最初は一話でサンシャインの話一話分進める予定だったのですが、二話以降それが厳しくなってしまいました…ですが、分の量が増えた分中身に厚みを持たせていければと思ってます。
それでは第四話、おねがいいたします。
追記、誤字報告ありがとうございます
先日の千歌の家に行ったあと、心境に変化のあった梨子は何と、作詞作曲だけでなくメンバーとして活動することにしたという。
やはりあの日に何かあったのだろうと思い「なんで急にそうしようと思ったの?」と遥は姉に聞いたが、何も教えてはくれなかった。
「ところで、何で遥まで朝から外に出てきてるの?」
千歌と曜と朝練をする約束をしていた梨子が家から出ようとすると、ジャージ姿の遥が一緒になって出てきたため。梨子はそう遥に聞いた。
「いや、ちょっと今日から体力づくりしようかと思って、この前ちょっと走ったら倒れて姉さんに迷惑かけたでしょ?だからちゃんとしようってさ」
「ふーん?まぁ倒れないように気をつけなさいよ?この前は家の前だったからよかったけどそうじゃなかったら大変なんだから」
「わかってるよ、それじゃあね」
「えぇ、気をつけてね?」
そう梨子と言葉を交わすと遥は道路沿いをランニングしようと外に出たところで千歌と曜に遭遇する。
「あっ遥くん、おはよう」
「おはヨーソロー!」
「おはようございます、高海先輩、渡辺先輩」
「遥くんはこれからランニング?」
千歌と曜に挨拶を返すと、千歌が先ほどの梨子と同じ質問をしてくる。
「はい、ちょっと体力つけようかと思って」
「そうなんだ~じゃぁさ?私たちと一緒に来ない?」
「いっ、いやそれはちょっと…、迷惑になりそうですし…」
正直なところ遥はこのぐいぐいくる千歌が、正直苦手だったのでやんわり断ろうと思ったのだがこの先輩はこんなことでは引き下がらない。
「そんなことないよ!それにみんなでやった方がさぼんないで続くし、それにダンス客観的に見てくれる人ほしいし…」
あぁ、きっと最後のが本音だったんだな。と、遥は思った。が、そうこうしていると、梨子も追い付いてきた。
「おはよう、千歌ちゃん、曜ちゃん。あら?遥どうしたの?」
「おはよう梨子ちゃん、今遥君をマネージャーに勧誘してるの!」
マネージャー?そんな話はしていないだろう。と言い返そうとするが、梨子の口から思わぬセリフが飛び出した。
「そうねたしかに客観的な評価はほしいし、遥も少しならピアノも弾けるものね」
「それに部員五人にならないと部として認めてもらえないし」
これは曜、遥も三対一ではもう無理だと思い、「わかりました」と渋々返して三人の練習に付き添うのだった。
その後軽いランニングと柔軟を終えた後、三人はステップの練習をしていた。一台のスマホはメトロノームのアプリを、もう一台はカメラを起動して三人のダンスを撮影していた。遥はしばらくその様子を眺めていると、三人はいったんやめ動画を使ってのチェックに入った。
「ここのところの蹴り上げが甘いね、それにここの動きも」
曜がすぐ改善点をみつけ、千歌は「本当だ…」と漏らす。
「よく気が付いたわね」
「高飛び込みやってたからね、フォームの確認は得意なんだ」
と、感心していた梨子に対してそう得意げに答えた曜は、遥に対して「リズムはどうだった?」と聞いてきた。それに対して遥は。
「大体いいとは思うんですけど…高海先輩が少し遅れているようにも見えました」
と、一応請け負ってしまったのでしっかり見ていたうえで感想を述べると、「わたしかぁ~」と千歌が天を仰ぐと、一台のピンク色のヘリが視界に入る。
「何、あれ?」とそのヘリを指さす千歌に曜が
「小原家のヘリでしょ、新しい理事長もそこの人らしいよ?」
と返した。だが遥は一度も理事長などという肩書の人間をこの学校に来て見ていないので、理事長がいたのかなどと考えていると、ヘリがこちらに近づいてきている。
「なんか、近づいてきてない?」というが姉に「そんなわけないわよ」と返されるが、気のせいではない。「危ない!」そう言おうとした時にはヘリのローターの音以外何も聞こえないほどの距離にヘリが来ており、そのまま四人の前に、着陸したのだった。
「チャオ~♪」
そのヘリから出てきたのは、浦の星の制服の上に緑のベストを着た、金髪の少女だった。
放課後、理事長室に来るように始業前にに言われた千歌たち4人は、理事長室にきていた。
なんでも理事長が話があるのだという、いったい何の話だろうと内心びくつきながら理事長室の中に入っていくが、中にいたのは今朝の少女だけだった。
「この私、小原鞠莉が新理事長デース!!」
理事長はどこにいるのかたずねたところ、少女は得意げにそう答える。
「新理事長?」そう返したところに「イエース!!」と返してくる。
「でも気軽にマリーって呼んでほしいな」
「でもー」
「紅茶飲みたい?」
曜が言いかけたのを遮って聞いてくる、この人とまともに会話できないんじゃないか?そう遥が思っていたところ、千歌が「あの、新理事長ー」と言いかけたところ、「マリー!」とすかさず訂正を入れてくる。千歌がおそるおそる。
「マ、マリー…」と読んでみると、とてもにこやかな顔押してくる、呼ばれ方に対してこだわりがあるのだろう、とりあえず話は進みようだ。
「そ、その制服は?」
千歌がそう続けて聞いたところ、彼女は不思議そうな顔をして。
「へんかな?ちゃんと三年生の色のリボンも用意してきたんだけど…」
と言っているがここにいる4人の疑問はもちろんそんなことではなく。
「理事長ですよね?」
かさねてそう聞くと今度は、
「しかーし!この学校の三年生であり理事長でもあるのよ!カレー牛丼みたいなものね。」
そう『カレー』の部分だけやたらといい発音でいってくる、おそらく海外にいた経験でもあるのだろう。おそらくこのまま話は進まないと諦め、そんなことを考えていた遥のとなりで梨子が「たとえがわからない…」とつぶやくと、
「わからないの?」とすぐ詰め寄ってくる。
「わかるわけありませんわ!」
ふとそんな声とともに、一人の生徒が入ってきた。ロングの黒髪にストレートヘヤーをなびかせながら入ってきた彼女はリボンの色が三年生ということを示す緑だった。確か生徒会長だったはず、などとおもっていた遥をよそに、鞠莉はその生徒に飛びつくと…
「ワ~オ!ダイヤ久しぶり、ずいぶん大きくなって」
とその生徒、ダイヤに抱き着いた、だがそれだけでなく彼女の胸を触り始め、
「でも、こっちのほうは相変わらずね」
などと言い出すので、ダイヤも思わず。
「やかましい!!…ですわ…」
と怒鳴ったのだが恥ずかしくなったのか小声でそう付け足すようにつづけた。遥はとっさにとなりの梨子に目をおおわててしまったので急にダイヤの怒鳴り声で「姉さん、何が起きたの?何も見えなんだけど…」というと梨子もびっくりしたのだろう「ごめん…」と言いながら話してくれた。
「全く、2年前に急にいなくなったらどういうつもりですの?急に理事長などと…どういうつもりですの?」
そういうダイヤをよそに窓際に向かって走っていった鞠莉はカーテンをつかむと
「シャイニー!!」
そう叫びながらおもいっきりカーテンを開け放ち、室内に日の光が注ぎ込む。本当にこの人はつかみどころがないしそろそろ疲れてきた遥たちをよそにこれ以上彼女のペースに乗せられてたまるかと思ったダイヤは、鞠莉のネクタイを掴む、力づくで引き寄せると。
「人の話を聞かないのは相変わらずのようですね」
「イッツ ジョーク」
などとダイヤに言われてもエガをお崩さない、ダイヤはやれやれといった様子でネクタイを話してあげると。
「理事長のほうはジョークじゃないのよねぇ~」
などと言いながら1枚の用紙をみせてくる。それには確かに小原鞠莉を新理事長に任命するといった内容が記されていた。
千歌が「嘘…」と言った直後にダイヤが「どうして…」とつづく、すると先ほどとはうってかわって真剣な顔になった鞠莉が。
「小原家のこの学校への投資はかなりのものなの、それにこの学校にスクールアイドルが誕生したって話をきいてね」
と、事情をはなしてくれた。だがダイヤは納得いかなかったようで。
「そんなことで?」
「ダイヤに邪魔されちゃかわいそうだからね」
とダイヤの疑問に対してそう返してきた。
「本当ですか!?」と千歌は興奮気味に返す、そういえばまだ部としては正式に決まってなかったな、などと思いながら遥は黙って聞いていると。
「イエース、このマリーが来たからには心配いりまセーン!」と言いながらノートPCを開きがめんをみせつけながら
「デビューライブにはなんとアキバドームを用意してみたわ!!」
などというではないか、遥もその会場がどれだけ大きいかは知っていたので思わずふきだす。
「奇跡だよ!!」
と千歌は興奮していたが、「イッツジョ~ク」と言いながらPCをたたんでしまった。じとーっとした目で「ジョークのためにそんなもの用意しないでください」という千歌に対して「本当は…」と返す彼女に全員が不安を覚えていた。
その後4人が連れてこられたのは体育館だった。なんでも、
「ここを満員にできれば、部員の人数に関わらず部として承認して上げマース」
ということらしい、「もし、出来なかったら?」と恐る恐る聞く梨子に
「その時はあきらめてもらうほかありませーん」と返す鞠莉に「そんな…」と返す梨子と遥に対し暘は千歌のほうを向いて
「ここ結構広いよね、やめる?」というと千歌は
「いいや、やる!!」
装即答した、すると鞠莉は満足そうに「じゃ、決まりね」というと去っていった。すると梨子が
「千歌ちゃん、この学校の全校生徒って何人?」
そう聞いてきた、なぜそんなことを?とおもったがほかの全員がはっとした表情になると。
「そうたとえ全校生徒が入ってもここは満員にならない…」
そう梨子が続けた、そうこの学校の生徒はこの体育館を埋められるほどはいないのだ。
「どうしよう…」
帰りのバスで千歌がそうつぶやくと、
「でも、鞠莉さんのいうことも分かる。このくらいできなきゃこの先やっていくことはできないって…」
そう返す梨子の隣で曜は。
「じゃあ、やめる?」
そう千歌に言った。すると千歌は
「やめない!」
そう即答する。それを聞いた梨子が暘に「なんでそんな言い方するの?」と聞くと「そう言えば、千歌ちゃん燃えるから」そう答えた。
そんなやり取りをしながら遥も含めた4人はバスを降り、千歌の部屋で作戦会議をすることになったのだが、千歌のおでこにはマジックで『バカチカ』とかかれていた、なんでも、もう一人の姉…3姉妹らしくその次女である美渡に会社の全従業員全員自分のライブに誘って欲しいと頼んだ結果らしい。
「おかしい、完璧な作戦だったはずなのに」
そういいながらウェットティッシュでおでこを拭く千歌に縫物をしながら曜が
「お姉さんの気持ちも分かるけどね」
というと「曜ちゃん美渡姉派~?」と不満げに言ってくる。それはそうだろう常識的に、と思いつつその近くでノートPCを使っていた遥が。
「とりあえず、ネットに載せる用の告知を作ってみました。高海先輩、渡辺先輩。見てもらっていいですか。」
そういいつつ画面を二人に向ける。
「すご~い、遥君こういうのも作れるんだ?」
と感心したように言う千歌に「いえ、ネットでいろいろ調べて見様見真似ですから…」と返す遥に今度は曜が。
「そういえば遥君、よかったの?ここまで手伝ってもらって?」
「えぇ、もう部員としてカウントされてるみたいですし。実際に先輩たちが歌ってるとこ見てみたくなりましたから」
そう返すと「ありがとう」と言ってきた千歌がそのあと
「そういえば、まだ苗字呼びだよね?名前で呼んでくれればいいのに」
と言い、「そうだよね」と曜も乗っかってくる。最初は嫌がっていた遥も二人からずっと見つめられ、いたたまれなくなったのか観念して。
「わかりました。千歌先輩、曜先輩…」
そう返すと再び千歌が
「あれ?梨子ちゃんは?」
と梨子がいないことに気が付く。遥が、トイレに行ったという旨を伝えると場所わかるかな?と思った千歌が廊下に出ると、梨子がいた。いたのだが…
梨子はつっぱり棒のように
、手足を壁につけて浮いていて、その下には犬のしいたけが寝ていた。
「何やってるの?」
そう千歌が聞くと、梨子は
「そんなことより、どうやって人を集めるかでしょ」
といささか無理のある話題の変え方をしてきた、実際そうなのだが…
すると廊下の様子を知らない曜が「町内放送で告知すれば、ネットを見ない人でも来てくれるんじゃないかな?」と梨子の発言に対して答え、遥が「あとは人の多いところで告知活動ですかね?ビラも作りましたし」と続く
「それなら沼津のほうがいいかもね、高校もあるしスクールアイドルに興味ある人多いと思う」
そう曜が言ったところで、とりあえず沼津でという風に話がまとまったあと、
廊下に『どしん』という音が響いたのだった。
その後、沼津駅前へ移動した4人は印刷したビラを配ろうとしていた。
「よーし気合い入れて配るぞー!!」
そう意気込んで近くを通りがかった学生のほうへいき。
「ライブやります、お願いします」
といってビラを差し出すが相手にされず通り過ぎて行ってしまう。
「意外と難しいわね…」
そう不安気に言う梨子に対して「こういうのは気持ちとタイミングだよ、見てて」そう言った曜は二人組の大学生の前に行き。
「ライブのおしらせで~す」
といってビラを差し出すと、相手は「いつやるの?」「あなたが歌うの」と曜の話に興味を持ったようだった最後に「来てください」と言ってウインクすると、ふたりは当日の予定を確認しあいながら去っていった、何とかひとはきてくれそうである。
それを見た千歌が「よーしわたしも~」と言って、一人でおそらく帰宅中であろう気の弱そうな女子高生に、「ライブします、来てください!」と言ってあろうことか壁ドンまでしだした。
相手は非常に困った表情をした後、ビラを受け取るとそそくさと帰って行った。
「勝った」
などと言っている千歌に、内心「何の勝負なんだ」と思った遥もついてきたのだから協力しようと思い道行く人に声をかけるが、あまりうまくいかない。
その近くでは、ポスターに対して話しかける梨子の姿が目に入ったがもう突っ込まないことにした。その梨子はそのあと、マスクにサングラスといった、明らかに怪しい人物の対してビラを私に言ったり、暘は記念撮影を始めたりとなかなかカオスなことになっていた。
暫くすると勝手がわかってきたのか、何とか自分が持っている分は無くなりそうだった。すると千歌が
「おーい、花丸ちゃんにルビィちゃ~ん」と街中のほうから向かってくる、同じ学校の制服に身を包んでいる二人の少女に声をかける、一人は遥も時々本の話などをする国木田花丸、もう一人は会話こそしたことはないが同じクラスで最近先生などが名前を呼ぶので覚えた黒澤ルビィだった。
花丸は、渡されたビラを見ながら「ライブ?」と首をひねっていると千歌が「花丸ちゃんも来てね」と声をかけるた後、花丸の陰に隠れてうずくまったルビィの横にしゃがみ込むと、ルビィにもビラを渡して。
「絶対満員にしたいんだ、だからルビィちゃんも来てね」
とそう声をかける、遥も花丸から聞いたのだがルビィは人見知りで、特に男性が苦手だと知っていたので少し距離をとってその様子を見ながら、同性でもやはり人見知りはするのかなどと思っていると、花丸がこちらへ寄ってきて、
「遥君もライブやるの?」
「いや、僕は成り行きでマネージャーになったから一応手伝いをね…、それこそ国木田さんたちはどうしてこっちに?今日は休んでる子にノート届る日じゃないでしょ?」
「今日はマルたちは本をね、そっか頑張ってね」
「うん、ありがとう」
そう少しのやり取りののち、花丸とルビィは帰ろうとするがふとルビィが振り返って。
「あっあの、グループ名は…なんていうんですか?」
そう聞かれて、千歌ははっとしたような顔をして、
「まだ…決まってない…」
そう返事をすると、いつの間にか集まってきていた曜と梨子も「しまった」といった表情をしていた。
すると突然どこからか悲鳴が聞こえ、そちらを振り返ると。なんとビルが突然砂になって崩れ落ちたのだった。
「なっなに?」「いったい何が?」「ピギャッ」
などといった声が女性陣から聞こえる中、遥は空にクラゲのような物体が浮遊していることに気が付いた。おそらくアレの仕業だろう。そう思って5人に逃げるように提案しようとしたところ。戦闘機が飛んできてその生物に攻撃を加えるが、すべてすり抜けてしまう。
それを見ていた花丸が。
「まるであの生き物、違うところにいるみたいずら…」
そうつぶやいたが、ここでここは危険だ、そう思った遥が、
「みんな、とにかく今は逃げよう!巻き込まれたら危ない!」
そういうが早いか駆け出すと、みんなついてきた。だが、本を抱えた花丸とルビィはほかの3人と違って運動をする方ではないのですぐ息が上がって立ち止まってしまう。それに気が付いた遥は
「姉さんたちは二人を連れて先に行って、僕は近くに安全な場所がないか探してくる!」
「あっ、待って遥!」
そういう梨子の声も振り切って、建物の陰に入った遥はエスプレンダーを取り出し、その身をガイアへと変えた。
「ウルトラマン…ガイア」
そう空を見上げてつぶやいた花丸たちの視線の先には、赤い光を放ちながら空に浮かぶ上がったガイアの姿があった。
空中に現れたガイアは、手から小さい手裏剣のようなビームを怪獣に打ち込むが、やはりすり抜けてしまう。
何か打つ手はないかと考えたところ、先ほどの花丸の「まるで違うところにいるよう」といった言葉を思い出すと、目から光を放ち、周囲を見渡すと、クラゲのような物体が様々な位置から現れ、1か所に集まる。
するとガイアは、すかさずL字に腕を組むと光線を放ち、それを受けた怪獣は炎を上げながら墜落する。
「やった!ウルトラマンが勝ったよ!」
そう千歌は無邪気にはしゃぐと、曜、梨子、ルビィも安心した表情をするが、花丸は。
「いや、まだずら」
そういった、すると怪獣が落下した場所から黒い体をしたクラゲから首の伸びた不気味な生命体が現れた。
ガイアは怪獣の前に着地すると、怪獣めがけて駆け出しその体に蹴りをいれるが、もともとクラゲのような姿をしているからかあまり手ごたえがない、ならばと思い触手を掴み、投げ飛ばそうと力を入れるが、今度は電撃が走り、思わずうめき声がでる。
さらに怪獣は首を伸ばし噛みつきを行ってくるが、何とかもう片方の腕でその首を掴み耐えるがその後も電撃による攻撃を受ける。
「ウルトラマンしゃん…」
そうつぶやいたのはルビィだった、初めて怪獣を見た日、ウルトラマンが助けてくれた、だから今回もきっと勝ってくれる…きっと自分たちを救ってくれるそう信じて勝利を祈った。
「ウワァアア…」
苦しむウルトラマンを援護しようと、先ほどの戦闘機が怪獣にミサイルを撃ち込む。
すると怪獣は今度はダメージを受けたようで、ガイアへの攻撃が緩む、そのすきにガイアは怪獣から離れると、両腕を広げ全身のエネルギーを頭頂部に集めるように屈みこみ…そのエネルギーを前方の怪獣めがけて解き放った。
その一撃を受けた怪獣は全身が燃え上がるとうめき声を上げながら地に付しそのまま燃え尽き消滅した。
怪獣を倒したことを確認したウルトラマンは、空へと飛び去っていった。
「やったよ、ウルトラマンが勝った!」
そういって千歌たちが喜びあっていると、遥が戻ってきた。梨子が「いきなり飛び出して行って、心配したんだから」と強めの口調で言うが、その表情は安心したといった感情だ読み取れた。
「ごめん姉さん、でもほら大丈夫だったから」
そう笑って答えると、もう日も暮れるしそろそろ帰ろうということになりその日は解散になった。
読んでいただきありがとうございます!
始めたころは読む人なんていないでしょくらいの感覚でいたんですが、たくさんの人から読まれているようでうれしい限りです。
まだまだやりたい展開はたくさんあるのでなんとか早め早めにお届けできればと思っております。
また次回でお会いしましょう。