なんとしてでもアイクとエリンシアを..... 作:面心立方格子
「ミカヤ....暁の巫女.....」
「.....?どうかしたの?」
ミカヤと会うのはなんとなく可能性だけは考えていたがここからどうするっていうんだ.....
「.....おそらくあんたの義弟はうちの団員と一緒にいる。ザザって名前だろう?」
「え?なんでその事を.....?」
「まぁ.....分かるんだよ。」
プレイ済みですから。でも本当に悩んでいる。普通に船に乗るつもりがまさかのしんがりをするという意外な展開になった。おそらく間もなくデイン軍がこの街を閉鎖しにくるだろう。そうなるとクリミアを移動するのも難しくなるしなにより時間がかかる。現実世界なら2日くらいあれば普通に着きそうな距離だけど昔の船にそんな技術があるとは思えないし、おそらく風を指針を頼りにいしているから夜中も日中と同じくらい進むことは無い。
「ところで、ミカヤさん。俺たちと一緒に来ないか?」
「え?」
「俺は仲間と合流する。ミカヤさんは義弟と再会する。ならお互い目的地が同じだからいいんじゃないか。」
「でもどこに.....?」
「うちの団の船はこのトハからかなり迂回してベグニオン帝国に向かって移動している。ガリア王国やゴルドア王国ら辺の土地は割とジグザグしているからあそこら辺で1回座礁すると思う。」
ミカヤは真面目に聞いている。この先で1回ゴルドア王国付近で座礁しているからそこに向かえばいい。だがあのゲームからは航海が始まってからの正確な時間や距離が言われていない。約数ヶ月の航海の一部分として出されている。となるとアバウトで行くしかない。おそらくクルトナーガが来れたくらいだから王都からはさほど離れていないあたりとなると.....ガリアやゴルドアの南にあるガザレア海で、王都から直線の距離.....真南になるのか。
「だったら.....このルートが1番いいと思うんです。」
「.....さらっと心を読まないでください。でもこのルートは色々厄介なんですよ。」
「.....ラグズの国だから?」
「ご名答。まずセノリス王国やゴルドア王国がベオクの通行を黙って許可してくれるはずも無い。それにセノリスに関しては帝国貴族の連中のせいでベオクに対する恨みが半端じゃないからな。それにゴルドアはまずベオクとの交流すらしていない。でも.....」
だけどガリアやゴルドアの国境は森なり山なりで人間が通るにしたら時間もかかる。ここは平地を一気に行って合流するのが1番合理的なのかもしれない。でも本当に大丈夫なのか.....
「.....ちょっとハードかもしれないがトハから一気に南下してガリアとセノリスのギリギリの部分を行く。そしてそこからゴルドアを縦断する.....どうする?」
簡単に言えば山と森の境目を一気に進むということ。でもこっちが勝手にセノリスの森に入ってベオクとラグズ間の問題を膨らますことは絶対に許されない.....ならこれが1番だ。
「.....一緒に行きます。それが、義弟と会うために.....1番平和な道、なのでしょう?」
「.....平和かどうかはともかく面倒事が最小限で済むってだけ。」
「分かりました...行きます。」
「明日の早朝から出発する。保存の効く食料はクリミアでなるべく手配して行こう。武器は大丈夫か?」
「武器は.....このライトが...」
.....え?ライト?せめてシャイン持ってきてよ。
「まぁいいや.....シャインあげるから、これ使って。さすがにライトじゃ厳しい。」
「ええ....」
そうしてミカヤはなぜか知らないが寝始めた。さすがに雨で濡れて体が少し弱ったのかな?それはともかく.....
「そこさ、さっきから思ってたけど静かにしてくれない?」
アスタルテ(あ、す、すみません.....)
アスタルテ(犬状態)とユンヌ(意識の一部が鳥状態)がさっきからずっとワンワン吠えつつずっと戯れていた。別にいいんだけどよりにもよってこっちにまでその会話が聞こえるようにしないでよ。
(それで、ユンヌとは結局上手くいったの?)
(はい.....少しは話せたかと。分裂した時の私は頭がおかしかったですから....)
(そっか。それなら良かったよ。)
完全な目覚めではないにしろ、少し意思を交わせたのはいいことだろう。
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数日後
「.....ん」
「あんた、おはよう。」
「ん?おはよう.....ってここどこ?」
「?あんたが言った道を行ってるんやけど.....」
相当疲れていたのかかなり寝ていたみたいだ。でも起きてみたらネフェニーにおんぶされながら移動していることが分かった。割と身長低いからなぁ.....
「悪い悪い。すぐ降りるよ。あ、そうだ。ネフェニー、この人は.....」
「それはええよ。さっき話したし。」
「あ、そうなの?」
「ふふっ、あんた、その時起きとったよ。忘れとん?」
あれ?ネフェニーってこんな社交的だっけ?支援とか見る限りじゃかなり無口だったけど.....ミカヤに感じられたのかな?
「一応保存の効く携帯食料はいくつか買えたよ。あんたを起こさないように槍を振りながらデイン兵を蹴散らすのは大変だったけどね.....」
.....なんでだろう。そんな戦闘真っ只中でよく寝れたな。普通に死んでるぞ。
「ネフェニーさん、強いんですね。」
「.....うん。これでも一応騎士やから。」
なんかいい感じの関係が出来ていそうだ。これならとくにいざこざの心配はいらないのかな。
「むっ、そこの者、止まれ!!」
「ん?何ですか?」
「このクリミア国境は全てデイン軍によって管理されている。見たところお前はクリミア人だな。この国からの逃亡は許さん!!」
「あぁもう面倒くさいなホントに。悪いけどその忠告を聞くつもりは毛頭ないよ。」
「無論、我々もお前たちの嘆願を聞くつもりは無い。皆の者、この者たちを囲み、その少年を殺せ!!女は生け捕りだ!」
......まずいな。ここの近くにはフラゲル砦とムギル砦という、ベグニオン帝国のガリア国境にある領土だがおそらくクリミアから要請を受けない限りはあっちは静観という形をとるだろう。それに今回はベオクvsベオクだからあそこの砦のラグズビビりな将軍は逃げない。だから3人で約45人くらいの今四方を塞いだデイン軍と戦わなくちゃいけない。さてどうする....
「....弓兵が山の中に何人か....正面にはドラゴンナイトとジェネラルが10人くらいで.....魔法職も何人かいる。」
幸いなのはキルヴァス兵がいないところだ。数がただでさえ多いのにあいつらまで参戦されたら割と詰む。
「.....どうするの?」
「.....分かれよう。ミカヤさんとネフェニーでこちらの進路方向にいる敵の殲滅、俺は山や森にいる伏兵を全部掃討する。みたところおそらく援軍も来るだろう。だからそれも含めて俺が全部相手する。いけるか?」
「うん.....やってみる。」
忙しいので短いですが、お許しを.....
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