イナズマイレブンRTA 雷門ルート   作:nrnr

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 パソコンが何とか復活したので初投稿です。
 そろそろ買い換え時ですかね……ファンエラーは流石に……。
 


パート25 マジン・ザ・ハンド特訓~アフロディ襲来

 

 いよいよ第一部の集大成とも言える究極奥義に挑むRTA、はーじまーるよー。

 

 

 

 今回は木戸川清修を撃破し、ついに決勝進出を決めたところから。

 世宇子との対戦……もとい影山との再戦が迫って参りました。と言っても、今のホモくんならそこまで復讐に熱を上げるようなことはありませんが。多分。

 

 

 ではいつも通りに登校……したいところですが、今日はいつもより遅めに出発するようにしましょう。

 普通に登校してうっかり円堂に遭遇すると、明らかにやつれた様子の円堂に関するあれそれでイベントが発生してロスになってしまうので(4敗)。円堂の様子については放課後の練習の時にも確認できるため、ここは確実に短縮していきましょう。

 

 この円堂のイベントについてですが……木戸川清修にて【ゴッドハンド】、あるいは【ダブルゴッドハンド】等、試合中に発動した中で最高威力の単独キャッチ技が破られたままの場合、確定イベントで円堂に軽度の精神デバフが入り、いわゆるスランプになってしまいます。挙句の果てには悪夢を見て寝不足気味になる始末。だから【ダブルゴッドハンド】を使うように誘導してたっていうのにクリティカル出しやがってあの三兄弟……。

 ま、まあ起きてしまったことは仕方ありません。どうせ破られなかった場合でも「このままじゃいけない」的な感じでスランプ気味になるイベントが発生するため、タァイム的にはほぼ変わらないのでご安心を。この後の練習で少しデバフの影響が出るくらいですし、それはこちらのプレイで十分カバーできます。

 

 よし、ギリギリとはいかないまでも遅めに登校したため、ネームドキャラとは会いませんでしたね。ではそのまま教室へと向かいましょう。放課後までは倍速します。

 

 

 放課後です。早速部室へ向かいましょう。

 先輩方こんにちは……ウワッ、何ですこのどんよりした空気!?

 

「あ、ああ……よお星崎……」

「……朝からこの調子でな。トライアングルZ相手に守りきれなかったことが相当応えたらしい」

 

 ああ~……。ましてや次の相手は世宇子中、あの帝国の皆さんを一方的に負かした連中ですからね……。

 

「鬼道、お前はどう思う。世宇子の実力を実際に見たのはお前だけだろう」

「俺も最後の方にしか駆け付けられなかったが……世宇子のシュートはトライアングルZよりも遥かに強力だ。実際に見れなかった部分を踏まえれば……」

「……厳しいか」

 

 手厳しすぎィ! ほら事実なこともあって円堂がますます落ち込んじゃったじゃないですか!

 とは言え、確かに現状では世宇子相手に太刀打ちできるかと言われると中々に厳しいです。ステータスは推奨レベルを越えていますが、やっぱり有力な選手とそうでない選手の差がね……(無慈悲)。そこにプラスでゴールを守りにくいとあったら勝ち目は薄いってなもんです。

 

 一応、【ゴッドハンドクラッシュ】や【トリプルディフェンス】でなら守り切れる可能性もありますが……。

 

「トリプルディフェンスを使うとなれば、壁山と風丸が常に円堂の傍にいなければならなくなる。厳しい試合になるのが間違いない以上、それは不可能だと思うべきだ。ましてや星崎、お前は攻撃の要だ。お前が参加するゴッドハンドクラッシュだったか、あれを使うのは更に厳しいだろうな」

 

 とまあ、こういうわけです。悲しいね。

 じゃあどうするのかっていうと……おっ目の前に見覚えのある、というか円堂大介さんの特訓ノートらしきもの(※ホモくんには読めない字であるため)があんじゃ~ん? というわけで。

 

 すいませへぇぇ~ん……その特訓ノートの中により強力なキーパー技の情報とか、ないんですか?

 

「ああ、えっと……」

 

 本来であれば遅れてやってくる一之瀬と土門によってこの展開になりますが、そんなのを待っていれば当然ロスになるため、ホモくんの方で口を出してしまいましょう。

 

「……ここだ。ゴッドハンドよりスゴいキーパー技、名付けてマジン・ザ・ハンド」

 

 相変わらず何が書いてあるのかさっぱり! かろうじて人の姿や手とボール、それから衝撃波的なイラストが描いてあることがわかるくらいです。

 当然こんなものホモくんには読めないため、解読は円堂に丸投げする形となります。

 

「ここポイント、って書いてあるんだ」

 

 そう言って円堂が指差したのは、人間らしきイラストの……一ヶ所に赤い〇が描かれている部分です。かろうじてホモくんでも識別可能な箇所の一つですね。

 

 胴体部分の左上にあるのは左胸……ってことは、心臓のあたりとか?

 

「他には書いてないのか?」

「……いや、書いてない」

「心臓がポイント……どういう意味だ……?」

 

 う~ん、進展があったんだかないんだか、という感じですね。このままだと練習時間にも突入してしまいます。

 心臓がどうこうというだけの情報では、流石にマジン・ザ・ハンドの極意に辿り着くことはできません。このままうだうだと悩んでも時間の無駄です。かといって、だから一旦置いておこうというのは円堂のメンタル的にかなり難しいです。

 ……というわけで、またしてもショートカット発動!

 

 円堂先輩、ここは響木監督に話を聞くのはどうです? 伝説のイナズマイレブンに所属して、かつGKだったんだから、何かしらは知ってるんじゃないですか?

 

「あ、そうか!」

「なるほど、一理あるな」

「とはいえ、そろそろ練習が始まる時間だ。……そうだな、ここは一旦染岡と風丸に任せることにするか。俺は二人にそのことを伝えてくる、三人は先に響木監督に聞きに行ってくれ」

「ああ!」

 

 進展があったことで多少は円堂の表情が明るくなりましたね。よしよし。

 練習開始前ということで響木監督は既にグラウンドにいるため、早速話しかけにいきましょう。

 

「響木監督ー!」

「ん? おお、どうした」

「聞きたいことがあるんだ。マジン・ザ・ハンドについて何か知ってたりとか……」

「……そうか、いよいよ挑戦するのか」

 

 おっ、ということは……新情報クルー?

 

「いや、俺はマスターできなかった。大介さんの言っていた極意も、どうしてもわからなくてな」

 

 できなかったんかーい。しかも情報すらないんかーい。

 思わずズッコケてしまいました。流石に何の情報も得られないのは徒労もいいところです。

 

 ……というのは建前で、元々ここで響木監督に聞いたところで何も情報が得られないのは試走で確認済みです。当たり前だよなぁ?

 ならどうして聞きにきたのかと言うと、今後ランダムイベントでわざわざ響木監督の所を訪ねたりする羽目になる可能性を潰すためです。あとこうして少しでもやれることを地道にやっていけば円堂のメンタルも多少はマシになります。誤差みたいなものではありますが、状況次第ではデバフの完全解除も可能ですのでやっておいて損はないと思います。

 

「だが、お前ならできるかもしれんな。頑張れよ」

「おう!」

 

 ほらね、ちょっと円堂が元気になりました。ここまで来れば精神デバフは解除され、少し考え込んでるかな~くらいになります。ホモくん以外はデバフが入ってると取得経験値が減るというデメリットもありますし、だから早めに響木監督に聞きに来る必要があったんですね。

 

 

 では、今日できる情報収集も終わったことですし、そろそろ練習に合流しましょう。とにもかくにも、基礎能力を上げなければ強い必殺技を習得したところで通用するものもしなくなってしまいます。

 

「左胸……心臓……どういう意味なんだ……?」

 

 やっぱり円堂は【マジン・ザ・ハンド】のことが頭を離れない様子ですが、今日のところは練習に支障はありません。本人の意思を汲んで、円堂のGKとしての能力を高めやすい練習メニューを組むくらいで大丈夫です。

 ホモくんの方は、とりあえず【ギアドライブ改】ではなく【真ギアドライブ】の方を編成に組み込んでおきます。単純なシュート練でないならこっちの方が経験値が増えるので。【ギアドライブ改】のカンストは放課後のシュート練習にて行うようにしましょう。そういえばデバフが解除されたから染岡を誘えますね。

 

 練習風景はまた変わり映えしないので倍速して……終わりました。

 今日は鉄塔広場での特訓の日ですが、今日は木野と一之瀬が様子を見に来るイベントが発生するため避けておきます。病院へ兄のお見舞いに向かうのも、同じく父のお見舞いに来た夏未とエンカウントする可能性が微レ存なので回避。

 つまり久々に染岡とのシュート練習ですね。染岡先輩、放課後一緒に練習どうですか?

 

「ああ、いいぜ! ついでにお前が無茶しすぎねえかも見といてやらないとな」

 

 まるで人が無茶してるかのような言い方はヤメロォ!(建前) ヤメロォ!(本音)

 ホモくんにそのつもりは皆無だったんですよぉ!

 

「なら余計に見とかねえとだろうが。ほら、行くなら行くぞ」

 

 ぴえんぴえん。やっぱり第一部中はGP残量を多めにしないとダメみたいですね……。ここまでで経験値を稼げていたので今走では問題ありませんが、もし他に走る方がいたら参考にしていただければと思います。

 回避するには……一番楽なのは染岡との好感度イベントをそもそも発生させず、一人でシュート練する感じですかね。ただ、引いた経歴次第では染岡のレベリングをすることで第二部における短縮が可能になることもあるため、そこらへんとの相談が必須になりますね。

 確実なのは、染岡を誘う日はGP残量を多めにし、一人でやる日をまた別に設けてその日は容赦なく減らす、とかでしょうか。それはそれで経験値や熟練度の調整が面倒なので試走回数が増えそう(小並感)。

 

 

 とか言ってる間に着きました、河川敷です。やることはシュート練習なのでいつもと変わりありません。

 そろそろ【サンダーボルトV2】もカンストする頃なので、それに加えて【サンダーボルトV3】【ギアドライブ改】【真ギアドライブ】、あとは時々打つ【火雷】を編成に入れましょう。残りの一枠は当然《学習》です。はい倍速。

 

 それぞれの必殺技を、熟練度やTPの様子を見つつ打っていき……ついに【サンダーボルトV2】がカンストしましたね。これにてオサラバです。

 本来であれば、世宇子戦では【サンダーボルトV3】ではなく【サンダーボルトV2】を編成して少しでもTPの減少値を抑え、何とかして【サンダーストーム】を打つ予定だったのですが、この間のファンクラブイベントでスタミナフレーバーを入手したのでその必要性がなくなりました。

 世宇子戦はマジでTPの減りがエグイので、試合までにTP回復アイテムが無かったり精神ステが貧弱だったりするのであれば、多少威力が落ちたとしてもカンスト済の必殺技を使うようにしましょう。でないとガス欠でお察しの状況になります(7敗)。

 

 

 後は残りの三つをひたすらに打っていきます。染岡の監視もあるため、GPが半分ほどに削れたところを撤退ラインとしましょう。

 ……削れましたね。【ギアドライブ改】の方のカンストは進化直後なこともありまだまだ先なので気にしなくても大丈夫です。では解散……。

 

「あー……それもいいんだが、もう少し時間あるか?」

 

 おや、これは……来たか、来たな!

 

「こんなタイミングで言うのもなんだけどよ……今まで、色々とありがとな」

 

 ? ホモくん何かお礼言われるようなことしましたっけ……。

 

「当たり前だろ。俺達が腐ってる間も円堂を支えてくれたこと、俺が豪炎寺達を相手に頑固になっちまってたのを冷静にさせてくれたこと、お前が忘れても俺が忘れるもんかよ」

 

 アッハイ。

 

「この間のお前の事情なんかも聞いて、改めて口にしとこうと思ったんだよ。今まで支えてくれてたことへの礼と、これからは俺もお前を支えてく、んで俺達でチームを支えてくってことをな」

 

 染岡先輩……。

 

「決勝の相手……世宇子だったか、とんでもなく強いんだろ。でも俺達雷門なら絶対に勝てる、勝ってやる! だからそのためにも……俺の魂の一部、お前に預けるぜ、星崎!」

 

 ……はい! 絶対に勝ちましょうね、染岡先輩。ホモくん達の力で、雷門の皆の力で!

 

「おう!」

 

 いえーいグータッチです。ああ~好感度が上がっていくんじゃ~。

 

 以上、これにて染岡の最初の好感度イベントが終了となります。正直因縁とかデバフとか諸々の影響もあって第二部にも差し掛かるんじゃないかとヒヤヒヤしていましたが、駆け込みで終了して何よりです。

 そして御覧の通り、好感度イベントを完了させたことで染岡の代名詞である【ドラゴンクラッシュ】を習得しました! 【ドラゴンクラッシュ】は第一部~第二部中盤においてはそこそこの威力を誇る単独シュート技なため、林属性を引いたり何かしらの連携必殺技で必要とするなら覚えておいて損はないと思います。

 

 ……ま、今チャートにおいては完全にオマケみたいなものなんですけどね。

 林属性を引いていたり、円堂の好感度イベントをこなす必要性がないのであれば、早めに好感度イベントを終了させて【ドラゴンクラッシュ】を進化させ、風属性のキャッチ技相手にも張り合えるようにするという手がありましたが、そこまでする必要性があるかと言われると中々微妙なところだったりするというか……【ドラゴンクラッシュ】は【ゴッドハンド】と違い、二人習得者がいるからといって連携必殺技が習得できたりするわけでもありませんし。

 仮に林属性FW・MFの育成で必殺技の引きがドブだったとしても、帝国戦のタイミングで【分身ペンギン】の秘伝書を入手していればカバーが可能ですからね。う~んこの……道中のステータス上昇は有難いけどクリア報酬がしょっぱい感じ……。

 

 あっ、そうだ(唐突)。結局【分身ペンギン】の秘伝書は使わなくていいのかと思っている視聴者兄貴もいるかと思いますが、あれはあくまで保険としての入手だったため、多分今走では使わなくて大丈夫になったものと思われます。

 というのも、あれは元々強力な単独シュート技を習得できず、相手の攻略の際に火力が足りない場合……もとい脅威度稼ぎが厳しい場合のための保険だったのです。ここまでである程度強力なシュート技を習得できていなければ【分身ペンギン】の秘伝書を使うことでそこをカバーする必要がありましたが、【サンダーストーム】とかいう完全に予想外の必殺技を習得したおかげでその必要性がなくなってしまいました。

 逆を言えば、ホモくんのように誰かしら入院している身内がいる+FWかMFの育成で強力なシュート技がない状態であれば【分身ペンギン】の秘伝書はほぼ必須です。余程の事がない限りは確率によるガバを避けるためにも回収しておくことを強く、お勧めします。

 

 はい、説明してる間に染岡とも解散しましたし、さっさと帰って休みましょう。

 おやすみなさい。

 

 

 

 おはようございます。今日からしばらくは決勝戦に向けての特訓です。

 決勝戦まではわりと日があるため、足りないステータスや今後の短縮の仕込みのやり忘れがあるのであればここで最後の追い込みをしておきましょう。ホモくんはレベリングのお陰でステータスは十分足りているため、筋力と精神を伸ばして確実に脅威度を稼げるようにしておきます。

 

 そしてこの期間の最も重要なこと、今後の練習で気を付ける点が四つあります。

 

 まずは一つ目、円堂とのタイヤ特訓に関しては、誰か他のキャラが登場するイベントが発生する日は絶対に避けることです。貴重な練習時間が削れるし余計な好感度を稼ぐ羽目になるしで良いことなしです。

 二つ目、可能な限り夏未との会話を避けましょう。昨日の夜あたりに夏未がついに影山のあれそれについて鬼瓦刑事から知らされてしまったため、最悪影山関係者であるホモくんに飛び火してくる可能性があります。そんなことになったらまた余計に説明したりすることになってタァイムがお亡くなりになっちゃ^~う↑

 三つ目は、絶対に雷雷軒には寄らないこと。まあこれについてはRTAである以上確定イベントだったり短縮に必要だったりしない限りはまずやらないでしょうが、例えば響木監督の好感度目当てに雷雷軒にうっかり顔を出して影山とエンカウントしてしまった暁には……(1敗)。

 

 そして四つ目は……円堂が今日から【マジン・ザ・ハンド】関係で迷走し出すため、それを防がなければならないという点です。

 まだ円堂は左胸のあたりがポイントということしかわからないため、左胸を鍛えればいいのかと左胸にボールを受け続けたり、それがダメなら肺なのかと水に顔をつけて肺をいじめだしたりと、もうそれサッカー関係あるんか?という方向に走り出します。

 当然、これらの特訓は見当違いであり、せっかく経験値を稼げるはずの時間が無駄になる一方です。そのため、最初の段階でちゃーんと軌道修正をしておく必要があります。

 

 

 というわけで、倍速して練習のお時間です。今日はイナビカリ修練場なのですが……はい、早速円堂がガトリングマシンから発射されるボールを左胸で受けたり吹っ飛ばされたりと意味不明な特訓をしています。このまま放っておくと半田が話しかけ、そこから更に迷走するというイベントが発生するため、最初の方でさっさと話しかけてしまいましょう。

 ……この際、ゴール前から移動するのを忘れずに。そのままの場所で話していると、ガトリングマシンから次弾が飛んできて余計なダメージを受ける羽目になります。

 

 円堂先輩、だいぶ迷走してんじゃんアゼルバイジャン。やっぱ【マジン・ザ・ハンド】のことが気になるんすねぇ。

 

「ああ……ココがポイント、って書いてあったから、左胸を鍛えればいいんじゃないかって思ってさ」

 

 う~ん、それはそうかもしれませんけど、ただがむしゃらにいじめればいいってもんじゃないとホモくんは思いますよ。

 

「……そうか?」

 

 そうだよ(断言)。そうでなくとも、基本をおろそかにしていたら習得できる必殺技も習得できなくなります。急がば回れとも言いますしね。

 あと、ハンドって付いてるくらいだし、例えば【ゴッドハンド】からも何か得られるかもしれません。こう……【ゴッドハンド】で出してるエネルギーを左胸、心臓のあたりに集中させる、とか。

 

「エネルギーを、心臓に……?」

 

 ここで【マジン・ザ・ハンド】の理論をさらっと提示するのは簡単ですが、説明したからといって理解できるかと言われるとまず不可能です。そもそもの理論が漠然としすぎてるからね、仕方ないね。

 何とかして円堂大介の試合映像を調達して参考にするということも出来なくはないのですが、そのためには理事長や鬼瓦刑事の好感度が一定値必要になる他、それに時間を取られてロスになり、しかもそのロスに見合うだけのリターンがあるかと言われるとはっきり無いと言い切れるくらいの成果です。なのでこれについてはやらないのが得策かと思われます。

 

 もうぶっちゃけここら辺に関してはホモくん側でどれだけ働きかけようと習得が早まることはないので、それを踏まえた上でチャートを組みましょう。円堂家での会話とかアフロディとの勝負とかがあれば十分フラグは立つので、わざわざホモくん側から動く必要性とか皆無ですし。

 ここでやるべきは、適度に助言をしつつ円堂の練習へのモチベーションを保つことです。何かしらためになりそうな助言をした上で通常の練習の重要さを説けば、まず間違いなく精神デバフなしで練習に復帰してくれます。ここまででGKの経験が一度でもあれば説得力が増してなお良しです。

 

「うん……よし! ありがとう星崎、ちょっと見えてきた気がする!」

 

 円堂の様子も良くなってきたことですし、練習に戻りましょう。少しでも筋力を伸ばしてレベルアップし、ポインヨを精神の方に回しておきたいところ。

 世宇子までにあと一回か二回はレベルアップできるかな……重りと《学習》あるから二回、いけるか……?

 

 

 では、この後数日は変わり映えのしない特訓が続くので倍速にします。

 

 タイヤ特訓があって、かつ誰も来ない日は円堂と一緒にタイヤ特訓です。もうステータスに余裕が生まれてきたため、今後はタイヤを蹴る特訓にシフトしていきます。ただし今まで通りの大きさのタイヤでいきなりやるとGPの減りがえげつないことになるため、いつもより小さめのタイヤからチャレンジしていくようにしましょう。

 それ以外の日は染岡を誘ってのシュート練習です。染岡の予定が合わないのであれば一人でやります。このあたりは特にイベントもないため、病院へ行く必要はありません。

 

 あ、解説忘れるところだった。

 鬼道が習得している【ツインブースト】と【皇帝ペンギン2号】ですが、これらを雷門で使えるようになる条件は一定値よりもステータスと好感度が高いことであるため、この時期になればほぼ使えるようになってきます。

 練習中に会話イベントが発生したり、紅白戦中にさらっと使ってきたりと様々ですが……今回はとりあえず一之瀬か豪炎寺と【ツインブースト】が使えるようになりました。【皇帝ペンギン2号】はまだお預けです。

 ホモくんはこれ以上必殺技の枠を埋められるのは勘弁なので鬼道と必ず反対チームに入るようにして回避します。司令塔をこなしていた経験があると紅白戦の時にほぼ鬼道と別チームになるので回避がしやすいんですよね。キック力に自信があるFWやMFであるならば、あえて【ツインブースト】か【皇帝ペンギン2号】に加わって成功率を上げていくのも手です。

 

 

 ……さて、いよいよこの日がやって参りました。一旦倍速を終了します。

 

 いつも通りの練習風景だと初見兄貴は思うかもしれませんが、この日は必ず世宇子中キャプテンのアフロディが雷門中にやってくるようになっています。そのため、この日に経験値を稼ぐことはほぼ不可能だと思っておいた方がいいでしょう。

 そして肝心の円堂の様子ですが……おっ良い顔してんじゃ~ん! ホモくんはあずかり知らぬことですが、母親からありし日の円堂大介の言葉、「キーパーは足腰」「ヘソと尻に力を込めて踏ん張れば、取れない球はない」を聞いたことによってかなり気合が乗っている状態です。是非ともこのメンタルのまま決勝に挑んでほしいところ。

 

 まあそうはいかないんですけど。

 

 言葉を聞いたはいいものの、まだ【マジン・ザ・ハンド】の糸口が見えてきたわけではありません。今日も今日とてGKとしての特訓に付き合う形になります。今日は響木監督は雷雷軒を開いているので不在です。今頃影山が雷雷軒にやってきてギスギスしてます。

 というわけで、まずは高威力のシュートを確実に守り切れるようにしなければならないため、【ドラゴントルネード】と【ツインブースト】を同時に相手取ることになりました。どうしてそうなった。

 あ、ホモくんは今回は待機です。【火雷】要員の染岡が【ドラゴントルネード】に回っているし、【炎の風見鶏】はロングシュートなのでタイミングを合わせづらく自動的に却下されるのです。

 

「よし……来い!」

 

 円堂の気合の乗った掛け声と共に豪炎寺と染岡、そして鬼道と一之瀬が駆け出し、【ドラゴントルネード】と【ツインブースト】が円堂めがけて突き進んでいきます。

 ……が、そのボールは突如として現れた謎の人影によって両方とも止められました。ダリナンダアンタイッタイ!?

 

「す……すっげえ! ドラゴントルネードとツインブーストを止めるなんて、お前、すっごいキーパーだな!」

「いや、私はキーパーではない。我がチームのキーパーなら、指一本で止めて見せるだろう」

 

 う わ 出 た 。

 そう言って不敵に微笑んだのは、長い金髪の美人さん。つまりはかの有名な中二病患者世宇子中キャプテンのアフロディです。現在のホモくんにとってはギルティ対象であったりもします。おう頼むから勝手に動いてくれるなよ(懇願)。

 

 早速鬼道によって世宇子中の選手であることが明かされ、驚愕に包まれる雷門中イレブン一同。しかもアフロディ自身から自己紹介ついでに「影山総帥」という名前が飛び出し、顔色が険しくなっていく影山関係者。うん……うん、とりあえずホモくんが暴走する気配はなさそうですね、ヨカッタヨカッタ。どちらかというと染岡が通常より怒り気味ですが、これはホモくんの事情を知ってしまったためと思われます。

 

「て……てめぇ、宣戦布告に来やがったな!」

「宣戦布告? ……ふふ、私は君達と戦うつもりはない。それが君達のためでもある」

 

 そしてこの舐め腐った態度、頭にきますよ~。

 

「何故だよ?」

「何故なら負けるからさ。神と人間が戦っても、勝敗は見えている」

「自分が神だとでも言うつもりかよ!?」

 

 何だコイツ~! 自分で神を名乗るとか、(頭のネジが)ちょっと取れてるかな……。

 ここで会話を聞き流していてもいいのですが、ホモくんの事情的には会話に混ざらないと後で何かしら心配されてイベント発生みたいなことが起こりかねませんし、何よりやりたいこともあるので少し口を挟んでおきましょう。

 

 随分な口ぶりだけど、何だお前(素)。大体、世宇子中が神だっていうなら、尚更引きずり下ろすのは雷門の役目だと思うんですけど(名推理)。

 

「…………なんだって?」

 

 古今東西、神殺しなんてごくありふれた英雄譚だってそれ一番言われてるから。鍛えて、強力な武器(必殺技)を持ち、折れない心と知略で神に挑む……まさに神殺しの一節ダルルォ?

 そこまで言うなら神の墓標をフィールドに建ててやりますよ!

 

「……そうだ。試合はやってみないと分からないぞ」

「へぇ、随分と面白いことを言うね。なら──それが虚言でしかないと、証明してあげるよ!」

 

 やったぜ、煽ったことで会話が一部ショートカットされました。……でもそれはそれとしてアフロディがシュート体勢に入ってるじゃないですかーやだー!

 見たところノーマルシュートではありますが、それでも“神のアクア”と呼ばれるドーピング剤で強化されたアフロディのシュート、トライアングルZほどの威力は無いにしても侮れません。そうドーピング、ドーピングしてんですよねこいつら……サッカー選手の風上にも置けません。

 

 シュートブロックには入りません。ここでアフロディのシュートを受けたことによって円堂がなんとな~く【マジン・ザ・ハンド】のコツを掴むことができるからです。そもそも今編成に【蓮華の舞】入れてないからシュートブロックとかできるわけないだろいい加減にしろ!

 ここでシュートブロックなりをして【マジン・ザ・ハンド】の習得フラグを潰すと、この後の合宿イベントでそれを補うサブイベントが確定で発生してしまうためロスになります。ここはグッと堪え、円堂を信じて見守りましょう。

 ……なお、先程の会話で煽りすぎてしまうと手加減込みとはいえ【ゴッドノウズ】が飛んできたりすることがごく稀にあるため、その場合のみシュートブロックに入っても大丈夫です。ただし確実に防げるものではなく、威力を何とか削れる程度のもので。そうすれば円堂の【マジン・ザ・ハンド】習得フラグを潰さずにホモくんの経験値も稼げるんですが、煽りすぎるとね、第二部でアフロディが加入した時に多少ギスって好感度関係でロスがね……(2敗)。

 

 っとと、そんなことより円堂ですよ円堂。

 ノーマルシュート相手なこと、そして【マジン・ザ・ハンド】を意識したこともあってか、円堂はノーマルキャッチの体勢です。レベル上げを頑張れば素止めできたりすることもあるんですが、そのレベルの育成をやるとロスがすごいため、RTAで確実に止めることができるっていうのはまずないと思います。

 大体は……見て分かる通り、こうしてジリジリ押される感じですね。そして勢いを殺し切れずに円堂の体がゴールネットに思い切り叩きつけられます……が、ボールはゴールの上へと飛んでいきました! 止めることこそできませんでしたが、ゴールを守ることには成功した感じですね。

 

 ただしその代償として、円堂はその場に倒れ込んでしまいます。おっ、大丈夫か大丈夫か?

 ステータスを見ればわかる通り、GPがゴリッと削れています。とはいえ試合ができないレベルというわけでもなく、あくまで消耗してるくらいですね。え、ホモくんの特訓のせいで感覚が麻痺してるだけ? なんのこったよ(すっとぼけ)。

 鬼道に助け起こされて……流石に足がふらついていますね。もう一撃来たら流石に防げないかと思われます。

 

「…………まさか、神のボールをカットしてみせるとはね。大口を叩くだけはあるらしい」

「ま……まだまだぁ……! もう一度だ、今度は本気で来い……!」

「円堂、流石にこれ以上は……!」

「ふっ……円堂君、そして星崎君。決勝が少し楽しみになってきたよ」

 

 ホモくん相手の時だけ声のトーンがいささか低いんだよなぁ……。これは結構ヘイト買いましたね。元々それが目的ではありましたが。

 

 アフロディはそのセリフだけ口にすると、どこからか待ってきた桜に紛れて姿を消してしまいます。その季節外れの桜どっから湧いて来たんや(困惑)。しかも鬼道の言葉を聞く限り、世宇子こんなんばっかりかよ……。

 ママエアロ、今はとにかく円堂です。円堂先輩、大丈夫ですか?

 

「おう! ……それに、今のボールで、新しい技が見えたような気がするんだ」

 

 新しい技……というと、【マジン・ザ・ハンド】ですか?

 

「ああ。やれるよ、俺達!」

「──いや、今のお前達には絶対に不可能だ」

 

 えっ、それは……(困惑)。

 なんか、いつの間にか近くにいた響木監督に急にダメ出しをされてしまいました。この士気に水を差すとか、あのさぁ……。

 

 

 

 今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 




 
・ホモくん

 神殺しが云々と言っているが、【火雷】の元ネタは日本神話の火雷神だし【蓮華の舞】の元ネタはインド神話のパールヴァティーだしで説得力ェ……。
 どちらかというと起こるのは神話大戦である。ええんかそれで。


・円堂

 原作のよくわからない特訓がカットされたので経験値がその分稼げた。やったぜ。
 会話が色々カットされたことにより練習が無駄だのなんだのというアフロディのセリフが無くなったため、ブチギレには至らなかった。練習はおにぎり……。


・染岡

 第一部の好感度イベントがギリギリで完了した。
 とはいえ【ドラゴンクラッシュ】を習得して何か益があるかと言われると……なあたりに本編での扱いの微妙さの一端が垣間見える。


・アフロディ

 煽られたことによりほんの少し余裕がなくなった他、ホモくんに少しヘイトが向いた。あえてヘイトが湧くような言動(自称神相手に神殺し云々は地雷)をされたからにはチカタナイネ。
 まあでもここで好感度下げとけば第二部で好感度イベントが起きたりもせんやろワハハ。
 
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