死にたくないので素早さに極振りします   作:叢雲草薙

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どうも、最近朝起きると足がめっちゃ疲れてる作者です。
もうすぐ第一回イベント編に突入!楽しみにしていてください!


安易なスキルの試し打ちはやめましょう

「さて、どうしようかな…」

ダンジョン攻略を終えた斯波は運営から第一回イベントの通知が来たことによって特訓することを決めていた。が、

「レベリングは正直残り一週間だと微妙だな…」

列車砲戦でレベルが22まで上がった斯波はレベルの伸びが非常に悪くなっていた。

現在のレベル最高値が48だと知ったときは「マジかっ!?」と声に出すほどであった。

「メイプルもいないしなぁ…」

今回はバトルロワイヤルのため二人は別行動をすることにしていた。お互いに手の内を見せ合ったりしないためである。

「とりあえず、スキルの試し打ちしておくか…」

そう言って斯波はまたいつもの森へと行くのだった。

 

 

「さて、早速使ってみるか、【100cmカノン砲・HE】発射(ファイア)!」

列車砲(ジャガーノート)】によって使用できる援護射撃のうち最も消費MPの少ないものを選ぶ。本来斯波の最大MPでは援護射撃は使用できないはずなのだが…

「便利だな、追加効果」

列車砲(ジャガーノート)】のスキルにある追加効果で自然回復以外で回復するMPの余剰分を蓄積することが出来るようになったのだ。この世界のではAGIが上がると足運びが早くなるため斯波のAGIならば一瞬で援護射撃分のMPは溜まるようになっている。ただし加減ができないため遅く歩くためにはすり足で歩く必要があるが。

そんなことを考えていると空から甲高い音を立てて砲弾が飛来した。そして、轟音。

斯波の目の前にある木々が爆散し、破片が飛び散る。

「威力は申し分ないな。問題は着弾までのラグか…」

スキルを発動してから5秒という長い間を置いて着弾した榴弾の残骸を見て斯波は呟く。

「いや、待てよ?」

ふと、斯波にある疑問が浮かぶ。

「【列車砲(ジャガーノート)】!」

そう斯波が言うと突然、斯波の後ろに巨大な列車砲が現れる。

1層の世界観とはひどくかけ離れた機械的な造形。

正面にある煙突からは黒煙が上がり続けており、その胴体にあるのは暴力の化身ともいえるほど巨大な大砲。

「【100cmカノン砲・HE】発射(ファイア)!」

今度はスキルの発動直後に爆発が起こる。斯波からすれば砲弾はゆっくりとした速度だったが他のプレイヤーからすれば余りにも早すぎるその弾速を見て斯波は満足げにうなずく。

「【列車砲(ジャガーノート)】を発動してから打つと弾速が早いな。でもやっぱり火力がさっきのと比べると少ししょぼいか?」

そうして再び斯波は考える。しばらくの間検証し、町へと戻った彼の顔はとてもうれしそうだったと偶然見かけた楓は後に語った。

 

 

~その頃運営では~

「おい、誰か手の空いてるやつはいるか!」

現実世界で一人の男が叫ぶ。その声に何人かが反応する

「ん?どした?」

「バグってプレイヤーが虚数次元にでも送り込まれたか?」

「さぁ?」

部屋にいる人間のほとんどが男のもとへと向かう。そして、

列車砲(ジャガーノート)がやられた」

 

「「「はぁ!!?」」」

男の言葉に部屋にいた全員が反応する。

「おいおい、列車砲(ジャガーノート)って確か…」

「一層の過剰なレベリング防止で置いたボスだ」

「でもあれって確か今調整してる三層級のボスだろ?それを倒せる奴なんているのか?」

「あの時課長「これならペインでも轢き殺せるぜウェッヘッヘ」とか悪役みたいなセリフはいてた気がするんですけど」

「あれ出現条件大盾だから戦うことはないだろうがな」

「おい、脱線してるぞ。とりあえずこれ見てみろ」

男が機械をいじって一つのモニターに映像が流れる。そこには…

「うわ、マジだ…」

「これ、どっからどう見ても列車砲(ジャガーノート)だね…」

「これ、不味いんじゃないか?第一回イベントって一週間後だろう?」

「そうだな…だが正直今はあまり手が回らない。第一回イベントで様子を見てから考えることにするぞ」

「りょーかい」

 

斯波自身が知らない間に運営に監視される羽目となった

 




100㎝の列車砲ってどうなってるんだろう…。因みに列車砲は線路2セット使用している状態です。

爆走系登場予定だけどどのタイプがいい?

  • やっぱバイクダルルォ?
  • クルルァ(車)一択なんだよなぁ?
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