夕張「ここどこ」
「ここどこ?」
いや、訂正しよう。分かってはいるのだ、それを認めたくないだけで……
えっと、要するに、
「今起こったことをありのままに話すぜ……
私はある海域に向かっていたら、いきなり空中にて自由落下していた……
何を言ってるのか分からないだろうが、私も何を言ってるのか分からなかった」
「言ットル場合カッ!」
「おフッ!?」
艤装から飛び出した妖精からの渾身のブロー。
何か妖精さん……赤いね、目つきも鋭いし、ギロ※伍長ですか?
それを頬にくらいクールダウンした私は、改めて辺りを見回す。
限りなく続く青青青……
眼下には、和風な街並み、青葉が前に見せてくれた城下町の様な感じだ。
高度は……1000きったかなぁ。
あぁ……空はあんなに蒼いのに……
「南無三」
「アキラメルナっ」
「おブッ!?」
「アキラメタラ、ソコデ、シアイ、シュウリョウ、デスヨ」
「文節で区切らなくて良いから…!あと試合じゃなくて人生…艦娘生?…っが終わるから!?」
けど、この一風変わった妖精さんのお陰で、死の恐怖が少し薄れた…!(何かとても不本意だけども!)
何とかして、ここを凌がないと!
使えそうなものは……
増設バルジ(改二甲)……装甲強化だけど、多分…いや絶対意味無い。
3.7cmFlak M42…対空機銃、意味無い。
水上偵察機 紫雲…乗れ…る訳ないなぁ。「アア、アネサン…フトッ」カチャッ……
妖精さん専用だもんね!ねっ!
あとは、試作品の20.3cm(4号)連装砲。
これは、今までのデータを元に精密射撃・再装填時間短縮・威力向上・コストパフォーマンス……等を考慮して明石と造った傑作!
少し反動が強いけ、ど……?
「っ!これならどうかしら…?妖精さん、砲塔を真下に向けて!」
「ガッテンダ!」
……何か私のとこの妖精さん、個性強すぎない?
今の妖精さんで頭を過ぎるのは、十七駆の江戸っ子口調の谷風。
問題はその前……明らかにケ※ロ軍曹のとこのギロ※伍長や、安西※生……
き、気にしたら負けなのよ…!
「マシタニムケタゼ」
「はーい!…じゃあ試していくわよっ!」
私が思いついたのは、単純明快。
真下に空砲を速射しまくって反動で空中落下のスピードを軽減し、適当な箇所に着陸。
「増設バルジもあるし、1発大破は防げるはず……」
――この時の私の予想は、当たっていた。ただ不幸か幸運か……私は焦っていて気づきませんでした。
「…第一斉射っ!てぇっ!!」
ドオォォンッ!!
――実弾装填したまま撃ってしまったとは……
「「「「……あっ(アッ)…」」」」
次回予告
夕張「見切り発車の小説だから、作者のモチベーションがどこまで持つかよね……」
作者「残念、次の話しまでは書きだめしてたのだ…!」
妖精さんズ「ソッスカー」
作者「反応が淡白……」(T∀T;)