なんとしてでもアイクとエリンシアを..... 作:面心立方格子
5月20日から超英雄だから多分ブライダルだと思います。というかそうであって欲しい。なんか運営が公開した影の片方がニシキにしか見えない.....今年は白無垢とか和装なのかな。
ゴルドア王国
まぁ暁をやったことがある人なら誰でも分かるあの激強なデギンハンザーを国王とした竜鱗族の国。かつてベオクが、鳥翼族や獣牙族を下しても、この竜鱗族だけは下されなかったって歴史があるくらいラグズの中では最強クラスの種族。まぁ他シリーズっぽく言うならマムクート枠みたいな感じだね。で、争いを避けるとか色んな意味で鎖国気味。現に今俺たちが歩いていても周りのラグズは珍しそうに眺めているのと、ベオクを少し嫌っている目線がある。
「目線は気にするな。」
「は、はい。」
もう喋り方に威厳しか感じないよこの爺さん。まぁ三雄の1人だからっていうのもあるけど初めて挑んだ時にかなり苦戦したのも覚えてるからなぁ.....
ゴルドア王国 王都
「先程は国の者が失礼をした。わしはゴルドア王国国王、デギンハンザーだ。」
「ご丁寧な挨拶、感謝します。おれ.....じゃなかった、私は元クリミア王国騎士のエイリスと申します。こちらの2人は、ネフェニーとミカヤです。」
「うむ。してエイリスよ。そなたはその少女を知っての上で共に行動をしておるのだな?」
.....え?いきなりそこいく?いや、そこは少し世間話でもしようよ。
「はい。ですがそんな事は私には関係のない事です。」
「うむ。エルランの言う通り、わしら相手に対して一切臆しておらん。」
「エルランが.....」
「『印付きを知り、ベオクもラグズも気にしない子供と出会った』と言っておった。わしを前にして堂々と物言いできるベオクは初めてだ。」
「それは単にベオクと会ってないからでは....?」
「そうかもしれんな、ははは。」
あれ?笑った?おかしいな、デギンハンザーってこんな陽気なおじさんみたいな人だっけ?それともあれかな?セフェランと先に干渉してるからもう警戒する必要もないということかな。
「そこの2人のものを部屋へ案内せよ。」
「はっ!!」
そしてミカヤとネフェニーは謁見の間から出て、デギンハンザーと俺とアスタルテが残った。.....なんか気まづいな。
「その強大なる魔力....」
.....やっぱりバレてる。まぁそりゃ覚悟はしてたけどさ.....
アスタルテ(デギンハンザー、この力は私が与えました。)
(女神よ、裁きを下されるのですか....)
(いえ、そのつもりはありません。私は今、この者と今の世界を見ているのです。心配であるなら、この者を試してみなさい。)
なんかいい感じにアスタルテが弁明してくれてる。だってそりゃそうだよね。負の気が満ちてないのにアスタルテが目覚めてたら驚き以外の何者でもないし、裁きを下すために俺が生まれたみたいな解釈が起きかねないからね。.....ん?なんか今さらっと地雷が撒かれてなかった?
「エイリスよ.....そなたが女神を守り、あの少女を守る力があるか.....その力を使いこなせているか、確かめてやろう。表に出よ。」
「え?」
嘘だろ、まさか単騎でデギンハンザーと戦えっていうのか!!まぁこれは戦乱じゃないからセーフなのか。
(ちょっと、なんかまずい方向に進んでない!?)
(大丈夫です、あなたならもう使いこなせているのですから。)
(それでも戦うのは嫌だよ!!だってめっちゃ強いじゃん!!)
(まぁそこは....頑張れ♪)
(可愛くごまかそうとしても無駄だからな.....)
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そしてアスタルテのせいで、まさかのデギンハンザーと戦うことになった。
「ちょ、ちょっとデギンハンザー様?ここは平和的に行きましょうよ?」
「む?だがこれは女神からの提案だ。わしはそれに従うのみ。」
「えー....」
「エイリスよ、女神から与えられしその力を操れているか、わしに示すがよい!!」
そしてデギンハンザーは黒竜に化身し、威圧感を放った。やばい消費が2倍になりそう(ポケモン感)。まわりの竜鱗族も国王が化身するのを見るのが初めてなのか驚く者もいれば、その溢れんばかりの強さに興奮している者もいる。さすがのネフェニーもこの威圧におされかけている。
「ぐぉぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「くそっ.....アスタルテ、今日の晩御飯抜きだからな。」
(え、ええええええ!?)
ブォァァァァァ
そして間もなくデギンハンザーが直間両用の黒焔のブレスを出してきた。やべぇ1発で消し飛ばされる。
「アーリアル!!」
咄嗟にアーリアルを繰り出し、ブレスにぶつけた。威力はこっちの方が低いかもしれないが、特攻があるからまだ押されてはいない。
「ぐっ.....うぉぁぁあ!!」
なんとか魔力を出し、魔法を維持させている。ブレスとアーリアルのぶつかりから強力な衝撃波が全身に伝わる。そしてその衝撃は周りにもいっているみたいだ。
「.....はぁ!!」
なんとかブレスを相殺し、1発を凌いだ。さすがに特攻があってもきついな。蒼炎の軌跡だけは特攻が2倍だからな.....この爺さんの何がやばいかって、力ゴリゴリのアイクのラグネルでも5ダメージくらしか喰らわないのと、毎ターン30回復するのと、見切りでスキルか無効となって、更には強運で必殺が効かないなど、もうとにかくやばいのである。頑張ればワンターンキルが可能なアスタルテよりも個人的には強く感じる。
「これを防いだか。だが次はどうだ。」
そしてもう1発、しかも今度はさっきよりも威力が強い.....まさか逆鱗(ダメージ3倍)が発動したとかじゃいなよな.....
「.....くそっ。」
もう一度アーリアルを発動し、迎え撃つ。だが今度はかなり押され気味で押し負ける可能性がある。
「ぐ、ぐぁぁ......」
なんかアニメとかで押されてる場面とかよく見るけどそれを実際に体験している。これ一瞬でも気を抜いたら確実にやられるな.....
シュァン
「え!?」
.....まさかの出来事である。ブレスをアーリアルが相殺出来たかと思ったらまさかのブレスの方向が変わり.....外野の方にブレスが飛んで行った。まずいぞまずいぞ....しかもその先には.....ネフェニーとミカヤ、そして.....何気なくクルトナーガがいた。
「い、いかん!!」
「させない!!!」
「ぬ!?」
俺は見た瞬間に魔法を足元に発動して、ブレスの前に先回りした。......もしあの魔法が発動するならしてくれ。
「絶対に止める!!」
「!!」
そして手をかざし.....光のシールドが出てきた。そしてブレスを抑えている。.....だが
ピキッ....ピキッ
さすがに逆鱗が発動したブレスだ、威力が桁違い、このシールドには特に特殊効果があるわけでもないから....割れたら全員おじゃんだ。ネフェニーなら1発なら耐えられるかもしれないがクルトナーガとミカヤは耐えられない可能性が高い。
「ぐっ.....」
ズザザと足と地面が擦れる音がしている。.....押されている。
「くそっ、負けるもんか。」
パリン.....だがその意志もむなしくシールドは破壊された。
「ぐ、ぐあっ.....!!」
まずい、ここで死ぬ訳には.....アイク×エリンシアを完成させないと。
(私に任せてください。)
「え?」
すると後ろでアスタルテが犬の状態で裁きを展開していた。え?それなら最初からやってくれたら....
(この状態だと展開に時間がかかるんです。でも、よく時間稼ぎをしてくれました。私に任せてください!!)
そしてそれと同時に、周りの竜鱗族とネフェニー達に光のオーラを纏わせ、自身の攻撃の余波によるダメージを防ぐ手立てをふんだ。
(女神の力.....見せてあげます!)
そして裁きはブレスを消し去り、裁きの余波も完全に消えた。.....今回ばかりは女神に助けられたぁ.....
(女神よ.....申し訳ない。)
(いいのです。ですがデギンハンザー、分かったでしょう、あの者が力を持つにふさわしいと)
(....はい。それに争いの火種を生むために使っていない。)
(ですからデギンハンザー.....印付きのことはあの者に任せなさい。あなたの苦悩ももういいでしょう。)
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数時間後
「ふぅ.....疲れた。」
(今回ばかりは私に感謝ですね。)
「元はと言えばアスタルテが地雷を撒かなければ済んだ話だろ.....」
(ふふっ、それはそうかもしれませんね。)
それにしてもさっきから気になる.....
「ベオクというのは体に特徴がありませんね。」
さっきからクルトナーガが興味津々に体を見たり触ったりしている。そういやここ鎖国気味だからベオク自体が珍しいのか。
「.....ベオクを見るのは初めてなのですか。」
「いいえ。ただ珍しいものですから。あっ、名乗り遅れました。私はクルトナーガ。ゴルドアの王子です。」
一見子供っぽい雰囲気に包まれている男の子だが実際のところは100歳とかとうに過ぎてるんだよなぁ。近くで見ても分かんないなこれ。
「こちらこそ初めまして。先程は謁見の間にはいませんでしたが。」
「少し散歩をしていたのです。そしたら父上と戦っていたものですから。」
「それは大変お見苦しいところを.....」
少しアスタルテをちらっと見て睨みながら応答した。
「あ、後堅苦しい言葉はいらないです。私はベオクと仲良くなりたいですから。」
「あぁ、それなら遠慮なく。そういえばネフェニー達は?」
「別の部屋で待機されてますよ。案内します。」
「そ、それはご丁寧に。」
「2人とも大丈夫か。」
「あ、あんた!!大丈夫やった?」
「その、怪我とかは.....」
「大丈夫。ちょっと疲れが残ってるけどそこまで。2人とも、動ける準備はしている?」
「ああ。でも大丈夫なん?」
「ん?」
「その、国王様に説得とかは.....」
「それなら私が父上にとりなしておきましょう。」
「え、でもあんた.....」
「ネフェニー、この方は王子様だよ?」
「え!?そ、それはすまん.....いや、すみません.....」
「気にする必要はありませんよ。私は父ほどの威厳はありませんから、よく言われます。」
「そ、それはそれで大丈夫なんですか.....」
「ところでどちらまで?」
「えっと地図地図.....今王都にいて、ここから更に南へ下ってここへ行くんだ。」
「海に行って何かするのですか。」
「船で移動している俺の仲間と合流するんだ。多分ここら辺で座礁させられるだろうからって予想で。」
「なるほど.....ではお気をつけて。後で何かしらそちらに持って向かいます。」
「そ、そんな気遣いは....」
「いえいえ、見ず知らずの私を庇った恩ある人達に何もしないわけにはいきません。ご好意として受け取ってください。」
「.....まぁそれはうちの団の団長に聞いてくれたらありがたい。」
「はい。わかりました。」
そしてクルトナーガは退室し、俺たちは動くための最終調整をしていた。やっとアイクと合流だ.....ながかったぁ.....
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「.....エイリスか。」
ゴルドア王は沈む夕日を見ながら思いに耽っていた。自身と互角ではないにしろそれ相応の実力を持つベオク.....女神が認めたベオクなのだ。そして印付きを何とも思ってはいない.....
「オルティナ...ソーン....エルラン.....わしは、少し救われたかもしれん。」
デギンハンザーが印付きに対して気にかけている理由は印付きを女神の禁忌とした原因の一翼を担ってしまったからです。どうしてそうなったのかは暁の女神をプレイすれば分かるから是非プレイしてくださいね。
キャラ解説 クルトナーガ
ゴルドア王国王子。デギンハンザーの第三子で黒竜に化身できる。穏やかで落ち着いた性格をしており、ベオクとラグズの相互理解を望んでいる。父親が争いはダメだと教えてきたので、戦いを強く嫌っている。見た目は幼いが余裕で100歳を超えている。竜鱗族は極端に寿命が長いので仕方ない。
オリジナルマップ作る?
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作ろう
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原作通りで
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作者に委任します