船…否、艦の勇者の実験艦   作:三笠改二

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改めまして、三笠改二と申します。
初作品なので至らぬ所もあるでしょうが、よろしくお願いします!


第1話 とある海域にて

~とある海域にて~

 

空の青と海の蒼が混じり、地平線をあやふやにする、そんな彼女たちにとっては見慣れた昼下がり。

 

海面をまるでスケートのように滑って移動する、 六隻…否、六人。

 

「寝みぃ…ねぇ古鷹(ふるたか)ぁーちょっと休もうよ」

「…加古(かこ)、さっき小休止したばかりでしょう?」

「うぅ…」

 

オッドアイの少女―古鷹が、片目を黒髪で隠した、眠そうな妹艦―加古を窘める。

 

「あらあら~また寝れなかったの?」

「うん、あの夜戦バカが騒いでてさ…ク*が」(*←自主規制、見せられないよ!)

「加古!?ちょい落ち着き、キャラ変わっとるで!」

「姉がご迷惑をおかけします…」

 

「あらあら~」など少しほんわかした口調の、

艦娘屈指のサイコパ……チャキ(←薙刀を突きつける音)

細目の笑顔が美しい天龍型二番艦―龍田。

 

艦娘でも、数える程しか居ない特徴的な関西弁キャラであり、

1部では独特なシルエットの人とも親しまれるまないta……ブゥゥン!!(←艦載機が発艦した音)燃費が良く、頼れる潜水艦キラーこと、龍驤型一番艦―龍驤(りゅうじょう)。

 

夜戦バカこと、川内型一番艦―川内(せんだい)の二番艦にして、個性の濃い姉と妹と比べ…るのも失礼な程の常識人であり、一方で鬼軍曹と言う二つ名を持t…ガチャン(←15.2cm連装砲を構えた音)おひとやかで心優しい川内型二番艦―神通(じんつう)。

 

そして、

 

「待っ待ってよぉ~、みんなぁ~」

 

みんなから一歩遅れ追従する、緑色の髪をポニテで結った少女。

よく夕張メ※ンを持って龍驤程ではないにしろ、ほとんど揺れないアレを嘆く描写で描かれることが多い…ガチャン(20.3cm(4号)連装砲を構えた音)……ツッコミ遅(ボソッ)(¬_¬) (T∀T;)「し、仕方ないじゃない…!装備が重いんだものっ!」

 

「大丈夫ですか?夕張さん」

「遅いでー、夕ちゃん。大丈夫かいな?」

「し、仕方ないじゃない…!装備が重いんだものっ!」

 

顔を真っ赤にして、夕張型一番艦―夕張は反論する。

確かに彼女は、彼女より大型艦と比べても引けを取らない兵装を搭載していた。

 

夕張の役割は、兵装実験艦。

様々な試験兵装のデータ収集を目的としている、特殊な艦種である。

 

「まぁまぁ、みんな。目標海域まであと少しだから頑張ろ?」

「早く調査?だっけ。それして帰ろうよ~」

「あら~それは少し厳しいと思うわ~」

 

だから必然だったのだ。

 

「まぁ、欧米の方でも手を焼いとるようやしなぁ」

「そうですね……っ、まもなくバミューダトライアングルに入ります。総員第一級警戒態勢」

「了解!」

「りょうか~い」

「了解したわ~」

「了解や」

 

………

 

「あれ?夕張ちゃん?どこっ!?」

「えっ!?夕張さん!」

 

……船の眷属器の所有者として召喚されたのは。

 

「……ここどこ?」

 

高度1500から、一人の少女の困惑した声が聞こえた気がした。




どうでしたでしょうか?

更新は、2、3週間置きに行います。感想をお待ちしてます!
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