イナズマイレブンRTA 雷門ルート   作:nrnr

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 いよいよ第一部も完結なので初投稿です。
 ご要望のあった必殺技まとめに関しては活動報告の方に上げてあります。やたらと数も多くなったしそちらで一度情報を整理して、どうぞ。
 


パート28 VS世宇子(後半)

 

 魔神と共に神を撃ち落とすRTA、はーじまーるよー。

 

 

 

 今回は何とか1点差で前半戦を終了させた所から。チカレタ……(小声)。

 

 今までの試合に比べると消耗の激しさがとんでもないですが、それでも後半戦を戦えるだけのGPは残っています。この分なら選手の交代は必要なさそうです。まあ後半でガバったら話は変わりますが、それならその時に他の選手と交代させればいいだけなので。

 そして気になるTP残量ですが、当然ながらホモくんはスッカラカンですね。懸念だった鬼道については何だかんだで余裕があるため、おにぎりは予定通り円堂に渡しておきましょう。

 

 そしてここでマネージャー陣からお知らせです。

 

「みんな、少し聞いてくれるかしら。世宇子についてわかったことがあるの」

「わかったこと?」

「さっきの試合中の水分補給が変だと思って、私達で調べていたんです。そしたら、あのドリンク……神のアクアを飲めば強くなるって警備の人が言っていたのが聞こえたんです!」

「なんだと!?」

 

 それってドーピング……ってコト!?

 

「許せない……サッカーを、俺達の大好きなサッカーを、どこまで汚せば気が済むんだ!」

 

 円堂大聖人ですらこの怒りよう。こんなあからさまに反則中の反則をやらかされれば当たり前だよなぁ?

 勿論ホモくんとしても許せません。事故の工作から始まりドーピングまで、徹底的に試合を汚しにきてて頭に来ますよ~。

 

 まあ、そうは言っても影山が表に出てこない以上はどうしようもありません。ホモくん達は知らされていませんが、今頃はマネージャー陣と内部で遭遇した鬼瓦刑事が神のアクアについて調べてくれているため、影山については彼に任せておきましょう。今はとにかく後半戦です。

 

「後半戦……やはり、アフロディが最大の壁になるな」

「ゴッドノウズについてはシュートブロックにさえ入れれば防げる、そう思っていいな?」

「はいッス! 俺も星崎に負けてられないッス!」

「後はヘブンズタイムか。……今のところ、回避できているのは星崎だけだな。何かコツはあるか?」

 

 うーん、ホモくんは別にアフロディが動いているのが見えているわけではないんですよね。

 ただ、使った直後に目の前から姿が消えてるなら、それを認識した瞬間に回避行動を取ればダメージを受けるのは避けられるってだけで……。

 

「……そうだな。それが出来れば話は早いんだがな…………」

 

 えっちょっと何でいささか呆れムードなんですか? ホモくんまた何かやっちゃいました?(棒)

 

「と、とにかく、星崎については前半と同じように動いてもらうのが一番ってことだよな」

「……そうなるな。負担は激しくなるが、やれるか?」

 

 やろうと思えば(王者の風格)。

 

「なら、後は攻撃か。今のところは火雷が一回通っただけだが……」

「トライペガサスやザ・フェニックス、イナズマブレイクは……円堂がいない隙を狙われたらまずいな」

「だが、まだツインブーストは使っていない。星崎が守備に回るためにも、出来る限り俺達の方で突破すべきだろうな」

「ああ、次は確実に入れてやる!」

 

 あーだこーだ言っていますが、つまり前半と方針は変わりません。メンバーの変更もないため、特に何かしらの働きかけをする必要はないでしょう。

 このままだと点取れなくない?と初見兄貴は思うでしょうが、それについては後半のとあるタイミングで解消されるので無問題です。あとはそのタイミングをいかに早めるかが勝負の鍵になります。

 

 また、ほんへではここで夏未が円堂のボロボロ具合に止めたいけど止められないみたいな葛藤をするシーンがあるんですが、今回はGPにわりかし余裕があること、そして点差が一点差で済んでいることもあってイベントはキャンセルだ。会話イベントのカットはRTA的に非常にありがたいため、能力値が足りているなら点差は抑えておいた方がいいってわけですね。

 他にも、ホモくんとマネージャー間の好感度次第ではここで会話イベントが起きたりもしますが、今回はマネージャーの好感度なんてほとんど稼いでいないため、話しかけられることはありません。マネージャーと恋愛するようなプレイをお望みなら、この時点で話しかけられるくらいの好感度は稼いでいた方がいいと思います。

 

 さて、話し合いが終わったらスタミナフレーバーでTPを回復しましょう。

 そして必殺技の編成の変更です。【そよかぜステップV2】と【トラクタービーム】を外し、代わりに【サンダーストーム】と【アリアンロッド】を入れておきます。入れ替えるのは【サンダーボルトV3】でも良いんですが、あれについてはTPが減ってきた時や他のメンバーに経験値を回したい時のシュートチェイン用に残しておけば安定して点を取れるようになるので残しておいた方が安牌です。

 

 あっ、そうだ(唐突)。

 ハーフタイム終了後、後半戦再開の時、円堂が装備しているグローブを円堂大介のグローブに変えるようになっています。こちらは確定イベントのため、もしもここまでで強い装備品をゲットしてそれでステータスを補ったりしていた場合はステータスの変動に注意しましょう。

 よし、円堂がグローブを着け直しましたね。これで八割方【マジン・ザ・ハンド】の習得フラグが成立しているため、後は試合中の円堂の成長に託すとしましょう。

 

 

 

 さあ、後半戦の開始です。

 

 後半は雷門ボールでのスタート、早速豪炎寺達が切り込んでいきます。が、予想通りディオの【メガクェイク】に吹っ飛ばされました。

 ですが気にすることはありません。というか、さっさとシュートを打ってもらわないと経験値的にまず味です。

 

 後半に入ってから一定条件を満たすことで、円堂が【マジン・ザ・ハンド】を完全習得します。条件は二つあり、そのどちらか片方を満たす必要があります。

 一つ目は、アニメ通りシュートをバカスカ打たれまくり、不屈の精神で立ち上がるというもの。ですが当然そんなことをしていたらGPが死に体になるので却下です。

 というわけで、今回は二つ目の条件をクリアすることにします。その条件とは、「アフロディの痛めつけるようなシュートではない、必殺技でのシュートをしっかりと受け止める」という条件です。

 

 ……簡単だと思った? それは今回のホモくんが【蓮華の舞】を習得し、更にアホほどレベリングをしていたからです。視聴者あなた感覚麻痺してるのよ。

 普通に育成していたのであれば、DF専門の育成をしていない限りはかなり厳しい条件となっております。あとは属性不利の必殺技がメインだった場合も厳しいです。多分それを見越して【蓮華の舞】の習得条件が設定されていますねクォレハ……。

 

 とか言ってる間に【ヘブンズタイム】で一之瀬と風丸が吹き飛ばされました。風丸の敏捷なら回避できそうなものですが、あれは判断の素早さも問われるのでしょうがないね。【キラースライド】を発動した土門もさらっと回避されて終わりです。

 さて、問題はこの後。まず間違いなく【ゴッドノウズ】が来ますが、前半戦において壁山の【ザ・ウォール】とホモくんの【蓮華の舞】を使えばその時点でシュートが止まってしまうことが確認されています。壁山の経験値にはなりますが、そうなると【マジン・ザ・ハンド】の習得が遅くなってFWとMFの経験値が少なくなってしまうのでまず味です。出来れば発動しないでもらいたいところですが……。

 

「止めてみせるッス! ザ・ウォール!」

 

 こういう時に限って来るんですよね、これが物欲センサーです。ハーフタイム中にそれっぽいことを言っていたことでシュートブロックに入りやすくなっていたのも仇になりました。

 流石に【蓮華の舞】を使わないとなると【ダブルゴッドハンド】を突破される可能性が普通にあるため、仕方ないのでここは止めてしまいましょう。【蓮華の舞】! ……今回ばかりは突破してほしかったですね。

 

「馬鹿な……有り得ない、私は確かに神の力を手にしたはずだ……!」

 

 あっ(察し)。これは地味~にメンタルブレイクが近づいてきていますね。煽りまくったとはいえこれだけシュートを防げば残当ですが。

 そろそろ円堂に出番を回しておかないと、最悪アフロディが精神デバフで使い物にならなくなり、【マジン・ザ・ハンド】の習得が先送りになります。そんなことになったらリセット案件、何とかして壁山を吹き飛ばしてもらうなりしないと厳しいです。

 

 ま、今はとにかく続きです。ボールが土門に渡され、そこから一之瀬にパス。一之瀬から染岡にまたパスが行き、と思ったらアポロンに取られました。

 アポロンがデメテルにパスした……ということはアレが来ますね。

 

ダッシュストーム!」

 

 吹き飛ばされる染岡と豪炎寺、ってまた【ダッシュストーム】!? 二連発は珍しいですね、これで風丸と半田もやられました。

 と思ったらアフロディにパスが出ました。この距離で【リフレクトバスター】でないのもこれまた珍しいことですが、無くは無いので要注意です。具体的に言うとこの結構近い距離で【ヘブンズタイム】が飛んでくるため──。

 

ヘブンズタイム!」

「うわああああああっ!」

 

 この壁山のように、ゴール前待機をしていても巻き込まれる可能性があります。ホモくんはかなりギリギリのポジショニングをしていたので回避できましたが。

 さて、壁山の尊い犠牲により、ゴール前にはホモくんのみとなりました。あとはホモくんがクリティカルさえ出さなければOKです。では早速。

 

ゴッドノウズ──!」

 

 【蓮華の舞】! 流石にクリティカル無しだと普通に破られますね。

 

ダブルゴッドハンドォ!」

 

 止まれ! 止まれ! 止まれ! ……ヨシ!

 見事ボールが円堂の手に収まりました。そしてボールが風丸に投げ渡された……ところで、円堂が自分の手を、というよりはグローブをじっと見つめます。

 

 これこそが【マジン・ザ・ハンド】習得の最終フラグです。自分が使っているグローブとは異なり左手の方が汚れているのを改めて認識することで、利き手が違うから気の伝え方が違うことを理解し、それを踏まえて円堂なりの【マジン・ザ・ハンド】を習得します。

 ……気の伝え方ってナニ? サッカーってそんなスポーツだったっけ?

 

 っと、そんなこと言ってたらまたボールがアフロディの手に渡りました。今までならシュートブロックに入るところですが……。

 

「星崎、壁山! 俺に任せてくれ!」

「キャ、キャプテン!?」

「大丈夫だ──今度こそ、絶対に止めてみせる!」

 

 この台詞が出たなら、次で確実に【マジン・ザ・ハンド】を出してくれます。

 安心してその場を任せ、万が一にも【ヘブンズタイム】に巻き込まれないようサイドの方から上がっていきましょう。え、円堂のステータスが足りてなくて【マジン・ザ・ハンド】を使っても突破される場合? ……再走すればいいと思うよ(1敗)。

 

「何を……今更逃げるつもりか!?」

 

 アフロディに一瞬ガンを飛ばされましたが、ゴールを奪うのが最優先であるためホモくんを追ってきたり妨害したりということは基本ありません。そのままゴール前に辿り着くと、【ゴッドノウズ】の体勢に入ります。

 

「今度こそ、今度こそだ──神の前にひれ伏せ! ゴッドノウズ!」

 

 対する円堂はと言うと、何と上半身を大きく捻り、アフロディに背中を向けてしまいます。

 一見すると諦めたようにも見えがちですが、勿論そんなことはありません。足腰には力がしっかり入っていますし、なにより円堂の周囲から今までとは比べ物にならないようなオーラが湧き出ています。

 

「うおおおおおお────マジン・ザ・ハンドォォォォ!!」

 

 そして円堂の背後に現れるは黄金の魔神。魔神が張り手のようなモーションで手の平を突き出し、【ゴッドノウズ】はそのまま円堂の手に収まりました。

 これこそが【マジン・ザ・ハンド】、第一部中最強の山属性GK究極奥義です。その威力は絶大で、円堂は山属性で属性一致なこともあり、属性有利を取られはするものの属性不一致なアフロディの【ゴッドノウズ】であれば難なく受け止められるレベルです(ただしレベルが低すぎる場合を除く)。

 

 そして、【マジン・ザ・ハンド】習得のメリットはそれだけではありません。

 

「あれが、マジン・ザ・ハンド……!」

「ついにやったんだな、円堂!」

 

 【マジン・ザ・ハンド】習得、及び【ゴッドノウズ】の完全攻略により、雷門の士気が大幅にアップ。この試合限りのバフがチームメンバー全員に付与されます。その値、何とびっくり神のアクアを飲んだ場合と同レベル! しかもこれ以降は必殺技でのGP削りが可能になる他、吹き飛ばし効果が正常に作動するようになります。このバフがあれば、同じ土俵に上がれる……もとい本来の能力値での勝負に持ち込むことができるようになるのです。

 そして、現時点の雷門は推奨レベルを超えています。後はわかるな? じゃあ今までのちかえしをたっぷりとさせてもらおうじゃないか。

 

 さあ、円堂から風丸にボールが渡り、【疾風ダッシュ改】でFW陣を抜いた後、先に上がっていたホモくんにボールが渡ります。

 吹き飛ばしが可能となればもうホモくんに恐れるものはありません。【アリアンロッド】! 軌道上にいたアテナとアルテミスを吹き飛ばし、出来るだけ世宇子ゴールに近づいてから染岡にパス!

 

「決めてやろうぜ!」

 

 【火雷】! ……【V2】! ようやく進化しましたね。

 

ギガントウォール! ……ぐおおおおっ!?」

 

 【ギガントウォール】は特攻対象でこそありませんが、【火雷】系は属性有利を取れるので今なら間違いなく突破できます。これで2-2、同点に追いつきました。

 さて、ここまでやれば脅威度稼ぎは十分です。後は【サンダーストーム】を一発決めるくらいにして、他の選手に経験値を回さなければいけません。世宇子の経験値は非常にうま味なため、第二部に備えて少しでもバランス良くレベリングしたいところ。

 

 

 試合再開、世宇子ボールでスタートです。それと同時にデメテルがアフロディにパスを出しました。勿論来るのはアレです、効果範囲に被らないように注意しましょう。

 

ヘブンズタイム!」

 

 流石にバフがあったとしても【ヘブンズタイム】の回避は難しいです。はい、案の定半田と土門が吹き飛ばされましたね。

 というわけで、ここは円堂に託すとします。

 

ゴッドノウズ──!」

マジン・ザ・ハンド!」

 

 【マジン・ザ・ハンド】習得後は安心して任せられて、ああ~いいっすね~。

 もっとも、クリティカルを出されればその限りではありませんが。まあクリティカルなんてそんなポンポン出るものでもないので(フラグ)。

 

「馬鹿な……そんな、神となったこの僕が負けるはずが……!」

 

 あ、アフロディの心が折れましたね。一人称も気取った“私”から素の“僕”に戻ってしまっています。

 

 この試合において重要な要素の一つとして、アフロディは【ゴッドノウズ】を【マジン・ザ・ハンド】で二回止められると確定でメンタルブレイクするというものがあります。他の必殺技で止めた場合もメンタルブレイクする可能性はありますが、他だと確率なのに対してこちらはどう足掻いても発生するイベントです。

 こうなってしまうとご覧の通りその場に崩れ落ち、まともに試合をすることもままならなくなります。それにつられて他の世宇子メンバーも若干ゃ士気が下がり、攻略難易度は一気に下がるものの、それに応じて獲得できる経験値も減ってしまって非常にまず味です。

 別にアフロディが万全の状態でも何とかなる以上、経験値的にはアフロディをどんな形であっても立ち直らせたいところ。というわけで、現場のホモく~ん? オナシャス!

 

 おうアフロディさん、渾身のシュートを止められて冷えてるか~?

 たかだか一発や二発止められたからって試合放棄とか、情けない格好、恥ずかしくないの? その程度の心構えで試合に臨むとか、なんだお前根性無しだな。

 

「……なん、だと?」

 

 仮にも他の学校を蹴散らして決勝の舞台に立ってるんだから少しはやる気見せてホラホラ。それともここで折れる程度の存在なのに神を名乗ってたの?

 

「……黙れ。黙れ! 僕は、僕は……!」

 

 ヨシ! ちゃんと立ち上がってくれましたね。

 アフロディの好感度がある程度高いか低いかすると、こうして叱咤激励(という名の煽り)をすることで何とかメンタルを持ち直させることが可能になります。そのために初対面の時から煽りまくってたわけですね。あと好感度を下げすぎると第二部でスポット参戦した時にギスる可能性が上がるため、その対策として現時点からフォローをしておきたかったというのもあります。

 ……え、これだと悪化しないかって? ヘーキヘーキ、こうすれば改心後に「多少言葉は荒くてもサッカーに向き直らせてくれた」と認識してくれて好感度アップに繋がるから大丈夫だって安心しろよ~。

 

 さて、ホモくんとアフロディが話していた間にボールは半田の手元に移動していました。

 半田は単体では世宇子に敵うようなステータスではありませんが、彼を編成したのにもちゃーんと理由があります。ほら、半田の必殺技には【ローリングキック】がありますからね、それを使えば……。

 

ローリングキック! 豪炎寺、染岡!」

「おう! ドラゴン──」

「──トルネード!」

 

 この通り、シュートチェインができるって寸法よ。

 とはいえ、流石に【ギガントウォール】が来ると属性不利となるため、ここは一種のお祈りポイントですね。さて、今回は……。

 

ギガントウォール!」

 

 ああ、流石に通りませんでした。まあTPの心配がない以上は基本属性有利を使ってくるし、しょうがないね。

 さて、ボールはポセイドンからアレスへ、アレスがアフロディにパスしようとしましたが、【ヘブンズタイム】は出来るだけ使わせたくないためパスカットします。【ファイアトルネード】だと属性有利を取られる可能性もあるため、ここは……鬼道先輩!

 

「ああ!」

 

 鬼道に声をかければ八割方【皇帝ペンギン2号】の準備に入ってくれるため、その間に半田にパスを出しましょう。先程と同じくシュートチェインを狙いますが、勿論ただ単にシュートチェイン狙いではありません。

 

ローリングキック!」

 

 からのホモくんも軌道上に移動して、【サンダーボルトV3】!

 

皇帝ペンギン──」

「──2号!」

ギガントウォール! ……ぐぅっ!?」

 

 はい、シュートチェインを重ねていくスタイルです。【サンダーボルトV3】なら消費TPも少なく済みますし、【皇帝ペンギン2号】なら属性有利か等倍かなのでTPの無駄遣いになりにくいのもいいところですね。

 これで3-2、ようやく雷門がリードできました。

 

 

 後半戦も残り半分ほどになってきました。再び世宇子ボールで再開です。

 今回はヘラからボールを受け取ったデメテルがそのまま【ダッシュストーム】で上がってきます。【トラクタービーム】を編成から外した以上ホモくんに出来ることはないため、ここは深追いせずに味方がボールを取るのを待つことにします。

 

キラースライド!」

 

 お、土門が取ってくれましたね。今走では一度もファウル出してないし嬉しい……嬉しい……。

 ボールは栗松が【たまのりピエロ】で運び……そういえばいましたねコイツ……一之瀬にパス。一之瀬がホモくんにパスしてきたため、【アリアンロッド】でアフロディとディオを吹き飛ばし、鬼道にパスします。

 

「豪炎寺!」

「……ああ!」

「行くぞ! ツインブースト──」

「──F(ファイア)!」

 

 【ツインブーストF】を習得してくれましたね、よしよし。イベント習得技、この試合で【マジン・ザ・ハンド】習得後に状況次第で習得できるものとなっております。

 こちらは【ツインブースト】の強化版のような技です。属性が同じで威力が上、つまり完全な上位互換と言っても過言ではありません。これを習得した場合、ほぼ確実に【ツインブースト】がいらない子になります。強いていうなら【ファイアトルネード】の習得が前提になってくるので豪炎寺、あるいは自力習得か豪炎寺の好感度イベントを進めたかで【ファイアトルネード】を習得したPCしか相方にできないというデメリットがありますが、そもそもFWから豪炎寺を外すことなんてそうそうないですからね……(なお第二部)。

 

 はい、あっさり【ツナミウォール】をブチ抜きました。【ギガントウォール】だったらまだ防げたってそれ一!

 4-2で雷門が更にリードです。影山冷えてるか~?

 

 

 世宇子ボールで試合再開、今度はアフロディにパスが出ました。回避回避ィ!

 

ヘブンズタイム!」

 

 鬼道と染岡、そして風丸を吹き飛ばし、シュート体勢に入るアフロディ。立ち直った後は何度シュートを防がれても戦意喪失しないのでご安心を。

 

ゴッドノウズ!」

 

 ワハハ、まーたクリティカル出してら。……えっ、クリティカル!?

 こ、こんな所でクリティカルを出すのはヤメロォ!(建前) ヤメロォ!(本音) 流石に属性不利な上にクリティカルを出されればいくら【マジン・ザ・ハンド】でもまずいですよ! 急げ急げ!

 

マジン・ザ・ハンド! うわああああっ!」

 

 オアーッ! 間に合った、間に合いました! 何とかホモくんの足でシュートブロック成功です。

 これぞ最終奥義、イナイレあるある:キャッチ技突破後の滑り込みシュートブロック。このタイミングで使える必殺技なんてのはシュート技かつシュートブロック可なものしかないため、ホモくんだと素止めするしかありません。しかし流石は【マジン・ザ・ハンド】、クリティカル相手とはいえ見事に威力を削りきってくれていました。

 

「星崎!」

 

 後はホモくんに任せろーバリバリ! 残り時間も少ないので、あと一点、何としてももぎ取っていきましょう。

 この後【サンダーストーム】を使うとなると可能ならもう他の必殺技は使いたくないため、ここは他の選手にボールを運んでもらい、ホモくんはさっさと上がることにします。というわけでボールは風丸にパス! あとは【疾風ダッシュ改】さえ発動してくれれば大丈夫です。

 

疾風ダッシュ改! 鬼道!」

イリュージョンボール!」

 

 今回は成功しました【イリュージョンボール】、後はホモくんにボールを渡してもらえばパーフェクトです。鬼道先輩オナシャス!

 

「決めろ、星崎!」

 

 やっちゃうよ? やっちゃうよ!? おぅ、やっちまおうぜ、あれ!

 よし、じゃあブチ込んでやるぜ。【サンダーストーム】! 相手は死ぬ!(死なない)

 

ギガントウォール! ──ぐぅぅ、うおおおおおおお!」

 

 流石は単体最強格シュート、ポセイドンの守りをあっさり突破しました。属性有利な以上競り勝つのは当たり前だよなぁ?

 これで5-2、前半とは打って変わって雷門の圧倒的リードとなっております。

 

 ピ、ピ、ピーッ!

 

 そしてここで試合終了のホイッスル、ついに全国大会優勝の達成です!

 

 

 

 では、第一部最後のリザルトです。

 

 経験値ですが、最後までアフロディが戦意喪失せずにいてくれたこともあって、あぁ^~たまらねぇぜ。ハットトリックを決めたこともあり、重りなしにも関わらずホモくんは2レベルアップとなりました。やりますねぇ!

 他のメンバーも軒並みレベルアップ、特に円堂、豪炎寺、染岡、鬼道はかなりの経験値を獲得しています。【ザ・フェニックス】の出番が無かったこともあって土門と一之瀬が試走時に比べて少なめですが、この二人に関しては第三部で敵に回ることもあって控えめでいいくらいです。風丸と壁山もなかなか、半田もシュートチェインでの活躍が影響してそこそこ。栗松は……うん……まあそういうこともあります。

 

 ポインヨですが、そろそろ単独での得点力を上げたいところ、筋力に多めに突っ込むことにします。あとは精神ですね、やはり【サンダーストーム】を使うにはかなり心もとないので。それと器用の方も低めなので、支障がない程度のポインヨを割り振っておきましょう。

 お、必殺技の習得もありました。さて、叶うなら【ギアドライブ】と【サンダーストーム】の中間くらいの威力のシュート技が来てくれるといいんですが……。

 

 

【エンゼルボール】

 

 

 はぇ……?

 

 またホモ殿が風属性の技を習得しておられるぞ! どういうことだ、説明しろホモ!

 ……というわけで、こちら、風属性ドリブル技となっております。ほんへでは世界への挑戦編で天空の使徒が使っていた技ですね。蹴ったボールに天使の羽と輪が生え、自在に動き回って相手を翻弄するというものです。器用を上げたせいか……。

 

 そしてこの必殺技を習得したということは……第三部で専用イベントが起きるということでもあり……いや確かにこれ系の隠しステを引けば気持ち有能な必殺技を引きやすくなったり、あとそもそも初期ポインヨが多くないとこの隠しステを引かないっていうのはあるんですけど、よりによってクソクソ低確率のこれ引く!? 何でよりによって本走でこれだけの予想外をしでかすんだこのホモは!

 ……まあ有力な必殺技があればガバなく試合を進められるので誤差の範疇ですよ。だからリセットは勘弁な! どうせ第二部で大幅短縮が望めますし! というわけで続行です。

 

 他はというと……染岡が【ワイバーンクラッシュ】を習得してくれていますね。やっぱレベルアップでの習得技は神、はっきりわかんだね。これで染岡も単体でのシュートが通りやすくなったため、今後の活躍に期待しましょう。

 後は円堂と豪炎寺の必殺技枠が溢れたくらいでしょうか。円堂の方は……しばらくは使わない、というか今後も使う機会があるかと言われると微妙な所なので【ゴッドハンドクラッシュ】を外してしまいましょう。豪炎寺については、どうせもう使わないので【イナズマ落とし】【イナズマ一号】系はリストラで大丈夫です。

 

 

 

 リザルト画面を閉じ、これにて第一部も終了です。影山も今頃鬼瓦刑事にタイーホされている頃なのでもう何も言うことはない!

 まだまだ色々と試練が待ち受けているホモくん達雷門イレブンですが、今はとにかくこの勝利を祝うとしましょう。

 

 

 今回はここまで。ご視聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

* * *

 

 

 

 

 

 

『前半からこの結果が予想できただろうか!? 雷門中奇跡の逆転、あの世宇子中を圧倒し、ついにフットボールフロンティア全国大会決勝戦を制した──!』

 

「やった……? やった……!」

 

 得点板に表示された5-2の数字、スタジアム中に響く司会の声、沸き立つ観客席。その全てが、僕達の、雷門イレブンの勝利を証明し、称えている。

 そう、遂に僕達は成し遂げたんだ。雷門の優勝を、夢の舞台での栄光を。

 

「兄さん、僕、やったよ……!」

 

 それは、かつて夢見たように兄と同じフィールドに立ってのものではなかったけれど。影山の陰謀を阻止したとしても、あの男に傷つけられたものが戻るわけではないけれど。それでも、今の僕には、道を間違えそうになった僕の手を引いてくれた大切な仲間たちがいる。

 だから、これで良かったんだと、このチームでの勝利が良かったんだと、今なら胸を張って言える。“もしも”なんて関係ない、最高のチームがここにある。

 

「星崎!」

「──はい!」

 

 そして、そんな仲間の元に駆け寄ろうとして──視界の端に映った世宇子中の面々の姿にふと足を止める。

 

 哀れむつもりはない。彼らは彼らの判断で影山に従って、神のアクアに手を出した。それはサッカープレイヤーとして決して許されないことだ。

 けれど、かつての帝国学園がそうだったように、彼らもまた影山に利用された存在であるのも事実。それがわかっていながら何もせずにいるなんてことはできなくて……気がつけば、自分は彼らの方へと足を進めていた。

 

 世宇子のキャプテン、アフロディと向き合う。言いたいことは山ほどあるけれど、伝えるべきなのは、きっと。

 

「アフロディさん。僕は、神のアクアなんてものを試合に持ち込んだ貴方達のことを許すことはできません」

「……そうか」

「────だから! だから、今度はそんなもの無しで、全力の試合をしましょう!」

 

 次の約束を。挽回の機会を。

 彼らのやったことを許せなくても、あるいは許せないからこそ、自分たちがやってしまったことを自分たちの手で挽回してほしいと思う。

 

 彼らはきっと、神のアクアなんて無くても十分強かった。むしろ、神のアクアに頼ってしまったことで心の強さを手放してしまったのだ。

 事実、一度心が折れかけてしまった彼は、僕が半ば喧嘩を売るような形で言葉をかけたことで奮起し、それまで以上の力を発揮して円堂先輩のマジン・ザ・ハンドを破ってみせた。あの時の強さは、きっと神のアクアなんて関係ない、彼本来の強さだったはずだ。なら、こんな所で終わっていいはずがない。

 

「君は……そうか、そう言ってくれるのか」

 

 驚きに目を見開いたアフロディさんは、そう言って穏やかに微笑む。もう試合までに見せていた異様なまでに高圧的な態度はどこにもなく、これが本来のアフロディさんなんだと彼に詳しくない自分でもすぐに分かるほどだった。

 

「約束しよう。次に勝つのは僕達世宇子中だ」

「僕達だって、これからもっと強くなります。次は前半からどんどん攻めていきますから!」

 

 お互いにどこか挑発的な言葉を口にして、どちらからともなく手を交わす。

 神のアクアのことが果たして世間に公表されるのか、それは僕にはわからないし、どうしようもない。もしかしたら今後世宇子は逆風にさらされることになるかもしれない。それでも、今の彼らならきっと大丈夫だ。

 

 ──もう後ろ髪を引かれることはない。僕は今度こそ、共に優勝を掴んだ仲間の元へと駆け出した。

 




 
・ホモくん

 久々にRTA的挙動不審(ヘブンズタイム避け)をしたこともあって少し引かれてしまった。普通は思いつかないしやれないんだよなぁ。
 影山については一段落。恨みは消えないが、このままなら特に問題なく過ごしていけるだろう。このままなら。

 第一部中はリカバリーもあってなんだかんだで大したロスなく走り切ったが、覚えているだろうか、第二部では巨大ガバの元が待ち構えている。
 しかもさらっと最後の最後に第三部でロスになりそうな予感のする必殺技を覚えてしまったが、これタァイム息してる?


・アフロディ

 (ホモくんに)落ちろ! ……落ちたな(確信)。
 これで第二部の加入時に少しは穏便に話が進むはずなのだ。勝ったなガハハ。
 
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