なんとしてでもアイクとエリンシアを..... 作:面心立方格子
風花雪月のリシテアとエーデルガルトとベルナデッタの人気凄いですね.....イングリットも流行ってほしいものです。
グレイル、シノン、ガトリーは別働隊として動き、俺たちは、アイク、セネリオ、ティアマト、オスカー、ボーレ、キルロイ、俺という7人で橋を開けないといけない。
今回の俺たちの勝利条件はガリア国境にいるデイン軍を撃破し、経験値をいい感じに稼いで姫とミストとヨファをあっちに届けること。これはゲームだと離脱マップになり、アイクを最後に離脱させることでボーナス経験値が貰える。トラキアで慣れてるからここは簡単だったかな。
現在俺たちは森の茂みに隠れ、橋とその周りにいるデイン軍から姿を隠している。そこへ奇襲をしかけ、道を開けるのだが.....そんなことしなくても右にティアマトを配置して、その間に他のメンバーで左側で経験値稼ぎする方が圧倒的に楽なんだよなぁ。特に今回はポールアクス(騎馬特攻の斧)があるから手に入れないと。
「よし、いくぞ。」
アイクがそう指示を出し、一斉に動き始めた。俺は前回の宣言通り右側に行って敵を殲滅する。橋だからあんまり人数多いと詰まるしあれだしな。
「ターゲットが出てきた。ただちにクリミア王女を捕らえ、傭兵団を殺せ!!」
デイン軍もこちらに気付き迎撃体制に入った。だがこいつらは経験値源だ。恐るるに足らん。だが何せレベルが高いし、能力値もそこそこある。油断したら死ぬ。
「さてと.....俺もやるべき仕事をするか。」
「こっちは私も手伝うわ。」
「ティアマト副団長いいんですか?」
「ええ、アイクから『エイリス1人では不安だ。ティアマトも行ってくれ』って言われたからね。クリミア一の魔導騎士の力、見せてもらうわ。」
そう言いつつティアマトは敵をばっさばっさ倒していった。いや強すぎやろ。さすがゼトと並ぶ成長するお助けユニット。マニアックじゃ傷薬使いながら削った思い出があるな。
「ティアマト副団長、どいてください!!」
「ええ、分かったわ。」
「至高の光よ.....」
言ってて恥ずかしくなってくる。アトス爺さんはよくこれを使ったな.....ネルガルがアホくさとか言いそう。
「アーリアル!!」
アーリアルが炸裂し、右側の兵の大半が殲滅された。そういえばこの時魔法使えたのセネリオだけか。そう思うと魔法使えたら結構楽だな。
「....想像以上ね。」
ティアマトも驚いている。そりゃあおたくのセネリオさんのウィンドとかに比べたら格が違いますよ。これ一応神器扱いですし。こっちだと.....どれくらいだろう。レクスボルトくらいかな。あれ最上級魔法のひとつだし。
「まぁ今の音で他の兵が気づく可能性がありますけどね.....急いでアイクの方に行きましょう。」
「ええ、分かったわ。」
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「なんだこれは.....」
アイクたちを待ち伏せしていた軍の指揮官、エマコウは驚いていた。いや、正確に言えば侮っていた。一傭兵団ごときが軍に敵うはずがないと....しかしそれは誤算だった。兵士が切り伏せられ、橋の先ではとてつもない衝撃と共に光魔法が放たれていた。どう見てもクリミアの兵士より強い....しかもあの魔法、まさか魔道将軍か。あの、陛下に深手を負わせた.....だがデイン軍規では、逃走は死と同じ。殺されるなら....ここで迎え撃つ。
「し、将軍大変です!!別働隊が奇襲を仕掛けている模様。援軍を要請しています!!」
「無理だ、我々も手一杯だ!」
「はっ!!」
だが私は負けない....私はハルバーディアだ。やつらはまだ下級職に過ぎない。
「あなたが敵将ね。討ち取らせてもらうわ。」
「む。」
馬にのり、斧を持った赤髪の騎馬兵が向かってきた。
「三すくみ的に私の勝ちね。」
「がはっ.....」
間もなくティアマトの勝ちが確定した。
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とりあえずポールアクスとショートスピアと傷薬ゲット出来たからよしとしますか。それにしても想像以上に強いな。
「全員離脱だ!!ミスト達は無事に渡った。繰り返す、全員離脱だ!!」
アイクがそう指示し、皆が離脱を開始した。これはいいことだ。ボーナス経験値を知らないにしろしんがりをアイクがやってくれるのは好都合だ.....まぁ全滅させたけどな。
「よし.....離脱する!!」
毎回思うけどお前誰に向かって離脱するって言ってるんだよ。誰もいない平野に言ってるのか?
「なんとか突破出来たか.....」
「お兄ちゃん!!」
「アイク様。」
「ミスト.....姫もヨファも無事か。怪我はないか?」
「うん、大丈夫だよ。」
傭兵団も全員無事にガリアに到着出来た。
「本当にみなさんのおかげです.....ありがとうございます.....」
「エリンシア姫...」
エリンシアはそう言った。あのね.....杖だけでもいいから振ってくれよ!!そしたらレベル上げとかステにこまらないからさ!!
「安心するのは、まだ早いですよ。別働隊が追いついてこない.....」
セネリオがそう助言をする。いや、ここで追いついてたら逆に俺は困る。この後遅れた原因が分かるからね。まぁ戻るはめになるんだけどさ。
「エリンシア姫、ここで一旦別れよう。」
「ど、どういう意味ですか?」
「俺たちは、仲間を助けに戻る。だからあんたはミストたちといっしょに、このままガリア王宮まで向かってくれ。」
そう、こうなるんだよな。でもこの選択肢は正解。みんな大好きあの子に会えるから。
「お兄ちゃん!?いやよ、わたしものこる!」
天使ミストがそう反論する。そりゃあお兄ちゃんがこんなにイケメンだし強いから離れたくないよな.....
「聞け、ミスト!みんなが生き残るためなんだ!」
そう、そしてみんな大好きなあの子に会いに行く為なんだ!!
「....う.....!」
「親父たちといっしょに、すぐ追いかける!心配するな、俺も親父も.....約束をやぶったことはないだろう?」
「.....う、うん。じゃあ、先にいってる.....」
天使ミストはやっぱり決断出来るんだよなぁ.....いい子いい子してあげたい。が、今やると気持ち悪いだけなので出来ない。
「いい子ね、ミスト。すぐにまた会えるわ。」
「うん。ティアマトさん.....お兄ちゃんたちのこと、お願い。」
「任せて。」
「それに俺もいる。いざとなれば敵の拠点ごと灰にできるから。」
「う、うん.....やり過ぎはよくないよ?」
優しい〜!!さすが天使!!ミストはボーレになんかあげないからな!!(戒め)
一方で
ヨファ「オスカーおにいちゃん.....ボーレ.....死んじゃ.....やだよ?」
ここも毎回思うがボーレもお兄ちゃんつけてあげようよ。なんか可哀想。
オスカー「ヨファ.....」
ボーレ「2人とも、辛気臭ぇ面すんなよ!大丈夫だって、おれがいるんだからよぉ!!」
「あの.....エイリス様。」
「なんですか?姫。」
「あの....姫呼びはやめてもらえませんか....クリミアにいた時のように、エリンシアと呼んではくれないのですか?」
「俺はもうクリミア騎士じゃないもので。立場もおちた。それに今は傭兵団の団員としている。....そういうことですよ。」
「では.....私が許可しますから.....」
「強情ですね.....珍しく。」
ここで許可をするとアイクの特別感が無くなりそうで怖いので、なんとか曲げないと.....辛いけどどうすれば。というかこの強情さをアイクの時に出してくれよ頼むからさ。
「.....では、王女が正式にクリミアを再興し、王になった時にしましょう。それまでは命をかけて戦う日々が続きますから。それでいいですか?」
「.....はい!!」
よし、これで俺が使命を果たす時まで先延ばしにした。これによって蒼炎の軌跡の間でこのトラブルが起きることはないだろう。
「ここにいたのか、エイリス。アイクが探していましたよ。」
「ああ、悪いな、キルロイ。」
「あの.....キルロイ様、これを。」
「これは....リライブの杖じゃないですか!!」
「私のために命を晒しているのですからせめてものお力に....」
それを戦う前にくれよとどれだけのプレイヤーが思ったことか....武器にも使用回数があるから持ってて損することは無い。
「ありがとうございます.....ありがたく使わせてもらいますね。」
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「アイク、要件って何だ?」
「来たか。俺はがむしゃらに進んだが為に道が少しわからなくてな。分かるか?」
「まぁ、分かるよ。」
パンくず落としてきてるから道筋は分かると思う.....これの元ネタわかる人どれくいらいるかな?同じ任天堂ネタだけど。まぁなくても覚えてるけど。
「じゃあ先行すべきだね。分かった。」
「あぁ、任せる。」
エリンシアタグがこの二次創作しかないのか.....
グレイル傭兵団初期メンバー紹介
グレイル(団長)ヒーローズだと愛の祭りで実装
アイクの父親にしてグレイル傭兵団の作った人で団長。団員からの信頼も厚く実力も飛び抜けている。ウルヴァンを使っており、アイクが剣なのになんでだと思う人は蒼炎の軌跡を買ってみようね。因みにグレイルはアイクと漆黒の騎士の剣の師匠です。有名なセリフとして『命令はひとつだ、誰も死ぬな。俺たちは血が繋がっていようがいなかろうが家族だ。家族を悲しませないためにも、生き残るぞ!』がある。メダリオンの秘密も知っており、嫌な過去がある。それは重大なネタバレになるのでプレイして確かめるか、自分で調べてね。
ティアマト(副団長)
元クリミア騎士でガリア王とも親交がある。義理堅い性格でお金よりも大切なものの為に戦うというところがある。傭兵らしくないですけどね。お助けユニット、いわゆるジェイガン枠でありながらゼトと同じくらい成長するため、実用できるお助けユニット。グレイルの事が好き。
セネリオ(参謀)
界隈によっては煽リオとかいう異名もある。アイク以外には基本的に興味なしで冷たい。だが頭がよく、オブラートに包まず現実的で正確な発言をする。セネリオは『印付き』で、見たらわかる通り印がある。印付きはアイクシリーズでも重要な要素で、セネリオの生い立ちはアイクとの支援Bで分かる。アイクとセットでBL扱いもされやすい。
アイク(主人公、ゴリラグズ)
暁でこそ、完全にゴリラと化したが蒼炎の時代はまだ好青年。直情的で難しいことは考えないが、飾らないかっこよさがある。そして自分の知らないことは知ろうとする姿勢があり、煽られてもそれが事実なら受け入れるところもある。ただの堅物とは違う。彼の名言はこの後沢山出てくるのでお楽しみに。プレイヤーによっては魔力が伸びてしまい、マジカルゴリラになった人もいるのではないだろうか.....
オスカー(長男)
元クリミア騎士団。父親が死に、母親が逃げたことで置き去りにされたボーレとヨファを養う為に騎士団を抜け、苦しくなってきた時にグレイルが雇った。バランスよく成長するから扱いやすい。が、へたりやすい。初期メンバーでは貴重な騎馬ユニット。料理が得意という一面もあり、色々ケビン酸にライバル視されているところがある。
ボーレ(愛称豆腐)ヒーローズ未実装
オスカーの弟でヨファの兄。アイクよりも傭兵歴は少し長く、斧を使う。お調子者で、ミストと喧嘩することも多い。オスカーで書いた通り、苦しい生活を強いられていた時にグレイルに救ってもらい恩を感じていて、しかもグレイルは自分のことを家族と呼んでくれたことが嬉しくて家族のために全力で戦っている。ただ、防御が育たないため、豆腐と呼ばれている。そして魔防もあまり伸びないため、麻婆豆腐とよばれることもある。が、とても良い奴なので勘違いしないであげよう。
ヨファ(末っ子、かわいい)ヒーローズではハロウィンで実装
オスカー、ボーレの弟。ミストと仲がいい。年齢も近い。泣き虫だが、強く優しい心を持っている。兄弟愛が強く、母親が迎えに来た時もオスカー達といっしょにいることを選んだくらい。アーチャーとして登場しており、その弓の師匠はシノン。蒼炎の軌跡の時はまだ子供。FEお決まりの短パンショタ。
ミスト(天使)
アイクの妹。全くそう見えないが、顔は母親似で髪は父親似。正の気が凄く強いため、メダリオンを触っても影響がない。優しい少女だが、アイク同様強い心を持っている。特に拠点会話では『陽の光を浴びると、生きているって実感できるんだ』と兄妹揃って同じようなことを言う。蒼炎の軌跡の終盤でもその強いところがいくつも見られる。暁だとミストをちゃんと育てればミストはエタルドを使うことも出来る。
シノン(もうすぐ30歳)ヒーローズ未実装
グレイル傭兵団のアーチャー。腕前が凄くよく、ヨファの師匠でもある。20代後半の割に厨二病だったり、俺様とか口が悪い。が、善行も積んでいたり、作った弓を売って資金を稼いでいたりする。グレイルのことを人一倍尊敬していて、アイクを気に入らないとしている部分がある。成長率は凄いのだが抜けるタイミングや戻るタイミングが微妙で蒼炎の軌跡では不遇かもしれないが、暁では強い。
ガトリー(シノンの舎弟、女好き)ヒーローズ未実装
可愛い女の子大好きマンな重装兵。語尾は『っす』と完全に舎弟。が、ガトリーの存在は大きく、蒼炎の軌跡だと守備がないと厳しい場面があるがガトリーがいればかなり楽になるマップもたくさんあるため、プレイすればガトリーの存在の大きさが分かる。女好きではあるが、女の子にいいところを見せようと頑張る場面もある(惚れる動機は単純だが)。頑張れば恋人出来たのでは.....個人的にはステラとのペアエンドが欲しかった。
キルロイ(魔防王)ヒーローズ未実装
魔(防)王キルロイとあだ名がつくくらいに魔防が高い。ボルトアクス将軍のネタを作り出した原因の1人。病弱で蒼炎の軌跡でも序盤からその様子が見られるのに、ケビン酸やワユに振り回される。序盤ではたった1人の杖使いで、かつ光魔法も後々使う。死にかけのティアマトを治療した事が縁で傭兵団に入り、形が違うとはいえ傭兵になる夢が叶ったらしい。そして傭兵団に入ったことで不自由な両親へ安定した仕送りが出来るようになり誘ってくれたティアマトに感謝しており、グレイルを尊敬している。
何か間違ってたらコメントください!!上記のネタバレを恐れて伏せている部分が知りたい人は、調べるかコメントか感想で言ってください!
大歓迎です。
オリジナルマップ作る?
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作ろう
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原作通りで
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作者に委任します