ラブライブ!サンシャイン!!〜大地と海の巨人〜   作:カズオ

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はい、一週間以上経過してようやく遥くんの出番です。よろしくお願いします。


59話 遥の答え/破滅の人形

ゾグとの決戦、そしてラブライブの決勝から数日が経過した。人々は平和な日々を過ごしていた。これでもう、破滅招来体との戦いの日々は終わりを迎えた。そう信じて―

 

 

そして卒業式と閉校式を明日に控えた今日、遥は転校か統合先の学校へそのまま進級するのか答えを迫られていた。

 

母親には、先生からその話を告げられて直ぐに相談していたが「好きなようにすればいい。遥の人生だから、遥が行きたい道へと進んでくれればいい」そう告げられた。

 

そして決勝の後も梨子を除くAqoursの皆には、相談することができないまま期日を迎えてしまったのだ。

 

「結局、どうするの?」

 

「まだ決めてない」

 

その日の朝、梨子にそう聞かれた遥は正直にそう答えると。梨子は驚いた表情を浮かべた。

 

「今日までじゃないの?」

 

「そうなんだけどさ…」

 

遥はそう気の抜けた返事を返す。無理もない、ゾグとの戦いで世界中に自分がガイアだと中継されてしまい。さらには通信回線の復活やそのゾグを、破滅招来体と戦ってきたこともあり来てほしいという声が増えてしまったのだ。

 

それがどうにも、「ウルトラマンが居る」というネームバリューの為である気がして遥はあまりいい感情を持てず、学校へ行く事自体に抵抗を感じ始めていた。

 

あの時、地球に生きる皆の力を借りて取り戻したガイアの光は今も遥の中にある。あの時のガイアとアグルは、ゾグすら圧倒できる強大な力を持っていた。人類だけでは絶対に手に入れられないであろう、圧倒的な力を今も遥は持っているのだ。

 

だから、その手綱を握っておきたいという考えの人間も一定数いるのだ。大っぴらにはしなくても、遥や博樹を目の届く場所に置いておきたい人間が。

 

でも実際遥も量子力学を本気で学んでいきたいと思っているので、そのためにより高度な授業を受けられる学校に行きたい気持ちがない訳では無い。

 

今度はリパルサーリフトのように手伝いではなく、遥の発明として世間に出したいのだ。

 

「アン!」

 

その時、不意に足元から鳴き声が聞こえる。視線を落とすとそこには一匹の子犬が居た。

 

「おはよう、『プレリュード』」

 

そう言って梨子がその子犬を抱え上げる。梨子が決勝が終わった後犬を飼いたいと言い出した時は驚いたが、以前のあんことの出会いが彼女の犬嫌いを克服させるきっかけになったのだ。

 

そんな姉と子犬のじゃれ合いを遥は笑って見守る。決勝が終わってからは本当に色々あった。千歌の家のしいたけにも二匹の子犬が産まれ、メスだったのかと驚いたのも記憶に新しい。

 

「でもちゃんと決めないと先生にまた呼び出されるわよ?」

 

「わかってるよ…ギリギリまで伸ばしてもらってるわけだし…留学は流石にすぐ断ったけど」

 

あの後、海外からも有名な大学に飛び級で来ないか?などの声も増えた。さすがにこっちは本心も見え透いていたので即答で断ったが。

 

そんな会話も、家を出ればピタリと止まる。千歌達他のメンバーの前でしたくなかったから。相談すればみんなの意見に流されて答えを出してしまうと思ったから。

 

「私は…行ってほしくないかな…」

 

「え?」

 

「ううん、なんでもないわ」

 

ぼそっと梨子の口から出た言葉は、遥の耳には入らず。聞き返されても梨子が答えることは無かった。

 

 

 

 

放課後までに答えを出さなければならない遥だったが、やはり決めきれず。昼休み一人図書室で悩んでいた。

 

気が付けばほとんどの本が図書館に寄贈される等して、残されているのは少しの机と本棚、それに段ボール数個分程度の本しかないので利用している生徒は居ないに等しい。

 

「やっぱり僕は…」

 

渡された転校先のパンフレットを見ながら遥は一人呟く。悩んだけど、やっぱり自分の気持ちは元々こっちよりだった。ならもう迷う必要はない。

 

「何唸ってるずら?」

 

「花丸ちゃん…」

 

不意に聞き馴染んだ声がし、視線を上げるとそこには花丸が立っていた。

 

「それが行く学校の資料ずらか?」

 

「いや、行かないよ」

 

遥が睨みつけていたパンフレットを見てそう問いかけるが、遥はそうあっけらかんと答えると。持っていたパンフレットを机に放る。

 

「転校はしない、今から先生にそう言ってくる」

 

「…いいの?」

 

遥がそう何の事でもないように答えると、花丸はそう神妙な表情で問いかける。

 

「いいんだ。それに転校しても、多分僕のしたいことは出来ないし」

 

遥はそう笑って答える、これでいいんだと。

 

そう言って遥は図書室を去る。自分の答えを告げに。

 

 

 

「本当にいいの?向こうの学校の方が、桜内君のレベルに合ってると思うけど…」

 

「いいんです。だって僕は、この町が好きですし。…それに、自分の進路もちゃんと考えてますから」

 

「ならいいけれど…」

 

担任としても、勿体無いという感想もあるのだろう。だがしかし、遥には自分の進む道は少しずつ見えてきているつもりだった。だから、これで正解なのだと。

 

「じゃあ先方にはそう伝えておくから、桜内君もみんなと一緒に統合先へ進級するって」

 

「はい、お願いします」

 

そう告げた後、遥は職員室を後にする。その表情に、迷いは無かった。

 

 

「本当に良かったの?」

 

「…知ってたの?」

 

廊下に出ると、いきなりそう声をかけられたので遥は声の主にそう返す。

 

「いや、他の先生に呼ばれてて今さっき偶々…でもいいの?遥頭良いし…」

 

「善子ちゃん」

 

そう言いかける相手の言葉を、遥は遮る。

 

「そんなの大学行けばどうとでもなるし、行ったって仕方ないよ…」

 

そう言って遥は顔をしかめると、善子は深刻そうな表情を浮かべる。

 

「やっぱり、ガイアだって知られちゃった事…?」

 

そう告げられて、図星を付かれた遥は少し苦笑いを浮かべると無言で頷く。無論それだけではないのだが、最近はそれが一番大きい理由で断ったのだ。

 

「そんなんじゃないよ、みんなとまだ一緒に居たいだけ」

 

そう言って遥は無理に笑って見せる。すると善子はまだ何か言いたげだったが「それでいいなら」と言ってそれ以上は追及することは無かった。

 

「でも、辛い事があったら相談しなさいよ?リリーが無理ならわたしもずら丸もルビィだって…」

 

「うん、ありがとう」

 

そう言って遥は先に教室に戻る。その背を、善子は何とも言えない様子で見つめていた。

 

 

 

 

 

その日の放課後、今のところ練習は現在行っていないのでそのまま下校するのだが遥は一人で先に帰っていた。

 

「赤いお兄さん」

 

「君は…」

 

「あなたを待っていた…」

 

学校前のバス停で、シルビアが待ち受けていた。

 

「シルビアちゃん、一体どうしたの?」

 

彼女は何を考えているのかも、いったい何者なのかも解らないがここは見かけ通りの少女を相手にするように尋ねる。

 

「まずはゾグを倒したこと、凄かったわ。まさかあれだけの輝きを手にできるなんて思わなかった…」

 

シルビアの表情は相変わらず感情を読み取ることが出来なかった。

 

「君はエアロヴァイパーの事も、ゾーリムの事も知っていた……一体君は何者なんだい?」

 

「そうね…私はシルビア。そして……」

 

そこでシルビアはまっすぐ遥の目を見つめる。その目はまるで吸い込まれるようで遥の背中に冷たいものが走る。

 

「ウルトラマンの『敵』よ」

 

「…ッ!」

 

その一言が、遥は思わず後ずさるとポケットのエスプレンダーに手を伸ばす。

 

それは今まで想像したことがない訳では無かった。恐らくそうなのだと思っていたが、それでもこの少女と戦う事はしたくなかった。

 

 

「君はじゃあ…『破滅招来体』の一部なのかい?」

 

「あなたたちから見れば、そう言う事になるのかもね」

 

そう告げると彼女は楽しそうに語り始める。

 

「おかしいと思っていたでしょ?どうしてエアロヴァイパーの空間から脱出するときに攻撃を受けたのか、青いお兄さんがクィンメザードに予備予選の抽選会場で出くわしたのか」

 

「それは……」

 

確かにその事について遥も悩んだが答えは見つからず、破滅招来体による何らかの干渉があったという結論しか出せないでいたのだ。

 

「私がそう仕向けたし、あの時あなたの背中に傷を負わせたのは私」

 

「…理由を聞いてもいいかい?」

 

「青いお兄さんをこちらにもう一度引き込むためよ、まぁあのお兄さんはもう無理だって私は解ってたけど」

 

そうあっけらかんと告げる彼女に、遥は理解が追いつかないといった様子だった。

 

「貴方はなぜ戦うの?」

 

「え?」

 

「貴方はウルトラマンだと言う事を皆に知られてしまった。その結果、人間共に追い回されて…それでも戦って勝った。そしたらどう?今度は英雄扱い、負ければ人間につかまって生贄にされていたかもしれない…」

 

そう言って彼女は哀れむように告げる。その問いかけは、遥の心にできた影を刺激するには十分だった。

 

「でも僕は戦うよ?そうしないと、大切なものも守れないから」

 

「そう…私には解らない感情ね。どうして人間ってそんな自分の都合よく動けるのかしら」

 

「君は本当に人間じゃないのか…?それにAqoursのステージが見たいって言ってたのに…」

 

「人間…ね、私がクラウスと一緒だとでも?お姉さんたちの踊りは綺麗だったわ。忌々しい過去を忘れられる程に」

 

「過去…?」

 

どこか遠い目をする彼女に、遥はそう問いかける。過去に出会った時は全く感情を見せなかったこの少女が、こんなに感情豊かだったのかと思ってしまうほどに。

 

「そんな話をしに来たわけじゃないの、私は貴方を『殺しに来た』ウルトラマンガイア」

 

そう言って彼女は真っ暗い光に包まれ、それはすぐに巨人の形を創り上げる。そして遥の目の前には、前に夢で見た真っ黒いオーラに包まれた巨人がこちらを見下ろしていた。

 

「そんな…あの子が…」

 

『さぁ、早く変身して。ゾグを倒したその力で、人類を救って見せて。身勝手な人間たちを』

 

身勝手な人間たち―それはゾグに敗北したウルトラマンを、破滅招来体に差し出そうとした者達を指しているのだろう。それでも遥は、戦わないという選択肢は選べなかった。

 

「ガイア!」

 

光を解き放った遥は、ガイアとしてシルビアの前に立ちはだかる。

 

そのまま駆け出すと、まだ実態のはっきり見えない相手に拳を突き出す。だがそれは簡単にあしらわれてしまう。

 

「あれは…?」

 

図書室に寄った後、下校しようと外に出は花丸は、ガイアと戦闘を行う真っ黒い巨人を目撃する。気が付けば校庭には人だかりができており、ガイアの戦闘を見守っていた。

 

「何なのアレは…?」

 

「何か、怖い感じがする…」

 

異変を察して外に出てきた善子とルビィも、その光景に不安を感じていたのだった。

 

「ハァッ!デリャア!!」

 

ガイアは果敢に拳を、蹴りを放って攻めるが以前軽くいなされるままで有効打を与えることが出来ていない。

 

大振りの攻撃をたやすく躱すと、逆に回し蹴りでガイアの巨体を吹き飛ばしてしまう。

 

『そんなものなの?それでどうやってお姉さん達を守ってきたの?』

 

『くっ…舐めるな!!』

 

そのシルビアの遥を煽るような発言が、遥の逆鱗に触れる。ガイアは両腕を天に掲げ、大地と海のエネルギーを全身へ行き渡らせヴァージョンアップを遂げる。

 

見る者にマッシヴな印象を与えるスプリーム・ヴァージョンとなったガイアは、持てる力全てを使って倒す決意の証明だった。

 

「デヤッ!!」

 

『そう、それでいいの』

 

そう呟くシルビアへガイアは駆け出すと今度はガイアの拳が顔面を捉える。思わず仰け反る相手に、ガイアは更に攻め立てる。蹴りも拳も、先程と打って変わって防御するのに必死といった様子でガイアが圧し始めているのは誰が見ても明らかだった。

 

『…ッ!」

 

だが相手もやられたままではない。黒いオーラに覆われた腕がガイアの顔面を捉える。向こうも本気になったという事だ。

 

だが、その一撃に仰け反ったガイアをこんどは近づかせぬようにオーラを鞭状に伸ばし間合いの外からガイアへ攻撃する。

 

ガイアはそれを右腕で防ぐが、当たった場所から光の粒子があふれ出しガイアへダメージを与える。そしてその攻撃が、以前自身の背に傷をつけた攻撃と言う事を理解させる。

 

今度は回避一辺倒となってしまうガイアだったが、以前と違い正面からの攻撃だ。落ち着いて攻撃を見切ると、反撃のチャンスを伺っていた。

 

そして鞭の鋭い一撃をバク転で回避すると、そのまま両腕を掲げてエネルギーを頭部へ収束させてフォトンエッジを放つ。

 

その一撃は黒い鞭を吹き飛ばし、巨人の纏っているオーラすら掃う。

 

『な…その姿は…?』

 

「黒い…」

 

「ウルトラマン…?」

 

黒いオーラの中に隠されていた姿はまるでウルトラマンの様だった。

 

シルエットそのものは、ウルトラマンを女性化したようなスマートなものだが。その体は漆黒に染まり、血のように赤いラインが全身に走り胸の中央のライフゲージのような器官は煌めいていた。そして胸には金色のプロテクターがあり、その目も深紅の光が灯っていた。

 

模様そのものはガイアに似ていてかつ赤くとも、その姿は見る者へ恐怖と不安を振りまくものだった。

 

『私はフェイト、貴方達が最も恐れる者の姿…そして最後の破滅招来体』

 

そう告げると巨人はこちらへ新たに光の鞭を発生させ振り下ろす。

 

「ハアッ!」

 

だがその攻撃はガイアとファイトの間に立ち上った青い光によって遮られた。そしてその光からアグルが現れる。

 

アグルはアグルセイバーを展開すると、そのまま再び鞭を振りかぶる相手に駆け出すとその一撃を防ぎつつ突きを繰り出す。

 

だがそれを紙一重で躱すと、アグルセイバーを鞭で絡めとる。

 

「デリャァァアアア!!」

 

それによって体勢が崩れてしまうアグルだったが、その背後からガイアがスプリームキックで飛び込んでくる。

 

咄嗟にフェイトはバリアーで防ぐが勢いは殺しきれずそのまま地面を削りながら後方へ押しやる。

 

だがバリアに亀裂が入った時に身をかがめてガイアへ回し蹴りを食らわせて直撃を防ぐが、お互い痛み分けのような結果に終わる。

 

そしてファイトもすっと立ち上がるが、今度はフォトンスクリューが飛んでくる。だが今度は受け止めようとせず、バリアを斜めに展開する事で軌道を逸らして回避すると逆にアグルへ漆黒の光線を放つ。

 

アグルもウルトラバリアーで防ごうとするが、バリアは割られアグルは後方へ吹き飛ばされる。

 

今度は自分の番とガイアはクァンタムストリームを放つが、今度は鞭をリボンのように高速回転させて全て掻き消されてしまう。

 

すぐさまアグルも起き上がってアグルスラッシュを放つが、やはり弾かれてしまう。

 

ガイアとアグルの連携によって、相手に思うように攻撃させないようにすることは出来ているが逆にこちらも有効打を与えられていない。

 

幾らガイアとアグルも地球からのエネルギーで強化されているとはいえいつかは限界が来る。反面相手の能力は底が知れない。分の悪い戦いだ。

 

だがここは学校の近く、みんなを巻き込まないようにと押し飛ばしたのは良かったが。以前余裕そうな相手に遥は焦りを感じ始めていた。

 

『遥、行くぞ!』

 

『おう!』

 

その掛け声で2人は駆け出す。左右から挟撃することで、何とか一撃クリーンヒットさせたい。そう考えたのだ。

 

『無駄よ』

 

シルビアは両手をそれぞれ左右から突っ込んでくるガイアとアグルへ向けると、そのままゾグと同じ念動弾を放つ。

 

「…ッ!」

 

「グワァアアア」

 

アグルは咄嗟に横に飛んで回避するが、ガイアはそれをモロに食らって吹き飛んでしまう。

 

ガイアは地面を転がったのちなんとか起き上がる。

 

『…やめましょう、お兄さん集中できてないでしょ?』

 

『なに…?』

 

そう言って構えを解くと、ガイアの方へ視線を向ける。

 

『守るって言うなら、ちゃんと戦わなきゃ』

 

その言葉にガイアははっとしたような仕草を取る。確かに自分の在り方を悩んでいた。このまま戦い続けることが、本当に正しいのか?

 

『そんなんじゃ相手にならないわ。私はウルトラマンを叩きのめして、人類を絶望させてから滅ぼしたいの。ちゃんと戦って』

 

『舐められたもんだな』

 

そう言ってアグルが再び立ち向かおうとするが、フェイトの体は闇に包まれて消えてしまった。

 

そのままガイアとアグルも、光に包まれると変身を解く。

 

 

 

 

「遥、大丈夫か?」

 

「はい、大丈夫です…」

 

肩で息をする遥に、博樹はそう声をかける。博樹自身も、遥の戦いに少し思うところはあったがあえてそれを追求することはしなかった。

 

「あの巨人、何者なんだ?」

 

「シルビアって名乗ってた女の子です。彼女は破滅招来体の一員だった…」

 

「なるほど、天使ズラしたやつが最終兵器では無かったってことか…」

 

「でも僕は、彼女が本当に人間じゃないとは思えない…何か秘密があると思うんです。」

 

そう遥は告げる。以前から彼女と会った時に見せる仕草、それに今日初めて彼女から感じ取れた感情。それは人間となんら変わらないものなんだと。

 

「心当たりがある」

 

「…え?それってどういう……?」

 

そう告げる博樹に、遥はそう問いかける。

 

「シルビアって名前がずっと引っかかってた。だから調べた、ヤツは確かに人間『だった』」

 

「それって…」

 

「いいか?これを聞いたらお前は余計に倒すことを躊躇うかもしれない。それでも知りたいか?」

 

そう博樹は遥の目を真っ直ぐ見て問いかける。

 

「はい。僕は自分の戦う相手も、ちゃんと理解しておきたいんです。状況に流されるまま戦う訳には、もういかないんです」

 

そう返す遥に満足するように頷くと、博樹は言葉を紡ぐ。そしてその言葉に、遥は目を見開いて驚く事しかできなかった。




シルビア変身体はモチーフとしてはカミーラ、テラノイド、カオスウルトラマンで考えました(これが思いつかなくて出番が遅くなったとか言わない)
次回、シルビアの過去が明らかになります。それではまた次回で
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