色々とやる必要のあった用事がやっと全部終わったのでこれからはまたしばらく更新が出来そうです。みんなもマルドクの事応援してくれよな!
3/14 作者がカナデを女と勘違いしていたので修正。ボクっ子だと思ってました
「何これ…」
海底探索を終えて砂浜へ戻ったサリーの目に最初に飛び込んだのは砂の城だった。
城は城でも、姫路城だが。
「クオリティたっか」
全体のディティールがしっかりしており、芸術作品として普通に出展できそうなクオリティを持つ城が自分が探索している間に建っていたことにサリーは驚く。
「まぁ、アイツの仕業なんでしょうけど…」
きっとこの城の中であの
すると彼女が目にしたのは
四つん這いのメイプルに覆いかぶさっているマルドクであった。
「えっと、確か通報は…」
「おいまて誤解だ」
ウィンドウをスクロールさせながら養豚場の豚を見るような目線を向ける仲間に対してマルドクは弁明する。
「中学生とはいえ女の子に覆いかぶさる男に弁明の余地があるとでも?」
「ち、ちが「もうだめ~」おい、こんなタイミングでそんな発言したら「やっぱり
~尋問中~
「つまり?あなた達は砂浜で出会ったこのカナデって子と暇だったからゲームしてたって訳ね?それで、私が来たタイミングで運悪くツイスターをしていたと」
「ソウイウコトデス」
「あの~、サリー。そろそろ離してあげたほうがいいんじゃ…」
「すごいねー。人ってこんなに逆方向に曲がるもんなのか」
アルゼンチンバックブリーカーによって90度寸前までサリーに曲げられているマルドクを見て困惑するメイプルとちょっとずれた反応をするカナデによって無事尋問が終わった。尤も、マルドク本人は無事ではないが。
「とりあえずカナデは安全なことが二人が証明してくれたからこれからの方針を話そうと思うんだけど」
「そ、それよりもサリー。そろそろ技解いてあげたら?」
「それもそうね」
ミシミシと音が聞こえ始めたため流石に不味いと感じたのかメイプルはサリーを止めるが、
「背骨だけじゃ不十分だから首もやっておかないと」
キャメルクラッチへと移行しただけだった。マルドクに救いがない事を理解したのかメイプルは諦め、サリーの探索の成果を聞く。
「……そういうわけで例の魔法陣に突入しようと思ってるんだけどどうかしら?」
「えー……あんまり行きたくない…」
「俺とメイプルは【水泳】持ってないしそもそもその魔法陣の意味g「アンタに選択肢はないから」ア゛ッ゛」
「正直私も入りたくはないわ。でも、中がどうなってるかは分からないし…入ってみる価値はある」
「うーん……そっか」
どうするかを静かに考え込んでいた二人とうめき声をあげる一人だったが、その沈黙を破ったのはどちらでもなくカナデだった。
「なら、僕が見てきてあげる!スタート地点もここから百メートルくらいしか離れてないし」
死ぬことを前提とした提案である。
突然の自殺宣言に驚いた三人は驚愕のあまり小さくなっていくカエデの姿を見つめて
「【水泳I】持ってたし…たどり着けるとは思うけど…」
「だ、大丈夫かな?」
「ドロップアイテムは拾っておこう」
と心配する。
その後、3人はそれぞれ情報交換をしたりマルドクが再び地雷を踏んで逆エビ固めを決められたりと騒いでいると
「あー死んだ、死んだ」
カナデが森から出てきた。
三人は報告を聞くまでもなく中にいるモンスターの能力を理解した。
「報告します、メイプル殿」
「よろしい、言いたまえ」
「転移先は水中。さらにその水に浸かっていると動きが鈍り、なす術なく巨大イカに叩き潰されました」
逆エビ固めの反りが深くなった。
「なるほど……無理!」
パーティー全員の長所を容赦なく叩き潰すステージの特徴を聞いて一同は白旗を振る。
時代はがんがんいこうぜではなくいのちだいじに。無理なら潔く逃げる。誰だってそーする、俺もそーする。
「とりあえず今日は海の探索をしたら終わりにしましょう」
気が済んだのかマルドクへのホールドを解いてサリーはまだ見ぬお宝に思いをはせる。因みにフレンドリーファイアはオフにしてるのでマルドクへのダメージは0である。
「僕も手伝おうか?メダルを見つけたらあげてもいいよ?」
ノーリスクハイリターンの提案だが、そんなうまい話など普通は無いだろう。
「カナデ?本気?」
「怪しい……」
「だって、僕にはこれがあるから」
怪しがる二人を見て楓は一つのルービックキューブを取り出す
「それは?」
「これはね、僕のイベントでの戦利品だよ。後ろの森には周りに飛んでる浮遊島に繋がる魔法陣があって……僕が攻略したから今はもう消えちゃったけどね。ともかく、そこで手に入れた杖なんだ」
「それ杖判定なのか…」
「そう。転移先は古びた図書館だったんだけど…そこの一室にジグソーパズルがあったんだ。それを完成させたら出てきたんだよ。四日かかったけどね」
さらっとすさまじい難易度のイベントによって入手したことを暴露するカナデの手のひらの上で薄く白い光を放つソレを見て三人は驚愕する。
「ねぇ、マルドク。普通ジグソーパズルって四日かかる物だっけ?」
「普通は24時間あれば十分なレベルだな。少なくとも」
そんな会話を交わすサリーとマルドクの心境を知ってか知らずかカナデとメイプルの二人は会話を進める。
「これにはスキルがついてるんだ」
「へー…私達の装備と同じ感じだね」
「スキル名は【
「名前からして強そうだな」
「それってどういうスキルなの?」
メイプルの問いにカナデは答えようとしたが考え直したのか悪戯っぽい笑みを浮かべて、
「パーティーメンバーになることがあったら、教えてあげる」
とウィンクして答えた。
「んー…今すぐパーティーってのは無理かなぁ…」
「そっかぁ、残念」
「それならイベント終わった後にまた会って考えたらどうだ?」
「いいよ?その時はオセロのリベンジさせてよ」
「望むところだ」
3人に謎の友情が芽生えた。
それからカナデを含めた4人で探索を進めるところ数時間……
「なんの成果も!! 得られませんでした!!」
「後で覚えてなさい」
手分けして散策した4人だったがこれといって何も見つからなかったため少し苛立ち気味なサリーがマルドクの報告に対して死刑宣告で返すというドッジボールでボウリングのボールをピッチングマシーンで返すが如き理不尽にこの世の終わりみたいな顔をしたマルドクであるがそんな彼の様子を無視して他の二人は
「頑張ってねー!」
「またねー!」
と、影の者には堪えるコミュニケーションを繰り広げて別れの挨拶をしていた。
「面白いけど、不思議な人だったねー」
「そう?私はメイプルで見慣れているからなぁ…」
「おまいう」
「ど、どういう意味かなぁああ!?」
メイプルの発言がブーメランであることを指摘した二人だったがメイプル自身、納得できないのかAGI0の鈍足で二人を追いかける。
海面には、3人の少年少女たちが楽し気に追いかけっこをする様子が映り続けていた
ちなみにカエデ君はマルドクとオセロで戦って33vs31という接戦を繰り広げて負けました。流石に高性能AI作れる人間には勝てなかったよ……。
~お知らせ~
第二回イベント終わったら43話で言っていた通り作品全体に修正をかけます。色々と設定やセリフが渋滞して玉突き事故を起こしているので許してくれ……。
ストーリーの内容自体はそこまで変更を加えないので安心してください。
みんなも除外ゾーンから帰ってきて進化した作者の腕前に期待してくれ……てもいいんじゃ……ないかな……(自信なし)
そろそろ番外編やろうと思ってるんだけどどれがいい?
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サリーとの同棲生活編
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学校での絡み
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ザルバとかとの過去編
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IFとか