船…否、艦の勇者の実験艦   作:三笠改二

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今更ですが、私の艦これの知識は《艦これ改》というPSVitaだけです。
なので、艦これの好きな方、是非推しキャラを教えてくださいネタが足りません……(切実)


第14話 「助けて【船えもん】」

「またかー」

 

………私は、また上空に投げ出された。

一生に一度でいい体験を二回もするなんて……憑いてるのだろうか?ブキミー族のトホホなんとかみたいのが。

 

「今起こったことをありのままに話すぜ……

私はみんなを連れて世界渡航していたら、またしても空中にて自由落下していた……

何を言ってるのか分からないだろうが、私はこの異常に慣れつつあるのが怖かった」

「寧ロ、パニックニナッテ無イ時点デ、オカシインジャナイカ【オ前ラ】」

 

「周リ見テミ?」と言われて、周りを見れば………

ラルクさん……はしゃいでる。

テリスさん……宝石の力で酸素を確保している。(忘れていたが、転移時は富士山より高度が高かった。酸素は薄いし、普通の人なら昏睡状態待ったナシだ)

時雨さん……艦娘の為、ケロッとしている。

 

……あっ!?待って、じゃあ普通の人間の八重樫さんは!

(ラルクに関しては、眷属器の加護?でこの程度なら大丈夫らしい)

 

八重樫さん……結論から言うと、ビンピンしてました。

 

「あっ、自分は陸上自衛隊のレンジャーでしたので、このぐらいは……」(後日談)

 

……………実は八重樫さんが一番強いんじゃないかな?人間の枠組みの中ではかなり上位にいそうだわ。(私の【提督】はなー………人間辞めてるからなぁ)

 

「けど、このままだとお陀仏だわ……どうにかしないと…!」

 

前回と違って今回は複数で落ちてる以上、私一人しか助からない前回の方法は却下なので。

 

「助けて【船えもん】っ!」

[便利な未来の猫型ロボットじゃないんですけど……まぁ、いいです任せてくださいっ!]

 

「アッハイ」

 

ノリと冗談で言っただけなんだけど、真面目に受け取られた。

寧ろツッコミ待ちだったんだけどなぁ。

 

[では、皆さんを夕張さんを中心に半径1メートル以内に集めてください]

「……いや、無理でしょ。自由落下でそんな動き回れるようなスキルも技能もないわよ?」

[夕張さんのソレを使えばいいんです]

「ソレ?」

 

【船の眷属器】が思念で伝えた先は……艤装に付いている錨(いかり)。

 

「……【船えもん】。まさか、これで………?」

[大丈夫、皆さんレベル1でも頑丈でしょうし……たぶん]

「ねぇ『たぶん』って言ったわよね?今『たぶ[は、早くしないと間に会いません!]

 

「……みんな、少しくすぐったいわよ」

「あっディケイ※」

「輝石よ―」

「お、おう!」

 

私は、錨と鎖を限界まで出し、カウボーイの持っていた縄と同じ要領で鎖を回す。

まず、ラルクに向けて飛ばす。

 

「うおっ!?」

 

「動かないでね、ラルク!」

 

鎖に巻かれたラルクを引っ張り、艤装のメンテナンス用のアームで固定する。

その後、どうにか全員をアームに固定完了し、私は【船の眷属器】にバトンタッチした。

 

「じゃあ、頼むわね」

[頼まれます。では……スキル《軍船召喚》]

 

そして、艤装が光を放ち………

 

目を開けると、そこは夕張の中だった。

 

かつて、第二次世界大戦で、生き抜いた艦が、その中にいた。

 

[鋼鉄の鎧です。これなら海に落ちても大丈夫でしょう]

 

「【船えもん】マジ有能」




今、ガーリーエアフォースと艦これでクロスオーバーを書いています。
世界観が互換性があるっぽい気がするんですよね。
ちょっと、思いついただけなので、挙げるのはもう少し先になりそうです(笑)
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