仗助に双子の姉がいたらというもしも パート5  第6部へGO!   作:蜜柑ブタ

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一気に行きまーす。


F・F仲間入り。


あと、微オリジナル展開。


ディスク発見と、フー・ファイターズ(F・F)仲間入り

 その後、トラクターのタイヤの中から、ディスクの記憶通り大量のディスクを見つけ出した。

 たくさんある中から、スタープラチナの姿を映しているディスクを発見。

 徐倫が確認のため、自分自身にそのディスクを差し込んでみると圧倒的なパワーが発生しディスクが弾け出てしまった。そして徐倫自身も吹っ飛んだ。

「ま、間違いないわ! この圧倒的なパワー…、父の…空条承太郎のスタープラチナだわ!」

「……。」

「なあ…、さっきから顔色悪いぜ?」

 エルメェスがミナミの様子がおかしいことに気づいて、不信そうに言った。

「…おかしいぜ。お前。フー・ファイターズを相手にしてもまったく動揺しないどころか、冷静に対処して…、妙に場慣れしてるっていうか、戦い慣れ? してるっていうか。今だって目的のモンが見つかったってのに素直に喜んじゃいない。てめー、まさか…。」

「それは…。」

「エルメェス。やめて。」

「徐倫、いい加減教えろ。コイツ何者だ? お前にとってなんなんだ?」

「詮索はしないで。色々とあるの。」

「けどな…。お前も見ただろ? あの赤い植物みたいなの…。まさかアレもスタンドだってんじゃないだろうな? しかもコイツの。」

 ずばり言い当てられたが、ミナミは動揺せず冷静に対処する。

「あなたと私は、まだ出会って間もない。不信に思うのも無理はない。けれど、それがアレと私を結びつける理由にはならない。」

「なんだと?」

「スタンドっていうのは、ホント種類豊富。人に個性があるように、個々の力や性質はみんな違うの。その有効範囲も。例えば、あなたのキッスのシールが張り付けないと有効じゃないように。フー・ファイターズだって、スタンドのディスクと記憶のディスクを合わせて生まれたモノだったし。しかも、スタンドと本体が一心同体だった。つまり何が言いたいかというと…、近くにいるからってそのスタンドがその人物のモノとは限らないってこと。」

「ホワイト・スネイクも本体は近くにいなかった。私のストーン・フリーのように糸ならかなりの距離を稼げるスタンドもあるわ。もしかしたら…、地球の裏側まで有効範囲が広いってのもいるかもよ?」

「…あー…ったく、もういいよ。下手に詮索するなってことでしょ?」

「最初からそうすればいいのよ。」

「信用はしないよ?」

「徐倫という共通の接点はあるから、それで十分。」

「チッ。」

 

「ねえ…、あそこの明かり窓…、あそこから落ちたら…死ぬかな?」

 

「!?」

 振り返ると、そこには、爆死したはずのあのいじめられっ子が立っていた。しかし、その右手は……。

「フー・ファイターズ?」

「そうだ。」

「な…なにやらかす気?」

「まさか、あんた…その囚人になってついてくる気なの?」

「徐倫。あたしはあなたを守りたい。あたしの名は、コイツの肉体の記憶によると、エートロ。囚人番号FE39423。普段使うトイレットペーパーの長さはミシン目四つ。好きな映画は、シザーハンズ。子供の頃の夢は誰かに誘拐して欲しかった。だからわざと迷子になったりした。……で、大人になって逆に10日間ほど子供誘拐して7年の懲役をくらったわけ。身代金目的じゃないのよ、なんか…やっちゃったわけ…。」

 フー・ファイターズは、ペラペラと器にした囚人の情報を喋る。

「あれ? 二人とも出血してるわね。」

「もしかしてだけど…、傷とか治せるの?」

「ええ。治せるわ。」

「だってさ。」

「だってさじゃねーよ! ミジンコに治されるなんて…。」

「知ってる? 人間の身体の中には、大腸だけで500兆以上の細菌がいるわけだけど…、そのほとんどは身体に有効な働きをする細菌なんだよ? プランクトン程度でびびってちゃねぇ。」

「じゃー、てめーが先にやってもらえよ!」

「残念。私、怪我してない。」

「それじゃあ殴ってやるから、それで証明しろ!」

「警告を忘れたかしら?」

「あ、待てって、徐倫。」

 エルメェスが殴ろうとした手を徐倫がギリィっと握ったため、エルメェスはさすがにやめたのだった。

「どれどれ治してあげるよ。」

 するとフー・ファイターズは、長い舌でベロベロと傷をなめた。

「ぎゃーーーーーーー! なにしやがる!」

 さすがに徐倫とエルメェスは、気持ち悪くてフー・ファイターズを突き飛ばした。

「ああ~~~、水~~。のどが渇くのよね。」

 そう言って床をビシャビシャに濡らしている水をベロベロと舐めて呑む。

「うーん、知性はあっても…人間の常識云々はないのか…。教えないといけなさそうだね。」

「そうね…。」

「あ、そうそう。ホワイト・スネイクのことだけど…。」

 するとフー・ファイターズが語ってくれた。

 ホワイト・スネイクは、ほとんどこの倉庫のとトラクターに近づかないのだという。

 つまり、ここにあるディスクは、いらないディスクばかりであるということだった。

 ディスクに入っているスタンドは、本来の持ち主の心の力であり、素質がない者に与えても無意味。だからいらない。

 スタープラチナがここにあったのは、徐倫が試しに入れて見て弾かれたように強すぎるから使えなかったから。

 ホワイト・スネイクの本当の目的は、記憶の方だったらしいが……。

「でも、こんなはずじゃなかったって嘆いてたわ。」

「じゃあ、記憶はどこに?」

「さあ? そもそも取れなかったんじゃないのかしら? 嘆くって事は一番の目的だった記憶のディスクが取れなかったから。」

「取れないってこと、あるの?」

「うーん……、すでに死んでたら取れないんじゃないの?」

「!」

「徐倫…。」

「いいえ…。私には分かる。まだ父は助かる。このスタープラチナで…。」

「あんたの父親がどんな体験をして、どんな秘密を抱えていたのか知らないけど…、ホワイト・スネイクがよっぽど欲しがってたってことは、よっぽどの秘密が隠されていたんだ。それを隠すためにあえて先に死を選んだのなら……。」

「助かる!」

「徐倫。」

「み…ミスラフ…。助かるわよね? あの人は……父は…。」

「…うん。だいじょうぶ。だいじょうぶだからね。」

「うん。」

 ポンポンと優しく背中を叩くミナミに、スタープラチナのディスクを大切に抱きしめた徐倫が頷いた。

 

 

 マズいよ

 

 

「……なに?」

 ミナミは、小声で小さく小さく聞いた。

 

 

 花京院さん

 承太郎さんが

 倒れた事を知った

 

 

「!」

 

 

 ここへ来ちゃうかも

 

 

「その時は…その時だよ。」

 

 

 あと、旦那さんにもバレた

 

 

「ブッ!」

「おい、どうした?」

「ゴホゴホ! 別に…ただむせただけ。」

 

 

 ヤバいよー

 怒ってるよー?

 日本に連絡したのに留守だからおかしいって

 だから調べて知られちゃった

 来ちゃうよ来ちゃうよ

 旦那…、ナランチャさん

 

 

「………もっと口堅い人用意してよ…、財団…。」

 

 

 アメリカに連行されるように連れてかれたのを知ったのは

 ナランチャさんが

 ギャングであり、

 SPW財団に協力するスタンド使いだから

 あんまり……責めないであげて

 

 

「分かったよ……。あーもう、どうなるんだろう…。」

 ミナミは、花京院が来る可能性と、旦那のナランチャがお怒りモードで来ることを知って頭を抱えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 その後、フー・ファイターズが乗っ取っていた囚人を使って事前に入れていた無線で呼ばれた看守の車が到着した。

 あと、舐められたあとの傷は癒えていた。

 

 

 

 

 




花京院とナランチャに知られてしまった一大事。(まだ詳細は知らない)


次回は、完全オリジナル回です。花京院とナランチャside。

ミナミとナランチャの子供の名前候補(活動報告でも募集中)

  • 乗上(ノア)
  • ローゼ
  • 花梨(カリン)
  • マールナ
  • ノワ
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