ゲームしてたら異世界に来てました。   作:ハイキューw

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4話 メルエムと懺悔

 

「どうです? 信じていただけましたかね? とりあえず、他の方々にしっかり事情を話して 拘束等をしているのであれば、解放して頂けると助かるのですが………。私にとっても、このグリセア村は大切な村ですので」

「っ……」

 

 

アイザックは、驚きのあまり動く事が出来なかった。

だが、カズキの言葉を聞き、完全に固まっていた身体をどうにか動かす事が出来た。

 

そして、タイミングが良いのか悪いのか……。

 

丁度 副長の男が駆け足でやって来た。

そして、只ならぬ様子に表情を顰めつつ、それでもアイザックがいる事、数人で包囲している事、それらもあって仮に反抗的態度であったとしても対処できる、大丈夫だろう、と判断し アイザックの元へ速足で向かっていって、報告を始めた。

 

ただ、それは アイザックにとっては死刑宣告に等しい内容の報告でもあった。

 

 

「アイザック様。現在 住民の全てを各々の家に入らせ、村長の屋敷も制圧しております」

「!!!」

 

いつもなら、ただの定期報告でもあり、更に言えば 迅速な対応をしてくれた故に、よくやってくれた、の労いの言葉くらいかける事だろう。

だが、今はアイザックにとってはタイミングが悪すぎた。

 

そして カズキからすれば、アイザックがトップで、この後ろの副長が次点。つまり、2人に説明をすれば 制圧した速度と同じくらい迅速に、村の解放をしてくれるだろう、と思えるのでグッドタイミング、である。

 

ただ―――ここで誤算が発生する。

 

何故なら カズキは この世界の詳細について、隅から隅まで覚えている訳ではない。

 

何せ膨大な数の書籍のうちの1つなのだから当然と言えば当然。記憶力が悪い訳ではないが、突出して良い訳でもないから。だから この後起こる事を完全に忘れてしまっていたのだ。

アイザックの事を、それは アイザックの性格が故に、とんでもない行動をとってしまうという事を。

 

「ハベル!! 直ちに村を解放しろ!! 急げ!!」

「……は?」

 

アイザックは慌てて副長のハベルに村の解放を命令した。

だが、ハベルにとってみれば 命令通りに制圧したのにいきなりの解放命令だったので、混乱してしまって思わず正しからぬ言動をしてしまっていた。だが、アイザックの今まで見た事の無い程の鬼気迫る様子にそれ以上何も言えなくなってしまっていたのだ。

 

そして アイザックにしてみれば、一瞬一秒さえ惜しい状況である。

今直ぐにでも村を解放させたいのだ。自分が犯してしまった重罪を悔い改める為に。

 

――そして、それを見届けた後に 己の命を差し出す為に。

 

ちゃんと、全てを確認してから償いたかったが、今のアイザックにはその時間さえ惜しかった。

 

「……ハベル。必ず解放するんだ。頼むぞ」

「は、はぁ……。了解しました」

 

ハベルはとりあえず命令を聞く様に頷き、それを確認し終えた後、アイザックは 意を決したような表情でカズキに向き直った。

 

「申し訳ございません。……グリセア村は、必ず解放させると約束致します。そして――数々の無礼 どうか、どうか、私の命1つで赦していただけないでしょうか。部下たちは私に従っただけなのです。全ては……私の独断です。どうか、部下たちには寛大な処置を………」

 

すっ、と手に持ってた短剣を首元へ……。そこまで見た途端に顔を真っ青にさせたのはカズキ、そして カズラやハベルも同様だ。

 

「うわわっっ!! ちょっと待った待った!!(そうだったよ!! この人って確かこんな感じだった!! って言うか、前にも似たようなの見たぞこれ!)」

「や、やめてくださいっ!!」

「アイザック様っ!? なにやってるんですか!!」

 

丁度ハベルがアイザックの短剣を力づくで握って止めてくれた。グローブを嵌めたハベルの手に刃が食い込んでいる。もしも、素手だったらと思うと正直痛いが、今は非常にナイス判断である。アイザックは思いの他 思い切りが良かったようで、相応の力が入ってる様子。つまり、ハベルが刃を止めてなければそのまま首を掻っ切る様だった。一切の躊躇いもなく。

 

「ナイスです! ハベルさん!! ぜーーったい手を離しちゃダメですよ! 説得しますんで!! アイザックさんっ!? まずゆっくり力抜きましょう! 私達はあなたの命なんかもらっても困ります! ですよねっ?? カズ……グレイシオ―ル様!? ね? ね??」

「も、勿論です! それにあなたは職務を忠実にこなそうとしただけでしょう!?」

 

ハベルが何度か抑えている間に、カズラとカズキが説き伏せる。

2人の神様(笑)にそう言われてるのに、それを無視して自害する訳にはいかないので、どうにかアイザックは力を抜いてくれた。

 

「し、しかし 私は神に不敬を……。私が出来るのは命を持って償うしかありません……」

「気にしなくて良いんです! ぜーんぜん! そもそも私は全く気にしてませんので!」

 

カズキは、アイザックの両肩を掴んでガクガク揺さぶった。

 

「首1つで許して~、なんてやり取り もう1回で充分なんです!! と言うより今後一切聞きたくないセリフNo.1です!」

 

カズキの言っている意味、言葉の意味がいまいち判らない所があるアイザックだったが、命を差し出そうとするな、と言っているのは判った。

 

「ぁぁ……、し、しかし……それでは私はどうすれば……」

 

どう悔い改めれば良いのかわからず、ただただアイザックは憔悴していった。

そんなアイザックを他所に、カズキは今まさにテンパっている。

 

アイザックは自責の念に駆られつつ、混乱している。そんな2人を見ていたら 逆に落ち着けるのはカズラだった。

 

横からそっと顔を出して、神様っぽい……そう、慈愛の神様のように優しさを頑張って出しつつ、それでいて微笑みも絶やさず落ち着いて話しかけた。

 

「あなたは、自分の職務を忠実に全うしただけでしょう? そして、己の命を差し出し、部下を守ろうとした。そんな素晴らしい人間を罪に問えましょうか。それに私の友も許すと言っています。これ以上は何もありません」

「うぅ…… っっ、い、いえ ですが……私は神々を捕らえようとしました。その上暴言まで……それは赦されるとは到底……」

 

無限ループである。

赦す、赦されない。それの繰り返し。どうすれば良いか……、と考えつつ、また衝動的に刃を己に立てないとも限らないので、カズキが一歩前に出た。

 

「な、なら 私に暴言を吐いた事を悔いている、と言うのなら、私の命令はきけますか?」

「っっ!! 勿論でございます!」

 

跪くアイザックを見て カズキは思いっきり息を吸い込んで―――、大きく両手を振りかぶって、手を叩いた。

ばちんっ! と言う乾いた音が響いたのと同時にカズキは宣言する。

 

 

「はいっ! この件は全て不問って事で終わりにします! 蒸し返すの禁止! 罪とか無し! いつも通りに戻ってください! 普通に接してください!! これは神様(笑)の命令です!!」

「私も大賛成。この村でのあなたの全ての罪を赦します。グレイシオ―ルの名のもとに」

「ええっ!? 直々に免罪を……!? あ、あぁぁぁ……」

「あ、アイザック様! 気をしっかり!!」

 

本当に気を張り詰めていたのだろう。アイザックは力なく崩れ落ちる様だった。地面に倒れこむ前にハベルがどうにか抱えた。

 

「アイザック様。いったいどういう事なのか説明をしていただけないでしょうか? その、神……と言うのはいったい??」

「っっ、は、ハベル!?」

「オールOKです! 判らないのは当然! 全然構いません! 不敬とか無し! フランクOK。でも、どうしても気になるって言うんなら、説明する間だけ許すって事にします! じゃないとハベルさんがあまりにも不憫です!」

 

アイザックは、ハベルの言い方等が また神の怒り(元々そんなの無いが)を買いそうだと思ったのか慌ててやめさせ、頭を地につけさせようとするが、そこは強引な手段でカズキが止めた。カズラも、この人種は面倒くさいモノ、と心の底から思ったようで、なんとも言えない顔になっていた。

 

 

 

そして、その後はハベルにもしっかりと説明された。その上でカズキがピカピカ能力を披露し、否が応でも納得させた。と言うより、超常現象を目の当たりにした為信じる以外何も出来なかったというべきだ。

 

 

とりあえず、外でずっと騒いでいる訳にはいかないので村長の家にまで行く事になった。

 

 

その道中の事。

 

カズキはバレッタに耳打ちをした。

 

「バレッタさん すみません。……えっと、グレイの意味が慈悲と豊穣、でしたよね? なら、光ってこちらの世界では何というんですか?」

「あ、はい。光は【メルエム】と言います。正しくは【全ての光】それがメルエムの意味でしょうか。リブラシオール様の伝承の中にある言葉です」

「成る程……。よしよし、なら不自然じゃないですね。……ええっと、私…… っとと、オレ、カズラさんがグレイシオ―ルって呼ばれる場面の時は【メルエム】って名前を使わせてもらいますので、バレッタさん……何度も何度も頼って申し訳ないんですが、それとなく村の皆さんにも周知して頂けないでしょうか……? こんな身体ですし、信じられないという人がいれば直ぐに私が言って説明しますので。それとなくフォローしてもらえると助かります」

 

カズラがグレイシオ―ルである、と言う事はこの世界では直ぐに周知される事だ。同じ世界から来た以上、アイザックたちにも色々と説明をする以上は、神様名くらいは持っておいた方が都合が良い。

丁度【光】になれる身体なので、カズラと比べれば断然説明がしやすい。

 

「ふふっ、はい! ふぉろーは任せてください!」

「ありがとうございます」

 

 

バレッタは、何処までも腰が低い神様(仮)のカズキを見て思わず笑みを見せてしまっていた。

そして、カズラの事も交互に見る。

 

カズラが暮らしていた世界……日本。

 

かの世界の男の人は皆 こんなにも優しく、そして強い人達なのだろうか、と思えてしまっていた。

 

カズラは 瀕死の村を助けてくれた。

カズキは、強大な力を持っているというのに、敵国の様に力で回りを捻じ伏せ、支配しようとする気配がまるで見えないのだ。

 

心の底から優しい人とはこう言う人たちの事を言うのだろう、とバレッタは思うのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、カズキの事は言われるまでも無く、神様パワー(ピカピカな力)を見せて一瞬で信じて貰えて、カズラに関しては 村長バリンの屋敷に置いてあった日本から持ち込んだ道具の数々を見せて、それで(もう既に信じてるが)グレイシオールである、と信じてもらえる事になった。

【メルエム】は全ての光、と言う名である為、光になる事が出来る、と決着。だが、【グレイシオール】は慈悲と豊穣の神と言う意味。なので、凄い力を直ぐに見せる、今までの現状から説明。

グリセア村の人々を飢餓から救い、更に干ばつから村を救い、作物を育て上げ、全てにおいて必要不可欠である水を、水車と言うこちらの世界から見れば トンデモナイ発明品で齎した、と言う実績から完全にグレイシオールそのものだと信じてもらえた様だ。

 

 

「ふぅ、これで私たちがイステリアへ行く必要は無くなった訳ですね?」

「はいっ!! 勿論でございます! グレイシオール様!!」

 

粗方説明を終えて、一息ついていた時だった。

ハベルが跪いたのは。

 

「恐れながら申し上げます。現在、このアルカディア国内は大規模な飢饉が発生しており、その多くの民が苦しんでおります。……どうか、どうか、我々を救っては頂けないでしょうか……?」

 

ハベルの言葉を聞いて、神様説得にばかり頭を使っていたが、このアルカディアと言う国の現状について再認識した。

 

「あぁ、そうですよね……」

「(何せ慈悲と豊穣のカミサマでしたら、そりゃ 崇め奉って救いを求める筈ですよ。大飢饉が起きてるなら尚更です)」

「(そーだよねー。仮にも神様が現れた! ってなったら、それも伝承が残ってる村からともなれば、それなりに直ぐ伝わりそうだし)」

 

 

カズキとカズラがぼそぼそ、とやり取りをしているのを見て、ハラハラしているのはハベルとアイザック。また、不敬を? と内心不安でたまらないが、それでも国の現状を考えたら、何度でも何度でも頭を下げるつもりだった。……それを許されるのなら。

 

「どうか、私からもお願い致します……。国王や各領主は様々な手段を講じてはいますが―――、前例のない災害に見舞われて、成すすべも……」

 

アイザックも頭を下げた。

そんな2人を見たら、仮にカミサマじゃなくたって無下にはしたくない、って思うのは普通だろう。

 

「(……カズキ、アルカディアの人口ってどれくらいだと思う?)」

「(2人に聴いた方が早くないですかね? って思いましたけど、たぶん、万は余裕で乗ると思いますよ。10、いや100? くらいは。何せ()ですし。それに ()領主とも言ってましたし、各々の地区を納める領主も多数いるとなるとやっぱり……)」

「(だよなぁ……、まぁ 一応……)」

 

カズラはカズキの言葉を聞いて、恐らくは間違えていないだろうけれど、裏を取ろうとアイザックに聞くことに。

 

「この国の人口ってどのくらいなんですか? 何分私はグリセア村周囲の管轄でして……」

 

知らない事をそれっぽい事情で誤魔化すカズラ。

それに関しては、2人とも別に不思議に思う事は無かったので、普通に答えた。その答えは期待? を裏切らないものである。

 

「200万ほどだったかと。因みにイステール領は約45万程です」

「…………」

 

 

勿論、カズラの頭の中では、【多すぎだよ! 全員助けるなんて無茶だよ!!】と頭の中を巡りに巡った。

カズキは、大体の記憶と擦り合わせて、間違えてなかった事にある意味安堵。

 

人手を考えたら、そんな大規模な事は出来るワケもないし、カズキに至っては、光の能力は凄いけれど、殆ど見た目重視な力だ。作物を育てたり、飢えから人を救ったり、そんなカミサマみたいな事出来ない。

 

「……そのすべてを直接私たちが、と言うのはあまり好ましくはありません。人間の問題は人間の力で解決すべき事ですから」

 

カズラの言葉に顔を真っ青にするハベル。

 

「し、しかし、それでは……!」

 

だが、ハベルの言い分はもっともであるが、相手が悪すぎる、とアイザックは叱責する。

 

「ハベル!! 口を慎め! 神の御前だぞ!!」

 

そして、ハベルとてアイザックの言っている事の意味が判らない程、無神論者と言うワケではない。と言うより、この国に生きる者であればグレイシオールの話は誰もが知っている。それでも、言うように神の御前であったとしても、簡単に退いてはいけないと思っているのだ。

 

「し、しかし このままでは何千、何万もの餓死者が………!」

 

そんな悲痛な叫び。

聞き入れる事が出来なくて、何が神様だろうか。

カズラは笑顔で頷きながら言葉の真意を説明した。

 

「我々は見捨てるとは言ってませんよ。農作物の増産法や効率的な道具の作り方を教えましょう。他にも何か目につけば助言をしましょう」

「それに、どうやら私は【光】を冠する名、メルエムと言う名でこの世界には伝わっている様子です。……今のあなた達を見捨ててしまえば、それこそメルエム()でなくなってしまう。私もグレイシオールと同じ考えです」

 

それに同調する様にカズキも頷く。

それを聞いてお通夜状態な表情をしていた2人も一気に生気を、笑顔を取り戻した。

 

「「グレイシオール様! メルエム様!!」」

「ですが、条件はありますよ。今後、私がグリセア村でなにをしようとも一切干渉しないで欲しいのです。村や村人に対し、不当な扱いがあれば、我々はすべての援助から手を引きます」

 

世の中甘い話ばかりではない……、と言うのはどの世界ででも共通する事の様だ。手放しで喜ぼうとしていた2人だったが、とりあえず気を落ち着きなおした。

 

「それはこの村を特別扱いをしろ、と言う事でしょうか?」

「いいえ。そうではありません。私たちが齎した技術、そして知識、それらを持つ村人を無理矢理移住させたりするな、ということです。税の義務などは従来の法に則っていれば問題ありませんから」

「……分かりました。今の内容は領主、ナルソン様に私が直接お伝えします。必ずや、ご意向に沿える形にいたします」

 

アイザックは再び首を垂れる。ハベルも同じく。

 

ナルソン、の名を聞いてカズキは少し考えた。

当たり前だが、いきなり 神様がグリセア村へとやってきて援助してやる代わりに村を特別扱いしろ、なんて荒唐無稽な話、誰が信じるだろうか。

 

「アイザックさん。そのナルソン様に説明が必要なのであれば、私を連れて行ってくれてもかまいませんよ」

「!!」

 

それを聞いて、ぱあっ! と花開く様な笑顔になるのはアイザック。

 

「い、イステリアへ来て下さるのですか!?」

「はい。神なる証明が必要であれば、私が一番手っ取り早く説明が出来ますからね? ほら、こんなの見せられたら誰だって信じるでしょ?」

 

HAHAHA、と笑いながら指先で光を生み出し、ひゅんひゅんと光の筋を作って遊んだ挙句に、その光る筋を道へと変えて文字通りの光速移動。

凄い笑顔のアイザック。そしてハベルは何処か引きつった笑顔だった。

 

「私はカズラさんとは少し違う能力を持っています。ですので、此処は適材適所、と言う事で私がイステリアへと向かうのが良いと思いますが、どうでしょう?」

「確かにそうだけど、事の説明やこれからの話、それらをするとなれば 慈悲と豊穣の神()もいった方が一番とも思うんですけど……」

「あはは。カズラさん。2人ともグリセア村を留守にしたら、皆さんが寂しがると思います。まだ、私はこの世界に来て日も浅い。カズラさんが残ってくれた方が村の人達やバレッタさんも安心だと思うんですけど」

 

 

横で不安そうな顔をしているバレッタをチラッ、と見た後カズキはそういう。だけど、それでも カズキ1人の負担が大きくなってしまうのは判る。領主と話をつけるともなれば尚更で、自分が言い出した事だと言う事もあって、カズラも引かなかった。

 

少しの間ちょっとした押し問答が続いた後、バレッタが【私がお2人についていきます!】と提案。

カズキは、村の事を想ってくれてカズラを残そうとしている。

カズラは、村の事は勿論だが、カズキの負担の事を考える。

 

なので、それらを解消する為に、バレッタは提案したのだ。

 

村の皆を説得する時 バレッタが居れば必ず戻ってくる、と言う説得力が増す事になるし、何より村出身者が一人でも居れば、現状・過程を把握しやすくなる。

 

バレッタの提案にはカズラもカズキも渋ったのだが、最終的には彼女の押しの強さもあって、カズラ、カズキ、バレッタ、そして父親のバリンの4名でイステリアへと向かう事になったのだった。

 

 

 

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