4/1 細かいところを修正
4/2 今後の展開のため大幅に修正
「ふぅ、やっと終わったー!」
理沙に渡された学校の宿題という苦行を突破して自分へのご褒美と少年―
「今回こそは、理沙をぎゃふんと言わせるぞー!」
NewWorld Online。今話題沸騰中のVRMMOである。斯波は初日購入を逃したためネットショッピングに毎日粘着し続けた結果なんとか購入できたゲームである。
「このために全力で研究を終わらせたからな〜」
学校に行かない、否、行く必要が無い彼にとってゲームは数少ない趣味の一つであり、最近滞り気味だった研究を徹夜してまで終わらせるほどにはハマっている。
「今回はすでに方針を決めてあるし、登録するのが楽しみだなー」
独り言を言いながらメモを片手に初期設定をあっという間に済ませる。
「さて、初期設定は完了!待ってろ電脳世界!」
そうして彼は電脳世界へとダイブするのだった。
次に目を開けると登録画面が目の前にあった。
「キャラクター名はマルドクっと」
昔ハマっていたアーケードゲームの推しキャラの名前をリスペクトしてつける。そして次に設定するのが初期装備の種類なのだが…
「近接武器は確実にダメージ受けるし、魔法はMP切れが怖いな。弓とかは懐に潜りこまれると不味いし…」
今回斯波は理沙に会うまではノーデスという目標があるためダメージを受けるのをとにかく避ける。そうして悩みに悩んだ彼が出したのは…
「防御貫通が怖いけど大盾と短刀かな」
このゲームは防御力を上げればダメージを0まで減らせる仕様のため被弾した場合のことを考えるとこの武器が一番自分に向いてると斯波は思った。
…ゲーム内では不人気装備であることを知らずに
「ステ振りどうしようかな…」
次に
「STRはあるし、防げない敵にエンカウントした時のためにAGIに全振りするか」
初期ポイントをすべてAGIに全振りした斯波は最後に外見設定へと移行する
「身長はいじれないし、髪と目の色は…リアルだと思う人はいないと思うだろうしこのままでいいか」
親から遺伝した金髪と緑色の目をそのままに外見の設定も終わらせる。
「そういえば理沙が友人の面倒を見てくれって言っていたな。よし、しっかりと鍛えて驚かせるぞー!」
そうして完了のボタンを押すと斯波の体が光に包まれ、城下町の広場へと転移したのだった
あのアーケードゲーム、今どうなってるんだろうなぁ…。
因みに作者は4段階百裂拳にガン振りしてました
ボス戦の相手は?
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原作通り毒竜
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暴走特急だし列車系で
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バイクとかの爆走系
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騎士みたいな人型
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純粋に化け物