この辺りから省エネ期間に入ります。
『神と魔王』
これは宴会の時の話。
アルカナは神々が集まるテーブルへと歩いていき、彼女達に声をかけた。
「ハグレ王国に御座す神々とお見受けいたします。
私はアルカナ。星々を見る者にして、混沌の王を祖に持つ者。
地に降りて人に寄り添う偉大なる神々よ、どうかお見知りおきのほどを」
礼儀正しい挨拶をするアルカナに、神々も挨拶を返す。
「あら、これはご丁寧にどうも。福の神です」
「南の世界樹の神、ティーティーじゃ。そうかしこまらんでよいぞ」
「私は妖精の神様。かなづち大明神、と呼ばれております」
アルカナは三柱のうち、かなづち大明神をみてほう、と息を漏らした。
「ふむ、人工の神。いや、形代を得て神となった妖精か。
妖精は極めて高度な技術を持つ種族ではあるが、その技術を司る神がまさかこれほどまでに巨大とは。
なるほど、叡智に伴うだけの膂力と威厳を兼ね備えていらっしゃる」
「ははは。私は妖精への技術は口頭で伝えたにすぎません。それをれっきと形にできたのは、あの子たちが元々持つ力ですよ」
褒めそやすアルカナに、大明神もまさか自分の体が縮尺を間違われて作られたなどとは、話の流れ的に言い出しづらく、ちょっとだけはぐらかした。
「確かに、私も魔術の手ほどきをさせてもらいましたが、想定以上に呑み込みが早かった。特にプリシラは我が一族でもないというのに、霊子星術の基礎たる天体航路理論をいとも容易くものにしてしまった」
「プリシラですか。確かにあの子が身に着けていた技術、貴方の教えによるものと聞いていました。妖精を短期間で一流の戦士にまで仕立て上げられる力、まさしく召喚士協会の重鎮という肩書に偽りなしのようだ」
「はは、どうやら私の事はよくご存じらしい」
お互いを称賛し合うその姿は、極めて深い落ち着きと知性が感じられるものであった。
「ええ。貴方の事は前々から聞いていましたよ。
そして、訪ねたいことが一つあります」
「何でしょうか。妖精の神よ」
いつになく神妙な様子の大明神に、他二柱の神も息を呑む。
こほん。とかなづち大明神は咳ばらいをして、その問いを口にした。
「すなわち――――セクシーとは何か?」
「――――は?」
「一目見て理解しました。
貴方は、こちら側のものであるとね。
むしろ確信と言ってもよいでしょう。
そう、貴方もまた、セクシーを愛するものであると!」
大明神は先ほどの知性溢れる会話から一転、煩悩溢れる発言を繰り出した。
当然、側で聞いていた手乗り女神様は呆れ果てた。
このような知性と狂気と混沌を固めて人型にしたような女性がお主と同じな訳がなかろう、と。
「なにを言っとるんじゃお主は。
アルカナや、こやつの話は聞き流してよいぞ」
「ほう、それを訊くか。いいだろう」
「って、ノリノリかーい!」
そんなティーティー様の予想を裏切って痴話話にノリノリのアルカナ。
彼女もまた少女を愛し、庇護せんとする者として、セクシーのなんたるかは心得ているのであった。
その代償に、大明神と同類というレッテルが貼られたが、アルカナはむしろ誉として受け取るだろう。
「君のことは
「わかりますか」
「わかるとも、あの子のポテンシャルは素晴らしいものだからね。
充分な発育をしておきながらも、未だ発展途上。
これ以上あれの威力が増してしまえば、この世の男どもからはたちまち理性が吹き飛ぶだろう。
私は鉄の理性を持っている故、そうそうおさわりなどしないわけだが」
「その通りです!今のままでも素晴らしいセクシーを持っておきながら、なお成長の余地を残しているという恐ろしさ。これでもっと肌を露出してくれたら大満足なのですが。中々首を縦に振ってくれんのです」
「あいつは鉄壁だ。長期戦を覚悟するべきだよ」
「しかし、だな。私としては乙女たるもの肌をそうやすやすと見せるものではないと思っている。むしろ、服はしっかり着ておくべきだと思っている」
「と、言うと?」
「考えてもみたまえ。裸は確かに素晴らしいが、逆に言えばそれだけだ。それ以上の余地はないし、見慣れてしまえば、それは何も着ていないだけでしかない。そもそも私達は女性で、女子の裸はその気になればいくらでも合法的に見ることができる。ならば、だ。よりセクシーを求めるのなら、それは裸であってはいけないと思う。大事なのは自らがセクシーを感じる余地。つまり衣類を着たうえで、ボディラインが見えるのが最もセクシーだと思うのだがいかがだろうか」
「めっちゃ早口で語りおったな」
息をつく暇もなく己の見解を述べるアルカナに、紅茶の神様はドン引きである。
そしてそんな意見をぶつけられた大明神はというと――、
「ぬわーーーーーーっ!!」
「めっちゃ飛んだ!?」
「おおっと大明神、吹っ飛ばされた!」
バカでかい図体のくせして大げさに吹っ飛んだかなづち大明神は、やけにボロボロになって戻ってきた。
「ぐうっ、服を着込んだセクシーについてこうも熱く語られるとは何たる不覚」
「なぜに大ダメージを受けておる」
「服を着ているということは、すなわち無限の想像力を働かせられるということ。
私もセクシー大使として十分な理解を示しているはずでしたが……。いやはや、自分の無知に恥じ入るばかりです。ですがっ、そこに私はあえて反論する!」
「ほう……?」
「アルカナさん。いえ、ここでは敬意を表してサービスホワイトと呼びましょう」
「いやそれ、めちゃくちゃ失礼ですよ?」
あだ名をつけたことに福ちゃんがツッコミを入れる。
しかし、かなづち大明神はアルカナが相当なものを保有している*1ことを既に見抜いており、それに相応しい称号を進呈しただけだ。
「貴方は服を着たエロスが素晴らしいと言いました。
ですがそれにも種類がありましょう。
全身タイツ。黒インナー。スーツ。ドレス。巫女服。着物。そして水着!
衣服に詰まったエロスこそがセクシーの真骨頂と仰るならば、貴方は何を至高の衣装とするのですか!」
「いいだろう。本来、優劣をつけるなど愚の骨頂だが、選べと言われれば答えざるを得んな。
心して聞きたまえ。私が最も素晴らしいと思うのは――――
――――メイド服だ!!それも、メイド喫茶の不必要に媚びたものじゃない、クラシックなメイド服さ!!」
戦慄、走る!
まさかまさかの、どちらかと言えば萌えに近いチョイスに、大明神は驚愕を隠せない。
「メイド服、だとぉ!?それも肌が全く見えないあの……!?」
「考えてみたまえ、あの一部の隙も無いドレスの清楚さを。しかし姿勢によって象られる体の輪郭はまさしくセクシーでその下にあるものへの想像を掻き立たせる。そして頭上に輝くホワイトブリムが、清楚の中に愛らしさを浮かび上がらせるのだ!」
「む、むむむむ。むむむむむむむ!」
この時、かなづち大明神の脳裏にはアルカナの言う通りのメイド服を纏ったエステルの姿が浮かんでいた。
薄着でボディラインがはっきりとした服装の彼女が、一転して清楚の塊ともいえるメイド服を身にまとう。
そこに露出はない。体の輪郭も隠れてしまう。
だが! そこには確かにセクシーがあった!!
それどころか、隠されたその価値は己の中で何倍にも膨れ上がる……!!
都合四十秒もの時間。かなづち大明神は自らの妄想を咀嚼し続け、ようやく飲み込むと、その圧倒的なボリュームに思わず膝をついたのであった。
「いや長いわ」
「くっ、まさかこれほどまでに打ちのめされるとは……!!
ですが感謝します。あなたのおかげで、私はまた新しい境地に目覚めることができました」
「いや、目覚めんな」
晴れ晴れとした気持ちで敗北を受け入れる大明神。
真面目な顔で積み重ねられていくボケにツッコミを差し込んでいく紅茶の神様。
そこに、手が差し伸べられる。
「何、先に話を持ち掛けたのがそちらだったというだけのこと。
これは相手の答えを受け入れ、新たな境地を開拓する問答なれば。
答えを受け取る者がその重みを理解するのは当然の事。
仮に同じ問いかけを私が行って入れば、膝をつくのは私だったでしょう」
その言葉に、ハッとなって顔を上げる大明神。
彼女もまた、この問答の真の意味に気が付いたのである。
「つまりこれは敗北ではなく――――」
「そう、我々は互いの思想を再確認しただけなのです。
おかげで私も、己の内を見つめ直すことができた。
感謝をする、かなづち大明神殿」
「サービスホワイトさん……!!」
「もうツッコミきれんわ。おーい、福ちゃんや……っておらん!?」
最早捌ききれないと判断したティーティー様がツッコミ役を福ちゃんにバトンタッチしようとしたところ、いつの間にやら彼女はジュリアやドリントルと一緒に歓談していた。
率直に言うと逃げたのである。
「後日、また改めて意見を交わしましょう。その時は、そちらの見解をお聞かせ願いたい」
「ええ、勿論。私の意見が貴方の解釈でどのような変化を見せるのか、楽しみにしていますよ」
そうして二人は固く握手を結び、互いを尊敬するに足る者だと認めあった。
これが、世界一下らない友情が結ばれた瞬間であった。
「な~に、人様を妄想のダシにして友情を深め合ってんのよこのダメ人間ども!」
「エステルさん!?」
「げ、エステル」
横からの声に目を向ければ、エステルさん激おこぷんぷん丸。
「先生が神様と話をしていると思ってきてみれば、大明神はともかく先生まで!」
「誤解ですよエステルさん!私はただアルカナさんとあなたの魅力について語り合っていただけです!」
「そうだエステル。何も恥じらう必要などない。お前の魅力はむしろ誇りに思うべきで――――」
二人が弁明しようとするも、それは何の言い訳にもなっていないただの詭弁だった。
「反省しろぉ!バルカンフレア!」
「なんの、大明神ガード!!」
「ぬわーーーーっ!!」
ためらいなく大明神を盾にしてアルカナはこれを凌いだ。
「ふう。危ない危ない。以前よりも炎のキレが増したじゃないか」
「よく言うわ。容易く防いでくれちゃって」
「あの、受け止めたの私ですよね?」
アルカナが魔法が上達を称賛すると、エステルも褒められるのはまんざらではないのか得意げにする。
顔面にバルカンフレアを喰らった大明神は顔を真っ黒にしながらもぴんぴんしてた。ギャグ補正がかかっているとはいえ流石のタフネスだ。
とまあ、このようにアルカナも王国の仲間たちとの親交を深めていたのであった。
『魔導の巨人と小さな王様』
帰還計画がハグレ王国にも受け止められ、アルカナが今後の打ち合わせをローズマリーと行っている時のこと。
メニャーニャは、ハグレ王国の仲間と交流していた。
「これがサイキックパワーよ!」
「おお、これは。成る程、確かにシノブ先輩が興奮していたのも頷けます……!」
サイキッカーヤエの超能力ショーに、素直に感心するメニャーニャ。
初対面であっても、話の輪に加われるのは流石の処世術と言ったところか。
うさん臭いだのなんだのと言われるが、ヤエちゃんの超能力は本物で、魔導に精通した召喚士にとってみれば目を剥いてしかるべき未知のパワーだった。
そうして盛り上がる皆の様子を、シノブは少し離れたところから見つめていた。
早速溶け込めているメニャーニャを見て顔を綻ばせているが、シノブ自身はその場から一歩も近づかないでいた。
「……」
エステルがこっちを見て手招きするものの、肝心の一歩を踏み出す勇気がない。
シノブは曖昧な表情で微笑んで濁すと、他の人に声を掛けられてエステルはこちらから目を離した。
もったいない。
そう思いながらも、これでよいとも思ってしまう。
(私は、あの人たちとは違う)
シノブがアルカナを師と仰いで早二年が経つ。
仙人じみた彼女の生き様を見て、自分自身の在り方にも向き合えてきたものの、それまでに自分が忌避されるものだという感覚を拭うことはできていなかった。
むしろ、アルカナのように高みからの視点でいきることがふさわしいのだと考えるようになっていた。
それでもまだ、シノブは人と深く繋がることを諦めきれてはいなかった。
遠くから彼女達を羨ましそうに見てはいるものの、足を運ぶ様子はない。
そんな自分から仲間外れになっている者を、王様は目ざとく見つけていた。
「あれ、どうしたんでちか。シノブちゃんはみんなとお話しないんでちか?」
「あっ。デーリッチさん……」
「そんなところにいないで、君もこっちに来るでち」
と、小さな手が差し伸べられる。
当然、シノブだってその輪の中に加わりたい。
だが、どうしても踏ん切りがつかないのだ。
「私は、いいんです」
わざわざ集団から離れてまで、こっちを誘いに来た彼女を嬉しく思いながら、
それでも、自分はあの中に加わってはいけないのだと戒めてしまう。
――齢十に満たない時から召喚術を扱ってきた。
ヘンテ鉱山の顛末は知っている。
あの装置が未だ生きていたこと、ハグレ王国がその不始末を解決してくれたこと。
そのことに深く感謝をすると同時、
あの惨劇の引き金を引いたのが自分だと知れば、彼女達はどのような顔をするのだろうかと考えてしまう。
「それに……。そういうお話とかは、お友達とするものでしょう?」
だからこのように、相手との間に壁を作るような物言いをしてしまう。
自分のせいで、多くのハグレがこの世界に召喚され、使い捨てられてしまった。
自分のせいで、多くの人間が命を落とした。
エステルやメニャーニャのような、召喚士らしからぬ特徴を持つ二人とは違い、生粋の召喚士である自分が、ハグレである彼らとは仲良くすることは難しい。
そんなシノブの思いを知ってか知らずか、デーリッチはにっこりと笑った。
「じゃあ、今から私もシノブちゃんと友達でち!」
そんなあっさりと友達認定されたことに、シノブは目をぱちくりさせた。
「とも、だち? 私と貴方が?」
「そうでちよ?」
「……いいのですか? その、私は召喚士で、貴方はハグレで……」
召喚士である自分が、ハグレと友情を結べるのかと、戸惑ってしまう。
それに、いくらハグレが強いからと言って、自分のような並外れた力を持つ化け物のことなど、受け止めてもらえるのだろうか……。
そんな思いが、差し出された手をとることをためらわせる。
「関係ないでちよ。友達は誰とでもなれるもの。エステルちゃんの友達なら、デーリッチ達とも友達になれる。遠慮しなくていいんでち。みんなシノブちゃんを歓迎しているでち。
ね、みんな!」
「……え?」
応! と誰の物かもわからない声が返ってきた。
シノブがあたりを見回せば、さっきまでショーに夢中だった面々はいつの間にやら彼女達のほうを見ていた。皆一様に笑顔で、誰かやってくるのを待っている。
それが誰かなど、聡明な彼女に分からない筈がなかった。
「みんなシノブちゃんが来るのを待っているでちよ。ハグレだとか召喚士だとか、他の人より強い力を持ってるとか、そういうややこしい話は置いといて、まずは君の事が知りたい。だから、一緒にお話しするでち」
そう言って、小さな手が重ねられた。
自分のよりも一回り小さいというのに、まるで包み込まれるような温もりを感じた。
そこに、親友の声がかけられた。
「そうだよ、シノブ。ここにはアンタを化け物なんて罵る奴はいない。
ちょっと個性的な者達がいて、アンタのそのうちの一人になるだけよ」
「少し接しただけでも、ちょっと胃もたれしそうなぐらいには賑やかですけどね」
「メニャーニャはこう言ってるけど、直ぐに慣れるよ。だから、シノブもこっちに来なよ。
……シノブ?」
「どうしたの、エステル?」
唐突に言葉を止めたエステルを、シノブは訝しんだ。
「シノブ。アンタ泣いてるの……?」
「え……?」
エステルが指摘する。
そこで初めて、彼女は己の頬を伝う何かに気づいた。
一度自覚してしまえば、感情が追い付いて。
「え、わた、し。泣いてるの?どうして?」
頬を袖でぬぐうも、一向に涙は止まらない。
それどころか、流れる量は多くなるばかり。
「え、なにこれ。おかしいわ。
ねえエステル、どういうことなの。
メニャーニャ、どうすればいいのかしら。
私、悲しくないのに。
とっても嬉しいのに。
涙が全然、止まらないの……!!」
シノブは溢れ出る感情を理解できなかった――
いや、理解してはいたが、それを受け止めきれるだけの器を持っていなかった。
どれだけ叡智を重ね、膨大な魔力を持った魔導の巨人と呼ばれようとも、
彼女は、失った愛を求め続ける、ただの子供だったのだから。
愛弟子が咽び泣く様子を見て、アルカナは素晴らしいものを見たといったように微笑んだ。
「そうか。あの王はどうやら、シノブにとっての星でもあったようだ」
「アルカナさん……」
「これは彼女の名誉のため詳細は伏せさせていただくが、あの子は幼い時期に親を亡くしていてね。それが、おおよそ五年ほど前の話になる」
「そうなんですか……」
ローズマリーは、彼女の境遇に少しだけ自分を重ねた。
自分もまた、親との関係に問題があったからだ。
「二年前に私の研究室に来てからは、彼女には師として振舞うとともに親のように接してきたのだが……。私自身、人を愛するという経験が少なく、あの子に教えられるものと言えば、超越者として人を慈しむ心構えと、天賦の才を持つ者の背負う業ぐらいだった。真にあの子が欲していた
そう語るアルカナの顔からは、やるせなさとほんの少しの安堵が読み取れた。
彼女は、自分がシノブの行き先を定めてしまうことを恐れていた。
世のためにすべてを費やすことが、お前の生きる道なのだと示したくはなかった。
だからこそ。
人も獣も神も悪魔も受け入れるハグレ王国は、求めてやまないものだったのである。
「シノブさんも、この王国が居場所になってくれるといいですね」
「ああ、あの子が人と同じ視界を共有できるのはハグレ王国だと思ってる。とは言っても、今はまだ私の側で実験の手伝いとかやってもらわないといけないから、シノブもメニャーニャもそっちに住まわせたりとかできないんだけどね。お邪魔できるとしたら、全部終わってからになるかな」
大変だと笑うアルカナだが、その顔に憂いはない。
むしろ、楽しみで仕方がないようだった。
「はは。それじゃあその時が早く来るように、私達も頑張らせていただきますよ」
「楽しみにしておくよ。……ところで話は変わるのだが、いくつかそっちで引き取ってもらいたいものがあるんだ」
そう言ってアルカナが告げた内容に、ローズマリーは驚愕したものの、
すぐに受け入れを進めようと、快諾したのであった。
〇アルカナ
作者は別にメイドが一番好きというわけではないです。
ただアルカナが王国の女子全員にメイド服を着せようとする図がしっくりきてしまっただけなのです。
もっと熱く語れる人がいたら感想欄にでもどうぞ。
〇シノブ
実はアルカナではシノブを救えない。
『同類』である彼女はシノブを肯定できるが、いずれ自分の手足として天才を使い潰してしまうため。
アルカナの下だとシノブの苦悩には永久に答えが出ないのである。
次回は帰還計画の実験を実行に移すアルカナ達と状況を動かす者達の様子です。
それではお楽しみに。