なんとしてでもアイクとエリンシアを..... 作:面心立方格子
適当に考えた新英雄召喚『人気のあるサブキャラたち』
【ダグダが愛した男】マーティ(歩行斧)、トラキア776
【そうだよロシェ】ビラク(騎馬槍)、紋章の謎
【....英雄なのか?】ロット(歩行斧)、封印の剣
【シスターだって戦える】ラナ(歩行杖)、聖戦の系譜
深夜
「エイリス様、どちらに行かれるのですか....?」
「姫、起きていたんですか。」
カイネギスはジフカに言伝を頼んでおいたから多分後から来るだろう。俺もその場に行かなきゃ.....やらなきゃいけないこともあるからね。
「ちょっとした散歩ですよ。それよりもう遅い。姫も寝たらどうですか?」
「いえ.....私も眠りに付けなくて。」
「.....なら、少しだけ質問があるんですがいいですか?」
「.....はい。私で答えられることなら.....」
「なら。姫はこの先どういった未来を描かれているおつもりですか?」
「どういった未来とは....?」
「姫はラモン王の言葉を聞きガリアと頼ってここまで来ました。でもこのまま戦争が終わるまでここにいるつもりですか.....?」
「いえ、それは.....」
おそらく答えられないだろう。でもアイク×エリンシアを実現する為には早く参戦してもらわないと困る。ちょっとだけ早めてもいいよな....
「.....簡単に言えばもしこの戦争でデインが負けたとして、クリミアを再興するというのならその時の王は姫になります。レニング卿が生きているか分からない状態では。そしてら逆にデインが勝ってしまえば、敗戦国であるクリミアの民は奴隷のように扱われます。」
「そうですね.....」
「.....その時、もしガリアで平和な時を過ごしたとして、姫は国民に顔向け出来ますか?」
「......」
ちょっとセネリオみたいな言い方になるけどこうするのが1番なんだ.....ここは心を鬼に。
「少なくとも俺はそんな王様は嫌です。大変な時に国王が国民を見捨て、平和になれば戻るといったような王を国民が支持すると思いますか?」
「.....いいえ。それは無いです.....」
「.....それにこれも話しておきましょうか。今回の戦いで仲間になったワユという少女はクリミアの傭兵....つまり義勇軍のようなものです。かつて俺の元にいたネフェニーという少女も田舎の方の出身ではありますがクリミアの為にと志願して兵になりました。それにまだジョフレ将軍やルキノといった姫の帰りを待っている兵士もいるのです。」
「.......はい。」
「その者達を捨て駒にして自分だけ生き延びる....姫はそんなことが出来ますか?」
「いいえ、それは絶対に出来ません!!」
「では今の姫に何が出来ると言うのですか?生き延びることだけですか?」
「.......」
「.....そう、今の姫には何も出来ない。無力です。」
少々言い過ぎではある。俺も言ってて凄く罪悪感が湧いてくる。というか異世界の人間が一国の女王に対して無礼極まりないから多分ばれれば処刑されそう。
「.........」
エリンシアが泣きそうになる。でもここで止めたらアイク×エリンシアの可能性が低くなるんだ。
「....無力だからこそ、何が出来るか、それを考えるべきです。」
「私に....出来ること.....」
「烏滸がましいことを承知の上で助言させてもらいます。.....姫、王になるということはその国民の命を守り、進む強い心が無ければなりません。ただ力があればいいというわけではないんです。」
「強い心.....」
「はい。そして、それを手に入れるためには.....戦うしかありません。理不尽な現実と、そして自分の理想を叶えるためにはそういった事から目を反らさず、その状況で自分ができる全てをやる。そうしなければ民はついてきません。ならその王になる為に今何ができるか.....アイク達と共に成長していってください。」
そろそろ時間になるか....行かないと。
「.....待ってください!!私もついていきます!!」
「いえ、城に帰ってください。」
「.....連れて行っても良いだろう。そなたがいるのならば。」
「カイネギス王.....」
話していたらカイネギス王がやってきた。
「そなたがいるのならば姫を守ればよい。仮にもそなたはエリンシア姫に雇われている身。そうだろう?」
「....分かりました。」
そうしてあの場面へ.....俺とカイネギスとエリンシアは向かった。
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アイク&グレイルside
「親父!!」
「アイク!?お前、起きていたのか?」
「どうも寝付けなくてぼんやり外を眺めてたら、親父が砦を抜け出すのが見えた。こんな時間に一体どこへ行くんだ?」
「.....お前には関係のないことだ。城に戻って寝ろ。」
「いいかげん子供扱いはやめてくれ。どうしようが、俺の勝手だろ?」
「.....フッ、頑固なやつだ。少し、歩きながら話すか。」
「.....ああ。」
スタスタ
「どうだ、少しは傭兵団の戦いってものが掴めてきたか?」
「戦いには.....少しは慣れた気がする。だが、親父がどうしても新米の俺に団のことを任せようとするかは、理解できない。」
そこだけは疑問だった。なぜ半端な俺に親父は傭兵団を継がせようとしているんだ.....まるで何かに焦っているように。
「いやにつっかかるじゃないか、反抗期か?」
「ちゃんと答えろよ。俺はまだ、傭兵としての仕事もまともにこなせていないんだ。人を動かすのは無理だ。」
「一緒に覚えていけばいい。どちらも経験を積めば様になるさ。」
「だがついこの間まで.....親父は絶対、そんなことは言わなかった。」
「.......」
「何があったんだ親父。何をそんなに焦っているんだ?」
「.......アイク、おまえ、母さんのことを少しでも憶えているか?」
「な、なんだよいきなり。」
「どうなんだ?」
「そうだな.....優しい人だった、気がする。よく覚えていない。親父は何も話してくれないし。」
「そうか.....」
「......だがエイリスから少しは聞いた。」
「.....何?」
「母さんはエルナって名前で.....それしか聞いてないが。」
「.....そうか。」
一瞬親父の目線が鋭くなった気がする。何があるんだ.....母さんと、一体何があったんだ。
「親父、どうしたんだ?」
急に親父が臨戦態勢に入った。俺も急なことで少し驚いた。
「.....ここまでだ。俺のことは放っておいて城に戻れ。」
「なんだよ、いきなり!?」
「団長命令だ!城に戻れ!」
「....分かったよ。」
俺は渋々城に踵を返した。親父も俺が帰ったか見ている.....だが。
「ほっとける訳ないだろう.....親父のやつ!!」
俺は走って親父が向かった方向へ行った。一体何があるっていうんだ....
そこで俺が目にしたものは.....
シャキーン
親父と.....さっき見た漆黒の鎧に身を包んだ騎士が一騎打ちをしていた....並々ならぬ空気だ。
「くっ.....」
親父が押されて、ピンチの状態になった。
「親父!!」
「アイク....来るな!!」
俺は親父に気圧され、その場で立ち止まった。あの鎧の騎士は.....随分と余裕そうな雰囲気だ。
「この剣を使われよ。」
そう言って使っていた剣を親父の方に投げた。
「.....何のつもりだ?」
「貴殿との戦いを楽しみにしていた。まともな武器で全力を出していただこう.....神将、ガウェイン。」
「昔、そんな名で呼ばれたこともあったものだ。だが.....」
そう言って親父は大木に刺さっていた剣を抜き、投げ捨てた。
「とうの昔にその名と剣を捨てた。今の相棒は.....これだ。」
そういって親父は斧を構え直した。親父は剣を使えるが、斧で戦ったところしか見たことがない。
「死ぬ気ですか.....?」
「その声、覚えている。たった十数年で師である俺を追い抜いたつもりか、ふん。若造が.....これでも食らうがいい!!」
そして親父と騎士は、激しく数合撃ち合った。.....だが、
「どういうことだ....この歯ごたえの無さは。」
騎士は全く押される様子もなく、親父の斧を軽々と返し....親父に突き刺した。
「親父ィ!!」
そのまま俺と親父は倒れた。なんて強さだ....
「親父....親父!親父ぃぃ.......!!!」
デーデンデーデン.....
「.....信じられんな。これが我が師の成れの果てだというのか.....」
「親父っ、親父!!」
「アイ.....ク.....」
「しっかりしろ!!」
「さぁ、渡してもらいましょうか。」
渡す?一体なんの事だ.......
「あ....れは....もう.....捨てた.....」
「フッ、あれがどんなものかもっとも知るはずの貴方があれを捨てたなどと.....もう少しまともな言い訳を期待しましたが?」
「.....話は、終わりだ。」
「どうあっても口は割らぬ、と。確かに....死人には口なし、だが、まだしばし時がある。.....息子の死に顔を見て、なお同じ台詞が言えるか.....試してみるのもいいでしょう。」
「!!」
「やめろ!アイク!!」
俺は剣を抜き、そいつを斬ろうとした.....だが避けられ
「...,っ.......!!」
急所こそ外した、いや外されたが重傷を負い、膝を折ってしまった.....
「アイクっ!!」
「....例のものを渡せ。おとなしく従うならば息子の命だけは保証しよう。」
「やめ.....ろ!息子に.....手を出す、な!!」
そして騎士は俺を斬ろうとした.....
グォーーーーーーーッ!!!!
「これは.....【獅子王】か。それにこの強大な魔力.....やむをえん。ここは1度退くか.....」
「.....逃すものかっ!!」
「お前も父親と同じ愚か者か。」
そして親父が斧をもち再び立ち上がろうとした。
「ぐ.....はっ.....」
「親父っ.....!!」
「.....辞めろ。お前の勝てる相手じゃない.....」
「だが....」
「アイク!!」
「.....来ないのか?ならこちらから.....」
グォーーーーーーーッ
「.....近いな。それに強大な魔法が私を捉えた.....ここで奴らと事を構える訳にはいかん。命拾いしたな小僧。」
そう言ってその騎士は消えた.....
「全く.....しょうがないやつだな。」
「最も.....こんな風に育てたのは.....この....俺.....」
「親父.....?親父!!ここじゃ何も出来ない.....し、城に.....戻らないと...!!」
俺は親父に肩を貸し、親父を城まで運んだ。その道中で.....
「アイ....ク.....」
「親父!?気がついたか.....?」
「おまえに....言っておくことが.....ある....」
「...後で聞く。今は城に戻る方が先だ。」
「....仇を討とう....などとは.....思うな....あの騎士の事は.....忘れろ.....」
「な....んだって?」
「ガリア王.....を.....頼り、ここで....平和に.....暮らせ。」
「親父!!喋るな!!体力が奪われる!!頼むから.......!!!」
「あとの.....ことは....任せたぞ。みんなを.....ミストを....」
「待て.....駄目だ、そんなことを言うな!!もうすぐ明かりが見える.....」
他の皆がかけつけた.....だが、時は既に遅かった。親父はもう息を引き取っていた....親父は、死んだんだ。.......くそ!!
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エイリスside
「.....間に合わなかったのか。」
「グレイル様.....」
こればかりは....グレイルの死を変えるわけにはいかなかった。これがアイクのターニングポイントになるし、それに.....仮に駆けつけたところでアーリアルの衝撃を受けることになるし、俺には何も出来なかった。
「......戻りましょう。ここにいても.....」
「そうだな.....」
俺たちはガリア王宮に戻り、カイネギスはグレイルの死に心を痛めていた.....仕方ない。そしてエリンシアは.....
ガリア城
「エイリス様.....」
「....姫。心中お察しします。とても辛いことです.....ですが、起きてしまった事実は変わりません。」
それはどの世界だろうと同じ。だが.....あまりにも残酷な別れ方だと思う。聖戦ほとではないにしろ、目の前で父親が殺されたんだから.....辛い思いはする。
「エイリス様.....」
「.....アイクも親を失いました。しばらくは辛い思いをするでしょう.....姫、支えになってあげてください。」
「私に.....出来るのでしょうか.....」
「姫もアイクの境遇が分かるでしょうし、その辛さも共感できます......アイクは強いですから立ち直れはします、ですがそれでも乗り越えるには時間がかかる.....その為の力になってあげてください。それが姫が前に進むひとつの道になると思います。」
「....分かりました。」
そう言って俺はエリンシアを鼓舞した。これでアイクと繋がりが出来たか.....代償はでかいが。
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アイクside
「.....親父.....これは、夢じゃ、ないんだな.....現実.....なんだな.....」
「日が暮れて....冷えてきた.....中に入るぞ、ミスト。」
「.....」
「ミスト.....」
ミストの気持ちは痛いほど分かる。俺も今はまだ気持ちの整理がついていない。
「.....っく、ひぃ.....っく....」
「ミスト....俺は側にいたのに親父を守れなかった。すまん....」
「.....ひっく.....お父さん.....いなくなって.......ひっく.....わ.....わたし.....どうしてあいか....わかん.....ない.....」
こんな時、俺はどう言えばいいんだ.....これしか思いつかない。
「俺がいる。」
「お兄、ちゃん.....」
「俺が団長を継ぐ。親父の代わりに.....おまえも、傭兵団のみんなも守ってみせる。」
「.....うっ.....お兄ちゃ.....お兄ちゃん.....お兄ちゃぁん....嫌だからね.....お兄ちゃんまで....何も言わずに.....いなくなっちゃったりしたら.....嫌だからね.....」
「あぁ.....約束だ。」
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夜
俺はアイク達が戻ったのを確認してグレイルの墓にやってきた。
(アスタルテ.....ここだな?)
(はい.....ここに未練がある魂があります.....)
そしてアスタルテは.....魂を俺に見えるようにしてくれた.....そこには
「エイリス、俺が見えるのか.....」
グレイルがいた。昨晩と変わらない雄々しい姿で立っている。
「団長.....」
「.....お前まで俺の死を悲しんでくれるのか.....エイリス、俺の頼みを聞いてくれるか?」
「.....はい。」
「俺は死んでしまった.....アイクには仇討ちをするなとは言ったが.....頑固なあいつのことだ、必ず仇討ちをしにいくだろう。だから、エイリス、お前にアイクを見届けて欲しい。あいつはまだまだ未熟だ。それに.....」
「それに?」
「お前は.....全て知っているのだろう?」
「.......」
「どこまで知っているか、話してくれないか?俺はもう死人だ。口外を心配する必要はないだろう。」
「.....俺は元々異世界の人間です。この世界で起こること、テリウスの過去の歴史、メダリオンの秘密、団長の正体、この先の未来.....全て知っています。」
「そうか....薄々そんな気はしていたんだがな。」
「驚かないんですか.....?」
「驚きはしたがお前が俺たちの味方であることに変わりはない。じゃあ俺が死ぬことも分かっていたのか?」
「.......はい。」
「今更気にしても仕方がない。だが.....俺が死ぬことはこの世界の歴史なのだろう?変えられない、未来だったんだろう?」
「.....はい。」
変えることは出来た....だが変えてはいけなかった。これを変えれば......アイクがどうなるか分からない。
「.....なら仕方がない。だがエイリス、アイクやミスト、皆が死ぬ未来があるというなら.....変えて欲しい。」
グレイルはそう言った。どこまでも団員想いだな.....
「あ、それと.....この斧とあいつが捨てていった剣を持って行って欲しい。このまま墓代わりにするには勿体ない武器だからな。」
「分かりました.....ラグネルとウルヴァン、使わせてもらいます。」
「ああ.....そうしてくれ。後はな.....」
「まだ、気になることがあるんですか.....?」
「アイクの事だ。あいつの将来が気になってな。俺はエルナと結婚しアイクとミストを生んだ.....だがアイクはそういったことがないと俺は思う。俺も運命的な出会いがあったからこそだが、あいつはそれを分からないだろう。」
「あはは.....そうですね。」
「だから最後の願いだ。あいつがどうか.....平和で温かい家庭を築けるよう頼む。これは父親としての願いだ。」
「.....はい、分かりました。」
そう言うと、魂は消えていった。正確に言うとその場から消えた。おそらく魂自体はまだどこかに存在する。
(ありがとう.....アスタルテ。)
(構いません。これも恩返しの1つです)
そして俺は、墓にあったウルヴァンの代わりに文字を掘った十字架と.....大木に刺さっていたラグネルを回収し、城へ戻った。
FEの主人公の父親はエリウッドを除き全員死んでいます。封印の剣ではヘクトルも殺されます。愛の祭りでグレイルと再会した時にアイク、ミスト、ティアマトが泣くほど喜んでいたのはこういう出来事があったからです。漆黒の騎士が言っていたあれとはメダリオンのことです。
オリジナルマップ作る?
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作ろう
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原作通りで
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作者に委任します