのルートを表示するよ』

 

 >地図にルートが表示された。

  貴方はその通りに走り出す。

 

 ここは実績解除ポイント。住人を一定数以上助けるとステータスにボーナスが入るのと、素材のドロップ率、QP獲得率が倍加します。

 街の住人ですが、幸いこちらは銃なんで達成は容易です。

オラッ、経験値と素材寄越せ! 骨は全部寄越せ!

 離れてる相手でもダヴィンチちゃん印の銃なら、威力減衰しません。強い。

 あっ、やばいやりすぎたかコレ。

 

 >ワイバーン達は貴方に狙いを定めた。

 

 狭い路地に入りましょう。壁を背にすればセイバーも露払いに専念出来る筈です。

 ホモ君、狙うの上手いね。

 

『――ん、ワイバーンの反応が消えた? ……いや、違う。サーヴァントだ!』

 

 ファッ!?

 

「我が愛はどこへ 我が声はどこに

 嗚呼 クリスティーヌ クリスティーヌ」

 

 ファッントム!?

 えぇ……サーヴァントがここに来るって事は、位置が相手にバレてますねコレ。

 やばい……ヤバくない?

 

「マスター、下がってて」

 

 ファントム相手なら、男性鯖は何とかなります。

 女性鯖だと行動不能スタンが厄介ですけど、こっちの援護でカバー出来るレベルです。早めに倒しておきましょうか。宝具を使われると逃げ遅れた住人を巻き込む可能性があるので、速攻で。何より増援が来る可能性もありますし。

 倒しても多分、邪ンヌが再召喚してくるでしょうけど。

 あっ、セイバーが一撃で斬り捨てましたね。まぁ、ファントムは戦闘向けかと言われると微妙なところです。

 謀殺の逸話持ちなのに、精神汚染で意思疎通が難しいので性格と性能が本当に噛み合ってないんですよね……。

 

「終わらぬ旋律 終わらぬ悲鳴

 クリスティーヌ 君はまだ彷徨うのか その地獄を ならば私は」

「……そう、貴方は終わらせる方に付いたのね。なら、斬り捨てるだけよ」

「クリスティーヌ クリスティーヌ

 地獄にこそ響け 我が愛の唄」

「さよなら、怪人さん。貴方の唄、私は嫌いじゃなかったわ」

 

 >セイバーはファントムの首を落とした。

 

 んー、ホモ君にはちょっと思う所があったのか僅かにメンタルが低下してますね。

 ですがまぁ、時間経過で収まるでしょう。

 

『お疲れ様、いやぁさすがはセイバークラスだ。近接戦闘ならお墨付きだね』

「あら、ありがとう」

『アルマ君もお疲れ様。街を出て北に向かってくれ。そこに――いや、待て。またサーヴァント反応。しかも大きい!』

 

「フン、あいっかわらずくだらない顔してるわね」

 

 >頭上を見る。

  ワイバーンに乗った一人の少女がこちらを見下ろしていた。

 

 うわぁ、いきなり親玉登場かよ……。

 立香達のレイシフトパターンは固定の筈なので、これだとラ・シャリテをファヴニールで燃やしてきた帰りでしょうかね。

 

「初めましてかしら、カルデア。

 私はジャンヌ・ダルク――とある願いによって生まれた、そう有れと望まれた泡沫の夢。

 クラスは復讐者(アヴェンジャー)

『――そんな馬鹿な。既にジャンヌ・ダルクは立香君と合流している。反転(オルタ)? いや、それにしては霊基パターンが全く異なる……!?』

「当たり前でしょ、アンタ話聞いてたの?」

 

 そんな高い所にいたら聞こえませんよ。

 ほら、ホモ君。指摘してあげて。

 

「うっさいわね! じゃあ下りてあげるわよ!!」

 

 >ジャンヌ・ダルク・オルタがワイバーンから飛び降りる。

  彼女は降り立つと、貴方を見据えた。

 

 素直でいい子だね~。

 

「それじゃあ改めて、言ってあげるわ。

 ジャンヌ・ダルク・オルタ。クラスは復讐者(アヴェンジャー)

 そして、この特異点を強奪し邪竜ファヴニールを操る者」

 

 ジャンヌ・オルタかぁ。検証でもお世話になりました。彼女との旅路は安定しませんけど、中々に楽しかったですね。

 大丈夫、周りは忘れててもホモ君は忘れてないよ。

 ――で、セリフで不穏なところが二ヵ所ありますね。

 特異点を強奪、クラスは復讐者……あっ、フーン。

 

『霊基パターン登録確認。……魔力反応が無尽蔵だね。それもクラススキルの影響かい?』

「えぇ、えぇ。回りくどいのは気に食わないから、単刀直入に言ってあげる。

 貴方達が求めてるのはコレでしょう?」

 

 >ジャンヌ・オルタは聖杯を顕現させた。

 

『! ロマニ、聖杯を確認した!』

「フッ、たかがこんな杯一つで欣喜雀躍するなんて、実にカルデアらしい。

 それで、そこのマスターちゃんは何か思うところはないのかしら」

 

 いや、別にないっすね。

 もうホモ君にとっては無用の長物ですし。

 

 >首を横に振った。

  途端、ジャンヌ・オルタの表情が激しい憎悪に歪む。

 

「アンタ……はっ!」

「――それで、貴方は何をしに来たの? 泡沫の復讐者さん。

 子どものように、それを見せつけにきたってコトではないでしょう?」

「……別に。興が削がれたわ。そうね、アンタがいらないって言うんだったら、私が使いましょうか」

『キミの目的は、フランスへの復讐かい?』

「ハッ、バカ言わないでくださる? もうそんな事に興味ないわ。

 私の復讐はもっと別の原点へとすり替わった。フランスはただ私が生まれた世界と言うだけ」

 

 さっきから同じ声が混ざってて、聞き分けがつきませんねコレ。

 

「切り捨てて、断ち切って。一人で走り続けるような愚か者。――それこそが我が原点、我が憎悪。

 忘れるものか、忘れてなるものか。共に地獄へ落ちると誓ったあの夜を忘却などされてたまるものですか!」

 

 >瞬間、ジャンヌ・オルタの周囲に火柱が立ち上がる。

  貴方を呑み込もうとする灼熱を、セイバーが斬り捨てた。

 

「だから、灰にするわ。二度と走れないように、この世界に閉じ込めて。そして焼かれなさい。

 ――私も一緒に、燃やされてあげるから」

 

 これ、軽く狂化入ってないっすかね?

 

『!!! 巨大な魔力反応! これは、ラ・シャリテの時と同じ……!?』

 

 >ジャンヌ・オルタの上空――そこには巨大な邪竜がいた。

  二枚の翼を高らかに広げ、火炎燻る口元から血まみれの牙が見え隠れする。

 

 ここで、ファヴニールとかマジ?

 ……と言うかコイツ、何か強くなってないですか?

 

「ファヴニール! 聖杯を喰らいなさい! 無限の魔力を以て、この世界を! そして意味も無く回り続ける運命を、焼き尽くしなさい!」

 

 >ファヴニールは頭部を持ち上げた。

  途端、火の玉が出現して徐々に巨大化していく。

 

 ちょっと待って。まだ本家で言う一節なのに、何で全戦力投下してきてるんですかこの子。

 禁忌礼装――いや、ダメです。ジャンヌ・オルタにまず止められます。アイツ、遠距離での攻撃手段も持ってるので。

 これ、詰んでない?

 

 >突然、どこからか聞こえてくる騒音が辺りへと響き渡る。

  ダメージこそ無いが、ファヴニールは動作を中断した。

 

 ナイスゥ! ファインプレーですよコレ!

 

 >貴方の隣にガラスの馬車が落ちてくる。

  中から、一人の少女が姿を現した。

 

「乗ってくださいな、カルデアのマスターさん!」

「急いでくれよ、マリア! こんなデスボイス聞いてると霊基が軋みそうだ!」

 

 よし、逃げますよホモ君!

 

 

 





「――ちっ、やはりバーサークにしておくべきだったかしら」

 逃げていくガラスの馬車。既にファヴニールは体勢を立て直している。狂化させなかったが故に、こんな時間を作ってしまった。
 けれど構わない。
 聖杯を使用して大幅に強化されたその力は、例え竜殺しがいようとも簡単には死なぬだろう。幻想大剣は既に把握してある。邪竜の心臓は聖杯で強化しているから外殻が焼かれようとも、僅かな時間があればすぐ再生する。
 かのティアマト神にすら、傷を負わせる事が出来るだろう。
 負ける事は無い。まず負ける事ない。今度こそ負けない。

「……いえ、ダメね。それじゃあマスターを殺してしまう。それはダメ、それだけはダメ。
 私の存在する理由を私は忘れない」

 この世界で今度こそ救って見せる。
 今は露払いだけを考えればいい。彼以外を全員始末してからでいい。
 彼のサーヴァントはあのセイバーのみ。彼女が十全に力を振るおうとしない理由など既に知っている。
 胸の中に零れる感情は、無様な嫉妬にしか他ならない。
 そいつよりも私の方が役に立つ。そいつよりも私の方が貴方を守ってあげられる。
 だから。
 だから――

「――そいつが、貴方の隣が、私だったら良かったのに」

 忘れる事の無い光景。
 もう叶う筈の無い未来を口にした。

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