男女混合超野球連盟ぱわふるプロ野球RTA   作:飴玉鉛

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今日の分の初投稿です。




糞イベ発生につき一時中断です(憤怒)

 

 

 

 

 

 非攻略対象キャラの幼馴染ーズが恐い実況パワフルRTA再開しますゾー。

 

 突然ですがまずご説明しましょう。これまでのシリーズで六道聖、霧崎礼里の両名が彼女枠になった事はありません。同じ境遇のキャラに橘みずき、早川あおいなどがいますね。

 彼女たちはパワプロシリーズの最初期頃――2018年初出の礼里ちゃんを最初期メンバーに含めるかは物議を醸しますが、21☓☓年現在からすると最初期と言ってもいいでしょう――さておき、聖ちゃんを初め、彼女たちの人気はシリーズを通して非常に高く、ファン達からヒロイン化が熱望されてきましたが、それが実現した事はありませんでした。

 恐らく彼女達はパワプロシリーズの聖域だからでしょう。敢えてファンの要望に応えず、触れられない存在にする事で偶像化しているのだと思います。その流れは本作に於いても同様のものでした。

 とはいえ本作は、長寿作の一つであるパワプロシリーズの最終作。今後はパワプロシリーズが開発・発売される事はないそうです。ならば彼女達の牙城も崩れ、ヒロイン化がされているのではないかと囁かれていたのですが、今のところ聖ちゃん達を彼女にできた例は報告されていないんですよね。

 

 攻略サイトに情報は載っておらず、必然、彼女達は最後の最後まで偶像で在り続けたのだと、未練九割と称賛一割で納得されたのです。

 

 なので彼女キャラ周りのイベントに聖ちゃんたちはノータッチでいてくれる……はず、だったんですが。何がいけなかったんでしょうね?(すっとぼけ)

 

 モブ娘から告白されたのでオッケーし、彼女にしてあげた当日にいきなり聖ちゃん達に見つかり、凄い目で睨まれてですね。翌日の朝練に出ようと玄関の扉を開けると、すぐ外に聖ちゃんと礼里ちゃんがいました。

 ファッ!? ウーン……(失神)

 と、気絶してる場合ではありません。ビビリながらも応対しましょう。へいへいへいどうしたよお二人さん。聖域ヒロイン様のしていい顔じゃありませんぜ。へへ……肩でもお揉みしましょうか?(媚)

 

「ん」

 

 おはよう、と挨拶しましょう。二人と朝から合流するのなんて日常茶飯事なので、特に驚く事でもないですが。挨拶したのに応えてくれず、聖ちゃんがスマホを出してきました。

 いやぁ……スマホとかいう携帯機器、リアルだともう骨董品レベルなのでお目にかかれないです。レアですよレア。

 さておき「ん」と言われてスマホを突きつけてくる聖ちゃん可愛い……可愛くない? 神社の娘さんな聖ちゃんがなんでミスマッチなスマホを持ってるかと言うと、舞台背景的に現代っ娘が持ってない方が不自然だからでしょう。

 とはいえパワプロくんは首を傾げ、それから「あ」と単音で応じます。忘れてました。昨日は帰ったらパワプロくんをすぐ寝させたのでチェックしてないんですよ。いつもは聖ちゃんと礼里ちゃん、パワプロくんの三人のグループでチャットをしているんですが、疎かにしてしまいましたね。無視する形になったことを怒っているのでしょう。

 

「ごめん、昨日帰ったらすぐ寝てたんだ。気疲れしてて」

「気疲れ?」

「気疲れか」

 

 聖ちゃん、礼里ちゃんが意味深に反駁してきます。

 これはいけません! 数多くの修羅場を乗り越えてきたわたしの直感が危険シグナルを検知しました。

 ってお前ら非攻略対象やろがい! 最終作なんだからもしかしたら、と淡い希望を持って友好度をカンストし、何度も告白したのに悉くバッサリ一刀両断してきた事わたし忘れてないですよ! なのでこの危機感は外れでしょう。

 

「昨日の女は誰だ」

 

 礼里ちゃんが唐突にぶっ込んできます。中学生になったからか、この頃一気に原作キャラとしての容姿に近づいてますね。等身こそリアル基準ですけど、あと少しで完全にわたしの知る礼里・聖ちゃんになるでしょう。

 とはいえまだまだ中学生、少女らしい蕾の愛らしさが残っています。可愛い(確信) あぁ^〜ロリコンになるんじゃぁ^〜

 

「あ、見てたんだ? あの娘は俺の彼女だよ」

「は?」

「………」

「な、なんだよ……いいだろ別に。それよりさっさと行こうぜ」

 

 は?(威圧) ってしてくる聖ちゃん。無言で睨んでくる礼里ちゃん。なんだお前(素) おいおいどうしたの落ち着けよ。

 それより家の前で喋ってたら遅刻するでしょ、早く行きましょう。というわけでさっさと二人の真ん中を通り抜けて歩き出します。すると二人共が左右を固めて付いてきてくれました。

 何度もやってますが、やはり両手に華だと気分がいいです。

 

「あの女が、パワプロの彼女か……」

「一応そういう事になるな」

「一応?」

「顔を知らなかったのに、昨日いきなり告白されてさ。俺なんかに告白してくれたんだ、無下にできなかった。でも俺野球に集中してるから、付き合ってる内に向こうが飽きて来ると思う。そのうち別れる事になると思うぞ」

 

 あらかじめ考えていた言い訳、こんなに早く使うことになるとは……読めなかった、この海のリハクの目を以ってしても!

 と、こう言うと若干目つきの険が取れましたね。ですが面白くなさそうですねぇ。やっぱり……野球かなにか? 三人での練習サボった事をこんなに怒ってるなんて、やっぱ好きなんすねぇ(野球) 幼少期から野球漬けにしたせいですっかり野球狂になっちゃって……。

 

「そういうのは感心しないな」

 

 ですよねー。

 真面目な聖ちゃんからするとこういうスタンスは軽薄に見えてしまう――

 

「別れる事が前提とはいえ、気軽に応じるな。私達との練習時間が削られてしまうだろう」

「アイツはお前の表面的なものしか見ていない。付き合うだけ時間の無駄だ」

 

 ――事もなかったようです。あるぇー?

 

 君達ね、そんなにパワプロくんを野球に縛り付けたいんですか。いいじゃないですか恋愛しても! 彼女は(経験点を貢いでくれる)いい子なんですよ!

 礼里ちゃんもお冠ですね。表情の起伏は乏しいのに、今はハッキリ怒ってるのが伝わってきます。うーん……どうしましょう。あっ、そうだ(唐突) パワプロくんも(都合が)いい子ちゃんぶればいいんですよ!

 

「でも振るのは可哀想だろ。なるべく傷つけたくないんだ、練習を疎かにするのは二人に悪いけどさ、ちょっと様子見してくれないか?」

「駄目だ。パワプロの彼女になっても、あの手の女はお前の事をトロフィーのように自慢するだけだぞ。私達が様子見すれば傷つくのはお前の方になる、あんな女より幼馴染を心配するのが道理だろう」

「六道の言う通りだ」

「えぇ……」

 

 わたしは傷つきませんが、確かにあの娘はパワプロくんの彼女になった事を自慢するでしょう。とはいえ女の子同士の横の繋がりが薄いはずの二人が、なんでそんな的確に見抜いてるんですかね?

 やっぱ女の子なんすねぇ。その手の機微を読み取るのはお手の物なんでしょう。すごいなー、憧れちゃうなー。

 

 ふざけんな(声だけ迫真)

 

 これだから彼女枠の重要性が分からん小娘は。遊んでるだけで普通に練習するより経験点を稼げるんですよ、ヤらないわけにはいかんでしょ。それとも二人のどっちかが彼女になってくれるんですか?

 なれないですよね知ってます。彼女になろうともしない、身持ちの硬さダイヤモンドな二人に構ってる暇ないの。わたしはパワプロくんを最強の選手にするの!

 わたしが不服そうな声で唸ると、礼里ちゃんが嘆息した。溜息吐きたいのはこっちなんですけど?(逆ギレ)

 

「――パワプロ。お前は覚えているか?」

「ん、何を?」

「お前がはじめて私に声を掛けてきた時のことだ」

 

 はい? そんなの覚えてるわけねぇダルォ? 何年前の話ですかそれは。

 こっちが覚えてない事を察したのか、肘で脇腹を小突かれました。カスが効かねえんだよ(無敵)

 嘘です。

 痛いですね……これは痛い。いきなり何すんだ怒るぞ(豹変) 当然だよなぁ? 10代半ば未満の小娘に大人げなく全ギレかますぞコラ。

 

 思わず礼里ちゃんを睨む。すると、礼里ちゃんは若干頬を赤くしてます。

 あら可愛い。これは無罪ですわ(手の平クルー)

 

「お、お前が……私を嫁にしてやると……言っただろう? あれはまだ時効になっていない」

「なー!?」

「なー!?」

「ま、真似をするなパワプロ!」

 

 いや素で驚いたんですが……。久し振りに聖ちゃんの「なー!?」を聞けて良かったです(現実逃避) なんだか『前の』聖ちゃんよりずっと冷静沈着なせいで全然聞けてなかったんですよ。

 で……なんだっけ? 思わず礼里ちゃんをガン見してしまいます。するとプイっと顔を逸らされ……か"わ"い"い"な"ぁ"!! かーっ、これで非攻略対象じゃなかったら――って、ん? 今……もしかして……脈があるみたいな言い方してませんでしたか!?

 もしそうなら、これって勲章ですよ? わたしが初の、礼里ちゃんを彼女にした男になれますよ!? 礼里ちゃんの初めての相手になれる!(意味深)

 

「――いきなり何を言い出すんだ霧崎!」

「お、怒るな。パワプロは……ほら、顔はいいだろう。表面しか見れない女が寄ってくるのはパワプロがフリーだからだ。なら私が、パワプロの……彼女のフリをすればいい。そうすれば女が寄ってこないはずだ」

 

 知 っ て た。

 

 お前……お前……! わたしの心のときめきを返せ! そうまでしてわたしから恋愛イベを取り上げたいのか! 仮面夫婦ならぬ仮面恋人とか誰得だよ!

 ってかこんな仮面恋人になるっぽいイベント初耳なんですけど? どうなってるんですか!?

 

「な、ならそれは霧崎ではなく私でもいいだろう!? 私がこっ、ここここ、恋人のふりをしてやる!」

「言い争っても不毛だな……いっそ二人とも恋人のふりをすれば、二股を公然としている男としてパワプロは見向きされなくなるんじゃないか?」

「それだ! 名案だぞ霧崎!」

 

 やめろぉ!(建前) やめろぉ!(本音) パワプロくん(の世間体)が死ぬぅ!

 

「お、おい、流石に冗談……だよな……?」

「冗談に聞こえたのか?」

「パワプロに変な虫が付かないようにするためだ。やむを得ないだろう」

 

 やむを得るに決まってるでしょ!? 非攻略対象に恋愛イベ全般にバッドステータス付けられてたまるもんですか!

 

「やめてくれ。俺、二人とそんなふうになるのは嫌だ」

「っ……なんでだ」

「そんなのっ! ……言えるわけないだろっ」

「あっ……ま、待てパワプロ!」

 

 思わせぶりな事を言いながらダッシュ!

 

 ここは逃げるが吉。今の流れはマズイ、一度仕切り直して主導権を握らないと駄目です。確信を持って言えますよ、これはBADイベントの流れだと。

 だって冷静に考えてみたら礼里ちゃんも聖ちゃんも超可愛いですからね。この二人にフリとはいえ恋人っぽいことされたら誰も寄っちゃ来ませんよ。しかも今後を考えるとこの二人はパージするわけにはいきません。聖ちゃんに至っては矢部くんポジなので腐れ縁不可避、パージしようとしても無理……!

 はじめて見ましたが、これは彼女枠を半永久的に埋めに来るBADイベント間違いなしです。そのくせ礼里ちゃん達は彼女でもなんでもないから経験点ももらえない……! 旨味、ゼロ……! 時間をしゃぶり尽くされる……! そうなったらわたしのチャートがグチャグチャです、オリチャー発動してもリカバリー不能……! 非攻略対象によるイベ潰しとかふざけんな……!

 

 鈍足な聖ちゃんは簡単に巻けます、しかし問題は俊足の礼里ちゃん。今のパワプロくんのステだとミート・パワー・走力の身体能力全てで負けてます。逃げ切れるか怪しい、となると今すぐに経験点を振って走力に極振りして逃げるしか……下手すると脚に爆弾が付きますが、その程度のリスクは許容しなければならないほど彼女枠潰しはヤバすぎるんです。

 っと、あら? 礼里ちゃんが追ってきませんね。走りながら後ろを伺うと、なんとレアい表情でパワプロくんの背中を見ています。熱視線です。怒りとかそういう負の感情は無い……気がします。訳が分からないよ(QB並感)

 

 まあいいや、逃げ切ればこちらのものです。四半世紀も生きていない小娘がわたしの戦略(チャート)を乱そうなど片腹痛いわ。

 と、そんなこんなで登校完了です。ここまでくれば何も出来まい(慢心)

 いくら仲のいい幼馴染とはいえ、男女の性差の壁は大きいですからね。中学時代のチームメイトである男子達と仲良くしていると、女子は基本的に寄ってきません。聖ちゃん達も例外じゃないです。その逆も然りで女子同士の輪の中にわたしも行けませんが、ひとまず安全地帯を確保したのでよしとします。

 

 さて、なんだか前途に暗雲が立ち込めてる気がするので、サクッと今の彼女とデートしたりしてランダムイベを消化し、経験点を吸い付くしましょう。何かが起こりそうならその何かが起こる前に行動するべきです。

 まだ放課後には時間がありますが、スマホで早速彼女に連絡を取り――ってあれ? なんか今、ちょうど彼女からメッセが来ました。なんでしょう?

 

 

 

『ごめんなさい。昨日の事は忘れてください。あたしなんかが力場くんの彼女になるのは烏滸がましいと気づきました。連絡してこないでください。メアドとかの登録も全部消します、あたしからも連絡はしません。ごめんなさい』

 

 

 

「――は?」

 

 なにこれ。

 いやホントなにこれ?!

 なんでまだ何もしてないのに、カップル成立から一日で破局したんですか?

 

 ちょ、ちょっと待ってください。今回は一旦ここまで!

 動画を中断させてください。考えを纏めますんで、それが終わったらまたすぐ再開します。

 それではまた次回でお会いしましょう! ばいばい!

 

 ――訳分からん、原因調べんと先の展開に支障が出るぞコレ。

 

 あ。

 

 wiki調べたらキャラ違うけど類似イベあった……これ、モブ娘を彼女にできなくなる糞イベやんけ……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




基本的に高校編までサクサクいきたいですね(願望)

続きが気になる、面白いと思って頂けたら評価等よろしくお願いします
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