遅れた理由……家に通信機器(WiFi)がないので、日頃合間を縫ってコンビニで執筆していたのですが、コロナの苦ソ野郎のせいで外出制限の為次話がなかなか投稿出来ませんでした。
かなり不定期になると思いますが、気長に見てもらえれば幸いです。
【船の眷属器】と話し合った私―夕張は、私の世界の四聖?【羅針盤】の協力を仰ぐこととなった。
「と、言うわけで世界渡航してきます」
「「「「「……はい!?」」」」」
あれ?上手く伝わらなかったのかな?
じゃあ、少し詳しく説明し直しましょう。
「【船の眷属器】の一度訪れた場所に行けるスキルを使って、私の居た世界の【羅針盤】に協力を仰ぐ。その後【羅針盤】の所有者の望む場所を指し示すスキルを使って【盾の勇者】がいる世界に救援に行く……簡単でしょ?」
「えっ…と?簡単、なんですか、それ?」
「言うは易く行うは難し…と言ったところですね」
「波が来ている状態じゃないと、他世界への渡航は原則出来ないんですよ」
八重樫さんの疑問に、グラスさんとテリスさんが答える。
「それに、眷属器の権能にも限界はあります」
「そうだな、キョウも言っていたが……他世界渡航する何かしらのスキルがあるとしても、その世界が離れている状態だと次元の狭間に……ようなことを言っていた」
そうか、多分イメージ的には震電で、大気圏に飛んでいくような感じかな?
どれだけ【船の眷属器】が高性能でも、目標がその権能で行けない場所なら意味がない……ってことだろうか。
確かに、今この世界がどの世界と繋がっているのか?それが私の居た世界なのか?不安材料が多すぎる。(むしろ不安材料しかない)
どうしたもn
「……問題はないと思うよ」
「!し、時雨さん、今なんて……?」
「…この世界は夕張や僕が元々居た世界と、まだリンクしている」
「な、なんでそんなことが分かる?」
「……僕って、結構特殊な生まれでしょ?ボスからのドロップ、そこまでは元々居た世界と一緒…だよね?夕張」
「えっ?えぇ、そうね」
と時雨さんは、私に相槌を求めたあと、一拍あけて。
「ただね、僕は簡単に言えば二つの世界のハーフだ。だからかな?僕は二つの世界がまだ離れていないことが感じられる」
「そ、それなら……!」
「うん、可能性は十分あるよ」
良し、匙は投げられたっ!(イヤ、匙投ゲチャダメ。投ゲルノハ、賽ダヨ)
「じゃあ、ちょっと里帰りしてきます」
「里?」
「こ、言葉の綾です///ゴホン、と言う訳で産みの世界に一旦帰ります。【船の眷属器】、お願い」
[了解しました]
「何か必要な物とかある?」
[そうですね……では、座標割り出しに夕張さんの艤装を貸してください]
私の艤装が独りでに動き出す。
【船の眷属器】曰く、世界渡航の座標算出の為に演算機として艤装の力を借りるらしい。
……(演算中)
「夕張…ちょっといいかい?」
「どうしたの?時雨さん」
「僕も、同行してもいいかな……?」
「えっ?別に構わないですけど」
「夕張殿!自分も同行させて頂けませんかっ!」
「や、八重樫さん!?べ、別にいいですけど……」
「俺も一緒に行くぜ、ユウバリの嬢ちゃん」
「鎌の若様!?」
「ふふっ、若様ですって……ふふっ」
「ラルクだ。名前で呼んでくれ……」
そして、演算が終わる頃には……
「どうしてこうなった……」
時雨さん、八重樫さん、ラルクさん、テリスさんが同行することとなった。