【凍結】魔法少女リリカルなのは!?「カイザーと呼ばれていた少年」   作:ヘルカイザー

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消える灯火

〜デュエルゾーン〜

 

《涼介のターン》

 

ライフ200

手札0

伏せなし

 

涼介「いでよ!サイバードラゴン・ノヴァ!」

 

「Gowaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa」

 

サイバードラゴン・ノヴァ攻撃力2100

 

そのモンスターは圧倒的な存在感を持ち。

 

胸のコアらしき場所からは、肌で感じられる程のエネルギーを放ち。

 

その姿は、まるで全てを破壊する破壊神の如く禍々しい。

 

闇の書「こいつはなんだ!?いや。それより驚いたぞ少年。まさか.....力の境地に至るとはな。」

 

ヴィータ「こいつが涼の力の形。(何て威圧感だよ。)」

 

涼介「ぐっ....サイバードラゴン・ノヴァの効果発動!このカードのエクシーズ素材を一つ取り除き墓地のサイバードラゴンを特殊召喚する。」

 

闇の書「サイバードラゴン限定の蘇生能力?今この状況でそんな効果に何の意味がある。」

 

なのは「そうなの.....蘇生させてもレインボードラゴンには、届かない.....。」

 

涼介「フフフフ。いくぞ!サイバードラゴンノヴァでレインボードラゴンを攻撃!」

 

闇の書「なに!?なんのつもりだ!?」

 

フェイト「涼!?何を考えてるの!?」

 

すずか「サイバードラゴン・ノヴァの攻撃力じゃぁレインボードラゴンには、勝てないのに.....!?」

 

アリシア「なんでよ!?死ぬ気なの!?ヘルくん!?」

 

アリサ「涼!?」

 

そこにいる誰もがあり得ない行動だと思った。

 

涼介「フフフ。サイバードラゴン・ノヴァの効果発動。手札又は、フィールド上のサイバードラゴンを1体ゲームから除外し、サイバードラゴン・ノヴァの攻撃力をエンドフェイズまで2100ポイントアップする。」

 

なのは「え!?」

 

ヴィータ「な!?」

 

闇の書「何だと!?バカな!?」

 

サイバードラゴン・ノヴァ攻撃力2100→4200

 

涼介「サイバードラゴン・ノヴァの攻撃ぃぃぃぃぃぃ!エヴォリューションバースト・ノヴァァァァァァァァァ!」

 

サイバードラゴン・ノヴァの圧倒的なエネルギーの熱線がレインボードラゴンを呑み込んだ。

 

闇の書「ぐっ!」

 

ライフ1900→1700

 

涼介「フフフフ。レインボードラゴン.....撃破。」

 

闇の書「これがお前の力か.....少年。」

 

そう。

 

これが少年の力の形。

 

圧倒的なパワー。

 

力。

 

パワーこそ少年の力。

 

力こそ力。

 

 

フェイト「凄い....」

 

しかし....

 

喜びもつかの間....

 

 

『ドクン.....ドクン』

 

涼介「がはっ.....ああああああ......ぐっ.....ま、まだだ!?頼むよ!?あと少し持ってくれ!?今最高の気分なんだ!?まだ終われないんだああああああ!?」

 

なのは「涼.....君.....。」うるうる

 

『ドクン....ドクン』

 

涼介「ぐっ.....くぅぅぅぅ。」

 

フェイト「涼.....。」うるうる

 

『ドクン....ドクン』

 

涼介「うっ....う.....ああああっ.....!?」

 

アリサ「涼.....。」うるうる

 

『ドクン....ドクン』

 

涼介「がああああああああっ.....!?」

 

すずか「涼君......。」うるうる

 

『ドクン....ドクン』

 

涼介「ああ.....あ.....うっ......ぐっ....。」

 

アリシア「へル....くん....。」うるうる

 

『ドクン....ドクン』

 

涼介「ぐっ.....ああああっ....くっ...フフフ。まだ.....死ねない.....。」

 

ヴィータ「涼......。」うるうる

 

闇の書「少年。もう限界だろう?なぜそうまで頑張る。もう楽になったらどうだ?」

 

涼介「ぐっ....俺は.....フフフフ。この.....輝く瞬間を感じてる限り....うっ.....俺に死の闇は訪れない.....瞬間は永遠となるのだぁぁぁぁぁ!」

 

なのは「もういいよ....そうまでして戦わなくても.....。なんでなの.....なんで.....涼君ばっかり.....こんな.....。」

 

かすれた声でつぶやくなのはの言葉は、風に消えた....

 

涼介「俺は.....ターン.....エンドだ。」

 

ライフ200

手札0

伏せなし

 

《闇の書のターン》

ライフ1700

手札2→3

伏せなし

 

闇の書「ならせめて早く終わらせてやろう。魔法カード宝玉の恵み。このカードは、墓地の宝玉獣を2体を魔法、罠ゾーンに置く。そして、魔法カード宝玉の氾濫!」

 

アリサ「何をする気なの!?.」

 

闇の書「このカードは魔法、罠ゾーンの宝玉獣を4枚墓地に送りフィールド上のカードを全て墓地に送る。そして、送った相手のカード1枚につき墓地の宝玉獣を特殊召喚できる。」

 

なのは「!?」

 

フェイト「そ、そんな.......。」

 

アリサ「涼には....守る手段がなくなる.....。」

 

「Gowaaaaaaaaaaaaaa」

 

サイバードラゴン・ノヴァを含めフィールドがからになった。

 

闇の書「私は、宝玉獣サファイアペガサスを特殊召喚する。終わりだ.....少年。」

 

すずか「やめて!?お願い!?.....お願いします。......そんな攻撃したら涼君.....死んじゃう.....うぅぅぅ...。」シクシク

 

アリシア「ヘルくん.....いなくなっちゃやだよ。まだ全然話して....ないのに.....」シクシク

 

涼介「フフフフフ。俺は、まだ死なん.....ぐっ....このデュエルは、俺が勝つ!」

 

闇の書「世迷言を。」

 

誰もがもうダメだと思った。

 

だが少年は、諦めない。

 

それどころか闘志が大きくなっていた。

 

涼介「フン.....ぐっ....サイバードラゴン・ノヴァの効果発動ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」」

 

闇の書「なに!?」

 

全員「「「「「「!?」」」」」」

 

 

涼介「サイバードラゴン・ノヴァが相手効果によって墓地に送られた時、エクストラデッキから機械族融合モンスターを特殊召喚できる!」

 

 

闇の書「バカな!?エクストラデッキからモンスターをレベルも攻撃力制限もなしに特殊召喚できる効果だと!?」

 

それは、ぶっ壊れ効果と言っても過言ではない。

 

力の先にある少年の力

 

その名は......

 

涼介「いでよ!サイバー・エンド・ドラゴン!」

 

「グワァァァァァァァァァァァァァァ」

 

少年の相棒。

 

少年の象徴。

 

少年の力。

 

サイバーエンドドラゴン攻撃力4000

 

なのは「涼君はやっぱり強いの。」

 

フェイト「うん!涼は.....弱くなんかない!」

 

アリサ「最高よ。」

 

すずか「凄いよ。」

 

アリシア「ヘルくん.....強いね。」

 

ヴィータ「やっぱりあいつ気に入った。」

 

闇の書「......。少年!素晴らしい輝きだ。その輝きを失うには、惜しいな.....フフフフ。私の負けだ。」

 

ライフ1700

手札3→1

伏せなし

 

《涼介のターン》

 

ライフ200

手札0→1

伏せなし

 

涼介「俺のターンドロー!(これが最後の攻撃だ。)サイバーエンドドラゴン!エターナルエヴォリューションバーストぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

 

 

少年の命の輝きを宿すような凄まじい熱線がサファイアペガサスを呑み込んだ。

 

ライフ1700→ー500

 

闇の書「見事だ......少年。」

 

〜デュエルゾーンアウト〜

 

〜涼介サイド〜

 

デュエルが終わり闇の書は、止まった。

 

八神はやても元に戻った。

 

が....

 

この事件は、ここで終わらない。

 

 

 

涼介「勝った......ぞ。フフフ.....ぐっ....う....」

 

フラ

 

デュエルの緊張が解けたのか限界が来たのかわからないが少年は、倒れる。

 

ポフ

 

だが少年が地面にたどり着くことはなかった。

 

たどり着く前に1人の少女によって抱きとめられた。

 

なのは「涼君しっかりして!?」

 

高町なのはだ。

 

涼介「何....だよ.....高町.....なんて顔して....やがる。」

 

彼女の顔は、目を真っ赤に腫らし涙でぐちゃぐちゃであった。

 

なのは「涼君.....のせいで.....しょ.....。」

 

涼介「そ....うか....俺のせい......か.....。」

 

『ドクン....ドクン』

 

涼介「がはっ......うっ.....ああ....」

 

なのは「涼君!?」

 

少年に残された時間は、少ない。

 

涼介「ぐっ....もうダメか.....な....へへへ.....うっ!」

 

なのは「そんなことない!?お願いだから諦めないで!?」

 

そんな彼女の願いは、叶わない。

 

涼介「なぁ〜高町....俺.....2つ....ぐっ....心残りが....ある...んだ....けど......さ。」

 

少年には届かない。

 

なのは「いや....だよ......そんな遺言....みたいなこと。聞きたくないよ!?」

 

『ドクン....ドクン.......ドクン....ドクン』

 

涼介「そんな....こと....言うな....よ.....な!これさ.....。」

 

そう言いながらデッキホルダーから2枚のカードを取り出した。

 

なのは「え.....これ....。」

 

それは、少年の最も信頼するカード。

 

サイバーエンドドラゴン。

 

『ドクン....ドクン....ドクン』

 

涼介「お前に...持ってて欲しいんだ.....俺の相棒.....を....。」

 

なのは「ダメ....。や....だよ....。死なないでよ....や....だ.....。」

 

『ドクン....ドクン』

 

少年は、少女の言葉を返さずそのまま言葉を続ける。

 

涼介「あ...とさ....最初の.....校内...ラン....キング....終わったら....渡そう....とさ....思ってたん.....だけど.....俺の....せい....でさわたせなかっ....たから....さ。こんな....関係....に....なっちゃっ....たしさ....。」

 

震える手で1枚のカードを差し出す。

 

なのは「い....やだ....いやだ.....。それじゃ....形見みたい....になっちゃうよ。.....そんなの......欲しくない.....。」

 

『ドクン....』

 

涼介「そんな....こと言わずに....な。貰って.....く....れ.....よ....な....の....は......」

 

なのは「あ......。」

 

『........』

 

 

 

バタ

 

 

カードを差し出していた手から力が抜けた。

 

なのは「涼....君.....。ねぇ.....起きて.....起きて.....よ.....。な...んでよ....もう....1回....名前で....ひぐっ....呼んで....よ....うっ...ひぐっ.....うわああああああああああああああああああああああ.........。」

 

少年の命の灯火は、ここで消えた.....。

 

しかし少年の物語は、終わらない.....。

 

 

 




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