私たちデビルハンターにとって飯の種であり、この業界で最も最期の逢瀬の相方である悪魔たち
彼らは自身の名前に起源を持ちその起源に類する現象を引き起こします
それらは人間の恐怖から生まれる概念から肉付けするように構成されています
だからと言ってそれだけに注意しては足を掬われ頭から喰われます
こちらに来る悪魔には手足も頭もついてます
人間に出来る事は悪魔もするでしょう
だからこそ
それ以上の人間らしさで対処しましょう
次のページでは使える工具、商品が!
ーーl以上、月刊誌儲かる?非合法デビルハンターのススメより抜粋
きがつくとわたしはニンシンしていた
急に悪寒を覚え聞き返す間もなく逃げ出すように出て行った医師の説明を簡潔にするとこうだ
外傷は運び込まれた時点では想定より軽微なもので救急隊員の話と違った
わたしは妊娠していて生後9か月〜10カ月の胎児が確認された
何があったか今後警察から詳しく調査があるとのことだった
妊娠と聞いて普段の素行の悪さが原因か?や早くして夫に先立たれたや
あの修羅場で死ねば良かったと
考えるが答えは違うのだろう
おそらく今あのスプラッタな悪魔が自分の胎のナカに居るのだろう
知っている知識と違う
本来悪魔に身体を捧げた人間はベースは残るものの自我と人格は消し飛んで出来上がった
空の肉体にペーストする様に悪魔が入り悪魔らしい悪魔になる
なのにわたしは【わたし】として存在し例の悪魔はここに居る
あっおなかけった
とにかく、
例外は主人公くらい仲良しか、益になると判断された悪魔くらいで
わたしが知っている限り大抵悪魔は人間を餌としか見ていない
例え何もしない野良でいたとしても害なら処分される社会だ
人権ある悪魔が新聞にもテレビにも露出しない時点でわかりきっていた
わたしの状況は特殊であり、いつ暴発するかわからない拳銃を抱え込んだと
とりあえず説明書代わりに本人に声をかけてみる
「なぁに?おかあさん」
なんとなく母性がガン上がりした
……それからいくつか話してわかったことが
念話は出来ないようで、不穏な考えで即死の線はなくなり安心した
この子の名前は水子の悪魔だそうで今の姿は女の子だそうだ
嫌いなものはお医者さんと暴力を振るう人
好きなものはおかあさんなんて、なんて可愛い子
どうやら約束通り無理して生まれるのではなく普通?に生まれるつもりらしい
そのために多少の力をくれているのだそうだ
まさかこんなにおかあさんを思ってくれるなんて!なんて良い子なんでしょう!それならおなかに入れても痛くない!(暴論)
簡単に言えばこの子が愛おしくなったのだ
思えば以前もこの人生も心の底から湧き上がるような想いは無く
唯現実に絶望して惰性に生きていた
だがこの子はどうだ!かつて伝え聞いた声で、愛らしい姿で、このクソッタレた現実に存在しているのだ
護らねば
そう決してわたしはもう殆ど繋がっている手足と覚悟の決まった脳で
病院から抜け出し、持てるだけの荷物と金と衣服を実家から強奪し出て行った
両親は何か騒いでいたがお腹の子の教育に悪いので眠ってもらった
今は我が子が大事ですので
我が子が生まれた時に平穏な生活を与え、乗り越える為に
すいません漢字抜くのキツい