【凍結】魔法少女リリカルなのは!?「カイザーと呼ばれていた少年」   作:ヘルカイザー

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どうも。

ではよろしくお願いします。


エピローグ・凍結した物語

 

〜シャマルサイド〜

 

ピピピピピピ

 

ん?

 

何かしらこんな時間に.......。

 

シャマル「はい!シャマルですが。どうかしました?」

 

医療班「シャマル先生!?急患です!?」

 

急患?

 

シャマル「わかったわ!?すぐ行きます。」

 

スタ、スタ、スタ、スタ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

う........そ........。

 

シャマル「なのは.....ちゃん.......。」

 

医療班「シャマル先生!シャマル先生!?」

 

はっ!?

 

シャマル「な、何かしら!?」

 

医療班「急いでください。急患は2人!1人は高町なのは!もう1人は・・・・・。」

 

え........。

 

シャマル「涼君........。」

 

医療班「どちらも致命傷と言える傷です!このままでは2人とも持ちません!?」

 

ギリッ

 

シャマル「急いでオペの準備を!これより緊急オペを行います!」

 

医療班「は、はい!?」

 

必ず助けて見せる!

 

〜サイドアウト〜

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

〜フェイトサイド〜

 

タ、タ、タ、タ、タ、タ

 

フェイト「はぁ、はぁ、はぁ.........なのは.....。」

 

なんでよ......。

 

どうしてこうなるの........。

 

お願いどうか無事でいて。

 

タ、タ、タ、タ、タ、タ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

タ、タ、タ、タ、タ、タ

 

はやて「あ!フェイトちゃん。」

 

はやて......。

 

ガシッ

 

フェイトははやてに詰め寄ると肩を掴む。

 

フェイト「なのはは!?なのはは平気なの!?」

 

はやて「落ち着いてフェイトちゃん2人とも手術室や。」

 

2人?

 

フェイト「はやて......2人って!?なのはの他に誰か怪我をしたの!?私はなのはが墜ちたとしか......。」

 

誰?

 

誰なの?

 

はやて「そ、その........。」

 

はやて.......?

 

はやて「.......涼君が......。」

 

え.......。

 

なに.......。

 

どう言うこと........。

 

フェイト「なんで!?なんで涼が一緒にいるの!?あれだけ探して見つからなかったのに!?」

 

ヴィータ「私達の.........。」

 

!?

 

ヴィータ。

 

絞り出すような声で喋り出すヴィータ。

 

いつもの彼女の覇気はまるでない。

 

ヴィータ「私達の任務の帰り......その異世界で涼がFARASのメンバーとデュエルしてる所を見つけて。色々説得してるうちに涼の雰囲気が変わってそれで.......なのはがどうやら不調だったみたいで.........私も薄々気づいてたんだけど......なのはが平気だって言うからそれ以上......何も言わなかった。でも涼はなのはの不調を見抜いて。多分原因を確かめるためになのはとデュエルした。」

 

デュエル?

 

そ、それって......まさかとは思うけど。

 

フェイト「もしかしてジャッジメントフィールドで?」

 

コクッ

 

ヴィータは静かに頷く。

 

そんな.......。

 

フェイト「それじゃ.......2人がこんなことになったのはそのデュエルのせいなの.........。」

 

ヴィータ「違う.......。」

 

違う?

 

じゃ.....なんで......。

 

ヴィータ「涼は本気でなのはとデュエルする気はなかったと思う。なのはの今の考えを正すのが目的だったみたいだから。だから涼もデュエルを途中でやめた。」

 

やめた?

 

だったらなんで!?

 

フェイト「一体何があったの!?その時何が!?」

 

はやて「...........。」

 

ギリッギリッ

 

既にヴィータに事情を聞いていたはやては拳を強く握る。

 

ヴィータ「涼がフィールドを解く直前。なのはの後ろに謎の男が現れて。それに気づいた涼がなのはを庇って........。でも.......それも.......ま"に"あ"わ"なくて".......なのはもいっしょ......に.........うっ........うっ.........ごめん......私がち"か"く"にいた"のに"........ごめん.......ごめん.........。」

 

フェイト「そんな........。」

 

フェイトはそれ以上何も言えなかった。

 

私はなんでなのはの不調に気づけなかったの.......。

 

なのはが万全なら........まともにそんな攻撃受けることなんてないのに.......。

 

なんで私はいつも何もできないの.......。

 

なんで.......守れないの..........。

 

ガバッ

 

は.....やて......

 

はやて「ダメや.......。1人で抱えたらあかん。これは......誰のせいでもない......。誰かのせい言うならなのはちゃんの不調に気づかなかった皆のせいや......。1人で背負うことやない。皆で背負うことや。」

 

はやて.......はやて.......。

 

フェイト「うっ......うっ.......。」

 

ガコッ

 

手術室の手術中ランプが消えた。

 

ウィィィィィン

 

ドアが開き中からシャマルと医療班が数名そしてベットが二つ運ばれて出てきた。

 

フェイト「シャマル....。」

 

はやて「どうなん?」

 

シャマル「なのはちゃんは大丈夫です。命に別条はありません。ただ.......魔法はもう使えないかもしれないわ。」

 

な!?

 

フェイト「それってどう言うことですか!?」

 

シャマル「なのはちゃんの胸部を刃が貫通した時なのはちゃんのリンカーコアに傷をつけたみたいなの。今後のリハビリ次第だけど........。正直....涼君が庇わなかったらなのはちゃんは死んでるわ。」

 

そんな......なんでなのはがそんな目に合わなきゃいけないの......。

 

あ!?

 

フェイト「涼は!?涼はどうなんですか!?」

 

シャマル「.........涼君は.........。」

 

ギリッ

 

どうしたの.......。

 

なんで.......黙るの........。

 

はやて「シャマル?」

 

シャマル「生きては......いるわ......。」

 

生きては......いる?

 

ヴィータ「それはどう言う意味なんだよシャマル!?」

 

シャマル「涼君の魔動心臓は敵の攻撃で止まってしまったわ。でもなんとか蘇生出来た。だけど.......。」

 

だけど......。

 

フェイト「どうしたんですか.......?」

 

聞きたくなくても聞いていてしまう。

 

大事な人が心配ならなおさら。

 

それが人間のさがだ。

 

シャマル「涼君は.......もう......目を覚まさない。」

 

フェイト「今......なんて......言ったの.......?」

 

嘘だ.......。

 

なんでよ.......。

 

ヴィータ「シャマル!?それはどう言うことだ!?涼がもう起きないって!?涼は生きてるんだろ!?」

 

シャマル「確かに生きてはいる.......。けど心臓が止まってからかなりの時間が経ってしまったわ。だから脳にダメージがいってしまって........。今の状態だと......涼君はもう目を覚まさない。」

 

どうにもならないの......。

 

フェイト「シャマル.......なんとか......なんとかならないの?お願い......涼を........。」

 

!?

 

シャマル「.........ごめんなさい.......私にはもう.........。」

 

涼ともう......話せない.......。

 

嫌だ......。

 

嫌だ........。

 

ガクッ

 

フェイト「嫌だ...........嫌だよぉぉぉぉぉぉ........うわぁぁぁぁぁぁあああああああああああああぁぁぁぁぁ...............。」

 

座り込み泣き出してしまうフェイト。

 

ヴィータ「クソッ!?」

 

ドンッ

 

悔しさのあまり壁を殴るヴィータ。

 

はやて「なんで.......こないなことに.........。」

 

 

神様.........。

 

涼を助けてよ.........。

 

こんなのあんまりだよ.........。

 

〜サイドアウト〜

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

〜冬樹サイド〜

 

カチッ、カチッ、カチッ、カチッ

 

冬樹「なぁ〜うるさいぞ?それなんとかならない?」

 

???「そうだなぁ〜.........無理!?」

 

腹立つなこいつ。

 

カチッ、カチッ、カチッ、カチッ

 

デミウルゴス「朗報、朗報!?」

 

ん?

 

どうかしたのか?

 

冬樹「どうしたんだよデミウルゴス。」

 

カチッ、カチッ、カチッ、カチッ

 

デミウルゴス「ヘルカイザーが墜ちた!?」

 

な!?

 

冬樹「どう言うことだ!?狂四郎は今なにしてる!?あいつがやったのか!?」

 

マズイな。

 

カチッ、カチッ、カチッ、カチッ

 

デミウルゴス「違うよ!?狂ちゃんはまだ療養中だよ!?やったのは別のやつだ!」

 

別の?

 

誰がやれる?

 

俺たち以外であいつをやれる奴なんているわけが...........。

 

冬樹「デミウルゴスその事件少し念入りに調べろ!?」

 

デミウルゴス「アイアイさ〜!」

 

タ、タ、タ、タ、タ、タ

 

カチッ、カチッ、カチッ、カチッ

 

何処の誰かは知らんがやってくれたな。

 

あいつは今後この組織に必要な人間だ。

 

カチッ、カチッ、カチッ、カチッ

 

って言うかさぁ!?

 

冬樹「おい!?いい加減そのボールペンをカチカチするのやめろよ!?うざいんだよ!?」

 

まったく!

 

???「そうか?」

 

そうだよ!?

 

カチッ、カチッ、カチッ、カチッ

 

このやろぉぉぉぉ!?

 

???「じゃ〜俺もそろそろ動くかな。」

 

ん?

 

冬樹「珍しいな。お前が動くなんて。」

 

???「いや、少し気になる事がある。」

 

そうか。

 

スタ、スタ、スタ、スタ

 

まぁ〜あいつは勝手に動かせとけばいい。

 

本題だが。

 

冬樹「よくも俺の計画を狂わせてくれたな。何処の誰かはわからんが...........これは俺達への宣戦布告と捉えさせてもらうぞ!」

 

〜サイドアウト〜

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

誰もいない病室。

 

そこで少年は眠りについていた。

 

覚めることのない長い眠りに。

 

ヘルカイザー「...........。」

 

キィィィィィィィィィィン

 

突然少年の心臓のある部分が輝き始め電子音のような声が発せられた。

 

「マスター黒夜涼介の2回の心肺停止を確認.......。本機製作者黒夜征治のことずてにより本機のリミッターを解除します。」

 

ピピピピピピピピピピ

 

「リミッター解除完了。本機......魔動心臓........デバイス名「ケルベロス」起動を開始します。起動に伴い待機時間252288000秒を必要とするためこれより待機モードへ移行します。」

 

ブゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン

 

ピピピピピピピピピピピピピピピピ

 

シュン

 

光が消え静かな病室に戻る。

 

ここで少年の物語は一つの終わりを迎えた。

 

少年の覚めるかわからない眠りによって。

 

しかしそれは永遠には続かない。

 

少年は目を覚ますことになる。

 

まるで再び起こる戦いに誘われるように。

 

 

この........

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

.......8年後に。

 




次回もよろしくお願いします。
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