なんとしてでもアイクとエリンシアを.....   作:面心立方格子

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今回の偶像の天楼ってなんでティトなんですかね.....シャニーだったらロイのハーレム完成だったのになぁ.....あっでも修羅場になるか。




一気に行こう

アイク「早速だが、あんた達が王宮からの使いか?」

 

「ソうだ、ガリアの戦士モウディだ。青い髪の、オまえがアイク。ソうだろう?」

 

「確かに俺がアイクだ。さっきは助かった。礼を言う。」

 

「ライは言った。アイクは悪くナいヨそ者だと。モウディたちは、キっと仲良くナれるだろう。」

 

レテ「....そんなことまだ分からない。こいつらベオクには表と裏、2つの顔を使い分けるようだからな。」

 

「レテ!」

 

「ベオク.....あぁ、エイリスが言っていた俺たちを指す言葉のことか。」

 

「え?俺アイクに教えたっけ?」

 

「いや、ライと話していたところを少し聞いてな。」

 

あれ?俺アイクの前でそんな話したっけ.....読者さんに対しては説明した記憶はあるんだけど.....

 

「.....そうか、お前たちは自分が能無しとみなされているのが分かっているんだな?」

 

「....なんだと?」

 

「レテ!オまえがヨくない。王は禁じてイる。ベオクとの争いを!」

 

「だが、ほとんどのベオクは我らをあの侮蔑的な名前で呼び、蔑んだ目でみる!それが友好を築こうという態度か!?」

 

エリンシア「それに関しては.....王族である私が民に変わって謝らせてください.....ごめんなさい。」

 

さすがのレテでも予想外だったのか驚いている。まさかベオク、差別を盛んに行っているであろう王族が自ら頭を下げたのだから。

 

「.....確かに、俺たちはごく普通にその蔑称を使っていた。それがよくない言葉だと少し考えればわかりそうなものなのに.....それ以外の呼び名を知らなかったんだ。すまん。」

 

ちょっとだけフォロー入れておくか....

 

「.....それに関しては少し補足をさせてくれ。まぁクリミア限定の話になってしまうけど.....元々クリミアはラグズと友好的な関係を築こうとしていたが、それは王族とかのお偉いさんに限った話で民間人にはそれが浸透していないんだ。そしてクリミア王国というのはラグズ差別をしていたベグニオン帝国から分裂した国だから民間人がラグズという呼び方を知らないのも無理はないんだ。そこは分かってやって欲しい。」

 

レテ「.....それでも我らに隷属を強いたお前たちはそうやって安易に忘れる。だが我らは忘れない。お前たちに受けた仕打ちを.....王がなんとおっしゃろうとも私はお前たちを信用しない。」

 

「レテ.....」

レテのベオク嫌いはこの時は凄いからなぁ.....まぁいじめと同じで、やられた側は中々嫌でも忘れられないんだよな.....さぁ来るぞ。

 

 

セネリオ『で?そういう恨み言を聞かせる為に来たんですか?ハハッ、半獣の考えそうなことだ。』

 

出ました、セネリオならぬ煽リオ。これも転生した時は聞いてみたかったんだよなぁ.....後は港町と船の上だな。名言が飛び出るのは。

 

「貴様っ!その呼び名を使う者は我々ガリアの敵だ!」

 

「ハ、ハ、半獣.....敵....コいつ、敵.....」

 

「自尊心だけは人間並み。そうでしょう?毛だらけの醜い半獣ども!」

 

さらにセネリオが煽る。こいつ煽りのセンスすげぇな。

 

「ぐわぁおおおおおおおおおおおお!!!」

 

モウディが吠え、化身状態になった。まぁあれだけ煽られたらこうなるよね。

 

「モウディ!やってしまえ!」

 

レテが突撃命令を出し、モウディがこちらに襲いかかってこようとした。

 

ドガッ

 

セネリオ「アイク!」

 

「.....っつ.....」

 

レテ「!!」

 

「ア......イク....アイク、すまない....オまえに怪我させて.....モウディは...」

 

「モウディ、こんな怪我、大したことはない。大丈夫だ.....」

 

「獣の分際で....!!」

 

そしてセネリオがウインドを発生させた。俺は初プレイの時、セネリオにウインドを持たせていなかったのでこいつどこから発生させたんだ.....と内心思いながら見ていた。

 

「やめろ!セネリオ!」

 

「えっ.....」

 

あろうことか、ウインドがそのままモウディに飛んでいこうとした。待て待て、本来のストーリーなら不発で終わりだろ!?

 

「シャイン!」

 

急いでシャインを発動してウィンドを打ち消した。危なかったぁ.....モウディもちょっと驚いているようだ。

 

 

 

「2人ともストップ。今はこんな事してる場合じゃないでしょ。」

 

アイク「そうだな。セネリオ、お前が挑発しなければこうはならなかった。違うか?」

 

「!!.....すみません.....」

 

「モウディ、レテ。団員の無礼は謝る。セネリオを許してやってくれ。.....言い訳にしかならないが俺たちは仲間を失ったばかりで.....あまり冷静じゃいられなくてな。」

 

モウディ「アイクはモウディを許した。ダからモウディも、セネリオを許す。誰も怒ってはイない。」

 

レテ「.....こちらも非礼は詫びよう。自分たちの使命を忘れるとはとんだ失態だ。」

 

「使命....?」

 

「王が傭兵団を招かれた。我らは、お前たちをガリア王宮に案内するために来たんだ。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次の日の早朝

 

「レテ、セネリオがああいう態度になってしまったのは申し訳ない。でもこれにも理由があるんだ.....」

 

俺は改めて頭を下げた。そして説明するために呼んだ。

 

「あの男が怒ったのは我らラグズに対する差別意識だからでは無いのか?」

 

「そうなんだけど.....彼の生い立ちにも理由があってさ。セネリオも過去のラグズと同じように、差別的な扱いをされたんだ....ベオクにもラグズにもね。」

 

「なっ.....だが我々がベオクを憎む気持ちは.....」

 

「いや、正確に言えばベオクだからじゃない。別の理由でラグズから存在が無いように扱われたんだ。だから簡単に言えば、あの煽りはレテ、君と同じ理由から来てるんだ。」

 

「.....それが本当かどうかは知らないが、だがそういう過去があるというのなら.....気持ちが分からなくもない。」

 

レテが同意の意を示した。まさかここまで素直に聞いてくれるとは思わなかった。

 

「許してくれとは言わない。隷属していた歴史があるからさ.....だけど君がラグズを憎む気持ちのように、過去に....と言っても最近かな、ラグズに存在が無いように扱われたベオクもいるということを分かってほしい。わざわざ呼び出して悪かったな.....」

 

レテ(ベオクには表と裏がある.....あいつが言っていることが嘘である可能性も無くはない。だが.....もしそれが本当なら我々もベオクと同じことをしているじゃないか.....!!)

 

 

 

 

 

城周りの森

俺はその場を去り、城の外に行った。何故か知らないがセネリオから俺だけは別のところで過ごすようにと言われている。アイクとの接触があるからか.....

 

???「ねぇ、エイリスさん....」

 

「ん?ヨファにミストか.....どうかしたのか。ここにいたらアイクたちが心配するぞ。」

 

ミスト「ううん....エイリスさん、私たちも戦わせてください!」

 

「え?それを俺に言うの?」

 

ヨファ「うん!!エイリスさんに頼んだらいいってエリンシア姫が言っていたんだ!!」

 

あのお姫様は何をしてるんだ!!!しかも普通なら俺じゃなくて団長であるアイクに頼むだろう!?

 

「あの.....アイクに言おうとは考えなかったの?団長はアイクだよ?」

 

ヨファ「うん!勿論言うつもりだよ!だからエイリスさんを味方に付けてから言った方が通るかなって!」

 

ミスト「私たちが危なくても守ってくれるもんね?」

 

ヨファ「ねー!!」

 

この子達は俺の事を雇いやすいボディーガードとでも考えてるのか.....可愛いじゃないか。

 

ミスト「ね?だからお願い....!!」

 

ヨファ「お願い!!」

 

ミストが目を潤しながら頼み込んできた。いやそんな目されたら.....断れない。ど、どうしたらいいんだ.....

 

「いやあの.....とりあえずアイクやボーレ達と相談しようか。さすがにお兄さん達に言わずにっていうのはちょっとね......まぁ戦えるっていうなら俺は文句ないよ。」

 

というか次の章で参戦するから俺いなくてもいいんだよなぁ.....

 

「ささっ、アイク達が気にするからそろそろ城に戻ってね。」

 

2人は渋々ながらも城に戻った。ここでダダこねないあたりやっぱり普通の子供とは少し違うんだな.....

 

 

 

「ん?誰だ?」

 

近くに敵がいる.....あれは、鴉か。ということはキルヴァス兵か.....なんでこんなところに.....

 

 

「ふぅ.....なるべく戦いたくはなんいだけどな。」

 

まだ夜も少ししか明けていない.....本来なら鳥系のラグズは夜目があんまり効かなかった記憶があるんだが.....まぁいいか。

 

「シャイン!!!」

 

俺はシャインを発動して強い光を発した。これを見たのかキルヴァス兵は急な明暗差によって目を痛めたのか撤退していった。まさかこれで帰ってくれるとは.....でも妙に気になる。本来の蒼炎の軌跡ならこんな所でキルヴァス兵なんか出てくるはずがない。一体どうなってるんだ.....まさか狂王か誰かが俺を暗殺するために雇ってアーリアルが怖いから全部任せてるのか?とりあえずここで殺したら間違いなくキルヴァスがクリミアに正式に宣戦布告出来ちゃうからこれでいいかもな。




蒼炎の軌跡の用語解説

キルヴァス
蒼炎の軌跡に出てくるラグズの国の1つで、国王はネサラ。ヒーローズにも出てるから分かるだろう。この国はかなり貧しい国で、戦争が起きた時に兵を派遣してお金を得ている。貧しい故なのか金を得るための行為ならどんな手段も是としていて、略奪行為や人身売買をしている。トラキアと形は似てはいるがかなり違う。


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