「昨日は何処に行ってたんですか? カズラ様も凄く心配してましたよ?」
「あれ? 私はちゃんと伝えてから出た筈なんですが……」
「【ちょっと出てきます】だけでは、足りませんよ。説明不足です! 流石に一晩中帰ってこないとは思ってなかったそうですし、私だったとしても、同じ気持ちです。……心配します。……とても、心配していました」
森の中で、ノワールとの練習に熱中し過ぎていたせいもあって、帰ってきた頃には日も出始めた朝方になっていた。
ぶっ通しにはなってしまったが、別に体調面は全く問題なし。考えてみれば夜中の間、ずっと身体を動かしていた。元々元来体力は人並みだった筈だが、ここまで出来るとなると、ピカピカの力以外にも身体能力もどうやらかなり向上しているらしい。
……寝不足気味~の様な心配は特にないのは朗報だ。検証しようと思っていた訳ではないのである意味判明出来て良かった。
実の所を言うと、身体能力ではなくピカピカの力の制限時間? の様なモノを推し量るつもりではあった。
その結果。少なくとも、剣の練習は余裕で一時間を超えていた。あの1時間制約は、もしかしたら、能力使用の有無ではなく、光状態をいつまで継続できるかどうかの制限なのでは? と思い始めたりもしている。
流石に1時間以上超えた後に剣で身体を刺してみたり、棒で殴って見たり、はしたくないが。
そして 閑話休題。
現在カズキは、朝方グリセア村へ帰ってきた所で、村娘の1人 ニィナに捕まった状態である。
野盗の一件もあったせいでもあるのだろう。
一応神様設定なカズキ自身が相手であっても、凄く心配してくれていた。
あまりにもカズキがフランクに話すから 自然と接しやすいという理由もあるだろう。
「……私としては、バレッタさんとカズラさんの2人に……、空気を読んだつもりだったんですが、その結果 皆さんにご心配をかけてしまいました。どうもすみません。ニィナさん」
「あ、いえ、その―――…… 兎も角、帰ってきてくれてよかったです!」
カズキは、グリセア村の人達にとって……、否 この世界の人達にとって、人知を超えた存在なので 正直に言えば、身体に関しては そこまで心配する様な事でもなかったりするのが本音だ。……だが、それでも居なくなってしまうというのは、心配する。……もう、戻ってきてくれないのかもしれない、と少しでも考えてしまえば心配してしまう。
カズキが村の子供たちと楽しそうに遊んでくれていた姿は、はっきりと覚えている。
うっとりする様な歌を披露してくれた事もそうだ。
……あの光景がもう見られなくなってしまうと考えると、胸が締め付けられそうになる。
村娘の中でも、バレッタに次いで特に会話を重ねているのがニィナだ。
カズキと話をするのはとても楽しいし、心地良い時間だと思っている。それがもう無くなってしまうのでは? とほんの僅かでも思ってしまえば………。
「あははは。大丈夫です。私は勝手に居なくなったりはしませんよ? 勿論、カズラさんもです。約束します。復興には時間がかかりそうですし、イステリアには何度も足を運んだり、滞在したりする時間は長くなると思いますが、必ずその旨をお伝えします。……それに、ふふふっ。ニィナさん。バレッタさんの所へ行ってたのでしょう? カズラさんとはどんな感じでした??」
そんなニィナの心境を、カズキは理解したのか朗らかに笑いながら否定をした。
何処かへ行くにしても、勝手に消えたりはしないと約束をしてくれた。
それが嬉しくて、先ほどまで少々険しい顔をしていたニィナだったが、ぱっ、と明るくさせていた。
させると同時に、バレッタの事を伝える。その手の話についても 盛り上がってくれるので、大分ありがたかったりしていた。
「あの子はやっぱりヘタレで……。カズラ様関係になると、どうも奥手になっちゃうんです。村の防衛の話や、お2人から頂いた知識等を活用して皆を先導する姿からは、どーもかけ離れちゃって」
「あららー……そうですか。でも、追々ですかね? ちゃんと私はカズラさんが他の女性に向かわない様に目を光らせてますっ! ってまた、ニィナさんの口からもバレッタさんにお伝えください。2人からだと結構効果があるかもしれませんし」
「うーん、私はカズキ様に甘えちゃいそうな気がしますね。【……カズキ様がしっかりと護って?くれてるんだ、って思ったら、私はゆっくりゆっくり、ゆ~~~~~っくりでも大丈夫!】とかなんとか。考えれば考える程、くっつく未来が見えなくなってしまいそうです。寧ろ、ライバルでも出てくれば、話は速くなるかもしれませんね」
「ありゃ、それは考えものですね。……とは言ったものの、ゆっくりでも全く問題はありません。この国を、沢山の人達を手助けして、空いた時間にゆっくりと交流を深めてもらえればそれも良し、でしょう」
ニィナはそれを聞いて、【私たちも、ゆっくりと交流を深めても良いでしょうか………?】と言おうとしたが、直ぐに口を噤んだ。
「おはようございます」
丁度、ばったりとハベルに出くわしたからだ。
ハベルは、まずニィナに軽く挨拶を、そして カズキも居ると確認するとゆっくりと頭を下げた。
「カズキ様。おはようございます」
「あ、おはようございます。ハベルさん。昨日はゆっくりと話をできませんでしたね。……ありがとうございます。カズラさんの姿を見れば、何とかして頂けたのは判りました」
カズキも、ハベルに頭を下げていた。
「いえ。私は当然の事をしたまでです。カズキ様のお役に立てたのであれば、これ以上ない程幸せでございます。今後も、身を粉にし、カズキ様の為に働く所存です。なんなりとお申し付けください」
「あ、あははは。大袈裟ですよー。でも、これからもよろしくお願いします」
「はっ!」
2人のやり取りを見たニィナは、ハベルの方を再度チラリと見た後……、【こんな感じの人だったっけ?】と首を傾げた。
どちらかと言うと、ハベルの上司、隊長のアイザックがこの手の人種である事は理解していて、ハベルには違う印象があった。勿論 副官としての器量は備わっているし、規律を守り、敬意を払い、首を垂れる……と言う所作は完璧に近いものがあるが、何処か打算的なイメージが所々にある印象だったのだ。
でも、今……カズキを見るハベルは、そういった様子は一切見せない。言わば心酔してる? と思ってしまう程になっていた。
―――カズキはカズラ同様、神様の様なモノなので、当然と言えば当然かもしれないが………。
と、少々面食らうニィナだった。
その後、ニィナとは別れて(少々名残惜しそうにしていたが)、カズキはハベルに付き添っていた。
理由はマリーに会いに行く為でもある。カズキがハベルを通して、カズラの事をマリーに頼んだのだから、一言お礼を言いたかったのだ。
「あ、マリーさん。おはようございます」
「っ!? カズキ様っっ!?」
野営所にて マリーの後ろ姿を発見したカズキは、ハベルよりも早く彼女に声を掛けた。
マリーはと言うと、突然後ろから声を掛けられたうえに、相手がカズキだったので、思わずビックリして、抱えていた荷物を落としそうになっていた……が、何とか堪える事が出来た。
「お、おはようございます! カズキ様」
「ハベルさんの家で会った時 以来ですね? お久しぶりです。昨日はカズラさんの事、ありがとうございました」
「い、いえ……、お礼どころか、私はカズラ様にはご迷惑をお掛けしてしまいました……」
カズラの話を振ると、マリーは少しばかり表情が沈んだ。
話を聞いてみると、なんでも、マリーは乗り物酔いをしてしまったらしい。整備されている、とは言い難い道を、ラタが引く馬車で長時間走ってきた事を考えたら……仕様がない事だ。
そして、マリーの様子を見ていたカズラが薬をくれたらしい。その薬は本当に不思議な薬で、一瞬で悪かった気分が良くなったのだ。
まるで魔法の様な薬で、とても高価な物では? とマリーは思い、自分などの為に―――ととてつもなく罪悪感が合ったりしていた。
それでも、カズラは笑って赦してくれて……逆にお世話になったのは自分の方だ、と思えたのだ。
そんな様子のマリーを見て、カズキは笑いながら言った。
「そんな風に思う必要はないですよ。だって、カズラさんは、きっとマリーさんに救われた、と思いますから。……1人きりだったらきっと悪い風にしか考えられなかったと思います。大切な村が襲われた、と聞かされていたのであれば尚更です。私は別行動になってましたし。だから、マリーさん。カズラさんの傍に居てくれて、ありがとうございました」
「あ、いえ! そんなっ! わ、私はたまたま……ハベル様が……」
「はい。勿論、ハベルさんにも感謝感激です。今後とも、よろしくお願いしますね? お2人とも」
「は、はいっ!」
「はい!」
その後も暫くマリーを交えて3人で談笑した後、カズラと合流。
カズラ自身からも、夜中ずっとカズキがバリン邸から不在にしていた事に対して、お叱りを受けた。
森でピカピカの力の練習、と言うのもあるが、もう1つ、カズラとバレッタを2人きりにしてあげよう! 的な、カズキのお節介な面があったとはいえ、心配をかけたのは事実なので、カズキは甘んじて受けるのだった。
ハベルとマリーは、カズキとカズラと別れた後 ほっと胸を撫でおろしていた。
緊張しなくても大丈夫、普通に、と何度かカズキは勿論、カズラにもそんな感じで言われていたのだが……、はい、わかりました。と直ぐに切り替えが出来る程 マリーは器用ではないし、それに軍人でもあるハベルには少々無理難題だった事もあるので仕方のない事だと言える。
「……ハベル様。不思議な方々、ですね。カズラ様もカズキ様も。まるで、身分の違いなんてないみたいに、こんなにも優しく接してくださって。私にお声を掛けて下さって……。……それにあの時、カズラ様は馬車に酔ってしまった私に薬まで……」
ほうっ……と何処か遠くを見ているマリーの視線は、もう見えなくなったカズラやカズキの姿を追いかけているのだろう事が、ハベルにもわかった。
そんなマリーに同調する様に、ハベルも首を縦に振る。
「ああ。……お2人は、とても優しいお方だ。優しい方々に甘んじる事無く、勤めを果たす必要があるんだよ、マリー」
「……はい。勿論です。頑張ります。……あの、私……」
マリーは、ぎゅっ、と左右の手を握って続けて答えた。カズキやカズラに対して、何を感じていたのかを。
「私は……初めてお会いした時にもそうでしたが、凄く緊張していました。……お屋敷で、カズキ様は【頑張ってね、大丈夫だから】と言ってくださいました。最初は、よくその意味を理解していませんでしたが、カズキ様に、カズラ様に出会って接する事が出来て…… その意味を理解する事が出来ました」
マリーは、ただのルーソン家の奴隷。
身分を考えれば、領主の友人と言うとてつもない相手の世話係に任命されるなどあり得ないだろう。ナルソン家が見繕った従者をつけるというのが、普通だと思える。
だけど、今日は自分がカズラのお世話係にとハベル経由ではあるが、任命された。……考えられない事だ。
そして、カズキの言葉を思い出す。……この事を言ってくれたのだろうか、と思う。
まるで全てを見透かしているかの様に……。
「カズキ様は、まるで未来が見えているかの様で……。それに、話をしているうちに、なぜかすごく安心もできて……」
心を赦せる相手。
奴隷であるマリーがそこまで思える相手は、数える程度しか居ない。仕事上での信頼する相手こそはおれども、心から赦せる相手ともなれば、目の前のハベルは勿論。そしてもう1人―――。
「なんだか、まるでお母さんと話しているみたいで――――」
「………」
そう、マリーの母親だ。
今は、
「……ッッ!! も、もうしわけございません!! わ、わたしはそんなつもりで言ったのでは……!!」
マリーは、自分が言ってしまった言葉を思い出し、そしてハベルの表情をみて、直ぐ様謝った。
そんなマリーの謝罪を軽く頷きながら聞き入れるのはハベルだ。
「……うん」
ゆっくりと頷くと、ハベルはマリーの頭を撫でた。
「……ハベル様?」
「マリー。2人でいる時くらいは呼んで欲しいな。兄さんって」
「っ! あ、……に、兄さん……」
「すまない。今までのオレには力が足りないせいで。義母さんを……。……でも、今は違う。……必ず。いつか必ず見つけ出して見せる。……マリー。カズキ様の言葉じゃないケド、オレも使うよ。……大丈夫だから。絶対に、大丈夫。安心してくれ」
「……はい」
ハベルの目的。
それは自身の妹であるマリーにあった。軍部で昇格を目指しているのも、カズキ直属の部下に成れた事に対して心から喜んだのも、全てはマリーに通じる。
カズキは、そんな自分の企みにも似た考えを読んでいたとでもいうのだろうか、と思う事はある。
マリーが言う様に、未来を見ているのではないか? と。
確かに、光を放つ、光に成る、と言った超常的な力を見せられた事もあり、新たに未来が見える、と言われても全く不思議ではない。……それに、本当に見えているというのなら、見えていた尚且つ、マリーやハベル自身に慈悲の手を差し伸べてくれているという事になるのだ。
カズキやカズラに、より強い力に取り入ろうとしたのは事実だが、そこまで信頼を勝ち取れたか? と問われれば 日が浅すぎるという事も有り、完全に不十分だ。
こういう類の話で、類似するのは軍部で賄賂片手にのし上がろうとしている貴族出身の兵の話。
ハベル自身が知る中でも両手で数える以上くらいにはいるのを知っていた。
そういった裏工作、言わば不正をも行っていたとしても、時間と言うのは必ず要する。
だが、抜擢されたのは異例といって良い。その上に本来の目的でもあるマリーの事も考えれば尚更。
なぜ、ハベル自身がそこまでカズキの御手を、慈悲をあやかれているかは分からないが、ただただ 神であるカズキを、そしてカズラを、今後とも粉骨砕身の覚悟でお付きする、お守りする。ただそれだけだと ハベルはマリーの頭を撫でながら、改めて心に誓うのだった。
その後カズキは、カズラと合流。
何人目かになる、夜の外出を少々咎められたが、子供じゃないんだし、と言う事でカズラは割とあっさりとしていた。
次に話すのは今後の予定。
「アイザックさんに確認したけど、後続の到着は、明日の夜には着くらしい」
「なるほど……。つまり、想定より余裕が出来たって考えで良いですかね? イステリアの皆が、肥料を入れる袋を用意して、此処に持ってくる間に日本で物資の調達する、と」
「うん。到着に間に合う様に手配は出来ると思うよ」
と話をしながら、日本へと続く森の中へと足を踏み入れた。
「ノワは……来ないかな? カズラさんにも姿を見せる、って話は以前してたんだけど」
「えっと、……虎サイズの狼の話、だっけ?」
「そうですね。どちらかと言うと、ほら、古いアニメで出てくる山犬に近いかと思いますよ」
それを聞いて、カズラはやっぱり顔を顰める。
某長編アニメの山犬……人間を余裕で吹っ飛ばして食い荒らして……、あのアニメは見た事あるし、インパクトも凄かったから、覚えていた。……そんな最早怪物と言っていい相手がすぐそばに居る、ともなるとどうしても足がすくむ。
「あ、あははは。大丈夫ですよ。カズラさんの存在は元々知っていたようですし、……どっちかと言えば、オレの事を異分子? 扱いしてましたし」
「突然襲われたんだっけ?」
「そうですよ。………ここで突然目を覚まして、文字通り 右も左も判んない状況で囲まれて、メチャクチャやられました。あれは本当に肝が冷えましたよ……」
話を聞けば聞く程、ゾッとする。大丈夫と言われてもゾッとするのを止められない。
はっ、と思い直したカズキは、直ぐに首を横に振る。
「今じゃ仲良しですよ? ぜーーーったい、カズラさんにも、勿論 グリセア村の皆にも危害は加えたりしないです! それに、この森は、グレイシオールの伝説があるから、そうそう訪れたりはしないらしいですし。遭遇する事自体稀な気がします」
「ほんと、カズキさんが居てくれてよかった……。なーんにも知らないで、のほほんとこの道を往復してて、そのノワさん? にばったり出会った日には、ひっくり返りそう。心構えがあるのと無いのとじゃ雲泥の差ですからねぇ……」
たはは、と苦笑いをするカズラ。
そして、そうこうする内に、森の中とは思えない似つかわしくない人工建造物が見えてきた。石造りの入り口で、その袂には小さな墓が作られている。……話には聞いていた グレイシオール本人であろう人の墓だ。
カズキはそっと足を止めて、両手を合わせて祈り、カズラもそれに続く。
おえると、更に進んでいき――――ある一定の境界を超えると、また別の空間に来た。六畳ほどの畳の部屋だ。
「こっちではオレの戸籍は無い筈ですし……、よくよく考えたら色々と不便ですよね……」
「あはは。その辺はオレに任せなさい! バッチリフォローはするんで! ……流石に戸籍取得とかになってきたら、大変だと思うけど」
「あ、大丈夫です。今の所、現住所は、異世界の方にするつもりです」
カズキは、ケロっとしているが……、カズラは内心やっぱり元の世界の事。こことは違う時間軸の日本の事を思い馳せているんだろう、と思っていた。表情には出していない、が何処となく暗い感じがするから。
それでも、表に出さない様にしているのだから、自分から言うものじゃない、とカズラは判断した。
「交通手段が車1つしかないし、またもう一台買っとこうかなぁ」
「おぉぅ……、車をぽんっ、と買えちゃうような話を聞くと、やっぱりインパクトありますねぇ……」
カズラの言葉を聞いて、恐れおののく! のがカズキ。
40億と言う途方もない金額を当てて見せた男はやっぱり凄い強運の持ち主だ。
カズラも、何気にVサインを送っていた。
でも、問題点はある。
「でも、オレは免許証とか無いですし……」
そう、こちらの日本での免許証が無いのだ。……と言うより、問答無用で転送? されてしまったので、財布自体持っている訳がない。
「あっ、それは不味いな。捕まっちゃったら、かなり面倒な事に巻き込まれちゃうよ」
「でしょ? 安全運転はしてきたんですけど、万が一っていうのもありますし」
「うん。ここはより安全性を考慮して、暫くは日本では別行動はやめて、一緒に買い物に行こう。この屋敷は山の中にあって、一番近いトコでも40kmくらい離れてるから、どうしても交通手段は必要だし」
「ですね。流石に日本でピカピカの力使うと大騒動になりそうなので、そっち方面の手段は禁じます。……作者さんが見たらリアルで目玉飛び出しそうですし」
「あ、あははは……。確かに。それにここは向こうと違って飛行機やヘリ、果ては衛星まであるからなぁ、空が安心? とは言えないし」
「はい。なので、基本的にはオレの時代でも日本は平和ですので、この力は封印! って事で」
色々と話し合って決定した。
買い物自体は一緒に行く事にして、そこで力仕事等があれば、カズキが手伝う形。金銭面と、店側と話すのはカズラが全てしてくれる事で収まった。
今回購入するのはそれなりに大量になるので、2人いても必要ない、と言う事にはならないだろう。
「さて、大量の買い物に出発しますか」
「了解です!」
こうして、日本での大量お買い物ツアーが開催されたのだった。