仗助に双子の姉がいたらというもしも パート5  第6部へGO!   作:蜜柑ブタ

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オリジナル回。


仗助達、登場。
4部勢全員じゃないけど。


お怒り その2

 

 東方仗助は、頭を抱えて俯いていた。

「……って、わけなんだけど? 聞いてるか?」

「って…わけじゃねーーーだろがーーーーー!」

「落ち着け仗助!!」

 ナランチャに襲いかかろうとした仗助を、後ろから億泰が羽交い締めにした。

「なんだよ…? 姉ちゃんがいないって思ってたら、SPW財団支部に行ってて、しかもすぐにアメリカに行かされて、変装して刑務所行きーーー!? しかもそれをやったのが承太郎さんで、その承太郎さんが今死にかけてて、わけを知ってる花京院さんも記憶を引っこ抜かれてるだーーーー!?」

「気持ちは分かるけど落ち着こうよ、仗助君!」

 康一が落ち着くよう叫ぶ。

「これが落ち着いて…。」

「ミナミさんのためだよ! ここでナランチャさんを殴ってもミナミさんは戻ってこないよ!」

「ぐ、くくぅ…。」

 怒りを抑えるため、仗助は唇を噛み、血が垂れる。

 そしてドカリッとソファーに座る。億泰と康一はとりあえずホッとした。

「そんでよぉー、どういう状況なわけ? 本当は仗助だけが呼ばれるはずだったんだろ?」

「承太郎を生き返らせる方法があるらしいぜ。」

「それが仗助?」

「正確には、違う。仗助にやってもらうのは、クレイジー・ダイヤモンドの直す力で刑務所からブルー・ブルー・ローズの青いバラを運び出すことだぜ。」

「青いバラさえあれば承太郎さんが?」

「今の承太郎は、スタンドだけがある状態だ。心の力はあっても、生きる力の根本が抜けきってる。寿命って力がさ。」

「それって……死んで…?」

「承太郎の場合は、ブルー・ブルー・ローズによって死ぬ直後でスタンドを引っこ抜かれたから変なことになっちまったらしい。」

「姉ちゃんが?」

「承太郎は、死ぬ予言を受けてたんだ。けどそのタイミングまでは予言に詠まれてなかった。だからあえてブルー・ブルー・ローズに寿命を取らせたんだ。何かを奪われる前に。けど……。」

「その代わりに花京院さんが…?」

「どーいうことだぁ? その、なんだ? 記憶のディスクっての? その敵ってのは、相手からスタンドと記憶をディスクって形で取っちまうことができるってことかぁ?」

「そうだぜ。敵の狙いは、承太郎と花京院が共有していた……、とある情報の記憶だった。」

「なんの…?」

「『天国に行く方法』。らしい。」

「てんごく~? あの死んだら良い奴は行くところか?」

「なんですか? その胡散臭い感じのソレって…?」

「俺もさっぱりだ。ミナミからの情報だからな。とにかく敵は、花京院の記憶のディスクから天国に行く方法を調べだして、本当にそのための力があるのかどうかを確かめているらしい。それが、今ミナミがいる刑務所にある。」

「つまり…、僕らが呼ばれたのは…、いや、正確には仗助君が呼ばれたのは、承太郎さんを生き返らせるための青いバラを回収することなんですよね?」

「そして、花京院さんの記憶のディスクを取り返して花京院さんに戻す。」

「ミナミからの連絡によると、承太郎の娘ってのが今超危ない橋渡って花京院の記憶のディスクを取り返すために動いたらしい。なにせ場所が刑務所だ。暴れ放題暴れられないし、破壊でもしてみろよ、刑務所のある州が許さない。いくらSPW財団でもそこまで面倒は見られないしよぉ。パッショーネも無理だ。」

「んなもん、派手に暴れたついでにミナミと、承太郎さんの娘ってのを脱獄させりゃいいんじゃーねーの?」

「そう簡単ならとっくにやってるぜ。けどな、そのホワイト・スネイクってスタンドのせいで、あそこは、ある意味じゃスタンド使いの巣窟みたいになっちまってる。他の刑務所とはまるで違う。ホワイト・スネイクがあそこに潜んでいるなら、その気になればいつだってミナミや徐倫をぶっ殺せるって事でもあるんだ。」

「んな!?」

「そうか…、そういうことだったのか。」

「……。」

「仗助君!」

 仗助が立ち上がったので康一が驚いた。

「……で? 俺は何をしたらいいんだ?」

「……壊した部品をミナミとの面会の時に渡す。賄賂を渡せば食い物に混じったソレを渡すなんざどーにでもなるぜ。ミナミが運動場だの、とにかく外に花の束を出してその部品をくくりつけたら、仗助がクレイジー・ダイヤモンドで元に戻す! それで部品が花をくくりつけた状態で飛んでくるだろ?」

「ああ。やれるっす。」

「ミナミは、もう死刑囚や終身刑の囚人から50本程度の花は用意したらしいぜ…。」

「……そっか。」

「必ず受け取ろうぜ。無駄にするなんて絶対にあっちゃならねー。」

「分かってるっすよ。」

 

「刑務所に行くのなら…、僕も連れて行ってくれ。」

 

「花京院さん!?」

 そこへ、いつの間にか花京院。ただし記憶無し。

「行かなきゃ…いけないんだ。僕は…、なにかやらなければならないことがある。守らなければならない人がいる……。」

 単調な口調ではある。肉体と心(スタンド)に残る微かな思いが身体を動かしているのだ。

「ダメだぜ。」

「まだ邪魔するのかい? 僕はなんとしてでも行くよ。」

「………億泰と康一を呼んだのはな…、コイツの面倒を見てもらうためだ。」

「えっ?」

「えっと…、つまり…連れて行くって事ですか?」

「俺一人じゃ荷が重い…。ココ(SPW財団支部)に縛っとくのも疲れたぜ。」

「あー…。」

 そういうことかっと、仗助達は納得した。

 花京院の能力はそのまま残っている。だが記憶が無く、心(スタンド)に残った微かな思いに従って動くだけの存在になっている。それを制御し上手く導く者達が必要だ。

「もちろん、俺も行くぜ。ミナミを無事に連れ戻すんだ。」

「シーザーさん達には……。」

「言ったら……、承太郎が殺されるだろうし、下手すると刑務所が地図上から消えちまうぞ?」

「おう……。そりゃやべぇっすね。」

「だろ?」

「ナランチャも存在を消されかけたもんな。」

「言うな…。思い出したくねぇ…!」

 けど、思い出しちゃったナランチャは、頭を抱えてガタガタと震えた。

「でも、いずれはシーザーさんの耳に入っちゃうんじゃないですか? あの時…、キラークイーンの怨霊の時だって、どこから聞きつけたのか…。」

「ま、生きたマジもんの仙人だしよー。」

「ひぃいいいいいい…!」

「骨ぐらいは拾ってやるっすよ。」

「勝手に殺すな!」

「それで? 行くのか。行かないか?」

「分かってるって…、行くぞ。」

 口調も表情も単調な感じになっている花京院に急かされ、一行はG・D・st刑務所を目指すことにした。

 

 

 

 




刑務所という限定された舞台が、スタンド使い達の集結を阻害する!
クソ難しいぜ!

花京院は、心(スタンド)に強く残っている思いに従い動いているだけの存在に。
でもそれ以外の記憶がさっぱり無いので導き手が必要。そのために億泰と康一が呼ばれたという感じです。
仗助は、青いバラの花の回収と、あと刑務所破壊の時の修復係? あと治療班?


そう言えば、ジョルノは、6部後半の時には、すでに近くまで来ていたってどこかで聞いたような?
だからなんかの都合でイタリアからアメリカに来ているとしましょうか?

ミナミとナランチャの子供の名前候補(活動報告でも募集中)

  • 乗上(ノア)
  • ローゼ
  • 花梨(カリン)
  • マールナ
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