死にたくないので素早さに極振りします   作:叢雲草薙

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今回はマルドク君強化回です。


イベント準備のはずが色々脱線した件

楓達とスキル集めを開始して一週間。

つまり、イベントまで一週間となった時に斯波は理沙とログインしてスキルを探していた。

「AGI強化系はそんなに必要ないからなぁ…回避とかスタン系のスキル増やした方がいいか?」

「そうね、基本的には回避系のバリエーション増やした方がいいかも。避けきれない攻撃とかがきた時に相殺とかできたほうが便利だし」

因みに、HP強化やMP強化のスキルを中心に既に幾つかの集めるべきスキルは楓と一緒に手に入れてある。

斯波の現在のステータスを確認しつつ自分に必要そうなスキルを探す。

 

ステータス

マルドク

 

Lv25

HP 40/40〈+30〉

MP 12/12〈+10〉

【STR 0】

【VIT 0】

【AGI 170〈+63〉】

【DEX 0】

【INT 0】

 

装備

頭 【空欄】

体 【永久機関(パーペチュアルモーション)

右手 【進撃武装・イシュタム】

左手 【破壊武装・シンストラム】

足 【永久機関(パーペチュアルモーション)

靴 【永久機関(パーペチュアルモーション)

装飾品 【ミュータントフォレストクインビーの指輪】

【空欄】

【空欄】

 

スキル

【電光石火】【大物喰らい】【毒耐性中】【爆進】【挑発】【全力疾走(スプリントバースト)】【根性】【気配察知】【列車砲(ジャガーノート)】【咆哮】【永久機関】【正面衝突】【HP強化小】【MP強化小】

 

スキルは【HP強化小】と【MP強化小】を取得し、HPが三十増加し、MPが十増加した。

「うーん…基本的なのがどういう感じなのか分からん…」

「基本的には受け流しとかじゃない?反射とかがあったらそれを取るのも手だと思うし」

「そうだな、とりあえずスキルショップとか漁ってみる」

「オッケー、また後で会いましょ」

理沙と別れた斯波はしばらくすると一つのスキルに目をつけた。

「【パリィ】と【縮地】…二つともAGI型の基本スキル…俺は入手してないが」

スキルショップに立ち寄ったことがない斯波はそれを見て考える。

基本的に時間さえあれば列車砲を周回していたためあまり見ることがなかったのだ。

 

【パリィ】

武器に攻撃が接触した瞬間に発動することで攻撃を受け流す事が出来る。近接武器を受け流した場合はスタン効果。

使用後三十秒間被ダメージ二倍。

使用可能回数十回。

使用可能回数は10分毎に回復する。

取得方法

スキルショップで購入すること。

 

【縮地】

AGI値を無視して半径二メートル以内に移動できる。

使用後十秒間AGI半減。

使用可能回数五回。

使用可能回数は一時間毎に回復する。

取得方法

スキルショップで購入すること。

 

スキルショップとは、装備ごとに基本となるスキルを販売しているNPCショップだ。

【パリィ】や【縮地】他には、

【スラッシュ】や【ダブルスラッシュ】などもそうである。

ペインとドレッドから受け取った(巻き上げた)大量のゴールドのお陰で二つくらいなら余裕で買うことが出来る。

 

「これで決まり!」

斯波はNPCショップの方へと歩いていった。

これで、二人のピンチを救えることがあるかもしれないのだから必要だと考えたのだ。

 

斯波がスキルを買って袋を片手に店から出てくる。袋の中にはスキルが記された巻物が二つ入っている。

ベンチに腰掛けると、それを袋から出して広げる。

すると共に書かれていた文字が光り輝き、その光が消えていくのに合わせて巻物もボロボロと崩れて、光になって消えた。

『スキル【パリィ】を取得しました』

「中々いい演出じゃないか」

斯波は【縮地】の巻物も取り出すと勢いよく広げる。

それは同様にして光を放ち、崩れて光に混じりつつ消えていった。

「さて、スキルの入手は終わったし、次は試し打ちだな」

そう言って第二層のフィールドへ意気揚々と向かった。

 

「めんどくせぇ…」

理沙に言われてそこそこ遠出してやって来たのは砂漠だ。そこをある程度歩いて行って立ち止まる。理沙が斯波と楓に言うには今の所この砂漠が一番いいとのことだ。

「さっきから轢いては止まって轢いては止まっての繰り返しか…」

【正面衝突】のデメリットによる減速をこまめに立ち止まって消しつつダンゴムシ型のモンスターを跳ね飛ばしていく。

「にしてもなんでここを理沙は勧めたんだろうな?」

そんなことを疑問に思っているとダンゴムシ型のモンスターが砂漠の砂の中から飛び出してきた。

「っ!【パリィ】!」

なんとか反応できた斯波はスキルを発動してダンゴムシの体当たりを受け流す。

「なるほど…あれを防御しろって事か」

理沙の意図に気付いた斯波はダンゴムシ達と向き合う。

「こいつは面白くなってきたな…」

凶悪な笑みを浮かべた斯波は再びダンゴムシとの戦闘を始める。

時々ダンゴムシの攻撃がヒットして体力を大幅に削られるがその度にポーションを飲んで回復して再びダンゴムシと向き合う。時折耳を澄ませて敵の移動で発生する音から敵の位置を探る等理沙からのアドバイスを実践もした

そうして一時間ほど戦う頃には斯波はダンゴムシ達の容易に回避できるようになった。どうしてもよけられない攻撃も【パリィ】によって受け流し、ダメージを受けることもなくなっていた。

「こんな感じかな」

通信機能で理沙に呼び出された斯波は周囲のダンゴムシ達を轢き殺して町へと戻り、お互いに成果を見せ合った後、ログアウトするのであった。

 




【超加速】じゃないのかって?それは後のお楽しみ…(ΦωΦ)

シロップ枠の見た目は?

  • ステルス爆撃機
  • 爆撃機
  • 戦闘機
  • ヘリ
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