【凍結】魔法少女リリカルなのは!?「カイザーと呼ばれていた少年」 作:ヘルカイザー
ではよろしくお願いします。
〜ナハトヴァール〜
なのはとフェイトの嬢ちゃんがそれぞれ分かれて行ってからもう丸一日立ったんだが.........大丈夫.......だよな?
と言うか.........俺だけいつまで待てばいいのか.........。
はぁ〜。
相棒........早く戻って来いよぉ.......俺っちつまんないぜぇ〜。
ナハト「退屈だぁ〜っと。「なら俺と遊ばないか?」..........誰だ.....あんた。」
おいおい。
何で入ってこれた。
ああ〜そうか。
嬢ちゃんが見えない壁を消してから戻ってないってことか。
???「俺はクシル。Immortal(イモータル)の総帥闇狂四郎の名により貴様を始末する。」
Immortal........?
初耳だぞそんな組織.......どう言うことだ........あいつはFARASのメンバーで下っ端の筈だぞ。
それが総帥?
違う!?
そんな事は今はどうでもいい!
このままじゃ嬢ちゃん達にも飛び火が.....。
クシル「余所見が過ぎるんじゃないのか?ナハトヴァール........いや。闇の書の防衛プログラムか。」
ビュン
ナハト「しまっ!?(俺としたことが........嬢ちゃん達を気にかけすぎた........。)」
自分よりもその後なのは達が襲われることを心配したナハトはあろうことか敵の接近に気づかず先手を取らせてしまった。
敵の剣がナハトに放たれこのタイミングではもはや防御は間に合わない。
ザンッ
『相棒......すまねぇ........。』
ザシュ........。
???「何勝手に諦めてるのナハト!!!」
シュン.......。
当たるはずだった剣は空を切りその代わりクシルの目の前正確にはナハトがさっきいた位置より少し後ろだがナハトを抱えた1人の人影があった。
ナハト「すずかの嬢ちゃん.......どうしてここに.......「馬鹿!!」え........。」
すずかは目にいっぱいの涙を浮かべてナハトを怒鳴った。
すずか「ナハトがいなくなったら涼君が戻って来た時誰が涼君を守るの?それに貴方がいなくなったら涼君が悲しむよ!!!」
確かに相棒の正確なら悲しんでくれるだろうがすぐに乗り越えてくれると思うぜ.......。
相棒は強いからな。
本当は俺なんかいなくったって。
すずか「涼君だけじゃなくナハトまでいなくなったら私は......どうしたらいいの!!」
?
何.....言ってんだ。
ナハト「どうするも無いだろう。俺がいなくても「私は悲しい!!!」おい........。」
もう溜まっていた涙は流れ始め目元は腫れてきている。
すずか「友達が死んだら.........悲しいに決まってるよ.......。せっかく.........仲良く.......ひぐっ.......なれたのに.......。」
ははは.......。
なんだよそれ.......。
じゃぁ.......あれか?
もう俺の命も安く無いと言うことか?
いいね。
最高だよ。
友達........。
相棒最高だな!?
友達って。
俺も相棒見たいに何が何でも守りたくなっちまったじゃねぇぇぇか!?
ナハト「すずかの嬢ちゃん........サンキューな。」
すずか「ナハト.......うん♪」
ヒュッ
!?
ナハト「嬢ちゃん飛べ!?」
すずか「え!?」
バッ
ドスッ
クシル「ちっ!外したか。」
よそ見みしてる時間はない。
守るって決めたがどうする?
すずかの嬢ちゃんは身体能力は高いが魔力は無い。
手はあるが.......どんな反応が返ってくるか想像もつかねぇ。
どうする?
このままじゃ.......。
クシル「次ははずさねぇぞ。」
グッ
クシルがすずか達を攻撃しようと手に力を入れた瞬間だった。
???「そこまでや!」
っ!?
ケッケッケ。
ナハト「いいタイミングで来てくれるじゃないか?でも助かったぜ?はやての嬢ちゃん。」
すずか「はやてちゃん!?」
はやて「当たり前や。私は空気の読める女やで?さぁ〜て。そこのあんた?私とデュエルし?私が来たからにはすずかちゃん達には指一本触れさせんで!?」
ガチャ
相手の力は未知数だ。
気をつけろよはやての嬢ちゃん。
クシル「お前は.........なるほど。デュエルか.........いいだろう。」
ガチャ
はやて「行くで?」
クシル「見せてやろう冥府の力を......。」
「「デュエル!」」
〜サイドアウト〜
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜デュエルゾーン〜
《クシルのターン》
ライフ4000
手札5
クシル「俺のターン。手札から終末の騎士を召喚。」
終末の騎士攻撃力1400
クシル「このカードの召喚に成功した時デッキから闇属性モンスターを墓地に送る。カードを2枚伏せターンエンド。」
ライフ4000
手札5→2
伏せ2
《はやてのターン》
ライフ4000
手札5→6
はやて「私のターンドロー!」
ナハト「相手のデッキは闇属性を中心にしていることぐらいしかわからないな。はやての嬢ちゃんは宝玉デッキでどういくのか........。」
にや
クシル「何を笑っている?手札がそんなに悪いのか?でも安心しろ。お前の......八神はやてのデータも全て研究済みだ。お前のデッキが宝玉獣なのはわかっている。お前に勝ち目などありはしない。」
はやては急ににやけ相手が不思議がりながら挑発する。
はやて「いや〜そりゃ〜ご苦労なことやな?でも残念や..........古いで?そのデータ。」
その言葉にすずか達も意味のわからない顔をする。
はやて「私は手札からBFー暁のシロッコを召喚!」
BFー暁のシロッコ攻撃力2000
クシル「何!?宝玉獣じゃないだと!?それにレベル5のモンスターをリリース無しで.........。」
はやて「なのはちゃん達がここで強くなろうとしたように私も自分なりに強くなる方法を探した。そしてたどり着いたのがこれや。見せたるで?今の私の力をな!?私は手札からBFー疾風のゲイルを特殊召喚。」
BFー疾風のゲイル攻撃力1300
はやて「まだや!手札からBFー黒槍のブラストを特殊召喚!」
BFー黒槍のブラスト攻撃力1700
ナハト「いきなりフィールドにモンスターが3体........はやての嬢ちゃん少し見ない間に腕を上げたな。こりゃ〜たまげた。」
すずか「はやてちゃん凄い!?」
はやてもまた強くなるために自分の道を探していた。
そしてたどり着いた。
ブラックフェザー........黒羽に。
自分の大切な人達を守る為に。
クシル「なるほど.......少しはできるようだな。」汗
クシルは強がって見せたが内心焦っていた。
自分の持っている情報がまるで役に立たなくなったからである。
はやて「私のターンはこれで終わりやないで?本番はこれからや!疾風のゲイルのモンスター効果発動。1ターンに1度相手モンスター1体の攻撃力と守備力を半分にする。」
終末の騎士攻撃力1400→700
守備力1200→600
クシル「何!?(だが.......俺の伏せたカードは聖なるバリアミラーフォース。奴が攻撃を宣言した瞬間全てが消え失せる。そして奴がこちらのカードを魔法カードで除去しようとしてもカウンター罠のマジックジャマーが伏せてある。俺の場は万全。俺に死角はない!?)」
はやて「何を伏せているのかは知らんけど無駄や!私は手札から罠カード。デルタ・クロウーアンチ・リバースを発動!」
そう言いおもむろに手札から罠カードを場に出した。
クシル「馬鹿な!?手札から罠だと!?」
ナハト・すずか「「ええ!?手札から罠!?」」
通常手札から罠カードなど発動できない。
それは反則まがいのことだ。
しかし今発動したカードは違う。
はやて「デルタ・クロウーアンチ・リバースは自分フィールド上にBFが3体のみの場合相手フィールド上のセットされた魔法、罠カードを全て破壊する!」
クシル「な!?」
ビュシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン
パリーン、パリーン
はやて「これで防ぐ手段はないで!BFー疾風のゲイルで終末の騎士を攻撃。ブラック・スクラッチ!」
シュイン、シュイン
ドォォォォォォン
ライフ4000→3400
クシル「ぐぅぅ......。」
はやて「更にBFー暁のシロッコでダイレクトアタック!?ダークウィング・スラッシュ!」
シュドォォォォォォォォォォォォン
クシル「うぐっ.......。」
ライフ3400→1400
クシル「この瞬間手札の冥府の使者ゴーズを特殊召喚する。このカードは自分の場にカードがない状態でダメージを受けた時手札から特殊召喚できる。そして戦闘ダメージを受けた時今受けたダメージと同じダメージのトークンを特殊召喚できる。」
冥府の使者ゴーズ攻撃力2700
カイエントークン攻撃力2000
はやて「これで倒せんとはやるやないか。私はこれでターンエンド。」
ライフ4000
手札6→2
伏せなし
《クシルのターン》
ライフ1400
手札1→2
伏せなし
クシル「俺のターンドロー!俺はフィールド魔法。ダークゾーンを発動。これで闇属性モンスターの攻撃力が500ポイントアップする。更に俺のフィールドのモンスター2体をリリース!冥府の底より現れし闇よ!今獣の姿を借りここに顕現せよ!?地縛神Cusilluぅぅぅぅぅぅ!!!」
クシルは高らかに叫んだがいくら周りを見回してもモンスターの姿がない。
ナハト「モンスターが現れないだと!?」
すずか「デュエルディスクが故障したのかなぁ?」
ドォォォォン
突然洞窟が揺れた。
はやて「な、なんやこの揺れは!?」
ミシミシミシ
ゴガガガガガガガガ
はやて、ナハト、すずか「な!?」
突然真上が明るくなったと思ったら巨大な猿が洞窟の天井壁を握り崩し壊していた。
「うぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおお!?」
地縛神Cusillu攻撃力2800→3300
ナハト「これがモンスターなのか!?」
すずか「で、デカすぎるよ!?」
想像を超える地縛神の大きさに3人は驚いた。
通常のモンスターの10倍はあろうかと言うデカさである。
クシル「いくぞ?地縛神Cusilluでプレイヤーにダイレクトアタック!?」
はやて「な!?ダイレクトアタックやて!?私の場にはモンスターがいるはずや!!!」
ブォォォォン
地縛神の拳がはやてに迫る。
クシル「地縛神Cusilluはプレイヤーにダイレクトアタックできる効果を持っているのだ。」
はやて「なんやて........。」
ズドォォォォォォォォォォォン
はやて「がぁぁあああああああ!?」
ガクッ
それはジャッジメントフィールドによる衝撃とは比べものにならない衝撃だった。
はやて「ううっ......な、なんや........この衝撃は.......ジャッジメントフィールドじゃないんか?」
クシル「地縛神が出ている時俺達への衝撃はバリアジャケットを貫通する。」
ライフ4000→700
クシル「はっはは。更に地縛神は相手の攻撃対象にならない。次のターンで終わりだ。ターンエンド。」
ナハト「なんだと!?なんだその馬鹿げた効果は!?これじゃ......地縛神を戦闘で破壊することはできない.........。(はやての嬢ちゃんどうすんだ?絶対絶命だぞ。)」
ライフ1400
手札2→0
伏せなし
《はやてのターン》
ライフ1200
手札2→3
伏せなし
はやて「くっ......いいのを貰ってもうた........。でも私は負けへんよ!?私のターンドロー!」
シュピーン
チラ
はやて「ふふ♪来たで!」
クシル「なんだ......何を引いた....。」
はやてのその顔は勝利を確信した顔。
その手に希望を掴んだ者が見せる顔だ。
はやて「私は!?フィールドのモンスター2体をリリース!BFー激震のアブロオロスをアドバンス召喚!」
BFー激震のアブロオロス攻撃力2600
クシル「なんだそれは〜地縛神は攻撃対象にならないと言っただろう?それとも言っても分からないほど馬鹿なのか?それに例え攻撃できたとしてもその攻撃力じゃ〜地縛神には届かないぜ?」
クシルはここぞとばかりにはやてを馬鹿にし挑発する。
しかしクシルは気づくべきだった。
相手が守ると言う信念を背負ったデュエリストであると言うことに.......。
はやて「ふふふ♪何を言い出すかと思っとったら........馬鹿はあんたや!?」
クシル「何?」
ビシッ
はやては人差し指をクシルに向け言い放つ。
はやて「確かに地縛神は相手の攻撃対象にならず相手へのダイレクトアタックができる強力なモンスター効果を持っている事は確かや.......けどな。その地縛神にも弱点があるで?」
すずか「弱点?」
すずかは頭に?を浮かべている。
ナハト「待てよ.......っ!?そうか!?」
クシル「貴様.......まさか........。」
スッ
静かに目をつむり開けると同時にクシルに宣言する。
はやて「このデュエル!私の勝ちや!?今それを教えてやるで地縛神の弱点と一緒にな!!ふん♪さっき引いたカードか何か教えたるで?速攻魔法!?サイクロン!フィールドの魔法、罠カードを1枚破壊する。私はフィールド魔法。ダークゾーンを破壊!!!」
パリーン
「うぉぉぉぉおおおおおおぉぉぉぉぉ............」
フィールド魔法が砕けたと同時に地縛神は消滅した。
クシル「何故......気づいた......。」
はやて「あんたがモンスターを召喚する前にフィールド魔法を発動させたこと。それから地縛神と言う名前の意味や。地縛.......この場合フィールドにとらわれてると言うこと。ならそれを消してしまえば地縛神はフィールドに維持できないはずや......てな。」
さっきまでいた巨大な地縛神が消えたこことで周りが酷く殺風景に感じられた。
はやて「終わりや........BFー激震のアブロオロスで!?プレイヤーにダイレクトアタック!!!」
ドガッ
クシル「ぐあぁぁぁぁぁあああああ!?」
ライフ1400→ー1200
〜デュエルゾーンアウト〜
〜すずかサイド〜
やった!?
すずか「はやてちゃんの勝ち!」
凄い。
はやてちゃん前よりも遥かに強くなってる。
悔しいなぁ〜。
私も...........。
はやて「さぁ〜て。敵の鎮圧はこれで完了や。後探し物も見つかったようやなすずかちゃん。」
うん♪
はやてちゃんが連れてきてくれたおかげだよ♪
ナハト「探し物ってなんだよ。」
すずか「ナハトだよ♪急になのはちゃん達とどっか行っちゃったから心配になって......。」
でも来てよかった。
ナハト「そっか......サンキューすずかの嬢ちゃん。」
うふふ♪
ぎゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ
ナハト「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
すずか「やっぱりナハトは可愛いぃぃぃぃぃ♪」
ぎゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ
ナハト「嬢ちゃん!?潰れる!潰れる!?」
なのは、フェイト「「あれ!?2人ともなんでここにいるの?ってかここで何があったの!?」」
え!?
すずか「なのはちゃん......フェイトちゃん........この奥にいたの?」
はやて「えらいハモりようやな?2人とも........。」
洞窟だった場所が洞窟じゃなくなっていれば驚くのも無理はない。
ナハト「はぁ、はぁ、はぁ.......助かった.......。」
なのは「にゃはは♪お疲れだったねナハト?」
むっ。
それはちょっと酷く無いかな?
ナハト「それで?どうだったんだ2人とも?」
なのはとフェイトは顔を見合わせ口を開いた。
なのは、フェイト「見つけたの(よ)!」
ナハト「フフ♪そうか........じゃぁ〜帰ろうぜ?皆のところに。」
なのは、フェイト、はやて、すずか「「「「うん!」」」」
スタ、スタ、スタ、スタ、スタ.............
なのはちゃん達も見つけたんだ。
強くなる方法.......。
悔しいなぁ。
私も強くなりたい。
もう見てるだけなんて.......待ってるだけなんて嫌だ!
そう思うすずかの目には静かな闘志が燃え上がっていた。
次回もよろしくお願いします。