『砂漠の大戦争』と後に語られる大規模戦闘を繰り広げたマルドク達は近くにあった洞穴で報酬の分配をしていた。
「で、とりあえず端数が何枚か教えてくれ」
「3枚だ」
「私は2枚です」
「僕も2枚」
「5枚だ」
「6枚だな」
「4枚あるぜ」
「私1枚…」
「で、俺が9枚でザルバが8枚だから…40枚あるな」
「これをどうするんだ?」
「まず確定でザルバとミザリーに十枚ずつだな。他はすでに金持ってるし」
「異議なし」
「構わん」
特に反対する者も出なかったため二人には銀メダル10枚が渡された。
「それで、残りの二十枚はどうするんだ?」
「このまま奪い合いか?」
「待て待て。流石に全員疲弊してるからそれは無しだ」
若干血の気が強いペインを置いてマルドクは残りのメダルをどう分配するか考える。
そして、一つの質問に至る。
「ふと思ったんだが今後追加されるであろうギルドに皆はどういう別れ方をするんだ?」
そう言うとドラグ、フレデリカ、ドレッドはペインに。
マルクスとミザリーはミィの方に寄った。
「なるほど。なら残りの二十枚はペインとミィで分ける。二人は誰に与えるか決めてくれ」
「ありがたいが…いいのか?」
ペインからの質問にマルドクは
「俺はもうノルマ分は手にしたからいらないし、ここで貸しを作っておくのもいいだろ?」
「なるほど」
マルドクの答えに納得した彼はそのまま他の三人とどう分けるか話し始めた。
分配が終わり、ローテーションを組んで睡眠をとった一同はフレンド登録したのち、解散した。
「お前はどうするんだ、ザルバ」
「私はボス探しかねぇ。アンタの話聞いた限り特殊条件かなり多そうだし」
「そうか、俺はこれからメイプル達と合流する予定だ」
カスミといろいろアクシデントがあった彼女達から送られてきたメッセージによる催促で6日目までに合流しなければ色々とやばい秘密をばらされる事に若干顔が青くなる。
「まぁ、頑張りなよ。ギルドに入るんだったら声ぐらいはかけてくれ」
そう言ってザルバは去っていった。
~運営ルーム~
「で、どうするこの状況」
メダルの三分の一近くをトッププレイヤーが独占したことに対して男が言う。
「別にいいんじゃないか?プレイヤー達が自分から突っ込んでいった所為だし」
「正直この人数相手に生き残るのは想定外だぞ…」
「どうする?また修正入れるか?」
「いや、今回はPSと連携が主な原因だ、どうしようもない」
「まぁ、対策ぐらいはとれる様にムービーでも作るか?」
「まぁ、今回の戦闘はかなり見どころも多いしな」
「いっそのこと
「そうだな、ムービー公開と一緒に実行するか」
マルドクたちが知らない所で運営達が怪しい会話を繰り広げていた。
伏線フェイズ。
次回、あの人が登場します
そろそろ番外編やろうと思ってるんだけどどれがいい?
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サリーとの同棲生活編
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学校での絡み
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ザルバとかとの過去編
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IFとか