まだまだガバは大爆発しないので初投稿です。
鉄壁の守り(笑)を打ち砕くRTA、はーじまーるよー。
今回は試合会場に雷門のユニフォームを着た鬼道が現れた所から。ウッソダロオイ!?(棒読み)
というわけで、響木監督が言っていた「もう一人」というのは鬼道のことでした。
雷門イレブンはみんな驚いた様子ですが、唯一豪炎寺だけは余裕気な笑みを浮かべて柱にもたれかかっています。まあ鬼道に発破かけに行った張本人ですし当然ですね。チームを無駄に不安にさせるくらいなら事前に説明しとけよとか言ってはいけない。
とはいえ、鬼道が現れました、はい解決とはなりません。
前代未聞の事態であるというのもそうですが、何せ彼は他校、それも一回戦で敗退した帝国学園のキャプテンです。観客や千羽山の選手からは露骨にどよめきやブーイングが飛んできます。
ま、結論から言えば問題はないんですが。
「ありました! 大会規定第六十四条第二項、『プレイヤーは試合開始前に転入手続きを完了していれば、大会中でもチーム移籍は可能である』!!」
司会の方からも解説が入りました。観客の方はまだ少し落ち着かない様子ですが、そんなもんを気にかける必要性は皆無なので無視します。なんか舐め腐った発言をかましてる千羽山の連中も無視だ無視! どうせこの後【無限の壁】を破られて戦意喪失するコバエの囀りです、タァイムの前では些事にすらなりません。
というか、大会規定にあるってことは昔にも同じことをした選手がいたんでしょうか。あんまり横行するとそのためだけに転入する輩が大量発生しそうですが……(RTAには関係ないし)まいっか!
では、さっさと鬼道のことを迎え入れましょう。好感度的には問題ないと思いますが、ヤバそうならホモくんの方からフォローを入れるようにします。
「──俺はこのままでは引き下がれない。世宇子には必ずリベンジする!」
そのアツゥイ言葉に、我らが円堂教祖は満面の笑みを浮かべて鬼道を迎え入れます。こういった新規メンバー参入場面では不和を招き入れがちな染岡も、今回ばかりはその執念に胸を打たれた様子。そのため今回は染岡のフォローに回る必要性はありません、有難いですね。一年生達も心強く思っているようです。
原作ではここで宍戸がベンチ通告をされて宍戸が落ち込んだり半田が少し鬼道に反感を抱くシーンがありますが、今RTAではホモくんがMFなせいで頻繁にベンチ行きが発生していることもあり、そのあたりの会話は全カットとなります。これもあってMFを選んだんですよね、こういった細かい短縮の積み重ねこそがRTAの醍醐味ってわけよ。
今のところは鬼道に関することで何かフォローを入れる必要性もなさそうなので、時間も押していることだしさっさと試合準備に入っていきましょう。
今回の試合においては鬼道はかならずMFとして試合に出さなければならない(固定出撃ってやつ)ため、MFを選ぶ際には経験値等も合わせて慎重に──。
「星崎、少しいいか」
What? なんか響木監督と鬼道がこちらに向かってきましたね。何でしょうか。
「この試合、お前にはFWとして出てもらいたい。お前のシュートであれば、無限の壁を破ることも可能かもしれないからな」
…………ファッ!?
えっ、それは……(困惑)。
クォレハ……ここに至るまでの試合でのシュート成功回数が一定を超えていると起きるイベントですね。
タイミングはその時のプレイによって異なりますが、FW以外のポジションでゴールを決めまくっていると、一定確率でこうして「お前FWの方が向いとるんちゃうか」とさりげなくポジション変更を勧められるイベントが発生します。一番発生しやすいのは今回のように千羽山戦前です、先程鬼道が言っていた通り、【無限の壁】を破るための手段を一つでも多く用意しておきたい的な意図なんだと思われます。
なおこのイベント、RTA的にははっきり言ってロスでしかないです。じゃあ何でシュート決めまくってたのかと言えば、それは勿論脅威度稼ぎのためなわけですが……つまりこのイベントは完全に運に任せるしかないというわけですね。今回は負けました、悲しいね。
発生してしまったものは仕方ありません。ここで拒否したり難色を示したりするとロスになるため、大人しく頷いておきます。かしこまり! それにしてもホモくんは何か言われたら了承することが多いね、拒むことを知らない種壺野郎!
「ほ、星崎をFWに?」
「でもそうしたら守りが……」
「いや、良い手かもしれない。音無が持ってきた情報では、千羽山は攻撃力はそこまで高いわけじゃなかった。なら、相手の守りを崩す方に集中するのはありなんじゃないか」
「ああ、守りは俺達に任せろ!」
はい、じゃあ豪炎寺の意見と円堂の言葉でチームの方針もまとまったことですし、編成に移りましょう。
必殺技の編成は【サンダーボルトV2】【そよかぜステップV2】【石巌乱舞】【スターダスト・シャワー】【火雷】《学習》です。今回はデバフの影響が怖いため、重りは外しておきましょう。
え、【炎の風見鶏】? 山属性キャッチ技二つ持ちのGK相手じゃTPの無駄遣いじゃないかいい加減にしろ!
今回は鬼道の提言もあり、フォーメーションが4-3-3となります。そして先程も言った通り、鬼道がMFに固定編成です。
FWはホモくん、豪炎寺、染岡の3トップ、MFは鬼道、マックス、半田、DFは風丸、壁山、土門、影野で行きましょう。【ザ・ウォール】習得以降は決して壁山を外さないように、でないとシュート技の威力がインフレしていく中でシュートブロックができなくなり、結果泣きを見ることになります。
あ、そういえばホモくんの【サンダーストーム】のせいで霞んでいましたが少林寺が【クンフーヘッド】を習得していますね。
新規加入の鬼道はというと、彼の本領はゲームメイクと連携技にあるため、現状雷門で使えるのは【イリュージョンボール】のみとなります。【ツインブースト】や【デスゾーン】、【皇帝ペンギン2号】は鬼道の好感度を上げたり専用イベントをこなさないと使えないためご注意を。
また、今回はホモくんがFWということもあり、後方の様子を伺うことが困難になります。つまり今まで通りの指示出しはほぼ不可能です。
作中トップの司令塔である鬼道がいるにはいるのですが、現時点では鬼道は雷門イレブンの性能についてそこまで把握しているというわけではないため、本領を発揮することは難しい状態です。原作アニメのようにパス等がガタガタというわけではないものの、これは中々に試合上でのマイナスポイントとなってしまいます。
そのため、序盤は出来る限り千羽山にボールを渡さないことを意識しましょう。取られたとしても円堂のところまでボールを運ばせないようにします。千羽山の田主丸が使う【シャインドライブ】は威力は低いものの目くらまし効果を持つため、ホモくんがシュートブロックに気軽に向かえるポジションでなくなった今、油断しているとうっかり点を取られるなんてことになりかねません(3敗)。
……うん、中々の鬼畜作用! それもこれも全部影山ってやつの仕業なんだ。
まあ文句を言っても仕方なし、さっさと試合を始めるとしましょう。
さあ、前半のキックオフ。まずは雷門ボールでのスタートです。
最初は鬼道は抑えめに動くため、戦力としては数えないでおきましょう。マックスが上がってきたため、ホモくんもそのまま上がっていきます。……重りを外しているにも関わらず動きが普段と大して変わらないのは、つまりは
「星崎!」
と思ったらパスが飛んできました。仕方ないのでボールを運んでやりましょう。
わっせ、わっせ。TPが勿体ないため、ここは必殺技は使わずにテクニックのみで突破します。はい染岡先輩!
「おう! ドラゴン──」
「──トルネード!」
よし、ちゃんと【ドラゴントルネード】を発動してくれましたね。
千羽山についての作戦会議の際に連携技を主体とするように発言していた場合、こうして連携必殺技をメインに使ってくれるようになります。勿論その分TPの消費が著しくなるので、試合のペース配分にはくれぐれも注意しましょう。
さて肝心のGKはというと……?
「無限の壁!!」
来ましたね、千羽山の代名詞でもある【無限の壁】です。どうでもいいけど、GKただ腕組んで突っ立ってるだけとかそこにいる意味なくない?
GKの綾野は属性不一致とはいえ、【無限の壁】自体がそもそも【ドラゴントルネード】の火属性に強い山属性です。いくらステータスが結構高いとはいえ、流石に通りませんでした。
「なっ……!」
「これが無限の壁……」
呆けている暇はありません、弾かれたボールを炭野が拾ってしまったため、急いでボールを取りにいきましょう。はーいスライディングっと。
もう一度【ドラゴントルネード】を打ってもらうのもアリと言えばアリですが、この試合で【イナズマブレイク】習得イベントが起きることを考えると豪炎寺のTPはある程度温存しておきたいところ。
でもなぁ~……ここで【火雷】で点取るとと最悪【イナズマブレイク】習得イベントが消える可能性があるという落とし穴があってですね。その場合は世宇子前に「より威力の高いシュートを開発しよう」ってな風に【イナズマブレイク】を習得するサブイベントが発生しはするんですが、これをやるとなると中々にロスになるんですよ……。
まあいいや、とりあえず今はTPに余裕があるのでもう一度染岡にボールを渡しておきましょう。はいどうぞ。
「ならこっちはどうだ、ドラゴンクラッシュ!」
あ。
「何度来ようと無駄ズラ、無限の壁!」
…………ふぅん?
なるほどなるほど、これは……ステ的な問題で【まき割りチョップ】だと【ドラゴンクラッシュ】を防ぎきれない感じだな?
重点的に育成していないとはいえ、染岡は好感度イベントの影響もあってそこそこのステですからね。試走では育成してた時は通って育成しなかった時は通らないって感じで二極化してたのでいいこと知りました。
お、半田がボールを拾って【ローリングキック】を仕掛けにいきましたね。流石にこれは【まき割りチョップ】で防がれました。
今度は……芹沢にボールを取られてしまいました。そろそろMFとDFにも経験値を回したいので適度に邪魔しつつ上がらせてしまいましょう。待て待て~。
今の経過時間は……ん、まだゲーム中で6分くらいか。鬼道が本調子になるにはもう少し時間がかかりますね。
雷門側のフィールドが見えるようになったのでホモくんからもちょいちょい指示を出しましょう。マックス先輩そこ頼んだ!
「任せといて! クイックドロウ!」
「くっ!?」
よしじゃあ戻りましょう。シュート打つかはともかくまたパスが来る可能性はあるので。
って思ったら半田が【ジグザグスパーク】使っとるやんけ! しかも染岡にパスするとか、これは……ホモくんいらない子では……?
「もう一度だ! 行くぞ豪炎寺!」
「ああ!」
「ドラゴン──」
「──トルネード!」
「無限の壁ェ!」
あ、相手が無駄クリ出してら。相手が出す分にはむしろ他での運を吸ってるってことで良い気分になれますね。自チームが出すと〇意湧いちゃうけど……。
弾かれたボールがこっちに来たことだし、ちょっとホモくんも打っておきましょうか。【火雷】だとうっかり入った時が怖いんで、ここは【サンダーボルトV2】で行きましょう。えいっ。
「無限の──なにィ!?」
…………。
入っちゃった♡
ちょっと男子ぃー、この程度のシュートも防げないんじゃ鉄壁の守りの名折れじゃーん。
……じゃねーよ!?
何やってんだザルGK、いくら属性不利かつ進化系つっても低威力シュートやぞ! 初動が早いにしたってテメーには【まき割りチョップ】があんだろうが!
ま、まあこういうこともあります(震え)。
でぇじょうぶだ……我らが雷門は1点差如きに甘んじるチームではありません。二度目は通用しないであろう以上、ちゃんと正面から【無限の壁】を破ろうとしてくれるはずです……。
「いよっしゃあ!」
「よくやった星崎!」
え~ん周りは喜んでるけど走者は喜べないよ~。というかこれで油断して1点返されたら元も子もないよ、ってことでちゃんと釘指しておきましょう。
いやまだ喜ぶには早いです。あくまでホモくんのこれは【無限の壁】が発動される前にたまたま入ったにすぎませんし、相手だってそれを把握してるだろうから二度目はほぼ確実にないと思った方がいいですよ。
まだ試合は始まったばっかりなんですし、ちゃんと【無限の壁】を破る方法を考えないと。(少なくとも【サンダーボルトV2】には正面から破るだけの威力は)ないです。
「星崎の言う通りだ。ここから千羽山の攻撃がどうなるかもわからない。ドラゴントルネードが通用しない以上、雷門は未だ劣勢であると考えるべきだ」
おっ、そうだな。
話も終わったのでさっさとポジションにつきましょう。今度は千羽山ボールでスタートです。
田主丸から根上にボールが渡され、そのまま上がっていき……ここで【スターダスト・シャワー】! 相手は高耐久かつこちらは精神デバフ持ちというのもあって持ちこたえられる可能性も普通にありましたがちゃんと通用しました。
じゃあとりあえずはこのまま運んで……っと、なんか千羽山の三人に囲まれましたね。
「かごめ、かごめ……」
出ました、【かごめかごめ】、千羽山のブロック技です。ボールを持つ選手を三人でぐるりと囲み、そのまま子供の遊びのかごめかごめのように円を描いたまま移動し、その後スライディングで襲い掛かりボールを奪う、というものになります。ちなみに、耐久の他、精神のステが低ければ低いほど発動された後の硬直時間が長くなります。
こんな見た目ですが侮るなかれ、三人での連携技ということもありかなりの高火力。まともに食らえば今のデバフ入ったホモくんの耐久ではひとたまりもないです。
……まともに食らえば、ね。こちとら訓練された走者ですよ、まともに食らうわけなくない? ちゃーんと硬直時間がそれなりに短くなるだけのステータスは確保してありますしね。
おらっ、食らえ、【石巌乱舞】! 【そよかぜステップ】と違ってこれは相手を吹っ飛ばすのがメインですからね、こうやってわざわざ近くに来て周囲を取り囲むなんてカモがネギしょってくるようなもんですよ。
ちゃ~んと足を踏み込んだ衝撃で飛び散った石つぶてが三人を吹き飛ばしてくれましたので、あとはそのままボールを運べばいいだけです。鬼道さんオナシャス!
「ああ。イリュージョンボール!」
よし、ちゃんと抜いてくれましたね。そして試合のタイマーが……よし、10分経過しました! これ以降は鬼道の指示が通りやすくなるので安心して指揮を任せられます。ホモくんは当社比ゆっくりめに上がっていって、染岡と豪炎寺がシュートをするように誘導しましょう。
鬼道が染岡にボールをパスし、またしても【ドラゴントルネード】。当然ですが通りません。
これ、鬼道の思考としては「とりあえず何度か打ってみて、【無限の壁】、ひいては千羽山の守備に隙がないかを探ろう」って感じらしいです。実際、以前にもお話した見慣れ・分析システムもあるのであながち無駄打ちってわけでもないんですよね。やればやるほどAIの精度は上がっていきます。
弾かれたボールはまた千羽山に拾われました。DF陣と円堂にもうちょっと経験値を回したいところですが、どうなりますかね。
「松野、半田、ボールを狙え! 星崎は下がれ、ゴール前だ!」
っとと、そうこう言ってる間に指示が飛んできました。他人の指示で動くのって中々に新鮮っすね。
デバフが入っている以上、少しでも操作ミスの可能性は減らしたいので、こうして指示出しの負担が減るのはRTA的にも有難いです。戦力としてもRTAサポートととしても優秀だなんて……(鬼道)先輩! 好きッス!
それにしても、やっぱり初期の雷門はシュートブロック可能なブロック技が少ないのが難点ですね、(守備の方の負担が)いやーきついっす。早く知力と耐久を規定値クリアして例の必殺技を習得したいところですが……。
「遅すぎるっぺ! ラン・ボール・ラン!」
あ、シュート来ましたね。影野の【コイルターン】は一歩遅かったのか不発に終わりました。
【ラン・ボール・ラン】は取り立てて警戒する必要性はないので、普通に守備しておけばOKです。ここは円堂の経験値のためにもそれっぽくスライディングをして外しておきましょう。
土門も【キラースライド】を使いましたが相手のスピードの方が早かったですね、残念。
「ゴッドハンド改! ……よし、風丸!」
「疾風ダッシュ!」
順調ですね。壁山の出番がないのがちょっとアレですが、この試合展開なら仕方ありません。
それに【ザ・ウォール】の熟練度については部活中のシュート練等でもカバーは可能です。勿論壁山に時間を割くことで他のキャラの好感度を稼ぎにくくなったり壁山の好感度を無駄に稼ぐことにも繋がりますが、シュート練であればホモくんのシュート技の熟練度も上げられるのでマイナス要素は少ないと言えるでしょう。
「半田、今だ!」
「あ、ああ! ジグザグスパーク──うわっ!」
「その程度じゃおらだづは止められないっぺ!」
あ~……指示にワンテンポ遅れて反応したってことは、やっぱり半田→鬼道の好感度はちょっと低めですね。トラブルが起きないだけマシだと思っておきましょう。
ボールを取られてしまったので……ってうわ、田主丸にパスが通りました。ということは……。
「シャインドライブ!」
「通さないッス! ザ・ウォール!」
ヨシ!(現場猫)
運良く壁山が止めてくれました。【シャインドライブ】はわりと通る確率が高いのでナイスブロックです。
そしてここでホイッスルが鳴りました。前半戦終了です。
う~ん……1点リードしているとはいえ、攻めあぐねていることもあり微妙な雰囲気ですね。一応士気が下がっていたりするわけではないですが、こういう空気だと大体半田が鬼道の作戦に反感を示したりするのでそこのカットを何とかしていきたいところです。
「大丈夫だ、まだ使ってない必殺技もある、ガンガン攻めてこうぜ!」
「……そのことなんだが、後半は染岡のワントップにしたい」
はい、ここですかさずホモくんが口を挟みましょう。こうすることで誰かが反感を抱いていてもそのキャラが話すのを妨害することができます。半田が口を開きかけたがそのセリフはキャンセルだ。
はいはい、それなら、後半はまずまだ使ってない【イナズマ落とし】と【イナズマ一号】、あとは【火雷】を試してみたらどうでしょう。それに、もしかしたら新しい必殺技が生まれるなんてこともあるかもしれませんよ?
「それなら、最初の内は豪炎寺さんと星崎も前に出てていいんじゃ……」
「いや、どちらにせよ無限の壁を封じた方が確実性が高いことに変わりはない。出来る限りの対処はしておくべきだ」
「……ちょっと待ってくれ、それなら炎の風見鶏だって使えるんじゃないか?」
や、【炎の風見鶏】はちょっとまず味ですね。
ロングシュートとして打ったらそれこそ【無限の壁】を発動する隙を与えることになりますし、至近距離で打ったとしてもそこまでスピードが速いわけではない以上隙は生まれます。あと属性相性ね。
「それもそうか……」
「……染岡はそれでいいのか?」
「おう、任せとけ!」
半田はまだちょっと不服そうですが、染岡本人が了承していることもありそのまま引き下がりました。よしよし。
ちなみに、染岡のワントップにすることで豪炎寺(と今回はホモくん)を【無限の壁】要因のDFのマークに回すという鬼道の作戦は、【無限の壁】さえ封じれば後は【まき割りチョップ】だけのため、確かに効率的と言えます。
ただし、【無限の壁】担当の牧谷と塩谷は敏捷がそこそこ高いため、ちょっとでもミスるとすぐにゴール前に辿り着いてしまいます。DFなのでゴール前を離れることがないのも作戦が厳しくなる要因の一つですね。ホモくんならデバフが入っていてもマークしきれなくはないですが、それやるとシュートが入る=【イナズマブレイク】習得イベントが潰れるなのでバレない程度に手を抜きましょう。
では後半戦に移ります。必殺技の編成はそのままで大丈夫です。メンバーの方もホモくんのデバフを考慮してこのままでいきます。
……あっ、おにぎり食べ忘れた(ガバ)。まあ今回はそこまで必殺技使ってたわけでもないしヘーキヘーキ。
後半開始です。後半は千羽山ボールでのスタートとなるため、また上がらせる……なんてことはなく。
「壁山、上がれ!」
鬼道の声を聞きつつ、スライディングで即座にボールを取ります。時間は限られていますからね、ちゃんと【イナズマ落とし】と【イナズマ一号】を使った上で【イナズマブレイク】を習得したいならガンガン攻めていく必要性があります。
壁山が到着するまでの間、しっかりとボールをキープしておくように。よし、そろそろ大丈夫ですかね。二人とも頼みました! そしてその隙に塩谷の方にダッシュ……しますが、早いなぁ!?
「イナズマ落とし──!」
「無限の壁! ……ふんっ」
ちなみに【イナズマ落とし】は風属性ですが、属性不一致であること、そして何よりも壁山の筋力のステがそこまで高くないこともあって通りません。というかそもそもの威力がそこまででもないという悲しみ。
弾かれたボールはマックスが拾ってくれましたね、ではもう一度【ドラゴントルネード】か【イナズマ落としを】──。
……ってギャッ、既に円堂が上がってきています。だから先に合図をしろって何度も言ってるじゃん!(言ってない)
しゃーないのでこのまま【イナズマ一号】を打ってもらいましょう。実質早期ノルマ達成みたいなもんです。
「マックス、上だ! 豪炎寺、壁山、もう一度ぉ!」
「なに!?」
「えっ……わ、わかった!」
えっ。
こ、これは……【イナズマ落とし】の体勢に入り、かつ円堂が後ろから壁山の方にジャンプして……。
「イナズマ一号落としィ!」
「──無限の壁!」
な、なんと、以前潰した【イナズマ一号落とし】習得イベントがここで回収されました。そして弾かれました。
「おおっと、雷門の新必殺技、惜しくも無限の壁突破ならず!」
これも威力はそこそこでしかないからね、仕方ないね。というかここで回収するとは思ってもみませんでした。どうせ今後使うことはないので気にすることはありません、RTA的には予定よりも多く壁山の経験値が稼げそうなのでむしろうま味かもしれませんね。
とか言ってる間にまたボール千羽山に取られてるじゃん! やめてくれよ、今壁山も円堂も上がってきちゃってるんだぞ!
あ、鬼道がスライディングでボール取ってくれました、せふせふ。じゃあそろそろ【火雷】いきますかね。
「松野は4番、豪炎寺は5番だ! 染岡、星崎、行け!」
「おう!」
【火雷】! どうだ、どうだ、結構至近距離で発動したし特攻もあって通ったりとか……あちゃー、弾かれました。やっぱデバフが痛いですね……しかもまた千羽山にボール拾われてるゥー↑
ところで、そろそろ【イナズマブレイク】の習得とか……ない? あ、円堂が一旦ゴール前に戻っちゃってるので厳しそうですね……。
仕方ないのでスライディング。避けられましたね、残念残念(棒読み)。マックスが【クイックドロウ】を使いましたがかわされ……あ、土門の【キラースライド】が今度は成功しました。そういえばこの人地味に試合での成功率低いんですよね。いや成功されてもファウル率高いから微妙なところなんですが。
そしてボールを受け取った半田が上がってきて……あ、円堂が上がってきてる! よっしゃktkr!
「円堂!? イナズマ一号落としはもう──」
「鬼道ー! いくぞ!」
「……ッああ! 半田!」
半田が一瞬悩みつつも鬼道にパスを出しました。というわけでホモくんは万が一にも妨害されないように【かごめかごめ】要員である山根をマークします。
そして鬼道が蹴り上げたボールに雷が落ちてとんでもないオーラを纏い、円堂、豪炎寺、鬼道の三人が跳び上がり────。
「────イナズマブレイク!」
というわけで、見事【イナズマブレイク】発動です! 果たして結果は……?
「無限の壁! ──うああああっ!?」
あの岩壁に亀裂が走り、そして無に帰りました。というわけで、見事【無限の壁】の突破を達成! これで0-2、また一歩リードです!
「そ、そんな……」
「やったな豪炎寺、鬼道!」
「ああ!」
ああ~! 好感度が上がる音ォ~!!(なおホモくんは関係ないものとする)
【イナズマブレイク】は第一部中に覚える必殺技の中では特に威力が高く、また主動の鬼道が風属性で属性一致なことでかなり有能な技となります。今後もお世話になることでしょう──えっ何これは──失礼しました、何でもありません。試合に集中しましょう。
さて、後半もあと少し。この調子ならまず逆転されることはないので焦らず行きましょう。取れたらもう一点取るくらいで大丈夫です。
もう一度【イナズマブレイク】を決めてもらうのもいいですが、どうせならもう少しホモくんの経験値と脅威度を稼いでおきたいところ。というわけで、もう一度【火雷】にチャレンジしておきましょうか。
はい、また千羽山ボールでスタートです。ホモくんは【火雷】に備えて深追いはしないでおきます。
「土門、11番をマークだ! 壁山はゴール前に待機!」
お、ラッキー。【シャインドライブ】を使う田主丸がマークされました、これでもう点を取られる可能性はないと見ていいでしょう。やっぱ鬼道の有能さは有難いっすね。
「うおおおおおお! ザ・ウォールッス!」
【ザ・ウォール】のお陰でボールがこちらのものになりました。拾ってくれた風丸がまた【疾風ダッシュ】でボールを運んできて、そこから鬼道にパス。そしてそのまま染岡にボールを渡します。
ホモくんもスタンバイばっちりです。染岡先輩!
「今度こそ決めてやろうぜ!」
フラグやめて(切実)。
お祈りタイムです、さあ行くぞ、【火雷】! ……よし、今度は何とか通りました! 0-3、そしてここでホイッスル、雷門中の勝利です!!
では恒例のリザルトタイムといきましょう。
今回はほぼ皆に平等に結構な経験値が入っていますね。特に豪炎寺と染岡と円堂と壁山がえらいことになってます。影野だけはちょっとアレですが、こればかりは仕方ないです。
対するホモくんはというと……う~ん、しょっぱい。いや他の面子に比べれば2点入れたこともあってかなり貰えているんですが、やっぱり重りを外していたのが痛いですね。レベルが上がりはしたものの、新しい必殺技を覚えたわけでもなし、微妙なところです。
必殺技といえば、豪炎寺の必殺技枠がカツカツになりましたね。それどころか円堂は既にあふれてます。
システム上、プレイヤーの方で何も弄らなかった場合、NPCの必殺技はカンストした必殺技か威力が低い必殺技から自動で外されていくんですが……それすると【熱血パンチ改】が外されてしまうんですよね。
あれ、威力の低さはともかく出の早さで言えばピカイチなので、普段は出してほしくないにしても万が一に備えて編成に加えておきたいものです。というわけでここは新しく習得した【イナズマ一号落とし】を外してしまいましょう。円堂と壁山が二人とも上がったらゴール前が大惨事になっちゃうからね、チカタナイネ。
あ、ポインヨは半分を知力に、残りを器用と精神に入れておきましょう。次のレベルアップで多分知力が規定値に達するので、そうしたら他にステを回せるようになりますね。改めて見ると知力の数値やば……ていうか全体的にこれ第一部のステじゃないよ。RTAとは(哲学)。
いやちゃんとRTAですよ。こうしとけば第二部で大幅に短縮できるんですからちゃんとRTAです。
つか第一部に短縮ポイントがほとんどないのが悪いよこれは~……。
さてと、リザルト画面を閉じて……雷門イレブンの皆が歓喜に沸き立っていますね。観客も上々の盛り上がりです。試合前からの鮮やかな手のひら返し、俺でなきゃ見逃しちゃうね。
千羽山の選手と話すことも特にないので、そのまま雷門の皆を眺めているとしましょう。心配要素の半田は……。
「そ、その、鬼道」
「どうした」
「あの……ゴメン! 俺、途中までお前に嫌な思い感じたりしてて……それで判断が遅れたから、謝りたくて」
「構わない、いきなり俺が雷門に入ったことに驚くのは当然だ。ついこの間まで敵同士だったんだからな」
「鬼道……」
「……最後のパス、いいキレだった」
「──ああ、ありがとう!」
なんか青春してる(小並感)。つか鬼道大分柔らかい……柔らかくない? いやでもアニメでも握手したりしてたしそんなもんか。
じゃ、後は帰って解散するだけですし、巻きでいきましょう。特に触れるものもn……ない……ないし…………。
…………嘘つきました。ごめんなさい。
そうですね、ちゃんと現実に向き合わないといけませんね。というわけで右枠、先程のホモくんの試合後半でのステ(スクショ)をご覧ください。
……ねえ、何でコイツ【イナズマブレイク】直後から精神デバフ悪化してんの?
というわけで今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。
・星崎
前話で「逃げ出した」と認識していた星崎の前に、世宇子のあれそれを受けて尚立ち上がり、立ち向かおうとする鬼道が現れました。そして彼は見事無限の壁を円堂達と共に破り、その決意が本物であると示したのです。
さて、それを見た星崎はどういう精神状態になるでしょう?(ヒント:自己嫌悪)
円堂カウンセリングどこ……ここ?
・鬼道
1のゲームとかやぶのてんや版だとめちゃくちゃキツいのにアニメだと大変優しいお方。それにしても柔らかめなのは星崎(お兄ちゃんの方)効果もあるのかもしれない。
タイミングの悪い男。何度でも言うが鬼道には一切非がない。
・食べ忘れたおにぎり
ゲームシステム的に賞味期限・消費期限は存在しないため、このまま持ち物に加えておけばいざという時に食べることもできる。
……超次元世界では食べ物も超次元なんだろうか。