なんとしてでもアイクとエリンシアを.....   作:面心立方格子

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闇堕ちアイクの筋肉の主張が激しすぎませんか?あれアイクじゃなくてただのゴリr.....げふんげふん、失礼。逞しい体ですね。


愚民としっこくハウス その2

デイン軍

 

ジル「ハール隊長!のんきに寝ている場合ではありません!半獣が出たそうですよ!!我が部隊も、出撃しましょう!」

 

ハール「ふぁぁ.....やめとけ。 俺たちがやらなくても、血気盛んなマッコヤー配下の者たちが働いてくれる。」

 

「武勲を得る絶好の機会を、他の部隊にみすみす渡していいのですか!?」

 

「手柄なんぞ、いくらでもくれてやれ。いちいち、くだらねえことで俺の睡眠をさまたげるな。」

 

「あ、あなたという人は.....」

 

「戦いが.....ふぁぁ終わったら、起こしてくれ。」

 

「もういいです!私1人でも出ますから!」

 

「ジル、ちょっと待て。」

 

「はい! 気が変わりましたか!?」

 

「おまえも、ここで待機。相手が手をだすまで動くなよ。これは上官命令だ。.....以上。」

 

「.....もぅっ!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さてと.....とりあえずアイク達は順調に事を進めれているみたいだな。またあれだな、必殺255の武器も作るか。資金面は.....あれだな。俺の高校生活とか綴ったやつ書いたら珍しさでそれなりに売れるかもな。体育大会とか色々あるし。

 

「あんた、危ない!!」

 

「ほえ?」

 

気づいたら後ろから手槍が飛んできていた。ネフェニーがそれを素手でそれを掴み、その場に捨てた。

 

「少し、気が抜けとった?」

 

「あぁ....悪い。集中する。」

 

そうだ、ここは戦場であってゲームじゃない。呑気に考え事をしていたら確実に殺される。.....忘れてた。

 

「あいつか....撃ち落としてやる。」

 

アーリアルを発動し、上空を飛んでいたドラゴンナイトらしきやつを撃ち落とした。なんかこういう時にドラゴンや騎馬の悲鳴を聞くのはなんか辛いけど.....戦場だからそれからは逃れられない。妙にそういう所が生々しいんだよなぁ.....

 

「ネフェニー、俺たちも船の方に行こう。」

 

「うん、分かった。」

 

俺たちは道端で溜まっているデイン兵の血の水溜まりみたいになっているのを踏み、船の方に行った。途中途中強烈な悪臭がする。アイク達すごいな.....

 

「うぇ.....くっさ。」

 

「あたしも慣れはしたがやっぱり嫌じゃ.....」

 

ネフェニーも少し嫌そうな顔をしている。今は完全に殺されているからマシだがこれが負傷兵で杖を持ったやつがいないなら傷薬を塗るか傷口を焼くか、患部を切断するかになる。実際に戦場に立てば嫌でもそれが分かってしまう。街が戦場になった人は悲惨だろうな。

 

「これを見てまだ自分たちは安全だと考えるのか.....この町は。」

 

「仕方ないんよ。殺される前になってやっと危険に気づく者もおるんやし.....」

 

「ネフェニー?武器拾ってどうしたんだ?」

 

「あっ.....これは戦争が起きてからの癖で.....武器の補給源が相手の武器くらいやし。」

 

「なるほど。で、実際に手槍以外も投げるのか?」

 

「うん。壊れそうになったら投げるよ。投擲用でなくてもそれなりに威力はあるし。」

 

「うんうん.....って使い方違うんだけどな。.......ってあれ?」

 

「ん?」

 

「あいつが.....漆黒の騎士が出てこない。」

 

何でだ?普通なら敵将と戦った次のフェイズの開始前に出てくるはずなのに一向に出てくる気配がない。何故だ.....おそるおそるしっこくハウスに近づくと.....

 

ガチャガチャガチャガチャ......ドウシテアカナイノダ.....

 

「......どうやら鍵が開かないから出て来れないみたいだな。」

 

さっき仕掛けた鍵は外側からかけているので漆黒の騎士も何故あかないのか分からないみたいだ。

 

シュォォォン

 

「ん?待って、今奥義が発動する音が聞こえなかった?」

 

バゴゴゴゴゴゴン.........

 

「.......かなり、やる。だが私の敵では無いな。」

 

....そして家の正面を月光で破壊して出てきた。埒が明かないことを悟っての行動だろう。だが.....

 

「む?どうやら巻き添えをくらったようだな。」

 

俺もその衝撃でドアの下敷きになっている。ネフェニーは少し遠かったから良かったが近くに行ったが故に巻き込まれた。こんな事あるのかよ.....しかも月光くらって無傷のドアもすげぇよ.....

 

「コノヤロー!!もう少し優しく破壊しろよ!!鼻血出てもうたがな!!!」

 

「.....それは近くにいた貴殿が悪いのだろう?」

 

「全くをもってその通りですね鍵かけてすみませんでした。」

 

「.....だが巻き込んだのは事実。これを受け取れ。」

 

.....おぉ、特効薬くれた。優しすぎませんかねこの人。一応敵ですよ?目と目が逢う瞬間云々ですか?それだと┌(┌^o^)┐になりますよ?

 

「あのー、俺敵なんですけど。」

 

「貴殿はあの日、私を魔法で捉えた者だろう?」

 

「ま、まぁそうですけど。」

 

「.....今は貴殿は見逃してやろう。」

 

そういって逆方向にゆっくり進軍していった。.....あれ?見逃された?

 

「と、とりあえず船に行かないと!!!」

 

 

 

漆黒の騎士「また会ったな、小僧。

 

アイク「.....」

 

「何故、仕掛けてくる?おまえでは私の敵にはならん。全力で逃げるべきではないのか?

 

「うっ.....うおおおおおお!」

 

「.....愚か者め。」

 

そして急いで来たらアイク(鋼の剣)vs漆黒の騎士(エタルド)の勝負が始まっていた。待て待て待て、さすがに武器的にもレベル的にも死ぬって!!ゲームならリセットだけどここで死んだら目的が果たせなくなる!!

 

カキン

 

アイクの一振は軽々と止められ、跳ね返された。その隙に剣を振らないあたり完全に舐めてかかられている。

 

「この程度か、ガウェインの息子よ。」

 

「う、うぉぉぉ!!!」

 

その後もアイクが何度も斬りつけたがノーダメージまたは受け止められている。周りも漆黒の騎士が放つ威圧感と船を出港させる準備と守るので近づくことができない。

 

「ふん.....面白くない。」

 

シュォォォン

 

おいおいまじかよ。あいつレベルやステでも圧倒的なのに月光ひきやがったぞ!!なんて理不尽な暴力なんだ!!せこいぞ!!

 

「くっ.....」

 

『アイク!!』

 

俺はとっさに光魔法でアイクの身を包んだ.....なんだこの魔法。なんとか月光の威力を無効にすることが出来た。

 

「アイク、船に乗れ。お前ではこいつには勝てないというかダメージが与えられない!撤退だ!」

 

「....!!くそっ!!」

 

さすがのアイクも団を率いているのを自覚しているからかやけくそに挑みはしなかった。見渡した感じアイクとセネリオ以外は船にのれたみたいだ。

 

セネリオ「エイリス、殿を頼んでもいいですか?」

 

「しんがり?」

 

「ええ、アイクですらあいつには敵わない.....となると、このままでは全滅する恐れがあります。」

 

「.....分かった。ここはしんがりを引き受けよう。」

 

「助かります。生きていればベグニオンで会いましょう。」

 

なんかセネリオもこいつなら死なないだろうみたいな雰囲気だったな。.....でも魔法職でこいつの1発耐えられるのか?

 

「.....傭兵団は無事、船に乗り込んだか。さて、どうするかな.....」

 

ライ「出航の邪魔はさせないぜ。」

 

「ライ、先にガリアに戻ってこの事を報告してくれ。」

 

「あれ?お前置いていかれたのか?」

 

「....悪く言えばそうだがよく言えばしんがりを任されたってことだ。」

 

「へぇ....でもグレイル殿に手をかけたんだ。1発くらいはお見舞いしなきゃな....」

 

漆黒の騎士「おもしろい。側近の力を測ればおのずと王の実力も知れよう。」

 

「あいにくだが.....我が王は、オレごときで測れるような小さい器じゃない。」

 

まぁジフカであの強さだし偶像の天楼の最上階でカイネギスと会ったら絶望感半端ないからね。

 

「そう願いたいところだ。では、参る。」

 

そしてライは化身して、漆黒の騎士に襲いかかった。攻撃自体は強くても、女神の加護が入ってる鎧にはダメージが入らない。ほんとうにラグネル優遇すごいよね。

 

「.....っ.....なぜだ.....オレの攻撃が.....きかない.....?」

 

「かなり、やる。だが、私の敵ではないな。」

 

「だったら.....あたしが相手になる。」

 

「え、ネフェニーお前船に乗ってないのか!?」

 

「あんたが乗らなかった.....なら、あたしも残る。」

 

「おいおい.....」

 

まさかのネフェニーが残っていた。まぁ今のネフェニーでどこまでやりあえるかは気になるところではある。

 

「ほう。そなたがクリミアの戦乙女と呼ばれた者か。」

 

「ネフェニー、お前いつの間にそんな2つ名貰ってたんだ?」

 

「.....あたしも知らん。」

 

「では、参る。四駿を破ったその実力、如何なものか。」

 

「ふん!!」

 

そうしてネフェニーvs漆黒の騎士が始まった。ネフェニーもさすがに武器の消費も考えているのか、銀の槍を後ろに備えつつゼーンズフトを使っている。両者の刃が擦れ合う音が凄い。しかも何がすごいかってネフェニーが漆黒の剣術を抑えているところだ。だが防戦気味にはなっている。

 

「...ほう。私の剣術を抑え、私から戦意を失わせるつもりか?だがここまでやる兵士を見たことがない。」

 

「....あたしもここまで強い騎士は見たことがない。」

 

「ライ、今の間に撤退しろ。ここはネフェニーと俺がなんとかする。」

 

「.....分かった。死ぬなよ。」

 

ライは撤退し、街中は残ったデイン兵と俺たちしか残っていなかった。あの愚民どもはどうせ家の中でじっとしてるのだろう。

 

シュォォォン

 

「ならば、これならどうだ。」

 

「.....ふん。受けて立つ。」

 

シュォォォン

 

.....そうか。ネフェニーはホーリーランサーだから撃破(敵に与えるダメージが4倍になる奥義)が使えるのか。もし漆黒の騎士の月光が暁の女神の月光ならこれは相当まずくなる。あっ、念の為に説明しておくけどゲームじゃこんな意図的にスキルは出ないからね。勘違いはしないでね。

 

「参る。」

 

「.....負けん。」

 

漆黒の騎士の月光とネフェニーの撃破がぶつかった。まさかの威力は互角以上、.....おそらくネフェニーは漆黒と戦っているうちにわざとダメージを受けてHPを減らして勇将を発動させて撃破を発動させている.....やばい。周りのデイン兵もビビって動いていない。

 

「くっ....」

 

ネフェニーも互角以上にやりあったからか体力が残っていない。漆黒の騎士もダメージこそ受けていなくても疲労はしている。さすがにここまでやりあうとはおもってもいなかった。

 

「ネフェニー.....ありがとう。後ろで休んでいてくれ。」

 

さてと....ここからは俺vs漆黒の騎士となるのか。

 

「.....良かろう。私も疲れてはいるが貴殿を斬るのはたやすい。」

 

「だといいな....アーリアル!!」

 

一発目から容赦するつもりはない。なんかネフェニーを使ってから戦っているので少し肩身が狭い思いしかしないし、外から見ればいいとこ取りにしかみえない。

 

「ぐっ...!!!なぜダメージが.....」

 

もろに受けたからか漆黒の騎士は膝をついた。そういやこれ女神の加護を受けてたんだっけか。いけるな。

 

「これ一応女神の加護を受けているからね。」

 

そしてもう1発撃ち落とした。漆黒の騎士はそれをエタルドで止めた。そういやエタルドって天を切り裂く力があったんだっけか.....それでも

 

「ぐっ.....ぐぁ!」

 

抑えきれなかったようだ。さすがにこの魔法を2発も受けたらただではすまないだろう。.......ん?

 

「....消えたか。」

 

今のアーリアルで出た土煙で見えなかったがどうやら撤退したみたいだ。ということはおそらく2発目は外れた。転移の粉ってHPないと無理だったような気もするけど.....とにかく助かった。

 

「ネフェニー、大丈夫か?」

 

「うん.....なんとか。」

 

さすがに意図的とはいえダメージを受けているからかなり辛そうである。

 

デイン兵「て、撤退だ!!漆黒殿が撤退された!!」

 

デイン軍もその光景を見ていたからか手を引いた。まぁ.....多分ネフェニーに勝てないからな。

 

 

ハール「さて、戦いも終わったことだし、ハール隊、撤退するぞ。」

 

ジル「隊長!」

 

「いいか、ジル。俺たちは明日には本国へ戻るんだ。こんなとこでケガでもしたらおまえの親父殿は喜ばんぞ。」

 

「父が待っているからこそ、私が手ぶらで帰ることなんて.....絶対、できないのです!.....ですから.....!!」

 

「.....そう、熱くなるな。漆黒の騎士殿を退けたあの二人との戦いは勝ち目がない。あの船を追うのなら間違いなくあの二人と戦うことになる。あの光景を無かったことにするのか?」

 

「そ、それは....」

 

「さぁ、わかったら行くぞ。」

 

 

 

 

 

 

モブ町民「いやいや、街を守ってくださってありがとうございました!!」

 

「あ?」

 

なんだこいつら.....さっきは売り飛ばしたくせにいきなり手のひらを返してきやがった。虫が良すぎるだろ.....

 

「貴方様がいれば、クリミアも安全でしょう。これからもお願いします。」

 

「.....何を言っているんですか?」

 

「はい?」

 

「あなた方はさっき何をしたか分かっているんですか?俺たちを敵兵に売り飛ばしたんですよ。そんな奴を守るほど俺は心は広くありませんよ。」

 

「ですがこの国を守るのはあなた方の使命.....」

 

どこまで腐っているんだこいつら.....アーリアル落としてやろうか。

 

「.....でもここは船が出せる点、敵も絶対に抑えようとするでしょう。それにもうクリミアは敗戦しているんです。敗戦国の国民がどんな扱いをされるか知らないんですか?」

 

モブ青年「それは反抗したら殺されるってことで忠実なら....」

 

「そうですか?奴隷のように扱われたり、性のはけ口に使われたり、気に入らなかったら殺されても文句は言えませんよ?敗戦国民をどう扱おうが知ったことないですから。優しい国家ならともかくデインはそうはしないでしょう。.....仕方ない。では避難先を教えましょう。」

 

「ほ、本当ですか!?」

 

「ええ.....ガリアにいって人間の死体処理やラグズの元で働いてください。あなた方が半獣と蔑んだもの達の下でね。」

 

「そ、それはあんまりです!!人間ならともかく半獣ごときに.....」

 

「因みにカイネギス殿には書簡を送りました。近々あなた方にも平和で長閑な働き口が出来ることでしょう。」

 

「そ、そんな.....」

 

「デインに殺されるよりマシと思って欲しいですね。」

 

これでいいだろう。こいつらにとっての1番の粛清となることは間違いなくこいつらが蔑んだもの達に働かされることだろう。こんな腐った精神を持った奴らならお似合いだよ。俺はそこまで聖人じゃないからな。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

その夜

今は壊れたしっこくハウスの中でネフェニーを治療しながら回復を待っている。無事に生き残ったのはいいがアイクたちとどう再会しよう。.....船はもう出せそうにないしな。因みに町民はやってきたラグズ達にガリアに案内されて行っている。なのでこの町には俺とネフェニーしかいない。

 

「う、ううん.....あんた.....」ギュッ

 

「ネフェニー.....俺はここにいるからな。」

 

今まで休まずにずっと戦い続けたからかかなり疲れていたのだろう。少しうなされている。

 

「.....雨か。」

 

しばらくして雨が降ってきた。今日は一日中晴れな予感もしたが.....外れたか。.......ん?

 

「あそこにいるのは.....誰だ?」

 

少し遠くに布を被って雨の中、佇んでいる1人の人間がいた。誰だろう.....

 

 

 

「なぁあんた、こっちに来ないか。そこだと濡れるぞ?」

 

「?....ええ。」

 

そういってその人はこっちにやってきてしっこくハウスの中に入ってきた。光魔法で軽く壁を作っているので中に雨が入ってくることは無い。

 

「.....ありがとう。」

 

「あぁ、あんた.....は.....」

 

その人....いや、その少女は布を取り、姿を表した。....嘘だろ。

 

「.....私はミカヤ。今は義弟を探しているの。」

 

.....暁の女神の1部の主人公、ミカヤだった。




今回の勇将に関しては暁の女神の方を基準にしました。さすがに撃破を使うのに蒼炎の軌跡の勇将にするのはあれだったので.....

ジルとハールの説明はまた本人達がちゃんと出てきたら説明しますね。

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