トラクタービームはトラクター(クルルァ)が光速で突っ込んできたりする技じゃないので初投稿です。
今回はいよいよ御影専農との試合当日というところから。さっそく御影専農にのりこめー^ ^
御影専農が見えてきました、あちらこちらにでっかいアンテナやら何やらがあります。農業系の学校なので、多分農業に使う最新テクノロジーか何かなんでしょう。(間違っても本来はサッカーに使うような技術じゃ)ないです。
では到着したのですぐ試合、とはなりません。最初は控室に通されるので、今の内に今回の作戦について最終確認をしておきましょう。
今回の試合でのフォーメーションは4-4-2、普通ですね。DFには風丸、壁山、土門、影野。MFはホモくん、少林寺、宍戸、マックスです。イナビカリ修練場での特訓を経て宍戸が【グレネードショット】を習得しているため、機会があれば宍戸にもシュートを打ってもらいましょう。
ちなみに宍戸ですが、今のステだと十中八九杉森からゴールを奪うことはできません。属性有利とは言っても素のステータスの差がね……。ですがそれでも熟練度を稼げる&杉森のTPを少しでも多く削れるという利点があるため、それなりにうま味です。
次にFW陣ですが、杉森がメインで使う【シュートポケット】は林属性かつ属性一致、そのため染岡の【ドラゴンクラッシュ】はまず通じません。豪炎寺の【ファイアトルネード】も、属性有利ではありますが、分析されてしまっていることによって威力にマイナス補正が入るため、今のステータスだとギリギリ通らないくらいですね。
ですが、【ドラゴントルネード】ならば話は別です。染岡にずっとシュート練に付き合ってもらっていたことによりステータスが高めになっているため、属性有利なこともあって確実に通ります。これぞガバの功名。
ちなみに肝心のホモくんですが、今回は活躍は控えめにします。そろそろ他のメンバーに経験値を回してあげましょう。
お、外に出ていた円堂が帰ってきました。それではフィールドに向かいましょう。いざ鎌倉!
試合前に、冬海監督が「新必殺技もできなかったのにどうやって勝つのwww」みたいな煽りをかましてきますがスルーだ。名ばかり監督は下がってて、どうぞ。
いつも通り円堂が激励してくるので、それに返事を返しつつ、御影専農の様子を見ておきましょう。……よし、特に変な様子はないですね。そこまで超強化されていたりはしなそうです。
では、試合開始前に恒例のステータス画面を確認して……円堂先輩が【熱血パンチ改】を覚えてくれていますね、イナビカリ修練場で【熱血パンチ】を使っていたからでしょうか。【熱血パンチ】もカンストしているため、ゴールは安心して任せられます。
後は特筆すべき点はありませんね。ホモくんもこの間【サンダーボルト】がリストラされたくらいです、まあどっちにしろ【サンダーボルト】は属性相性がよろしくないのと低威力なのもあって出番はありませんが。
……ちなみに、これは完全に余談になりますが、今回の試合は鬼道、そして鬼瓦刑事が見に来ています。ここまでで鬼瓦刑事と交流を持っていた場合、試合で活躍すれば好感度が上がるのですが……まあ今回はそこまで急いで稼ぐ必要もなさそうなので気にしなくて大丈夫です。
どちらかというと、鬼道に手の内を明かすことになることの方が怖いですね。何かしら切り札になりうる必殺技を覚えている場合は温存しておくことを強く、オススメします。
では、いよいよ試合開始です。まずはこちらのキックオフのため、そのまま染岡と豪炎寺が駆け上がっていきます。ホモくんはその場で待機しましょう。
御影専農は、試合開始直後はほとんど動きません。そのまま攻め込ませたところで豪炎寺を取り囲んでシュートを打てなくする、という手を確定で打ってきます。
かといってそこで染岡にパスを出しても、先程も言った通り【ドラゴンクラッシュ】は通用しません。染岡には【ドラゴントルネード】のためにもTPを温存しておいてほしいため、二人の元に宍戸を向かわせましょう。というわけで頼んだ!
はい、宍戸が【グレネードショット】を発動して……よし、【シュートポケット】が発動されましたね。
【シュートポケット】と【ロケットこぶし】なら前者の方が消費TPが大きいため、出来るだけ【ロケットこぶし】で捌ききれない威力のシュートを打ち続けましょう。TPが尽きればこっちのもんです(ゲス)。
アニメでは一発目の【ドラゴンクラッシュ】が素止めされていましたが、【グレネードショット】は属性不利なこともあって素止めは不可能です。というかそもそもこちらもそれを見越してある程度強化してあるし、素止めされるようなシュートはねーから!
はい、そして止められたボールはそのまま下鶴の元へパスされ……ここで待機していたホモくんが動きます、はいパスカット!
当然相手もそのまま行かせてはくれません。プレイヤーの今までの操作を分析した上で対応してくるため、今までのようにそのままシュートに移行するのは困難です。
……逆を言えば、今までにボールを取ってシュートに駆け上がるMFをやり続けていた場合、それを警戒した動きに縛られるんですね。というわけでそらよっ、【そよかぜステップV2】! んでもってもう一度宍戸にパスだ!
「なにっ!?」
データにないプレイングをされて御影専農冷えてるか~? はい、だからこそのMFらしからぬガンガンいこうぜなプレイングだったわけですね(例の構文)。
宍戸の【グレネードショット】、そして【シュートポケット】での防御。ホモくんはその間にさっさとフィールドの真ん中あたりに戻ります。とはいえ相手も学習するため、ホモくん付近の選手にはパスを出しません。そしてそのままゴール前までボールを持っていき、山岸にボールが渡されます。
が、山岸はノーマルシュートなので円堂なら余裕で素止めが可能です。というわけでキャッチ、よし成功ですね。
ちなみにこの時点でマークがつきまくって迂闊にボールを渡せない状況になってしまっていますが、今のステなら普通に抜くことが可能です。さあ……振り切るぜ!
まずは少林寺にパスが渡り、そこから風丸へ。風丸から豪炎寺に渡り……【ファイアトルネード】!
あー、やっぱり【シュートポケット】で弾かれましたね。運良くクリティカルが出れば抜けますが、流石にそう簡単には出てくれません。確率は敵……(TRPG脳)。
「まだだ! ドラゴンクラッシュ!」
あっ……まあ一発くらいならTPにも余裕あるし、まいっか。杉森は……よし、【シュートポケット】を発動しました! これで奴はあと一回しか打てません。やりますねぇ!
【ファイアトルネード】の時とは違ってキャッチされてしまったので、こちらも即座にマークにつくことで敵の攻撃を防ぎましょう。マークを抜けた花岡にパスが入りますが、そこにホモくんが乱入! おらっ、今度こそ頼んだぜ先輩方!
「任せろ!ドラゴン──」
「────トルネード!」
「シュートポケット────ぐあっ!」
はい、見事先制点です。しかもラストの【シュートポケット】を無駄打ちしてくれたため、後は【ロケットこぶし】のみになりました。しかもボールごとゴールに押し込まれてくれたおかげでGPも削れています。
……御影専農の監督の様子がおかしいですねぇ。彼、実は裏で影山と繋がっているので、今頃戦々恐々としているものと思われます。でも逃げ出さないあたり、まだ捨てられてはないようですが。チッ。
次は御影専農ボールでスタートです。上手ーく指示を飛ばして彼らを妨害しつつ、でもボールがゴール前に渡るようにしましょう。DFとGKの経験値を稼ぎます。うーん、ちょっと今の状態だと【キラースライド】はファウルの恐れがあるか。じゃあそのまま行かせて、円堂先輩お願いします!
「ああ! ……来い!」
今度は下鶴が上がってきていますね。そしてそのままシュートの体勢に入り……よし、予想通り【パトリオットシュート】が来ました!
こちらが点を先に取っていた場合、彼らは全力で攻めてきます。つまり下鶴が間違いなく必殺技を使ってくるというわけです。
そして、あらかじめ来ることが予測できているのであれば、GKも早めに体勢を整えられるというわけです。
「──ゴッドハンド!」
ロケットと見紛うばかりのシュートが黄金の手に衝突し、そして見事円堂がキャッチしてくれました。そしてそのままボールが風丸に──。
……ホイッスルが鳴りましたね。前半終了です。
見事先取点を取ったままリード出来たため、こちらの雰囲気はわりと明るいです。とはいえまだ前半が終わったばかり、後半がどうなるかはわからないと釘を刺しておきます。
後半ですが、データを取られている云々もあるので、その対策という名目で少しメンバーを入れ替えましょう。もちろん本当の目的は経験値です、当たり前だよなぁ? というわけで影野と栗松、それから少林寺と半田を交代させます。
ちなみに、原作視聴済兄貴達はこれだと杉森の改心イベントがなくなるやん? とお思いかもしれませんが、先取点をこちらが取っていた場合、ハーフタイム中に杉森の方から円堂に話しかけてきます。先に点取ったんだからボールを渡さないようにすれば勝ち逃げできるのに何で攻めてきたのかと聞きにくるんですね。
当然、そんなことを言われたら円堂は黙っていません。そんなサッカー楽しくないだろ、この試合で本当のサッカーを思い出させてやる、みたいなことを言い、結果として杉森が少し心を動かされるというわけです。
はい、大体そんな会話してますね。別にホモくんとしては言うべきことなんて何もないので黙ってましょう。彼らの好感度を稼いだところでロスになるだけです。
では、ハーフタイムも終わりになるのでそろそろフィールドに戻りましょう。後半戦のスタートです。
後半戦ですが……はい、休憩したことで杉森のTPが少し回復していますね。あと一発くらいは【シュートポケット】が使えそうなくらいです。
試合はあちらのボールからなので、とにかくパスカットに動きましょう。マックス先輩、そこ頼みます! 【クイックドロウ】を発動して……やっぱり分析されているので避けられますね。なら今度は土門先輩! よし、ファウルなしで【キラースライド】を発動できました。
そのままボールは風丸に、そこからホモくんにパス。はい【そよかぜステップV2】、そのまま駆け上がりましょう。
【ドラゴントルネード】を警戒してか染岡と豪炎寺にマークがついているため、彼らは動けないものとして考えます。というわけで宍戸くんオナシャス! 【グレネードショット】で【シュートポケット】を潰しましょう。
……ふむ、ちょっと杉森の動きが鈍いですね。何かあったんでしょうか?
まあ何かあったんですけどね。
後半戦ですが、なんと御影専農の監督を通して試合を見ていた影山が、雷門の選手を潰すようにと指示を出してきます。人間の屑がこの野郎……。
そして監督もその指示を杉森に伝えるのですが、杉森は「ラフプレーはデータにない」と考え直すように言います。監督は当然聞きません、そして杉森もラフプレーはしない、つまりここで御影専農の戦法に罅が入るのです。
その状態でもゴールを守り切るのは流石というべきでしょう。とはいえ万全の体勢でなかったため、受け止めきれず、ボールを弾く結果になりました。
そしてそのボールの元へホモくんが駆け出──そうとしたところで円堂がボールを取ります。ファッ!?
初見兄貴は何を言っているのかわからないかもしれませんが、はい、見ての通り円堂がボールを取りました。ゴールキーパーの円堂がここまで上がってきています。
ちょちょちょ、円堂先輩どうしてここに!?
「大丈夫だ! 豪炎寺、一緒に行くぞ!」
「何!?」
「シュートだ! 今なら決められる!!」
チョットイッテルイミガワカリマセン……。が、問題はないのでとりあえず見送りましょう。おう打ってこい打ってこい。DF、頼むからゴール前固めといてくれな!
……はい、このように、御影専農の後半戦になるとなぜか円堂が攻撃に参加します。ほんへでは「相手が攻撃してこないなら守っていても意味がない」という理由の元に上がってくるのですが、なぜか今作ではこっちが勝っている状態でも上がってきます。
早い話がイベント進行もどき、確定演出になります。先程のハーフタイムでの会話、「本当のサッカーを教えてやる」という言葉を有言実行しに来たんですね。つまりは【イナズマ一号】の覚醒イベントです。
このシュート、今回のように豪炎寺を呼んだ場合は必ず【イナズマ一号】を習得、発動できます。呼ばなかった場合は円堂が単独でシュートを決めるため、杉森に素止めされてしまいます。円堂の行動次第でこの後の動きを変えるようにしましょう。
ちなみに【イナズマ一号】ですが、はい、風属性です。属性不利なため、育成の状況次第では【シュートポケット】に普通に止められます。今回は大丈夫ですが、ホモくんのワンマンチームとかいう舐めプをしていると切り札が止められるとかいうアホみたいな状況になるので注意しましょう(1敗)。
……ゴールに入りましたね。今後もこの心臓に悪い特攻は頻繁に行われるため、これ以降の試合ではDFにしっかり注意を払うようにしましょう。
「何故お前が攻撃に参加する!?」
「点を取るために決まってるだろ。言っただろ、本当のサッカーを教えてやるって!」
杉森と円堂が会話をしていますが、ここで少し視線をずらしましょう。御影専農の監督が顔に付けている機械越しにも分かるほどに青ざめています。
お、影山に見捨てられましたね。錯乱した様子の監督は機械を投げ捨て、ふらふらとベンチを去っていきました。
こうなると困るのは選手たちです。今まで監督の指示があってのサッカーをしていた彼らは、いきなり見捨てられたことでかなり動揺しています。それもこれも全部影山のせいです、あ~あ。
ですが、そんな中でも杉森だけはすぐに立ち直りました。負けたくない、諦めるなと言って頭部につけていた監督との通信用の機械を投げ捨てた彼に触発され、他の御影専農の面々も次々と機械を外します。
これ以降、彼らの攻撃はデータ頼りではなくなります。点を取るためにガンガン行こうぜなスタイルになるため、DFをしっかり組んでおきましょう。
はいマックス先輩そこです【クイックドロウ】! ホモくんから宍戸に回して、そこから染岡……マークされてんじゃねえか! なら豪炎寺に!
「ファイアトルネード──」
「────させるかぁ!」
ぎゃー! 下鶴がシュートブロックに入りました。そしてボールが反対方向からそれぞれ全力で蹴られたことにより足にダメージが入って二人のGPがゴリッと削れます。更にバランスを崩したことにより高所から転落、大ダメージです……(震え)。
「改!」
「豪炎寺!」
各チームのキャプテンが慌てる中、満身創痍の下鶴が頭でなんとかボールを動かします。なんでその重傷で試合続行しようとすんの……やめて……。
このように、データサッカーを捨てた後に豪炎寺に【ファイアトルネード】を打たせた場合、近くに下鶴がいると捨て身で防ぎにかかります。残GP次第では普通にGPが0になりかねない大事故のため、くれぐれも下鶴の位置と豪炎寺のGPには気を配るようにしましょう(2敗)。
……え、じゃあ何で今回は防がなかったのかって?大丈夫です、これはちゃーんとチャート通りなので。というわけで試合を進めていきましょう。
といっても、下鶴が動かしたボールはそのまま御影専農に取られ、今度は杉森が上がってきます。あのさぁ……。
そしてそのシュートは円堂の【熱血パンチ改】に止められました。弾かれたボールは再び御影専農に渡り、今度は素止め。はい、じゃあこのタイミングで選手を交代させましょう。
「豪炎寺、大丈夫か?」
「悪いな……自力で立つのは、厳しそうだ……」
いや無茶すんなや! とりあえず足を動かさないように……身長的な問題で染岡先輩に背負ってもらえます?
「ああ。ったく、どいつもこいつも無茶しやがって……」
ベンチに移動させて、応急処置だけ済ませましょう。救急車呼んだ方がいいですかね?
「いや、試合が終わるまではここにいる」
「で、でも……!」
「大丈夫だ、本当にまずくなったらちゃんと救急車を呼ぶさ」
そこまで言うのなら仕方ありませんね。でも絶対に動かないでくださいよ、これで悪化して今後の試合に出られないとかなったら洒落にならないんですから!
はい、というわけで豪炎寺はベンチです。FWが一人いなくなってしまったため、ホモくんが久しぶりにFWを務めましょう。空いたMFの枠には少林寺をin!
あちらも下鶴の代わりに控えメンバーを投入し、試合再開です。
下鶴が抜けたことによってあちらは火力が足りなくなるため、よっぽどのことがなければ点を取られることはありません。そこそこ攻めてそれなりに守ればOKです。
豪炎寺が抜けたことで【ファイアトルネード】の心配がなくなったため、染岡のマークはそっくりそのままホモくんに移ってきます。まあ【ドラゴンクラッシュ】よりは【ギアドライブ改】の方が警戒すべき威力だからね、仕方ないね。つっても【シュートポケット】が使えない以上、【ドラゴンクラッシュ】でも普通に点取れるんだけどな!
円堂から少林寺にパスが渡り、そこから半田、そして宍戸へ。【グレネードショット】は【ロケットこぶし】に止められてしまいましたが、これでいよいよ杉森のTPが底を尽きました。
……よし、そろそろ試合も終わりますし、最後にもう一点くらいは取りにいきますか! マークをそのまま振りほどいて弾かれたボールを拾います。【ギアドライブ改】! 当然必殺技なしでは止められず、三点目が入りました。
はい、ゴールとほぼ同時にホイッスルが鳴りました。0-3で雷門の勝利、試合終了です。
では恒例のリザルトです。今回はホモくんの立ち回りもあって、全体にまんべんなく経験値が入っています。その中でも染岡、豪炎寺、そして防御と攻撃の両方をこなした円堂が多めに経験値を獲得していますね。宍戸の方も、入らなかったとはいえ【グレネードショット】を打ちまくったこともあってなかなかに美味しいです。
ホモくんは一点しか取らなかったこともあっていつもより少ないですが、重りの効果もあってレベルアップはしました。帝国戦を見据えて耐久に振っておきましょう、【トラクタービーム】のためにも少し育成方針を変更します。
そして──風丸が【疾風ダッシュ】を習得しました! これでより円滑にボールを運べるようになります、ドリブル技が少ない現状においては大変貴重な戦力ですね。これからは熟練度を稼げるような特訓につっこむようにしましょう。
さて、試合終了ということで、さっさと豪炎寺と下鶴のために救急車を呼びます。ヘイ救急車、足を怪我して歩行が困難な男子中学生二名が御影専農にいるんで早く来てクレメンス!
豪炎寺はとりあえず応急処置はしてあるからいいとして、御影専農の方々、下鶴さんの方は大丈夫なんです? あ、ちゃんと処置してありますね。今救急車呼んだんで、とりあえず足を動かさないようにくれぐれも注意しといてください!
すっかりサッカーの楽しさに目覚めた御影専農のメンバーの微笑ましい光景、そして円堂と杉森に芽生えた友情をバックにひたすら事後処理に走り回るホモくん……うーんこれどっちかっていうと監督の仕事! いつの間にかいなくなってる名ばかり監督、せめてこれくらいはして欲しいんですけどねぇ!! どっちの監督も役立たずとかこれだから汚い大人はさ~。
豪炎寺先輩、とりあえず親御さんに連絡入れといてくださいね。御影専農の方々もそちらで連絡お願いします。えーっと後は……はい半田先輩何ですか!?
「あ、いや、その……なんか、星崎に用事があるって人がいるんだけど」
いや御影専農にホモくんの知り合いなんて……ああ鬼瓦刑事! すみませんちょっと抜けます、くれぐれも豪炎寺先輩から目を離さないように! 救急車到着したら呼んでくださいね!
はーい、なんか手招きされているので鬼瓦刑事の元に向かいます。こんにちは、今日は試合を見てくださってたんですね。
「ああ、良い試合だった。……だがすまない、今日の用事はそこではないんだ。君に忠告をしておきたくてな」
ふむ、忠告とな? というと、影山関係なんでしょうか。
「ああ。君たちの監督の……冬海だったか、奴は影山と繋がっている。先程も影山と連絡を取り合っていた、何か企んでいると見た方がいい」
はー、つっかえ。名ばかり監督とはいえいるだけマシと思ってたけどそういうことだったんですね。頭に来ますよ~。
わかりました、今後は警戒しておきますね。とりあえずヤツが用意したりする物には注意しておきます。
「そうしてくれ。……気を付けろ、下手をすれば40年前と同じ手を打ってくるかもしれん」
40年前……イナズマイレブンの交通事故ですね、確かに奴らならやりそうです。また何か新しく分かったらこちらからも連絡します。
あ、それと、例の資料についてはいつ渡せばいいですかね。今は自宅に置いてあるんですけど、今日この後どこかで落ち合ったりとかできそうです?
「ありがとう。それなら……そうだな、18時に雷雷軒でどうだ?」
雷雷軒って、あそこの店主さんに聞かれても大丈夫なんですか? 巻き込んでしまったりとか……。
「心配はいらん。ああ見えてイナズマイレブンのメンバーだった男だ、ゴールキーパーとしてな」
ほえー、円堂先輩とおんなじポジションだったんですか。なるほど、確かにそれなら聞かれても問題なさそうです。
わかりました、じゃあみんなと解散したら資料持って向かいますね。
では、約束も取り付けたのでみんなの元に戻りましょう。ちょうど救急車が到着したようですね。
円堂と杉森がそれぞれ付き添いとして乗り込み、ホモくん達は後から向かうことになります。というわけで搬送先に向かいましょう。流石にこの大所帯で向かうと迷惑なので、染岡とホモくんが代表で向かうことになりました。
病院に着くと、付き添いだった円堂が出迎えてくれます。オッス円堂先輩、豪炎寺先輩の怪我の様子はどうですか?
「とりあえず、骨折とかはしてないって。ただ、その……」
その?
「ドクターストップがかかって……次の試合は出場できないんだ」
「なぁっ!?」
わー染岡先輩ストップストップ、ここ病院ですよお静かに。
それにしても、そう、ドクターストップですか……次の試合は少し厳しくなりそうですね。
とまあこのように、御影専農戦でこのイベントが起きた場合、豪炎寺が次の試合に出場できなくなります。オォン……。
……と言うとでも思ったか! むしろこれは好都合です、そのためにあのイベントを起こしたとも言えます。
というのも、豪炎寺はその強さからずっと試合に出ずっぱりになるため、経験値をとにかく持っていかれやすいのです。つまり他のキャラを育成したい場合はわりと邪魔になります。豪炎寺をベンチに入れようなんて、雷門イレブンの好感度が一気に下がるので出来るはずもなく……。
ですが、こうしてイベントを利用することで好感度を気にすることなく彼を試合から省くことができます。一試合だけではありますが、試合でもらえる経験値は多いため、かなりのうま味です。
豪炎寺を集中的に育成していると第二部での一時離脱時に泣きを見ることになるため、このイベントは余程のことがない限りは起こしておくことをおススメします。今後の進行のために仲間を犠牲にする人間の屑にして走者の鑑!
では、松葉杖をついた豪炎寺先輩にくれぐれも安静にするようにと伝え、今日は解散です。染岡や円堂と手分けをして他の雷門メンバーに電話をして、豪炎寺のことを伝えておきましょう。
今日はお兄ちゃんの病室には寄りません。家に直帰して資料を持ち、雷雷軒に向かいます。
お、もう鬼瓦刑事が来てますね。じゃあお隣に座って、持ってきた資料を渡しましょう。今日はホモくん達以外にはお客さんがいないため、声をひそめたりする必要はありません。
とりあえず兄さんが持っていた資料はこれで全部です、あんまり目新しい情報はないかもしれないんですけど……。
「いや、十分すぎるくらいだ。俺達のように外から見ただけでは分からないことも多い、帝国のサッカー部だった君の兄が集めた情報というだけでもかなりの価値がある」
そういうもんなんですかね……まあ、少しでもお役に立てたならよかったです。
でもそれ、あくまで状況証拠でしかないですから、やっぱり逮捕は難しいですかね?
「……そうだな。もっと確実な証拠があればいいんだが……忌々しいことに全く尻尾を掴ません」
そう簡単に捕まるようならこんなことにはなってないですしね。ホモくんも引き続き色々調べてみますよ、冬海とか冬海とか冬海とか。
「……あまり無理はするなよ。ただでさえ雷門は勝ち進んでいるんだ、君も目をつけられている可能性は高い」
そんなに気にすることないですって。元々ホモくんの目的はそこにあったわけですし、大丈夫だって安心しろよ~。
雷門のみんなはホモくんがちゃーんと守りますから、鬼瓦刑事は影山の証拠を掴むのに専念してくださいな。
「そういうわけにはいかん。君はまだ子供、守られる側なんだからな」
クゥーン……。
大人なので当然の対応ではありますね、あんまりバリバリ関わろうとしても止められるのでこのあたりで会話を切り上げましょう。
ちなみに今日のラーメンは鬼瓦刑事が奢ってくれるのでお金の心配はいりません。チャーシューメン! とはいえ他人のお金なので、おかわりは自重しておきます。
では、鬼瓦刑事と別れて帰宅したところで今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。
・ホモくん
そういえば円堂大介って円堂先輩の祖父なんですよね。円堂先輩は僕が守らなきゃ……。
影山と因縁のある人物にピンポイントで惚れ込む(尊敬的な意味で)とかすごい偶然である。
・鬼瓦刑事
予想以上に覚悟ガンギマリっぽいんだがこの子大丈夫か? 大人としてちゃんと守らなきゃ……。