【凍結】魔法少女リリカルなのは!?「カイザーと呼ばれていた少年」   作:ヘルカイザー

44 / 63
時間が少し飛びます。

デュエルはここからマスタールール3に変更します。

ではよろしくお願いします。


雪降りの襲撃者

〜なのはサイド〜

 

涼君が消えた後私達は涼君を探し回った。

 

でも.......涼君は何処にも見つからなかった。

 

2年経った今でも私達は涼君を探している。

 

足取りは全然掴めていないけど。

 

そして私は今ヴィータちゃんと異世界での任務の帰りだ。

 

それにしてもここは雪が降って綺麗なの。

 

ヴィータ「なぁ〜?なんか顔色悪くないか?」

 

なのは「え?そんなことないよ。」

 

平気、平気。

 

こんなの疲れてるうちに入らないの。

 

ヴィータ「ならいいけどよ。」

 

ヴィータちゃんは優しいの。

 

なのは「ありがとうヴィータちゃん♪心配してくれて♪」

 

ヴィータ「べ、別に心配なんかしてねぇーし/////!」

 

にゃははは........。

 

ドォォォォォォォォォォォォォォォン

 

な、なに!?

 

なのは「ヴィータちゃん!?」

 

ヴィータ「わーってるよ!」

 

ビュン

 

今の爆発は.......。

 

〜サイドアウト〜

 

〜ヘルカイザーサイド〜

 

凱黒竜ーサイバー・ダークドラゴン攻撃力8000

 

ヘルカイザー「サイバー・ダーク・ドラゴンでプレイヤーにダイレクトアタック!フル・ダークネスバーストぉぉぉ!」

 

「ギュアァァァァァァァァァァァァァ」

 

ドガガガガガガガガガガガガガガガガァァァァァァン

 

グランド「ぐあああああああああああああ!?」

 

ライフ4000→ー4000

 

ドサッ

 

スタ、スタ、スタ

 

ガシッ

 

ヘルカイザー「さぁ答えろ!?お前らの幹部は何処だ!」

 

グランド「答えるわけない......だろう.......が......。」

 

ガクッ

 

クソッ!?

 

どうしてこいつらは仲間意識が異常に強い!?

 

この2年虱潰しにメンバーを刈っているが...........。

 

考えてる時間はない。

 

あれからもう2年だ。

 

奴もある程度回復しているはず。

 

急がないとな。

 

急いでこの場を離れようとしたがそれはできなかった。

 

なのは「管理局の者です!今すぐにデュエルディスクを外して投降してください。」

 

聞き慣れたその声に足が止まったからだ。

 

なんで......ここになのはがいるんだ.......。

 

ヴィータ「おい!?聞こえないのか?今すぐにデュエルディスクを外して投降しろ!」

 

ヴィータもか.........どうする........逃げるにしても今の俺に空間転移する力はない。

 

あいつから純粋に逃げるのは無理がある。

 

だが.......捕まるわけにもいかない。

 

どうする........。

 

なんとか言いくるめるか?

 

よし。

 

少年はなのは達の方へ振り向く。

 

なのは「え!?涼君!?」

 

ヴィータ「涼!?お前こんな所にいたのか!?」

 

何だ.....その言い草だとまだ探していたようだな。

 

ヘルカイザー「2年ぶりだな2人とも。」

 

ん?

 

なのは?

 

お前.......。

 

なのは「涼君よかった.......無事だったんだね!」

 

ヴィータ「心配させやがって!」

 

心配か.........。

 

なのは「ねぇ〜涼君帰ろう?皆待ってるよ?あいつを殺すのはもう止めないよ。私達もちょっと認識不足だった.......ナハトから涼君に何があったか聞いた........あいつがしようとしてる事も..........だから私達も手伝うよ!」

 

そうか........聞いたか.........。

 

だが.........お前らに手伝わせる気はない。

 

どんなに言い繕った所でこれは人殺しだ。

 

なのは達も管理局で働くならいつかは経験するとは思うが.........まだそんな事はさせたくない。

 

ヴィータ「涼......なんか言ってくれよ。黙ってちゃわからないだろう?」

 

まだ帰れないな。

 

やっぱり逃げるか........でもちょっと見過ごせない事が出来た。

 

ヘルカイザー「なのは?」

 

なのは「な、なに?涼君?」

 

なのはは面を食らったように聞き直す。

 

ヘルカイザー「構えろ。」

 

なのは「え.....。何言ってるの.........涼君?」

 

何度も言わせるな。

 

ヘルカイザー「聞こえなかったか?構えろと言ったんだ。」

 

ガチャ

 

なのは「なんでよ!?嫌だよ!?」

 

今のお前をそのままにしておくわけにはいかないんだよ。

 

ヘルカイザー「構えろ!?」

 

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

 

なのは「っ!?」

 

初めて自分に向けられる少年の殺気になのはショックを隠せない。

 

ヴィータ「お、おい涼!どうしたんだよ!?」

 

仕方ない。

 

ヘルカイザー「ジャッジメントフィールド強制発動!」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥン

 

なのは「え!?こ、これ!?」

 

レイジングハート「マスタージャッジメントフィールドに強制的に巻き込まれました。」

 

なのは「嘘!?どう言うこと!?それじゃ.......。」

 

ヘルカイザー「このデュエルが終わるまでここからは出られないぞなのは!」

 

なのは「どうしてなの!?私涼君と戦いたくない!?今涼君がジャッジメントフィールドでデュエルしたら死んじゃうかもしれないよ!?私に涼君を傷つけろって言うの?そんな事できるわけない!?」

 

確かに今俺がジャッジメントフィールドでデュエルするのは死と隣り合わせだ。

 

そこらの奴なら無傷で倒せるがなのは相手だとそうはいかないだろうな。

 

でもな.........お前をこのままにしたら近いうちに墜ちる。

 

それだけは俺の命をかけてでも.........止める!?

 

ヘルカイザー「これ以上の言葉は不要だ!?先攻は貰うぞ!」

 

なのは「涼君!?」

 

〜サイドアウト〜

 

〜デュエルゾーン〜

 

《ヘルカイザーのターン》

 

ライフ4000

手札5

 

ヘルカイザー「俺は魔法カード。おろかな埋葬を発動!デッキからハウンドドラゴンを墓地に送る。そしてサイバー・ダーク・ホーンを召喚。」

 

サイバー・ダーク・ホーン攻撃力800

 

ヘルカイザー「サイバー・ダークは召喚時自分の墓地のレベル3以下のドラゴン族モンスターを装備しその攻撃力分だけ攻撃力をアップする。俺はハウンドドラゴンを装備!」

 

サイバー・ダーク・ホーン攻撃力800→2500

 

なのは「嫌だ、嫌だよ!?やめようよ涼君!?」

 

ヘルカイザー「俺はカードを1枚伏せターンエンドだ。」

 

ライフ4000

手札5→2

伏せ1

 

《なのはのターン》

 

ライフ4000

手札5→6

 

なのは「やるしか......ないの?わ、私のターンドロー!私はサファイヤドラゴンを攻撃表示で召喚。」

 

サファイヤドラゴン攻撃力1900

 

なのは「カードを2枚伏せてターンエンドなの。」

 

ライフ4000

手札6→3

伏せ2

 

『ヘルカイザーのターン》

 

ライフ4000

手札2→3

伏せ1

 

ヘルカイザー「俺のターンドロー!俺はリバースカードオープン。闇のデッキ破壊ウィルスを発動!俺のフィールドの攻撃力2500以上のモンスターをリリースし魔法、罠カードのどちらかを選択する。そして相手のフィールド手札そして3ターンの間にドローしたカードの中にその種類のカードがある場合これを破壊する。」

 

なのは「!?」

 

ヘルカイザー「俺はサイバー・ダーク・ホーンをリリースし魔法カードを選択。さぁ?伏せカードと手札を確認するぞなのは!」

 

なのはは渋い顔をし手札と伏せカードを見せる。

 

パカッ

 

なのはの手札はブルーアイズが3体、伏せカードは融合と融合解除。

 

ヘルカイザー「伏せカード2枚は破壊する。」

 

パリーン

 

なのは「ううっ!?」

 

ヘルカイザー「最初のターンで融合を発動しブルーアイズアルティメットドラゴンを特殊召喚して攻撃。その後融合解除を発動していれば俺を倒す事が出来た。」

 

なのは「何言ってるの!?そんなことしたら「俺が死ぬか?」.........っ!?」

 

ヘルカイザー「相手のことを考えて加減してデュエルしたってことだろ?」

 

なのは「そうだよ!?そうしなきゃ「ふざけるな!?」涼......君。」

 

少年はなのはを怒鳴りつけた。

 

ヘルカイザー「何だその腑抜けたデュエルは!?じゃお前は俺じゃない自分を殺そうとしている敵が死ぬかもしれない状況で手加減してデュエルするのか?」

 

なのは「するよ!?誰かが死ぬくらいなら「ならお前は管理局をやめろ!」.......どうして........そんなこと言うの?」

 

ヘルカイザー「わからないのか?自分を殺そうとしている敵に対して手加減するなんて馬鹿のすることだぞ!?お前がもし失敗したらどうするつもりだ!?お前が死ぬだけじゃ済まないぞ。お前と共にいる仲間も墜ちる。命をかけた戦場で絶対に考えてはならないことだ!?」

 

だからこそ少年はなのはにデュエルを挑んだ。

 

だからこそ向けたくもない殺気までだして状況を演出した。

 

全ては彼女の考えを正すため。

 

彼女を休ませるため。

 

最近のなのはは疲れていた。

 

この2年間犯罪者達と多くのデュエルをしたなのはだがその度に相手を殺さぬように加減をしてデュエルしていた。

 

しかしそんなデュエルを続けて神経がすり減らないわけがない。

 

故になのはの疲労は今がピークであった。

 

それを少年は見抜いた。

 

対面した時の彼女の様子から。

 

彼女と過ごした時間が長かった少年だからこそわかることだ。

 

なのは「で、でも私は........。」

 

ヘルカイザー「(それで仲間が墜ちてみろ。傷つくのはお前だぞ。)確かに加減しなければならない時はあるかもしれない。だが今のお前はその判断が出来ていない。ゆっくりでいい......考え直せ。そしてしばらく体を休めろ。お前は疲れている。お前が墜ちたら皆悲しむ。」

 

なのは「涼君......も?」

 

ヘルカイザー「ああ。」

 

少年は素っ気なくも答えた。

 

なのは「わかったの.......少し考えてみる。」

 

ヘルカイザー「じゃ.....帰るかなのは?」

 

なのはは驚いた。

 

なのは「涼君......今......。」

 

ヘルカイザー「最初は帰る気は無かったんだがな。今のお前を見てたら心配になってきたよ。だから.......帰るよ。」

 

なのは「うん♪」にこ

 

ヘルカイザー「それじゃ今フィールドを解い......て...........なのは!?」

 

なのは「え!?な、何涼君?」

 

〜デュエルゾーンアウト〜

 

〜ヘルカイザーサイド〜

 

ビュン

 

間に合え!?

 

ガシッ

 

なのは「り、涼君!?」

 

少年は突然なのはの方に移動すると彼女の肩を掴み回転するように彼女と位置を入れ替わる。

 

ザシュ.......

 

その瞬間少年の胸部を鎌のような刃物が貫いた。

 

ヘルカイザー「ゴフッ!?」

 

なのは「アガッ!?」

 

対応が間に合わなかったためか少年を貫いた刃物はなのはの胸部にも達していた。

 

言ったそばからこれかよ。

 

墜ちたのが俺で良かったが.........お前は殺させない。

 

キュィィィィン

 

ヘルカイザー「があああ!?」

 

彼女の致命傷とも言える傷が多少だが直り始めその分だけ少年に傷が移るように広がる。」

 

ヴィータ「涼!?なのは!?」

 

ドンッ

 

ズルッ

 

なのは「ぐううっ!?涼.......君。」

 

なのはの意識はここで途切れた。

 

少年がなのはを押し飛ばしなのはに刺さっていた刃が抜ける。

 

ヴィータ「なのはぁぁぁぁ!?」

 

ガシッ

 

ヴィータがなのはをキャッチした。

 

ヘルカイザー「ゴフッ、ごほっ、ごほっ!?ぐっ!?お.....前は......何者だ?」

 

胸部に刃が刺さったまま後ろで突き刺している本人に問いかける。

 

???「久しぶりだなぁ〜涼介。元気だったか?」

 

!?

 

なんだと.....。

 

俺を知っている。

 

ヘルカイザー「お前は誰だ!?ごほっ!?」

 

???「お前も両親と同じように地獄へ行け。さよならだ親友。」

 

ヘルカイザー「なに!?おまえは!?」

 

ビュィィィィィィン

 

少年に突き刺さっている刃が緑色に輝き始める。

 

刃が魔力を帯びているのだ。

 

ヘルカイザー「ぐっ!?あ"あ"!?があああああああああああああああああああああああああああ!?

 

ヴィータ「涼!?やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」

 

『ドクン.........ドクン........ドクン.......』

 

???「フフフ。」

 

ドンッ

 

ザシュ.......

 

男は少年を前に押し出し刃が少年から抜ける。

 

シュィィィィン

 

男は消えた。

 

少年はそのまま前に倒れ男が消える瞬間少年は男の顔を見た。

 

ヘルカイザー「正....哉......。」

 

ドサッ

 

〜サイドアウト〜

 

〜ヴィータサイド〜

 

ヴィータ「涼!?」

 

急いで少年の元へ向かう。

 

ヴィータ「涼......。しっかりしろよ.......。おい......。」

 

ゆさゆさ、ゆさゆさ。

 

少年から反応はない。

 

ヴィータ「お、おい.......なんの冗談だよ。いい加減起き.......っ!?」

 

え........。

 

少年をゆすろうと胸に手をおいた。

 

『...........。』

 

う、動いてない.......。

 

くそ.......ちきしょう.......。

 

ピッ。

 

ヴィータは通信を開く。

 

武装局員「どうしました。」

 

ヴィータ「救護班だ!?救護班!?急げ!?重症者が2名だ!?はやくしろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」

 

武装局員「りょ、了解!?」

 

 

少年の心臓は最後の攻撃で止まってしまった。

 

なのはも大量に血を流して倒れている。

 

この雪の降る日。

 

地面に積もった雪は2人の血で真っ赤に染まってしまった。

 

 

何者かによる襲撃。

 

そしてこの襲撃をきっかけに運命の歯車はまたゆっくりと回り出すのだった。

 

 

 

 

 

 




次回もよろしくお願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。