【凍結】魔法少女リリカルなのは!?「カイザーと呼ばれていた少年」 作:ヘルカイザー
いやはや、やっとこの辺まできました。
やっぱり主人公いないと書くのは難しいですね。
それではここからのストーリーお付き合いいただければ幸いです。
ではよろしくお願いします。
〜エリオサイド〜
模擬戦での騒動があってから2週間が過ぎ機動六課はいつも通りの雰囲気に戻った。
そして今日は、隊長達が僕達にお休みをくれた。
こう言う休みはあまりないので何をしたらいいかわからなかったけど、取り敢えずキャロと出かけることにした。
ティアナさんとスバルさん達も一緒に出かけたみたいだ。
シャーリーさんからプランも作っていただいて、フェイトさん達に見送ってもらって、僕は今の日々がとても幸せです。
今日はこのまま平和な日になればいいなって........思ったんだけど。
そうもいかなくなってしまった。
キャロ「こちらライトニング。今レリックと思われるケースと小さな女の子を発見。女の子は衰弱していて意識を失っています。どうか指示をお願いします。」
何故こんな小さな子がレリックのケースを........。
それに持ってるって言うより鎖で無理やり持たされている感じだ。
でもそれはともかく生きていて良かった。
これならまだ助けられる。
それにしてもこの不安は何だろう?
何か.........起きる気がする。
スバル「エリオ、キャロ!」
エリオ「あ!スバルさん、ティアナさん!」
〜サイドアウト〜
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〜ティアナサイド〜
キャロ達からの通信を受けてなのはさんの指示でエリオ達と合流した私とスバルは、エリオ達と救護をまった。
それにしてもなんなのよこれ........酷い。
こんな女の子を........一体この子は.........。
シャマル「皆〜!」
あ!
シャマルさん.......流石に早い応援だわ。
シャマル「じゃ〜この子は私が預かるわ。」
ティアナ「シャマルさんこの子の護衛はどうしましょうか?状況から見て狙われている可能性があります。」
レリックを持っていた........ならこの子が狙われる可能性は十分にある。
シャマルさんも強い筈だけど、ヘリで移動中にガジェットに狙われたらひとたまりもない。
シャマル「大丈夫よティアナ。護衛なら頼もしい助っ人が来てくれたから?」
助っ人?
誰?シグナム副隊長か誰か?
するとヘリからその助っ人が顔を出した。
すずか「皆こんにちは!この間はどうも〜。」
フォワード「「「「すずかさん!?」」」」
え?
どうしてすずかさん!?
あれ........すずかさんって一般人じゃないの!?
シャマル「そう言う訳だから護衛は大丈夫よ。」
ピピピピピ
ピコン
シャーリー「ロングアーチより現場魔導師へ。今あらゆる場所でガジェットが出現。数は想定100機を超えるものと思われます。注意してください。」
ガジェットが出てきた........もう疑うまでもないわね。
なのは「皆はガジェットの迎撃。何かあったら小まめに報告。」
フォワード「「「「はい!」」」」
今回はどうしてか簡単には終わらない気がする。
気を引き締めていかないと。
〜サイドアウト〜
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〜なのはサイド〜
休暇が途中で終わって皆には悪いけど今は頑張ってもらわなくちゃ。
私は空を抑える。
絶対に一機たりとも残さない!?
なのは「ディバインィィィィィンバスタァァァ!?」
ドォォォォォォォォン
よし!
ん?
フェイトちゃん。
フェイト「なのはそっちは平気?」
なのは「うん大丈夫。」
2人は背中合わせで話を始める。
それにしても数が多過ぎる。
一体何が目的なの?
ただのレリック回収にしては何かおかしい。
何か.......足止めされて......!?
なのは「フェイトちゃん!?」
ビュン
フェイト「うん!サンダァァァレイジ!?」
ズドォォォォォン
なのはの目に前にいたガジェットを破壊しなのはへの道を作る。
お願い.......間に合って!?
なのは「レイジングハート!エクシードモード!」
レイジングハート「了解。」
ぱぁぁぁぁぁ。
ビュン
〜サイドアウト〜
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〜すずかサイド〜
すずかは今ヘリの中で保護した金髪の女の子を撫でながらヘリの護衛をしていた。
こんな小さな女の子まで巻き込まれるなんて........。
やっぱりこんなこと早く終わらせなきゃ。
女の子「ん.....。」
ふふ♪
ナデナデ
大丈夫.......私達が守ってあげるよ。
ナハト「すずかの嬢ちゃん.........どうやら、お出ましだ。」
すずか「!?」
そう........なら.......歓迎しなきゃね♪
すずか「ヴァイスさん?ハッチ開けて貰えますか?」
シャマル「すずかちゃん!?」
ヴァイス「は?一体何を...「いいから早く開けてください!」り、了解!」
ウィィィィンガコン
ハッチを開けた瞬間そこにはガジェットがヘリを囲むように現れた。
ヴァイス「な!?そんな馬鹿な!?こっちのレーダーには何の反応も無かったぞ!?」
すずか「シャマルさんその子お願いします。」
シャマル「わかったわ。気をつけてねすずかちゃん。」
ポーン、ポーン、ポーン
ナハトはハッチで外を見ているすずかの横に並ぶ。
すずか「いくよ?ナハト!」
ナハト「おうよ。」
デュィィィィィィィィン
すずか、ナハト「「コンバート・イン!!!」」
ドシュゥゥゥゥゥゥゥン
光が辺りを包みその中からコンバート状態のすずかが姿を現す。
すずか「じゃ〜行って来ます。」
ビュン
シャマル「あれがナハトとすずかちゃんの.........まったく頼もしいわ。」
そしてすずかは宙を浮く。
すずか「でも最初は驚いたよねぇ〜ナハト〜。コンバートした状態なら浮けるんだもん。」
ナハト『そら〜おめぇ〜俺が浮かしてんだもんよ。』
またそうやって.........まぁ〜いいや。
さぁ〜行こうか!
ガチャ
すずかはデュエルディスクをセットする。
シュピーン
すずか「来て!?ネオス!!!」
「トゥア!?」
E・HEROネオスが実体化しすずかの前に現れる。
すずか「ネオスの攻撃!ラス・オブ・ネオス!!!」
「はぁ!!!」
ズカッ!
ドカッ!
バキッ!
ドガガガガガァァァァァァァァン
ネオスが次々とヘリの周りのガジェットを破壊していく。
すずか「このヘリは、墜とさせないよ!」
〜サイドアウト〜
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜クワットロサイド〜
さぁ〜とうとう始まったわ♪
ふふふ♪
私が作り出した幻影でのガジェット。
中々手を焼いてくれて、嬉しいわ♪
でもそんなのは時間稼ぎ。
クワットロ「ディエチちゃ〜ん。ちゃんと見えてるぅ〜?」
ディエチ「ああ。遮蔽物もないし空気もすんでる、よく見える。」
ふふ♪
本当にいい傾向だわ♪
ディエチ「でもいいの?うっちゃって。ケースは壊れないけど........マテリアル破壊しちゃうんじゃない?」
クワットロ「大丈夫よ〜ドクター達いわく、あれが当たりなら........あれが聖王の器なら砲撃程度じゃ死なないから大丈〜夫だそうよ。」
ディエチ「ふ〜ん!」
あら?
通信だわ。
ふむふむ、な〜る程。
クワットロ「あ〜らそう言えば例のチビ騎士に捕まってましたねぇ〜。」
ん?
セインちゃんが状況をうかがってる?
なら話は早いわ。
クワットロ「フォローします?」
じゃ〜少し手助けしますか。
クワットロ《セインちゃん?》
セイン《はいよ〜クワ姉〜。》
セインちゃんが動いてくれるならこんなのお話にならないわ。
クワットロ《こっちから指示を出すわ〜。お姉様の言うとおりに動いてねぇ〜。》
セイン《んん〜。了解〜。》
〜サイドアウト〜
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜ヴィータサイド〜
たくっ!?
やっと捕まえた。
にしてもこいつ........何聞いても喋らねぇ〜。
何でこんなに余裕なんだ?
ヴィータとフォワード達はキャロと同じぐらいの紫髪の召喚師の女の子と戦闘し捕縛していた。
そして突然今まで口を閉じていた女の子が口を開く。
ルーテシア「逮捕はいいけど.......。」
!?
ルーテシア「大事なヘリはほーっておいていいの?」
全員「「「「「「「っ!?」」」」」」」
何だと?
ヘリ?
いやヘリは今すずかが守ってくれている。
何も心配する必要はねぇ。
ん?
こいつまた何か......。
ルーテシア「貴方はまた、守れないかもね。」
ヴィータ「っ!?」
こ、こいつ何を!?
まさか!?
〜サイドアウト〜
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜なのはサイド〜
はやてちゃんのおかげで大分ガジェットは減ったけど。
まだ多い。
今フェイトちゃんと一緒にヘリの所まで急いでる......けど。
さっきの反応。
ピピピピピ
ロングアーチ「ビルの上より高エネルギー反応!?Sクラスの砲撃来ます!?」
Sクラス!?
しまった!?
これじゃ間に合わない!?
ドシュゥゥゥゥゥゥゥン
砲撃が..........。
ドガアアアアアアアアアアアン
そんな..........直........撃.......。
〜サイドアウト〜
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜はやてサイド〜
そんな.........。
シャマル.........すずかちゃん..........。
ちゃうそうやない。
はやて「ロングアーチ、ヘリの状況は!?」
ロングアーチ「ジャミングが酷くて確認できません。」
くっ......。
こっちも爆煙でどうなっているのかわからへん。
でも段々晴れて...........へ?
ちょっ!?
はやて「な、ななななななななななんやあれぇぇぇぇぇ!?」
なのは「ええ!?」
フェイト「あ、あれって!?」
そこには要塞のようなまるでサイバードラゴンの顔がモチーフの巨大な機械がヘリの前に浮いていた。
そして.........。
アリサ「待たせたわね!?アリサ・バニングス、只今見参!!!」
シャキィィィィン
シュテル「アリサ........恥ずかしいのでやめてください//////外に出られて嬉しいのはわかりましたから。」
ア、アリサちゃん!?
シュテル!?
なのは「アリサちゃんにシュテル!良かった〜2人とも無事だったんだ。」
フェイト「うん!でも........あれ........何?」
そうやね。
あれ........何や!?
〜サイドアウト〜
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜シャマルサイド〜
どうやら助かったみたいね。
ちょっとヒヤッとしたわ。
女の子「うっ.......う.....ん........。」
!?
ナデナデ
大丈夫よ。
皆頑張ってくれてるから。
シャマル「貴方は絶対助けて見せるからね。」
女の子「......たす......けて.....。」
!?
ドォォォォォォォン
〜サイドアウト〜
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
海鳴市涼介の病室
ピコン.......ピコン........ピコン
涼介「...........。」
〜........たす.......けて.......〜
『ドクン........ドクン。』
涼介「う........。」
〜助けて〜
涼介「ん......う........ううっ.........。」
〜助けて!?〜
『ドクン!!!』
涼介「っ!?」
キュィィィィィン
涼介の目が見開いたと同時に涼介の胸が輝き始める。
ケルベロス「マスターの意識覚醒を確認。マスターの意識を読み取り空間転移します。」
シュィィィィィィィンドシュゥゥゥゥゥゥゥン
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜すずかサイド〜
すずか「アリサちゃん.........シュテル...........2人とも無事で.........。」
良かった......良かったよぉ〜。
アリサ「すずか........ごめんなさい。心配かけて。でも私達は大丈夫よ。」
シュテル「はい。すいませんすずか........心配かけました。」
いいの.........2人とも無事なら。
でも今はそれより。
すずか「2人とも手伝ってくれる?」
アリサ、シュテル「「勿論!」」
じゃ〜このままヘリを守って「インフィニティサイトストリィィィィム!!!」
ドシュゥゥゥゥゥゥゥン
ナハト『嬢ちゃん避けろ!?早く!?』
え........。
すずか「嘘......「ドォォォォォォォン」
突然放たれた攻撃はすずかとヘリを呑み込みその場で爆発した。
アリサ、シュテル「「すずかぁぁぁあああああああ!?」」
〜サイドアウト〜
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜クワットロサイド〜
ふふふ♪
ディエチちゃんの砲撃を防いで何いい気になっているのかしら?
誰が私達だけだと言いました?
そんな油断していたら...........簡単に墜とせますよ?
後はあの人に任せますか。
っ!?
ドガガガガガガガァァァァァァン
突然クワットロ達がいる場所に魔力弾が撃ち込まれた。
危ないですね!
え!?
もう来た!?
早い!
フェイト「止まりなさい!貴方達を殺人未遂の現行犯で逮捕します。」
でも........。
クワットロ「いいのかしら?」
フェイト「何を?」
ふふ♪
クワットロ「誰が私達が本命だと言いました?」
フェイト「!?」
今のうちに。
逃げますよ〜と。
シュン
クワットロとディエチは姿を消した。
ドォォォォォォォン
フェイト「え........ヘリが..............そんな............。」
〜サイドアウト〜
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜なのはサイド〜
何で.........こんなのって........。
すずかちゃんまで..........。
また........守れなかった.........。
なのは「いや.........ヴァイス君.......すずかちゃん.......シャマルさん.......ナハト....いや....いやぁぁぁぁぁぁ!?」
はやて「油断した........私のミスや.......。くっ.......。」
爆煙のしたからヘリは炎を纏い堕ちてゆく。
その光景を見たものは皆顔を絶望に染めていた。
ヒュ〜ン
ヒュルヒュル
!?
なのは「何.......風が......っ!?」
はやて「な、何や........。」
ヘリの爆発で生じた爆煙に向かい周囲の風が集まるようにして吸い込まれて行く。
それはどんどん激しくなり周りの大気を乱し始めた。
アリサ「な、なんなのよこの風は!?」
シュテル「アリサ気をつけて下さい!?振り落とされます!」
ビュゥゥゥゥゥン
はやて「ロングアーチ!?何が起きてるんや!?」
ロングアーチ「わ、わかりません!?ヘリが撃墜された場所に風が集まって行ってます。........な!?は、はやて部隊長!?魔力が........あの爆煙の中で魔力反応!?何かいます!?」
何か!?
ちょっと待って!?
なのは「あそこにはもう何もない筈だよ........。」
ピタッ
!?
はやて「風が........。」
なのは「止まった........。」
何.........これ........。
まるで時が止まったみたいな.........。
今まで激しかった風が突然止まり、誰もが時が止まった様な感覚に襲われた。
しかしそれを感じたその瞬間その空間と爆煙は弾けた。
「ギュアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」
全員「「「「「な!?」」」」」
あれは...........サイバー・ダーク・ドラゴン..........。
なのは「なん.......で..........。」
爆煙が弾けたそこにはサイバー・ダーク・ドラゴンが咆哮とともに現れた。
〜サイドアウト〜
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜涼介サイド〜
ここは何処だ?
ってか.........身体大きくね?
俺........何してたんだっけ?
ふーむ。
あ!
なのはと一緒にやられたんだ!?
あいつ大丈夫なのか?
でもそこから先を覚えてない。
で〜今抱えているこの金髪の子は誰?
でもなんとなく.......この子に呼ばれた気がする。
涼介「君が俺を呼んだのか?」
女の子「うん。」
女の子はいつの間にか意識を取り戻しており涼介の質問に答えた。
涼介「名前は?」
女の子「ヴィヴィオ.......。」
涼介「そうか.......ヴィヴィオか........いい名前だな。」
ナデナデ
ヴィヴィオ「貴方は.......パパ?」
パパ?
俺はパパじゃないんだがな.........。
涼介「俺はヴィヴィオのパパじゃないよ。ヴィヴィオのパパとママは?」
ヴィヴィオ「分からない.........貴方はパパじゃない......の?」
うーん。
涼介「じゃ〜後で俺が一緒にパパとママを探してあげるよ。それまで俺がパパだ。どうだ?」
ぱぁぁぁぁぁぁ
ヴィヴィオ「うん♪」
だきっ
ヴィヴィオは嬉しくなり涼介の首に腕を回し抱きつく。
すずか「涼君!?」
ナハト『相棒!?』
ん?
涼介「よぉ〜すずか........かな?」
すずか「うん!すずかだよ!涼君なんだよね!?本当に涼君なんだよね!?」
すずかは身を乗り出し涼介に詰め寄る。
ナハト『この状態だと相棒に声が聞こえない.........。』
何を疑うのか。
涼介「そうだよ。何かおかしいか?」
すずか「.......ううん。嬉しくて.......涼......ひぐっ.......君が..........起きてくれて..........うっ........やっと.........。」
はぁ〜。
また俺は........何年寝ていたんだか..........。
スッ
すずか「あ.........。」
ギュッ
ナハト『再会数分でそれか!?どんだけ天然だ!?』
涼介はヴィヴィオを抱えて無い方の腕ですずかを抱きしめた。
涼介「ごめんな.........心配かけて。」
すずか「涼君.........うわぁぁぁあああああぁぁん。」
泣くなよ。
まぁ〜俺のせいだけどさ。
さぁ〜て。
涼介「すずか?ちょっとこの子を頼む。後ろの気絶してるシャマルさんと誰だか分からないけど男の人も。」
すずか「え!?う、うん。」
ヴィヴィオ「パパぁ〜?」
ヴィヴィオをすずかに渡し前へと向き直る。
ナハト『何する気だ相棒!?』
涼介「フン.........それで隠れたつもりならお笑いグサだな?このクズ野郎ぉぉぉおおおおおおお!?」
バチバチバチ
キュィィィィィン
涼介「サイバー・ダーク!?フルダークネス・バァァァァァァストォォォォォォォォォ!!!」
ズドォォォォオオオオオオン
キィィィィィン
ナハト『な!?』
すずか「え!?あそこ何もないよ!?」
サイバー・ダークの放った攻撃の先は何もない筈だったがまるで透明な壁にぶつかるように弾かれた。
狂四郎「馬鹿な何故わかった!?クソッ!?てめぇぇぇぇぇ!?まだ生きてやがったのかぁぁぁぁ!この死に損ないがぁぁぁぁぁ!?毎回肝心な所で邪魔しやがって!?」
涼介「フフ、相変わらず馬鹿なのは変わってないのか?」
涼介は狂四郎を挑発する様に喋る。
狂四郎「ちっ。このヤロォォォ.........。今すぐに殺してやりたいが今は分が悪い。だが俺がやるまでもなくそこのガジェットに殺されるかもな?あーっはははは!?」
シュィィィン
フン.......逃げたか。
ん?
ウィィィン
なる程、こいつらがガジェットか。
涼介の目の前に30機はあろうガジェットが現れた。
ガシャン
するとそのうちの1機がデュエルディスクをセッティングし始めた。
涼介「俺にデュエルを挑む気か?機械の分際で?フフフ。」
すずか「ダメだよ涼君!?今の涼君じゃそのガジェットには勝てない!?それにまだ身体が........。」
俺が勝てない?
冗談はよせよすずか、相手は機械だぞ?
涼介「そんなに強いのか?このガジェットとやらは?」
すずか「うん.......今の涼君だと.........勝てないよ。(涼君は8年間眠ってた.........だから実力も当時のまま。でもガジェットはデュエルシステム的に生半可なデュエリストがデュエルをすれば確実に負ける。昔は涼君は強かったと思う、でも今の私達から言わせれば昔の涼君はガジェットに対抗できる器量じゃない。弱くなったんじゃなく周りが強くなったから。)」
フフ.......なる程な。
涼介「なら........余計に引けないな!」にや
すずか「え!?」
ナハト『相変わらず.........相棒の悪い癖が......はぁ....。』
俺より強いかもしれない敵が目の前にいるんだぞ?
ゾクゾクするじゃないか。
望ましい!
欲しい!
勝利が!?
強い敵がいる。
それだけで俺の心は熱く燃え滾る。
俺は今闘いたい。
何年経ったのか知らんがあの頃は物足りなかったからな。
不謹慎な話だが闇狂四郎を殺そうと思う傍ら自分より強い相手への闘いを期待してしまう。
自分を窮地に立たしてくれるそんな相手を........。
フフ♪
我ながら自分で呆れ返るくらいの馬鹿さ加減だ。
ウィィィン
ウィィィン、ウィィィン
ガジェットは早くしろと言わんばかりに機械音を鳴らす。
涼介「フフフ.......慌てるな。心配しなくても挑まれたデュエルは例え機械であろうと断る気はない!!!」
ウィィ........。
ガジェットは、すいませんっと言ってるように少し下に傾く。
敵のメカにしては素直だな。
でもまぁ〜いくら相手が機械でもこれ以上待たせるのは悪いか.........。
ガチャ
なのは「ダメ!?」
バッ
デュエルを始めようとデュエルディスクをセットした時涼介の目の前になのはが立ちはだかった。
涼介「なの.......は......。」
なのは「ダメだよ涼君!!ガジェットとなんて絶対デュエルさせない!!!今の涼君じゃ負ける可能性が『ぐいっ』
え!?ちょっ涼君!?」
がばっ
良かった.......こいつが無事で.........本当に.......良かった。
ぎゅぅぅぅぅぅ
なのは「ど、どうしたの涼君!?って言うか私今抱きしめられて//////涼君これヤバイ/////何かヤバイから離して!?」
ん?
そうか.......。
スッ
なのは「はぁ、はぁ、はぁ.......し、死ぬかと思った。『ドキドキ.....ドキドキ』(幸せ過ぎて........。)」
死ぬ程嫌だったのか.......。
涼介「悪かった。まさか死ぬ程嫌だとは思わなかった。」
なのは「え!?ち、違くて、別に嫌なわけじゃ!?」
ポン
慌てるなのはの肩に手を乗せトドメの一言を送る。
涼介「大丈夫だ、皆まで言うな。嫌われるのは慣れてる。」
こいつに嫌われるのは悲しいが.........しょうがない。
なのは「違うの!?そうじゃなくて!?「さぁ〜ガジェット、始めようか!!」って話を聞いてぇぇぇ!?って言うか涼君私の話何一つ聞いてない!!!デュエルしちゃダメっていってるの!!!」
バッ
再び涼介の前に立ちはだる。
涼介「なのは、どいてくれ。あいつとデュエルできない。」
なのは「ダメ!負けるとわかっててデュエルなんかさせられない!また怪我したらどうするの!?」
頼むよぉ〜。
俺にデュエルさせてくれ。
もうこの高ぶりが収まりつかないんだ。
すずか「なんか.........涼君全然変わってないね。強引と言うか横暴と言うか........。」
ナハト『そら〜寝てただけだからな、変わらんよ。まぁ〜起きていたとしてもあれは変わらないと思うけど。(それよりなのはの嬢ちゃんが目の前で堕ちた影響かどうか知らないが相棒のなのはの嬢ちゃんに対する想いが明確になってきたな。ケッケッケ、いい影響だ。)』
ウィィィン、ウィウィィウィィィン
ほらあいつもしびれを切らせて怒っているじゃないか。
涼介「ほらなのは、あいつも待ってる。あまり待たせるのは悪いじゃないか。」
なのは「敵の機械相手に何言ってるの!?涼君は馬鹿なの!アホなの!!死ねばいいのに!!!」
やっぱりお前........俺の事嫌いだろ.......。
涼介「死んで欲しいなら止めなくていいんじゃないか?ほら......負けたら死ぬ訳だし。それじゃそこをどいて「ダメ!?」何で?」
なのは「ダメなの!涼君は死んじゃダメ!!」うるうる
どっちだよ..........。
涼君「いい加減にしてくれ.........。」
キィィィィィィィィン
ん!?
なのは「!?」
すずか「!?」
ナハト『!?』
ほほ〜とうとう強行手段にでたか。
流石に我慢できないかぁ〜?
いいねぇ〜。
こいつ機械の癖していい根性している........気に入った。
ブィィィィィィィィン
なのは「これって..........『ドンッ』きゃっ!?」
すずか「うっ!?」
ヴィヴィオ「きゃっ!?」
突然ガジェットが光だしたと思ったら涼介以外を弾きガジェットと涼介を球状のフィールドが包み込む。
ストン、ストン
シュテル「なのは、大丈夫ですか!?」
アリサ「大丈夫、すずか!?」
フィールド発生により吹き飛ばされたなのは達だったがすぐ近くにいたシュテル達によってキャッチされた。
なのは「うん、ありがとうシュテル。でも.........。」
すずか「大丈夫、ありがとうアリサちゃん。あ!?ヴィヴィオちゃんは!?」
すずかは衝撃でヴィヴィオを離してしまったのだ。
はやて「大丈夫や!この子ならしっかりキャッチしたでぇ〜。」
放り投げられたヴィヴィオは、はやてによって助けられていた。
すずか「はやてちゃん、フェイトちゃんも!?」
フェイト「うん!さっきの敵には逃げられちゃった。でも無事で良かった.......。」
そしてなのはとすずかは、シュテル達にお礼を言った後フィールドにここされた涼介を見た。
シュテル「まさか、このタイミングで目が覚めるとは、もう目覚めないって言われてたのでとても嬉しいですが......。(今すぐにでも涼の元へ行きたいですが今はそんな場合じゃないですね。)」
アリサ「本当よ!まったく、何てタイミングで戻ってくるんだか。まぁ〜お陰で誰も失わずに済んだけど。(やめてよ涼.........せっかく起きたと思ったら死んでしまいましたなんて。皆無事でもあんたがいないと意味ないんだから。)」
ウィィィン、ウィィィン
涼介「フフフ、もう逃げられないんだ。それこそ慌てるな。今すぐ相手をしてやるさ。」
ウィ、ウィ、ウィ、ウィ、ウィィィィィィィィ
ガジェットはまるで喜ぶように上下に動いてアピールしている。
やばい.........こいつなんか可愛い。
でも何か変だな........他のガジェットはこんなに個性豊かじゃないのに。
まぁ〜いいか。
はやて「まずいな、ガジェットとデュエル何て、今の涼君が勝てるわけない。」
フェイト「うん、フォワードの皆にもガジェットとのデュエルは避けるように言ってある。それ位ガジェットとのデュエルは実力が要求されるから。だけど涼の実力は残念だけど昔のまま。普通に考えれば勝てない。」
皆の不安が積もる中、ヘルカイザーとしての復活最初のデュエルが始まる。
涼介「さぁ〜待たせたな?いくぞガジェット!」
ウィィィン
「デュエル!(ウィィン!)」
次回もよろしくお願いします。