ゆっくりとですが、徐々に徐々に書き上げていっています。
それにしても、本家あんどぅーサンシャイン先生の、
『私女なんだけどおおおおおお!!!?』、面白いです!
本当にヤンデレとギャグの感じがベストマッチなので!
ぜひ、ぜひ読んでください!
私にとってお姉様以外の人間なんて『お姉様に害を為す害虫』か『お姉様にとって必要たりうる小者』のどちらかであった。だってそうでしょ、お姉様の側には私だけが居ればいい……。
たった一人……血の繋がった血縁者である私が側に居れば……。だから私は、お姉様以外に興味を示さずに居いて、接していた……。今の今までは……。
「柊さん、私の年上だったなんて」
「それを言ったらレナちゃんだって、まさか年下だなんて。私より年上に見えるよ」
私が自分の住んでいる街と殆んど変わらない”現実の様な夢”の街を歩いていると、やはり”夢”だという印象を抱かせる出来事が私に降り掛かってきた。それは『少女が空から降りてきた』というのもので、昔お姉様と日本の名作アニメとされるラ○ュタを見た時にも同じ様な場面がありましたけど……。実際に自分で体験してみての感想は正直不気味でした。
空から舞い降りた少女の名前は『柊結愛』と言い、私の”現実”にも存在している花咲川女子学園の三年生で私の学校は違えど先輩に当たる人のようです。最初は背丈が私よりも少し低いので”後輩”かと思っていましたが、話を聞いて”先輩”と判ったので呼び方は柊先輩と呼ばせて貰っています。
「そんな事は無いですよ……。姉さんが私の服装にアドバイスをしてくるので、私はそれを言われた通りに着ているだけですので……」
「へぇ〜、じゃあ仲は良いのやっぱり?」
あの変態ロリババ女神に私のパンツを明け渡したことで、人生初のパラシュート無しの絶体絶命スカイダイビングを乗り切る事は出来た。乗り切ることは出来たけど……、今度は新たな不安の種と出会ってしまった……。
名前は『今井レナ』、そうアノ
だけど、今までリサに姉妹が居るという話は一切聞いたことは無かったし、今はヤンデレで敵対分子となった幼馴染の友希那からもそんな話は出てこなかった。しかしまぁ、有り得ないことはさっき私が体験しているわけなんだよね……。だからレナちゃん(ちゃん付は何となく)が”お姉様の居ない現実”という言葉にも納得がいく。
助けてくれたお礼にお茶を提案したのだが『羽沢珈琲店』を所望された時は、本当に年上の威厳とかプライドとか全部かなぐり捨てて別の場所にしてもらった。あまり感情が表に出ないタイプなのか、こうしてオシャレピーポー略して”オシャピー”が多い魔女の看板のコーヒーショップで休息を摂っているが……不思議な位に表情が変化しない。本当に一瞬見えたのは私が泣きながら頼んだ時だけだった……、何か物凄い目で見られてたな……。
「そうですね、世間一般の姉妹の中の基準が判りかねますが……そこらの方々よりは仲がよろしいかと」
私は
「そ、そうなんだ……。良いことだね……」
飲もうとして手に取ったアイスコーヒーのグラスが若干の恐怖で震えが止まらない……。
「柊先輩は一人っ子何ですか?」
「うん?私?」
ストローから冷えたアイスコーヒを詰まりそうな喉に流して落ち着こうとすると、レナちゃんから私に質問がやって来た。一口だけ飲んでから少し間を開けて、
「居るよ……何と言うか……
言えるわけがない……。身ぐるみ剥がそうとしたり、持ち物盗もうとする妹だよって……。
「変わった…妹ですか…。言い方に随分と別の意味が込められいそうな気もしますが……」
え、もう?もうバレたの?早くない、流石に早くないですか!
「でも……私の勝手な感想を申し上げますと……、言葉とは裏腹のイメージを感じますね……」
ゆっくりとだが私を真っ直ぐ静かに見つめて呟き、自分のドリンクを飲むレナちゃん。焦った……、正直かなり焦ったけど……。意外とレナちゃん、優しいのかな……と密かに思い始めていた。
「……、先輩少し席を外してもよろしいでしょうか?」
「良いけど……?」
「ありがとう御座います、すぐに戻りますので……」
突如として席を立ち上がり、トイレに行くのかと思ったら何故か鞄を持ってお店を出ていってしまった……。不思議に思ったが、この間に一度電源を落としていた携帯を復活させることにした。
一応の補足だが、あの変態ロリババ女神が私に変えのパンツを渡した時、ついでに出かける時に必要な物も一緒に取っておいて貰ったのだ。おかげで財布や携帯があるから、今日一日はゆっくりと買い物とかも出来るかなって……、
『不在着信 戸山香澄 合計999+』
『不在着信 弦巻こころ 合計999+』
『不在着信 丸山彩 合計999+』
『不在着信 白鷺千聖 合計999+』
『不在着信 松原花音 合計999+』
『不在着信 氷川紗夜 合計999+』
『不在着信 氷川日菜 合計999+』
『不在着信 今井リサ 合計999+』
*
「全部無視!」
いや普通に考えておかしいでしょ!一人一人の連絡先の所で999+って成って赤くなってるの!
しかもLI○Eまで同じ件数……、消そう……。読むの面倒だし、データ容量喰うから消しておこう……。
「って、これは……」
LI○Eのトークを消し終えて、今度はメールの方を消していくさなかで差出人不明のメールが一件だけ来ていた。
「……、この題目。……
『題名
『無事に着陸出来た頃だと思うから、メールするね。
一応このメールはさっき説明したものの、まだ説明しきれて無い所の補足説明みたいなものだから。
ドラゴンと結んだ契約内容は私も聞いてるけど、まずはその『お願い事』についてだよ。
随分と前から願っていた事だから、私としてもこれはわりかし頑張って叶えておきました!
具体的な内容は、『柊結愛はアルビノであり、この世の女神だ』みたいな
『柊結愛はアルビノ、しかし普通のお友達』、だから誘拐されたり、盗撮・盗聴されたり、何か物を取られたり、する心配は無いからね。多分……。
それと、二つ・【ヤンデレ達の様に、狂喜乱舞しながら接する人じゃなく。私に普通に接してくれる人に出会いたい】についてね。
これに関しては……、ごめんね……。この世界の人間じゃ無理があったみたいで……。前に何度かネットで拡散した動画の所為で地球の人工の3分の2が
でね、こっから重要だよ!驚かないでね……、別世界の人を連れてきちゃった……。
だって〜、もうこの世界じゃ無理だったんだもん!私の管轄の世界から、
いや会えるように調節はしておいたんだけどな、まぁ会えていることを願っているよ。
連れてきた子の世界は大丈夫なのかって?それに関しては
最後に、三つ・【この場からの脱出】についてはノーカウントで良いよ。あれはもう捕まらない為の咄嗟の判断だったし、女神様が【結愛ちゃんの生ぱんちゅ】のお代としてさらにおまけしておくね。
まだちょっと温かい……、はぁはぁ……ちゃまらん……。
だからもしも何かもう一度神に何かお願い事をしたければ、その時に使ってね。
連絡は以上だから、今日は
p,s,
一個言い忘れてたけど、紫外線にお肌が弱いのとかのアルビノ特性は無くなってるから。今日はどんな服でも着られるからね』
「全く……、気配を消したつもりなのでしょうが判っていますよ。そこに居るのでしょう……戸山先輩」
私と柊先輩が出会ってからというもの、何かと視線を感じていました。どこかねっとりとした……纏わりつくような憎悪を嫉妬の視線を……。『羽沢珈琲店』を柊先輩に提案した時の動揺のしかたから、此方の世界では何かあるのでは無いかと再三注意を払っていましたが……。
まさか確かめるための実験とはいえ、存外簡単に釣れてくれましたね……。そういう所は、私の現実と一致するようですね……。まぁでも……、今の戸山先輩の姿からは私の知っているお星様好きの戸山さんは感じられませんがね……。
「あれ〜?バレちゃった〜?何で?私すっごい気配を消していたのに〜」
口調は何時ものような明るさですが、本心……心の中はそうとう燻っていることでしょう……。
「ていうか、貴女だれ?」
「……え?」
「今まで結愛先輩の事を調べてきてたけど……、貴女は見たこと無いな。ねぇ、名前何ていうの?」
理性を失っているから私の事を知らないだけなのか…、それとも本当に私の知る”現実”では無いというの…。
「あれ?黙ってるって事は、もう此の世に思い残すことは無いって事で良いのかな?」
今なんて言ったの、『もう此の世に思い残すことは無い』ですって?全く巫山戯たことを……。これだからお姉様の側に居るのは私だ……け……。
この時ばかりは本当に私自身、『死んでしまう』のではないかと悟った。何故なら……、今私の真横の地面には鉄パイプがめり込むように叩きつけられたのだから……。
「結愛先輩はね、私だけの物なんだよ?私だけが結愛先輩の隣に居て、話して、遊んで、勉強を教えてもらって。一杯、一杯キラキラドキドキするんだよ……。だからね……、貴女みたいに抜け駆けする
地面にめり込んだ鉄パイプを引き剥がすと、もう一度戸山先輩は私目掛けて殴りかかって来た。
「やっぱり……、ヤッパリ汚らしい……」
「お姉様の側には相応しいのはやはり私だけのようですね……。まさか……ここまでの愚かな行いをするだなんて……」
「生憎貴女に……私は殺せませんよ……。何せ……愛の重みが違うんですから……」
振り下ろされる鉄パイプに動揺することなく、避けようとしないこの
「じゃあね……
だから思いいっきり鉄パイプを彼女の頭目掛けて振り下ろした。人間の頭をかち割るとすごいって言うけど……、どんな感じかな楽しみ。まだ見ぬ景色と結愛先輩と二人きりに成ることを想像して、心の底からドキドキワクワクした……したのに……。
「全く……自分の身体に合った得物を使うのは常識でしょう……先輩?」
最初の一撃と同じく思いいきり振り下ろした地点には、同じくグレーのアスファルトに蜘蛛の巣のようなヒビしか入っていなかった。そして耳元で囁くようにして私を呼ぶ彼女のを声を聞いたのを最後に……。
「私は殺しはしませんが……、暫くは眠っていてくださいね……。あぁそうだ……
私の意識は消えてしまった……。
「大変遅くなってしまい、すみません…」
変態ロリババ女神のメールを一通り読み終えて、お願い事のカウントが増えたこと、それに『今井レナ』という存在がこの世界の物では無いということに、驚きを覚え頭をフルに回転させていると用事を終えたの
「別に大丈夫だよ?と言うより、電話だったの?」
突然出ていった理由が気に成り、尋ねてみた。するとレナちゃんは淡々と、
「いえ、少し不審な輩が居たので……警察に通報を……」
何食わぬ顔で答えた。ただ私にだって今の発言において、『
「レナちゃん?」
「はい?」
「ううん…、何でも無い」
聞いてみたような気もしたけれど、正直『聞いては行けない』と私の何かが囁くのでそれに従い聞くのを止めた。
がしかし、それとは別にある事を尋ねてみた。これは私にとっては、何も危険もない今にもってこいのことで、しかも【ヤンデレ達の様に、狂喜乱舞しながら接する人じゃなく。私に普通に接してくれる人に出会いたい】を満たしてくれてる彼女となら行ける気がする。
「あのさ、この後って予定あるの?」
「いえ…、取り敢えずはこの辺りを散策しようよとしていただけなので」
「じゃあさ、私と買い物に行かない?」
「戸山さんからの連絡が会ったのはここよね……」
「でも、ここに香澄ちゃんは居ないよ……」
「あ、あの皆さん……。こ、こっちに……」
「どうしたの?ま〜やちゃん」
「こ、これを……」
一人の少女がアル物を見つけ、驚きと恐怖を覚えた表情を浮かべ、肩を震わせて指を指した先には……。
「まさか……戸山さんが……」
気を失っている状態で手足を縛られ、口はガムテープで塞がれ近くのパイプに足から宙吊りにされていた。
「これ結構誰がやったんだろうね〜」
宙吊りにされている少女を見ながら、有る少女は愉快そうに笑い始め。
「結愛がここに居たのは確か……でもこんな所に結愛は一人で来ないはず……」
場所の位置から状況を考え始めると、各々が考えを巡らせていると、
『柊結愛、見知らぬ女子と並んで歩いている』
一番の情報網を持つ弦巻さんから一斉にLI○Eで場所と、結愛と歩く少女の姿の姿が映る写真が送付された。この一枚の写真がこれから巻き起こる《惨劇》の火種に成ることを、まだ誰も知らなかった……。
本当は3話か4話で完結にしようと思っていたのですが…、
案外書いているとあれもこれもとネタが思い浮かんでは消えの繰り返し、
だけど書いていてやっぱり楽しいですね。
ちょっとずつお気に入り登録も増えて来ているのが、励ましですね。
これから各バンドのヤンデレを絡ませていきます、
盛大にブチかますのでお覚悟を。
それではまた次回お会いしましょう。
今回もご閲覧頂きありがとうございました。
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