男女混合超野球連盟ぱわふるプロ野球RTA   作:飴玉鉛

1 / 62
何もかもに無気力になったのでリハビリの初投稿です。


キャラクリ&リセマラソンによる絶対運命

 

 

 皆の弾道を上げていくパワフルな野球ゲーム、はっじまっるよぉー!

 

 今回は大人気タイトル『実況パワフルプロ野球』シリーズの集大成と名高いあの大作、『男女混合超野球連盟ぱわふるプロ野球』をプレイしていきます。

 一部ファン層から『タイトルに「実況」がついてない』『パワフルじゃなくて「ぱわふる」とかふざけてんの?』『――やり直し(無慈悲)』と揶揄される事もある本作ですが、何よりの魅力はずばり本作がV()R()()()()である事ですね。

 

 えーと知らない方のためにご説明致しましょう。なんと本作、全年齢対象のゲームではありません。十八歳未満の方はプレイできませんので、店頭でお求めになられてもご購入できない事を予めご了承ください。

 ここでは十八禁に該当する箇所は丸々カットしていくので、十八歳未満の視聴者の方も安心して見られます。本作はVRゲームという事もあり、非常にリアルかつ膨大なシナリオを編まれております。その膨大さとルート分岐の多彩さは、数百人の人生を物語として書き落としたと言われても納得の出来。しかもリアルでの時間経過を気にしている方もご安心、現実での体感時間とゲーム内時間は切り離されていて、ゲーム内でどれだけ過ごしても現実時間は然程経過しません。

 はぇー^すっごい(感嘆) 思えば人類は遠くに来てしまったものですね……とはいえその時間差の乖離具合は相当にひどく、専門の機関から身体検査及び諸々のテストをクリアして、プレイ許可証を発行してもらわねばなりません。でなければ現実と空想の区別がつかなくなりますからね、定期的にお医者様に診察してもらいましょう。

 

 で、煩わしいリアルの話はともかく、本題に入っていきます。

 

 本作と本動画の簡単な流れをご説明しますと、プレイヤーキャラである主人公は野球選手を夢見る小学生です。もう一度言います、小学生です。中高大生からもプレイできますが。

 わたしは小学一年生からスタートし、大人になってプロ野球選手になり引退するまでゲームは続きます。なのでプレイ時間はかなり長期に亘り、小学生スタートプレイヤーが現実との乖離に耐えられず、廃人(ガチ)が生まれる事が多々ある事で知られていますね。まあ病院に行けばすぐ治るんですけど。

 ゲーム内でも痛みやら味覚やらシモの何やらも感じられますが、度を越した感覚は遮断されますので安心安全ですよ。

 なおゲームクリアの条件として、【プロ野球選手になる→引退する】というプロセスを踏まねばなりません。なのでプロになりもせずに一定期間が過ぎると強制的にゲームオーバー、【はじめから】を強制されますのでご注意を。野球に関わらず結婚し、一男一女をもうけて幸せな家庭を築いていたら、突然心臓麻痺で死ぬとかありますあります(一敗) 時にはなんの予兆もなく地球が爆発することも(二敗)

 

 心壊れちゃ^ーう↑ まあ一度壊れたんですけどね(白目)

 

 ――逆に、【プロ野球選手になる→引退する】プロセスを踏めたなら、それまでの過程で何をしていても構いません。普通に会社員してたりバイトしてたりニートしてたり、科学者・政治家・軍人・闇の組織の幹部……極論、大悪党になっていたりしてもオールオッケー。それこそがこのパワフルプロ野球クオリティー(白目)

 主人公くんとその関係者に幸せになってもらうには、なんとしてもプロ野球選手にならねばならない(使命感) なーのーで! 今回はかなりガチでやります。些細なミスやガバで選手能力を落としてしまったり、後遺症の残る怪我を負ってしまうと高卒、大卒時のプロ選考、ドラフトに響いてきますからね。それらを踏まえて緻密なチャートをちゃーんと組んでますよ(激ウマギャグ)

 

 今回わたしが目指すのは、高卒ドラ一位で本作のとあるオリジナル球団に入団し、絶対エースとして君臨するルート――通称『マウンドの王者』を経て獲得できるトロフィー『投手の王冠』です。なので主人公のポジションは投手で決定となります。目指すは最強投手以外にありえません、コントロール・スタミナ99で球速は170の化け物を作ってやりますよ(震え声) ちなみにこのトロフィー取得条件的に、絶対エースとして最低五年は君臨しなければならず、絶対エースになると電撃引退が難しくなるので、クリアするまでどう足掻いてもプロになって最低十年は掛かります。

 で。本作のタイトルにある通り、ぱわぷろ(平仮名)世界では女性選手も男性選手の中に混じってバリバリに活躍します。試されるのはセンスと努力量で、わざわざ男女別に分けていない事になってます。

 

 (鍛えた)筋肉は裏切らない――至言ですね。女性にはキツイかもですが。

 

 ともあれ本作には、基本的に一部例外を除いてパワプロシリーズの全キャラが登場するんですが、流石に全員と面識を持ったりする事はまずありません。出会う面子がかなり偏る事がありますので、推しのキャラに巡り会えなかったからって折れちゃダメだぞ(はーと) まあわたしは一番の推しと幼馴染になれるまでリセを繰り返すんですがね。

 後は実際にプレイしながら、随所随所で解説しましょう。あんまり長々と語り過ぎて時間を浪費するのも馬鹿らしいですし、さっさとキャラクリを始めましょうか。

 

 とは言うものの、野球はほぼほぼ才能の世界です。プロの世界は一握りの天才ばかりで、更にその天才達が不断の努力を積み重ねて漸く至れます。努力だけでプロになれるのは、体が頑丈で野球が大好きで野球以外の何もかもを捨て努力を重ねられるような精神的超人ぐらいでしょうね。あ、例の博士に改造された人は別ですので、そこは混同しないでください。

 ですので、ランダムで決まるステータスの初期値――小学生からのスタートなので大差はないのでそこはどうでもいいとして。最低限『センス◎』がなければ即座にリセ安定ですよ。あ、ちなみに本作にはこれまでにない特殊能力とかがあります、そんなんワイは知らへん! とか思われるかもしれない能力もあるでしょう。ですがこまめに解説するので流してください。

 で、早速ですが『センス◎』とは、センス○の上位互換です。これが付いてるとなんと、全ての必要経験点が20%OFFになるんですよ。凄くないです? これが付いてるのと付いてないのとでは大違い、付いてたら育成が捗りまくります。怪我や事故、事件に巻き込まれない限りは高卒でプロになるのも比較的簡単ですよ。――ですがまあ、本番はプロになってからなので、それぐらいでイキってたら二軍落ちもすぐなんですけどね。

 

 という感じで喋りつつ簡単なキャラクリをします。はい、よーいスタート(棒読み)

 

 一応RTAなのですが、キャラクリで手を抜くなんて怠惰は赦されません。時間掛かってもいいんで丁寧に仕上げていきましょう。

 なぜかというと、全員が全員そうでないといけないわけではないのですが、やっぱり人間って顔ですからね……。イケメンにすると『人気者』になりやすく、『ムード○』も付きやすくなるという優遇っぷりです。ランダムで作成した平均的な顔でプレイするより、育成の面を鑑みてイケメンの方が都合がいいのですよ。彼女も作りやすいですしね(血涙)

 

 ――というわけで主人公(大人バージョン)を一時間掛けて作りました。ここまでは詰まらない動画でしたが切り替えていきましょう。念の為、作った顔は保存しておきます。

 ち、な、み、にぃー? 作った顔と体が不釣り合いになる、なんて事はありませんので安心してください。身長と体重、健康状態に合わせて補正が掛かって、微妙に顔も変化しますので。じゃないと子供の頃からキモいぐらい大人のイケメン顔になり、更に歳を食ってもイケメンなままという放送事故が起こりますからね。

 

 わたしが作ったのは、日本人なので黒髪黒目。かなりのイケメンです!(アバウト) 身長とかは色々頑張って伸ばしましょう。ランダムで割り振られる親の遺伝子と家庭環境のパワーに期待するしかないですから。

 名前は打ち易さを考慮して力場専一(チカラバ・センイチ)、苗字の力場の力でパワー、名前の専一の専から取ってプロ(こじつけ)で、あだ名は『パワプロ』です。本当は先人に倣ってホモと名付けたかったのですが、彼女作れたら経験点が美味しいのでノンケにならざるを得ませんでした……。

 

 悔しいですがここは切り替えて、早速本編を始めます。

 どっかの小学生として入学式が始まったところからゲームスタート。入学式は見ているだけの側にとってはダルいので、全スキップ余裕です。

 そして早速自分のステータス欄を開きましょう。ここで『センス◎』が付いてないとやり直しなんですが――はい、付いてませんね。リセです。

 ここでワンポイントレクチャー。普通にゲーム終了すると某アニマルの森の如く無駄に長い茶番が挟まれて、分単位でタイムロスしてしまいます。一度や二度のリセなら気にしなくてもいいのですが、恐らく何百と繰り返すであろうリセの前に、この分単位のロスを積み重ねるわけにはいきません。このロスは短縮したいので、茶番の挿入されないBADENDに突入しましょう。

 

 速攻で校舎の3階まで走り、教室に飛び込んで即座に窓に突撃。身投げして飛び降り自殺をします。

 フルダイブ型VRなのでメチャクチャ怖くて勇気が要るのですが、わたしは慣れてるので問題ありません。良い子は真似しちゃダメだぞ(はーと)

 

 ――はい、ちょっと頭と首と体の節々が痛かったですが最初からです。

 保存していた顔データを読み込んで、名前を打ち込んで、はい再スタート。

 ……ダメみたいですね。リセです。

 ………ダメみたいです。リセ。

 リセ。

 

 リセリセリセリセリセリセリセ。

 

 はい今回もリセ――っとぉ! 『センス◎』付いてる! よっしまずは第一段階クリアですよ! 後は目当てのキャラが同じ学校にいれば幼馴染に……。

 

 ……。

 

 ………。

 

 いませんね。リセです。

 

 えー、リセを繰り返してるわけですが、飽きてしまわれないように説明しておきましょう。

 わたしの目当てはズバリ、霧崎礼里です。レイリーです。2018年実況パワフルプロ野球、パワプロアプリで初登場した、個人的に最高に可愛い女性選手ですよ。銀髪銀目のクールな娘で、ポジションは遊撃手だったりします。

 もちろんカワイイからと幼馴染ポジを狙ってるわけではありません。彼女、女性選手の中でトップクラスに優秀な野手なんですよね。遊撃手なんですがサブポジで二塁も守れます。能力値もオールB以上で野手特殊能力で盗塁A、アベレージヒッター、調子安定、選球眼、読心術持ちなんですよ。あくまで高校・大学レベルでのステ表記ですが、最強かよ(感嘆)

 彼女が後ろを守ってくれている時の安心感たるや、並大抵ではありません。打撃の巧さ的にも素晴らしいものがありますね。それに何より素晴らしいのは彼女を口説き落とせれば(意味深)……なんと、レイリーはプロの世界にも付いてきてくれます。違う球団に入る事になってもFA権を獲得するなり来てくれるんです!(歓喜)

 

 まあ彼女のこの異常な強さは、ゲノム大付属でナニカサレタヨウダという過程を経てのものなんですが、ゲノム大付属に入る前からも性格的な変化は然程ではなく……才能も充分で、大体オールC以上で落ち着いてくれます。守備の硬さと打撃の巧さも練習の結果最終的にはゲノム大付属の時と同値に至る天才ですね。

 読心術も効果は落ちますが、素養はあるようでナニカサレタヨウダされなくても空気を読めて(※敢えて無視する)、察しもよく、相手の考えを読むのが得意な娘として成長します。

 

 お前が欲しい(火の玉ストレート)

 

 普通投手でやるなら相方となる捕手が欲しくなるものなんですが、それは中学か高校で巡り会えればそれでよく、なんなら自力で探せばオーケーです。

 レイリーが最優先なのは、彼女との付き合いの難しさ故です。クールな娘なので幼馴染にでもならない限り、親密になるまでに非常に難儀します。しかも後回しにするとゲノム大付属に入ってしまい、そこで住田という男を弟分にして、割り込む余地がほぼ皆無になってしまうからですね。

 幼馴染になり親しくなれば、レイリーはとても尽くしてくれるうま味のお助けキャラになるのです。逃す手はありません。

 

 ……リセ。

 

 これで何人目のパワプロくんになるんでしょうねぇ……。まあええわ、切り替えていきましょう。

 りーせりせりせりーせりせ♪ りーせりせりせりーりせー♪ いい加減飛び降り自殺も飽きちゃったー♪ ――っと。

 何度目かの『センス◎』がついて……お? おぉっ!? おっとキター!

 0.1%の壁を超えて来ましたよわたしの運命が! 出るまで引いたけど出たら運命ですよ!

 

 いました。同じ小学校、同じクラスにレイリーが! ほわぁ……ロリ礼里タンきゃわいい……。

 

 等身はパワプロの頭体手足だけのものではなく、完全にリアルのそれですが一目で分かりました。だって名札を付けてますから。

 

『霧崎礼里』

 

 間違いないですよ。とりあえず声を掛けましょう。じゃなきゃ始まりませんしね。

 彼女はクールな気質ですが、そなたなどまだまだ子犬よ(お蝶殿並感) グイグイいけば勢いで押していけます。いくわよーイクイク。

 

 

 

「お前カワイイな! 俺の嫁にしてやる! だから一緒に野球しようぜ!」

「……は?」

 

 

 

 は? と聞き返して目を丸くする霧崎礼里ちゃん(七歳)。気持ちはスゲェよく分かりますよ。自分で言っててアレなんですがぶっちゃけイミフですからね。

 

 お前カワイイな――これはまあ分からなくもないはずです。褒められて悪い気はしないでしょう。

 俺の嫁にしてやる――踏み台転生者かな?

 だから一緒に野球しようぜ――ちょっと何言ってるかよく分かんないです。

 

 ですが小学生男子の発言に、脈絡やら整合性やらを求めてはいけません。勢いこそパワー、初対面時はとにかく強引に踏み込みましょう。

 礼里ちゃんの手を取って、グイグイと外に連れ出しグローブを渡します。この時のためにグローブを二個とボールを用意してたんですよ。そしてグローブを嵌めさせてキャッチボールをします。

 まずこっちからボールを投げて、突然のことに捕球し損ねた礼里ちゃんに、

 

「ヘタクソだなぁ。ボールの取り方教えてやるから投げてこいよ!」

 

 と、煽りながら投げてくるのを要求しましょう。

 もっと大きくなった礼里ちゃんなら、この時点でグローブを捨てて付き合ってられるかと立ち去るでしょうが、小学校入学したての今なら攻め切れます。

 何がなんだか分からないといった顔のまま、えいやと女の子投げで投げ返してくれるのでそれを見事に捕球しました。そうして捕り方をレクチャーしながらボールを投げます。すると、今度はなんとか捕球した礼里ちゃんに、笑顔を忘れず全力で楽しんでるアピールをしながら褒め言葉を贈りましょう。

 

「やるじゃん。俺の見込んだ通り運動神経良さそうだな!」

「そ、そうか……?」

「そうだって。俺は嘘なんか吐かないぞ、お前は絶対に上手くなる! プロにだってなれるよ! 俺の嫁にしてやるから一緒に野球しようぜ!」

 

 困惑を隠せてないロリ礼里ちゃんも、褒められると嬉しいみたいで段々乗り気になってきました。よぉうし、いい感じです。謎の攻勢でウザいぐらい攻めまくりましょう。

 とはいえこんなテンションは初対面時だけに留めておきましょうね。彼女が冷静になると普通にドン引きされてしまうので。後日この日のことを追求されたら、礼理ちゃんが可愛かったから仲良くなりたかった、とでも言って誤魔化しましょう。嘘は言ってないから(迫真)

 

 で、ある程度キャッチボールしたら、まだちっちゃい女の子という事もありすぐに息切れします。そのタイミングで止めて、思い出したように切り出しましょう。

 

「あ、そういえばお前の名前知んないや。俺は力場専一! パワプロって呼んでくれ! お前は、えー……っと……キリ……?」

「……霧崎礼里だ」

「じゃあ礼里ちゃんだな! よろしくな礼里ちゃん! またキャッチボールしようぜ! じゃあな、また明日!」

「あ、ああ……あっ、待て! このグローブ――」

 

 パワプロくんの超ハイテンションに押されて礼里ちゃんは頷いてしまいましたね。

 やってしまいましたなぁ(ゲス顔) 安易な約束はしちゃいけないんだゾ、お兄さんとの約束だ!

 

 そんな感じで一旦別れます。グローブは返してもらいません。押し付けたまま逃げるのです。

 これで惰性で付き合いを保ち、かつ親しくなって自発的に野球を好きになってもらいましょう。肝なのはパワプロくんが全力で野球を楽しみ、本心から野球が大好きだと見せつけ続ける事です。わたしも野球狂、本心を悟られても問題はありません。

 

 なおこの世界では、野球に対する男女の意識差はありません。なので女の子がグローブを持っていたり、野球をやりたいと思うようになっても不自然ではないのです。

 

 いやぁ、苦節何十人目かのセンス◎持ちイケメンのパワプロくんで、幼馴染フラグを立てられた礼里ちゃんと出会えました。

 実はさっきも一度、同じ条件で礼里ちゃんと会えたんですが……ファーストコンタクトで袖にされたのでリセしたんですよね。もう初対面時の礼里ちゃん(ロリ)には勢いしか通じないと思い知らされました。泣く泣くリセする羽目になった時は流石に心が折れ掛けましたね……。

 

 さあマップに表示されてる家に帰りましょう。本作は野球ゲーなので、親もパワプロくんが野球狂でも気にしません。劣悪な家庭環境でない限り、野球をするための環境も自動的に整えてくれます。

 で、家庭環境や親はランダムで決まるのですが、どうやら今回のパワプロくんは極普通の一般家庭、中流層ぐらいの生まれみたいです。これなら変なハンデが付きません。やったぜ。

 

 とはいえ山の麓に家があるとか、結構いい立地ですね。何せ近くの神社がいい感じに縦に長い階段があるので、そこでスタミナ作りのダッシュができるので。練習の環境もよさげですよ。

 クラブに入って練習をバンバンこなし、リトルリーグで活躍して中学でシニアを制覇、鳴り物入りで高校野球に攻め込むビジョンがもう見えてますよ。とりあえず今後は礼里ちゃんを如何に同じクラブに引っ張っていくかが問題になりますね。簡単にクリアできる問題ですけど。

 

「あら、専一。お友達が遊びに来たわよ。いつもみたいにキャッチボールでもしてきたら?」

 

 と、いう感じで今回はここまで――っと、うん? どしたのママン?

 あー……そっか。今回はどうやら、低確率でつく初期友人枠が埋まってるようですね。原作で言う矢部くんポジです。

 このポジのキャラは今後、矢部くんばりの腐れ縁で一緒に野球に打ち込んでいくのが確定してます。なので非常に重要なイベントなのですが、別になくてもいいというか……下手なヤツがこのポジにつくと厄介というか……メリットとデメリット、どちらに転ぶかが心配の種です。

 まあいいや、変な奴なら適当に距離を置けばいいだけです。今回は最後に、そのお友達の顔を拝んで終了しましょう。

 

 さぁて鬼が出るか蛇が出るか――

 

「や  っ  た  ぜ!! ウルトラスーパーレアだぁ!!」

 

「なー!? い、いきなり何をするパワプロ!」

 

 思わず抱きついてしまった(大嘘)

 特徴的な声で驚き、玄関前に立っていたのはカワイイ女の子――名捕手と名高い六道聖ちゃんでした。

 もう一度言います、やったぜ。女房役確保です! これでパワプロくんがとんでも化け物ピッチャーになっても捕手の心配は要らなくなったどー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。