【凍結】魔法少女リリカルなのは!?「カイザーと呼ばれていた少年」   作:ヘルカイザー

34 / 63
GODの辺りを少し変えます。

原作と同じ流れにはなりません。

出てこないキャラもいます。

ユーリは出しますよ。

ではよろしくお願いします。


もう1枚の銀河眼「前篇」

〜シュテルサイド〜

 

シュテル「2人とも。私は夕食の買い物に行ってきますから留守番をお願いしますね。」

 

レヴィ「留守番なら僕に任せろ。その代わりお菓子買ってきてシュテるん!」

 

ディアーチェ「気をつけて行って来るのだぞシュテル。レヴィの相手は我がしておく。」

 

レヴィ「む!なんだよ〜それ〜!」

 

シュテル「わかりました。では行ってきます。」

 

ガチャ

 

スタ、スタ、スタ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

商店街にて

 

先日、なのは達と話をしてある程度あの方。

 

ヘルカイザーの正体が絞れて来ました。

 

しかしながら私的に納得の出来ないこともあります。

 

私が始めてなのはとデュエルした時感じたあの闇の書の波長。

 

おそらくディアーチェ達のデュエルだけでなくレヴィ達それに私達のデュエルに介入したのも彼だと思います。

 

その場合あの方はなのは達の味方と言うことになります。

 

なら何故敵であったはずの私を助けたのでしょう?

 

それにデュエル中に言っていたあの言葉........

 

 

『俺がどんなに傷つこうと関係無い!もうこれ以上!俺の前で奪わせはしない!傷つけさせない!全てを守り抜くまで!俺の命尽きるまで!俺の戦いが終わることは無い!』

 

.........まるで誰かを失ったかのような物言い......そしてそれは自分のせいだと言っているようにも聞こえました。

 

自分に罰を与えるような感じもしました。

 

ただ涼の力をコピーした存在ならこれはちょっとおかしい気がしますし。

 

しかしそれ以上にあの怪我で一体何処に行ってしまったのでしょう?

 

ちゃんと治療していればいいのですが。

 

は!?

 

何故私はこんなにもヘルカイザーのことを考えているのでしょうか/////

 

 

なんか恥ずかしくなって来ました/////

 

さ、さぁ〜早く買い物をすましてしまわなければ////

 

シュテル「今日はカレーなのでジャガイモと豚肉を......後は........たまね『ドサ』!?」

 

なんでしょう?

 

何かが倒れた音でしょうか?

 

この路地の方からでしょうか。

 

 

シュテルは恐る恐るそれでいて冷静に音のした方へと歩いて行った。

 

スタ、スタ、スタ

 

スタ、スタ、スタ

 

シュテル「これは......血.....ですね。」

 

奥の方に点々と続く血痕。

 

シュテルはその血痕を辿り奥へと進む。

 

すると......。

 

 

!?

 

なん.......で.........。

 

 

シュテル「ヘルカイザー!?しっかりしてください!?」

 

そこにはヘルカイザーが血まみれで倒れていた。

 

なんでですか!?

 

こんなになるまでほっといて!?

 

だからあの時手当てすると言ったのに!?

 

違います、そんな事より今は手当てが先です!

 

幸いまだ息があります。

 

ガサゴソ

 

シュテル「っ!?」

 

傷を見ようと服を上に上げシュテルは思ったよりも酷い傷をみて思わず手を口に当ててしまった。

 

少年の体は、新しい怪我の他に体中に生々しい傷跡が残っていた。

 

 

な、なんでこんなに傷が.......。

 

い、いえ。!

 

早く手当てを!?

 

ぽわぁぁぁぁん

 

シュテルは回復魔法を少年にかける。

 

しかし.......。

 

 

パリーン

 

シュテル「な.....んで.......。くっ。もう1度。」

 

ぽわぁぁぁぁん

 

もう1度少年に回復魔法を展開する。

 

だが.........。

 

パリーン

 

回復魔法の光が少年を包むと同時にその光は崩れるように消えてしまう。

 

シュテル「なんでなんですか!?どうして!?」

 

シュテルの顔は驚愕に染まり、みるみる内に顔が青くなっていく。

 

ま、魔法が効かない.......。

 

私はこの方に助けられといて助けられないのですか。

 

そんな......このままじゃ........。

 

 

シュテル「嫌です!?お願いします!?効いてください!」

 

ぽわぁぁぁぁん

 

パリーン

 

 

ダメです!?

 

ぽわぁぁぁぁん

 

パリーン

 

嫌......です.....。

 

ぽわぁぁぁぁん

 

パリーン

 

シュテル「あ.....ああ....い.....や.....です.....。」うるうる

 

ぽわぁぁぁぁん

 

パリーン

 

シュテル「死んじゃ.....ひぐっ....やだぁぁぁ......ひぐっ.....」

 

ぽわぁぁぁぁん

 

パリーン

 

シュテル「ひぐっ...ひぐっ.......うわぁぁぁ.....えぐっ......あ"あ"ぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

ぽわぁぁぁぁん

 

効かないとわかっていながら何度も壊れたように回復魔法をかけ続けるシュテル。

 

パシッ!

 

シュテル「!?」

 

急に少年が魔法を展開する為に差し出していた手を掴んだ。

 

パリーン

 

当然のごとく展開していた魔法が消え去る。

 

 

ヘルカイザー「もう....いい。」

 

え.....貴方.....起きて......。

 

シュテル「な、何が.....ひぐっ.....いいんですか?このままじゃ......ひぐっ.....死んで.....ひぐっ....ひぐっ.....しまい......ひぐっ.....ます。」

 

もう顔を涙でぐちゃぐちゃにし、まともに喋れなくなってきているシュテル。

 

ヘルカイザー「これ.....くらいじゃ.....死なない。」

 

嘘ですよ......。

 

こんなに血を流して死なない人間がいますか?

 

いませんよ.....。

 

ズル、ズル

 

!?

 

ヘルカイザー「体は頑......丈だ。」

 

重い体をやっと起こすように立ち上がる少年。

 

しかしフラついている。

 

 

何を.....やって.....いるのですか......。

 

スタ..........スタ..........スタタタ.........スタ

 

シュテル「まって.....ください......。そんな体で.....何処に......。」

 

スタ..........スタ

 

シュテルの言葉をシカトし進む。

 

ぎこちない足取りで。

 

シュテル「待って!?」

 

ガバッ

 

ヘルカイザー「!?」

 

無理やり体を進ませる少年の体にシュテルはしがみつくように抱きついた。

 

シュテル「待って......待ってください......。行かせません......。」

 

ヘルカイザー「離せ......。」

 

シュテル「嫌です!?ここで離したら.....もう会えない気がします!?」

 

ズズズ

 

ヘルカイザー「俺の.....事は.....ぐっ......ほっとけ!?」

 

シュテル「ほっときません!?」

 

ズズズ

 

ヘルカイザー「何故だ!?ほっとけよ!?........うっ......この前会った......ばかり.....だろう......が!?会うとか......ぐっ.......会えないとか.......関係ない........だろうが!?(ううっ。頭がクラクラする。)」

 

力尽くで進もうとする少年をシュテルは必死にしがみついて止める。

 

シュテル「関係なくありません!私は好きなんです!?貴方が!?......あ!?......あぅぅぅ/////////」

 

ヘルカイザー「...........。」

 

わ、わ、わわわ私は一体何を言って//////////

 

私は涼、涼が好きだったはずなのですが//////

 

なな、なんで仮面で顔も知らない人を///////////

 

だ、ダメです気づいたら恥ずかしすぎます/////////

 

あうぅぅぅぅぅぅ////////

 

 

シュテル「あ、えっほ、しょの、こへはでふね。しょ、しょの〜////////」シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

 

唐突に言ってしまった言葉に流石のシュテルも暴走していた。

 

しかしそのせいで少年にしがみついていた手が緩む。

 

その隙に少年が逃げるのかと思われたが。

 

 

ドサ

 

 

大量出血をしているのにもかかわらず無理に動いたツケがまわって再び力尽きてしまった。

 

あ!?

 

シュテル「やっぱり大丈夫じゃないですか!?起きてください!」

 

ダメです!?

 

起きません!?

 

魔法がダメなら急いで病院に!

 

 

死なせませんよ!

 

せっかく自分の気持ちに気づけたのに!

 

あ、いや//////

 

私はまた何を言って////////

 

違います!?

 

病院です!?

 

救急車です!?

 

ピーポーピーポーピーポー

 

〜サイドアウト〜

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

???「奴は海鳴総合病院に運ばれたそうだ。セメタリー!お前に任せる。奴を始末しろ!」

 

セメタリー「仰せのままにBOSS!」

 

シュン

 

???「次こそお前の最後だ!次に送る刺客は今までの奴らとは違うぞヘルカイザー!我らの計画の邪魔はさせんぞぉぉぉぉ!」

 

 

フフフフフッあーっははははははははははは!

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

〜ヘルカイザーサイド〜

 

海鳴総合病院にて

 

ヘルカイザー「うっ......こ.....こは?」

 

ここは.......何処だ.....?

 

『相棒気がついたか!』

 

ヘルカイザー「ああナハト。それより状況が飲み込めんのだが......ここは何処だ?体が動かんのだが.........。」

 

俺は裏路地で倒れたはずだが.........。

 

『覚えて無いのか相棒!』

 

記憶がまだらだ。

 

ヘルカイザー「ああ。よく覚えてない。」

 

『相棒が倒れている所をたまたまシュテルの嬢ちゃんが見つけたんだ。そんで色々手当しようとしたが相棒に回復魔法の類は効かないからな。泣いてたぜ〜。』

 

 

泣いてた?

 

そういや〜シュテルとかいった子と話をしたようなそんな気も......。

 

ちょっと待て!?

 

ヘルカイザー「おいナハト!?それじゃここは!?」

 

『病院だよ!もう自分じゃ治せないからシュテルの嬢ちゃんが病院に運んだんだよ。』

 

マズイ、マズイ、マズイ!?

 

『相棒安心しろ。仮面は付いたままだ。取れないように全力で死守したぜ。』

 

何!?

 

よくやったナハト!

 

いやいや、それもそうだが問題は別にもあるんだぞ!?

 

顔が割れてないのはいいがここにいてはあいつらにバレるのも時間の問題だ!?

 

しかも見つけたのは思いっきりあいつらの関係者じゃねぇか!?

 

早くここから逃げなければ!

 

ヘルカイザー「ぐっ!?なんで動けない!?一体どうなって!?このぉぉぉぉ!?」

 

なんでだ!?

 

怪我がそんなに深かったか?

 

いくら力を入れても動けないぞ!?

 

『相棒......その......実はな......相棒の体には今......』

 

シュテル「無駄ですよ!」

 

何!?

 

って言うかいつの間にそこに!

 

シュテル「貴方の事です。病院だとわかればすぐにここを抜け出していたでしょう?」

 

み、見抜かれている。

 

 

シュテル「申し訳ないとは思いましたが体中をバインドで縛らせてもらいました。」

 

なるほどぉ〜バインドをねぇ〜。

 

道理で動けない訳だぁ〜............って!?

 

ちげぇぇぇよ!?

 

ヘルカイザー「おい!?どう言うことだ!?扱いが酷すぎるだろ!?」

 

シュテル「しょうがないじゃないですか。貴方が逃げないようにです。」

 

俺は犯罪者か!?

 

いやまぁ〜これから1人殺そうとしてるけどさぁ。

 

でもまだちげぇぇよ!?

 

ヘルカイザー「で?そろそろ解いて欲しいんだが?」

 

シュテル「ダメです。解いたら逃げるでしょ。」

 

はい?

 

ヘルカイザー「じゃぁなんだ!?俺はいつまでこのままなんだ!?」

 

シュテル「私が逃げないと判断したらです。」

 

それっていつまで!?

 

じゃぁ俺ずっとこのまま!?

 

シュテル「へ、ヘルカイザー?わ、私はそろそろ貴方の名前と顔が知りたいのですが?/////」

 

なん......だと。

 

だ、ダメだ.....それは教えられない。

 

ヘルカイザー「...........。」

 

 

シュテル「何故黙るのですか?//////私はもっと貴方の事が知りたいのですが//////」

 

 

何故そんなに顔を赤らめる。

 

どうする。

 

どう切り抜ける。

 

クソぉぉぉ何も思いつかない。

 

早く、早く逃げねば。

 

わ、話題を変えればどうだ?

 

いやそれではなんの解決にも。

 

『ケッケッケ相棒いい気味だぜ。』

 

こ、こいつ楽しんでやがる。

 

くっ。

 

今は実行するのが先だ。

 

シュテル「しょ、しょれで、あにょ、あにゃたのおにゃまえを.......。////////」シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

 

なんかいつの間にかすごい事に!?

 

 

ヘルカイザー「な、なぁ〜なんでそんなに俺の事知りたいんだ?この前あったばかりだろ?確かにタッグデュエルは付き合ったけどさぁ〜。そんなに気にすることでもなくないか?別に俺の事好きなわけじゃあるまいし。」

 

ビシッ

 

何かに亀裂の入る音がした。

 

シュテル「ヘルカイザー..........貴方.........昨日私と話した事覚えてますか.........?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

 

え!?

 

いや........なんか........雰囲気が.......と言うかドス黒いオーラが........え〜と......もしかして地雷踏んだ?

 

い、いやでも俺結構ヤバかったし。

 

と言うか覚えてないんだけど。

 

ヘルカイザー「す、すまん。あまり覚えてない。」

 

シュテル「ふ、ふ、ふ、ふふふ。そうですか.........覚えてませんか.........勢いでとはいえあんな恥ずかしいこと言ったのに覚えてない、と?......ふふふふふふ。」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

 

こ、殺される!?

 

 

ヘルカイザー「い、や悪かったって!?ってか俺のせいなのか!?........ちょ!?い、や.....俺が悪かった!?いえ悪かったです!?だからデバイス展開するのやめてぇぇぇぇぇ!?」

 

おい!?

 

何チャージしてるの!?

 

ここ病院だからね!?

 

一般人いっぱいいるからね!?

 

てか魔法バレるぞ!?

 

シュテル「いえ、許しません。ちゃんと覚えていない貴方の頭が悪いんです。安心してください。一撃でその仮面ごと粉々です。」

 

ちょっぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?

 

それ安心できねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?

 

シュテル「ルシフェリオン............」

 

ダメか........。

 

少年は諦めて目を閉じた。

 

ガバッ

 

へ?

 

少年目を開けるとさっきまでシュテルがいた所には誰もおらずシュテルは少年のベットの隣で少年に抱きついて寝ていた。

 

シュテル「冗談です。別に怒ってません。覚えてないことは許してあげます。でもその代わり今日は私と寝てください。//////」

 

はい!?

 

ヘルカイザー「いやいやちょっと待て!?何故そうなるんだ!それにもう面会時間なんてとっくに過ぎてるだろう!?」

 

シュテル「病院の方にはもう許可を取りました。問題ありません。」にや

 

馬鹿な........。

 

か、確信犯......だと!?

 

シュテル「さぁ〜寝ましょうヘルカイザー。」

 

 

この状態では俺に拒否権はない......か。

 

ヘルカイザー「はぁ〜わかったよ。俺の負けだ。お休み。えーと........。」

 

シュテル「シュテルでいいですよ。」

 

ヘルカイザー「それ名前だろ?苗字は?」

 

シュテル「忘れました。」

 

くっ。

 

なんで計画通りみたいな顔してやがるんだ!?

 

ヘルカイザー「くっ。お休みシュテル。」

 

シュテル「できれば貴方の名前を//////」

 

ヘルカイザー「ヘルカイザーだ。」

 

シュテル「ちっ。流されませんか。」

 

なんて計算高い子なのぉぉぉぉぉぉぉぉ!?

 

ヘルカイザー「い、いいから早く寝ろ!」

 

シュテル「わかりました。お休みなさいヘルカイザー。」

 

『ケッケッケこいつは意外な所で勝てない奴がいたもんだな。ケッケッケ。シュテルの嬢ちゃんとイチャコラさせれば相棒も少しは変わるかな?ケッケッケ。』

 

ナハトの悪巧みは後にとんでもない火種を生むのだった。

 

ヘルカイザー(せめて寝る時はバインド解いても良くね?)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

その頃マテリアル邸では........。

 

ディアーチェ「何故シュテルは買い物に行ったっきり帰ってこんのだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

 

レヴィ「お菓子ぃぃぃぃぃぃぃぃ!?」

 

ディアーチェ「まったく、今何時だと思っておる!帰って来たら説教だ!」

 

レヴィ「王様〜僕お腹空いたよ。」

 

ディアーチェ「はぁ〜しょうがないな。我が買い物に行ってくる。少し留守番頼んだぞレヴィ。」

 

レヴィ「おお!任せろ王様!」

 

ディアーチェ「誰か来ても出るなよ。」

 

レヴィ「む〜また子供扱いして。」

 

ディアーチェ「いや我らは体は子供だぞ。」

 

レヴィ「そうだね。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

夜中・海鳴総合病院にて

 

シュテル「すぅ〜すぅ〜すぅ〜。」zzz

 

 

『おい相棒。』

 

ヘルカイザー「ああわかってる。どうやら歓迎しなくちゃいけない奴が来たようだ。まったく、ゆっくり寝ている時間もくれないとはな。」

 

少しの間シュテルに付き合ってやろうと思ったが無理なようだ。

 

やっぱり俺は疫病神だな。

 

争いしか持ってこない。

 

ヘルカイザー「ナハト。バインドを解け。」

 

『あいよ相棒。.......せっかく面白くなりそうだったのに。』

 

ヘルカイザー「なんか言ったか?」

 

『いや別に〜。』

 

シュイィィィィン

 

『解けたぞ相棒。』

 

さて、行くか。

 

ベットから出ようとしたが。

 

にぎっ

 

!?

 

ヘルカイザー「まったく......。」

 

行こうとした少年だったがシュテルが少年の手を握って離さずにいたために動きが止まった。

 

ヘルカイザー「シュテル。君のお陰で助かった。元気もでたよ。ありがとな。」

 

シュル

 

シュテルの握っていた手をそっと解き毛布を掛け直す。

 

行こう!

 

ガラガラガラ

 

スタ、スタ、スタ

 

〜サイドアウト〜

 

〜シュテルサイド〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガバッ

 

 

シュテル「はぁ、はぁ、はぁ。嫌な夢を........見ました。」

 

ヘルカイザーが死んでしまうそんな夢を......。

 

で、でも夢です。

 

彼はは生きてここに..........。

 

隣をみたシュテルだったがそこには誰もいなかった。

 

 

シュテル「何処に......行ったの......ですか.........。」

 

少年の寝ていた所を撫でるように触れる。

 

シュテル「あ!?まだ暖かいです!?そう遠くにはいってません!」

 

バッ

 

彼女は走って少年を追いかけた。

 

〜サイドアウト〜

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

〜ヘルカイザーサイド〜

 

海鳴総合病院の屋上にて

 

 

ヘルカイザー「おい!出てこいよ。いるのはわかってる。」

 

そんな殺気まで出しやがって。

 

セメタリー「おやおや、重症だと聞いておりましたのにいささか元気そうで。これでは寝込みは襲えませんね。」

 

ヘルカイザー「貴様何者だ?」

 

セメタリー「私の名はセメタリー!偉大なるFARASのBOSS。そのご命令により貴方様を始末しに参りました。」

 

フフフ。

 

ヘルカイザー「殺し屋の分際で随分丁寧じゃないか?」

 

セメタリー「いえいえ、殺すべき相手には敬意を持って殺さなくては殺した相手に失礼と言うもの!」

 

そうか。

 

なかなか、面白いなこいつの力。

 

この前の奴らとは格が違うか......。

 

ヘルカイザー「一つ聞きたい。」

 

セメタリー「なんでしょうか?」

 

ヘルカイザー「闇狂四郎はこの町にいるのか?」

 

セメタリー「ほほほ。狂四郎様をお探しですか?そう言えば貴方様は狂四郎様の命を狙っているのでしたね。」

 

ヘルカイザー「ああ。それで?奴はこの町にいるのか?」

 

セメタリー「答える義理はありませんね。」

 

フフ。

 

やはりそう簡単には答えないか。

 

セメタリー「しかし、これから死ぬ身で疑問はさぞ未練が残りましょう。冥土の土産にお教えします。狂四郎様はこの町にいますよ。」

 

ほほぉ〜。

 

随分余裕だな。

 

ヘルカイザー「フフフ。やる前から勝った気で居るのか?」にや

 

セメタリー「私が貴方様に負けることはございません。何故なら貴方様はここで死ぬ運命なのですから。」

 

運命か......。

 

フフフ。

 

ヘルカイザー「運命?もしそれが俺が負けると言ってるのならその運命とやらに言ってやれ!そんな運命など俺がぶっ壊してやるってな!」にや

 

セメタリー「その気合はよし!では今宵のデュエル。さぞかし楽しい宴になりましょう!」

 

ヘルカイザー「そいつは楽しみだな!」にやにや

 

 

セメタリー「ほーほっほ。ボーン!Deathフィールド展開。」

 

ボーン「了解しました。Deathフィールド展開。」

 

ヘルカイザー「Deathフィールド!?ジャッジメントフィールドじゃないのか!?」

 

セメタリー「そんな緩いフィールドでは楽しめないではありませんかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!さぁ"ぁ"ぁ"〜死の宴をはじめましょうぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

 

ヘルカイザー「くっ!?」

 

「「デュエル」」

 

ギュィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィン

 

ドシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン

 

〜サイドアウト〜

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

〜シュテルサイド〜

 

タ、タ、タ、タ........

 

シュテル「はぁ、はぁ、はぁ、一体何処に.....。」

 

このままではらちがあきません。

 

一体どうすれば。

 

ギュィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィン

 

ドシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン

 

!?

 

シュテル「上ですか!?」

 

タ、タ、タ、タ.........

 

バンッ!

 

シュテル「こ、これは!?」

 

 

そこには向かい合いデュエルディスクを構えている少年と白いヒゲの目立つ男が今まさにデュエルを始めようとしている瞬間であった。

 

〜サイドアウト〜

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

〜ヴィータサイド〜

 

ちょっとクロノに用事があったからアースランに来たんだけど......。

 

なんか慌ただしいな。

 

クロノ「どうした!?何があった!?」

 

エイミー「海鳴市で強大な魔力反応確認!この反応.....。」

 

ヴィータ「何かあったのか?」

 

クロノ「ヴィータ!?どうしたんだ?」

 

ヴィータ「いや、ちょっと用事があったんだけど。それどころじゃなさそうだな。」

 

クロノ「そうなんだ。今海鳴市で強大な魔力反応が確認された。」

 

ヴィータ「なんだって!?私達の町でだと!?何処だ!?今すぐ向う!」

 

クロノ「待て。今詳細を「クロノ君!?」どうしたエイミー!?」

 

エイミー「そ、それがジャッジメントフィールドとは違うフィールドが展開されているみたいで。解析してみたんだけど。その........このフィールドで誰かがデュエルしているのならマズイことになるよ。」

 

クロノ「どう言うことだ?」

 

エイミー「このフィールド。ジャッジメントフィールドの10倍以上の衝撃があるみたいで。もしバリアジャケットをきていてもこれじゃ死ぬ可能性が......。」

 

ヴィータ「なに!?」

 

クロノ「こうしてはいられない。すぐに現地に出る。エイミー念のためフェイトにも連絡しておいてくれ。」

 

エイミー「了解!」

 

ヴィータ「わ、私も行く!」

 

〜サイドアウト〜

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

〜フェイトサイド〜

 

zzz

 

ピーピーピーピーピーピー

 

ん?

 

んん〜。

 

なに〜。

 

ポチ

 

エイミー「フェイトちゃん!?」

 

フェイト「ふぇ!?」

 

ガバッ

 

フェイト「ど、どうしたのエイミー!?て言うか今何時だと。」

 

エイミー「それが.........。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

フェイト「わかった。すぐに現地に向かうから場所までの情報を!」

 

エイミー「了解!」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

もうすぐエイミーが教えてくれたポイントだ。

 

!?

 

フェイト「クロノ、ヴィータ!?」

 

クロノ「ああ、フェイトか。こんな夜中にすまないな。」

 

フェイト「ううん。それはいいんだけど。」

 

ヴィータ「急ごうぜ。もうすぐだろ?」

 

クロノ「ああ。」

 

フェイト「うん。」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

こ、これは!?

 

そこにはフィールド内でデュエルを始めようとしている2人がいた。

 

ヴィータ「おい!あれシュテルじゃないか?」

 

え!?

 

フェイト「ほ、本当だ!?」

 

急いでシュテルの所へ向かった。

 

 

シュテル「フェイト、クロノそれにヴィータ、何故貴方達がここに?」

 

フェイト「うん。強大な魔力反応を感知してそれで.....」

 

シュテル「それよりこのフィールドはなんですか!?あきらかにジャッジメントフィールドではありません!」

 

フェイト「シュテルよく聞いて。このフィールドはジャッジメントフィールドの10倍の衝撃を生み出すフィールドなんだ。このフィールドでデュエルしているのは一体。」

 

シュテル「10倍!?そんな!?まだ怪我だって治っていないのですよ!?は、早くやめさせなければ。」

 

シュテルがフィールドに触れようとしたが......。

 

バチッ

 

シュテル「ぐっ!?」

 

衝撃がシュテルを襲う。

 

フェイト「シュテル大丈夫!?」

 

シュテル「私は平気です。でも......これでは中にはいれません!?私達は見ているしか出来ないのでしょうか。」

 

クロノ「デュエルしているのは誰なんだ?」

 

シュテル「ヘルカイザーです。もう1人はわかりません。」

 

ヴィータ「例の黒い仮面の男か!?」

 

クロノ「また......彼か.......。」

 

この人が.......はやてやシュテルを助けた人。

 

 

Deathフィールド。

 

それは本当に殺し合いをするものが扱う死のフィールド。

 

バリアジャケットをきていようがこのフィールドの前では意味がない。

 

死、死、死!

 

行動一つ一つに死がまとわりつく。

 

このフィールドで迷う事は許されない。

 

死にたくなければ勝つしかない。

 

 

まさに死の宴。

 

死神の娯楽。

 

 

 

少年とFARAS。

 

その宿命の戦いは激しさを増す。

 

 

 




次回もよろしくお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。